2008年08月21日

■プレミアシップ Week1 ~ Sunday in the park~ 【プレミアF】

遅ればせながら、開幕戦2日目のレポート。


Chelsea 4-0 Portsmouth

最高のスタートを切った。在り来たりな言葉ではあるがこれ以上にチェルシーを表現している言葉は見当たらない。

シーズン前、積極的な補強を敢行し、あるいは台風の目になるのではないか?との話も上がっていたポーツマスを一蹴。スコアはもちろんのこと、内容的にもポーツマスを相手に完勝して見せたのだから、現在のチェルシーの状態に文句をつけることは出来ないだろう。

ポジティブな要素が多すぎて書き切れないというのも珍しいが、本当にそんな状態なのだ。円熟味を増したディフェンスラインはポーツマスの2枚看板、デフォーとクラウチの凸凹コンビにほとんど何もさせず。マケレレの移籍により、心配されていたアンカーにはミケルが入り、前任者にはないパスセンスでチームを活性化させた。デコは何の違和感もなくチームに溶け込み、ランプス、J・コールのコンビはなんと卓越したことか。特にJ・コールはフィジカル面に問題を抱えていた3,4シーズン前が嘘のように、完全あるプロフェッショナルであることを証明するようなパフォーマンスだった。体はキレキレで、A・コールとの絡みは今期相手チームを悩ますことになるだろう。

そしてフェリペ・スコラーリが「今期はアネルカの年になる」とまでいったニコラ・アネルカはその期待に応えるかのような働きでチームに貢献し、自身も1ゴールを奪ってみせた。バラックの負招交代は気がかりだったが、それを差し引いて余りあるほどの希望がスタンフォードブリッジにはあった。モウリーニョの幻影をいまだに見ている感のあるチェルシーサポーターだが、この試合を見せられてはフェリポンに期待せざるを得ないだろう。

今期はその強さ、そしてエンターテイメントの面でも我々を楽しませてくれそうなチェルシー。実に期待に胸の躍る、最高の開幕戦だった。


一方のポーツマスに関してだが…はっきりいって何もできていなかったため、書くことがない。正直、相手が悪かった。ポンピーが最悪だったわけではなく、チェルシーがそれほどまでに強かったのだ。次節から気持ちを切り替えて、試合に挑んでもらいたい。


Aston Villa 4-2 Man City

こちらは中継がなかったので、印象を。
おいおい、いきなりやるな、アグボンラホール(笑)


Man Utd 1-1 Newcastle

負傷者が多数出ているユナイテッドにとってこの結果はある程度予測できたもの。アレックス・ファーガソン監督がある程度の理解を示していることをみても、さほど大騒ぎする必要のあるドローではない。

ただチェルシーの強さを目の当たりにした後では、少々不安になってしまうというのが正直なところだろう。昨期はスタートダッシュに失敗したが終盤に持ち直すことが出来た。だがチェルシーも同じこと。モウリーニョが退任するなどゴタゴタしていた感の強いチェルシーをユナイテッドは振り切ることが出来たが、今期のチェルシーは万全の体制でシーズンインし、開幕戦で最高のパフォーマンスを披露した。

このニューカッスル戦を見る限り、ユナイテッドがここ数試合でさらに勝点を落とすことは十分に考えられる。逆にチェルシーが勝点を落とすことを想像することはちょっと難しい。序盤に大差をつけられ、そのままズルズル…といったことも十分考えられるわけだ。

怪我人が多く、未知数の若手を使っていかなければならない序盤をどのようにして乗り切るか。ユナイテッドの今期は、ここにかかっているといっても決して過言ではない。


対するニューカッスルは昨シーズンのユナイテッド戦の成績を考えればアウェイで勝点1というのは御の字といえる。パフォーマンス的にもコロッチーニの加入とシェイ・ギブンの復帰により、課題の守備の改善へ向けて光が差し込んでいる。特にコロッチーニはほとんどぶっつけ本番で向かえた開幕戦だったがその闘志を十分に発揮し、このドローに一役買っていた。もちろん周囲とのコンビネーションの確立にはまだ時間がかかるだろうし、プレミアのスピードについてこれていない場面も見られたため、それらを今後、どのようにして改善していくかが問題といえる。

攻撃陣には元々タレントが揃っており、守備が安定すればさらに攻撃でいい面を発揮することが出来るだろう。マルティンスの速さ、ミルナーやエンゾグビアの突破力は、間違いなく武器なのだから彼らの長所を活かすためにもまずは守備の体制を整えてほしい。

ただひとつ気がかりなのか…ケヴィン・キーガンである。マルティンスがあれほどのパフォーマンスを披露したというのに、いや、マルティンスがあれくらいやってくれることは想定内中の想定内だったはずなのに、彼は「開幕戦はオーウェンとアメオビでいく」と発言していた。(キーガンの場合、マインドゲームというわけではないだろう。)昨期、ヴィドゥカとマルティンスを冷遇し、オーウェンとスミスの2トップに拘っていたことを見ても彼のファーストチョイスは選手のパフォーマンスではなくイングランドという国籍なのではないか、と疑ってしまう。

キーガンが、変な疑念に揺さぶられることなく、その時最高のメンバーをスターティングイレブンにチョイスできるのか。ニューカッスルの今期は文字通り指揮官の選択にかかっている。

posted by so-ma |18:24 | ■08-09 英国フットボール | コメント(2) | トラックバック(1)
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2008-08-22 00:52 | 続きを読む
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コメント投稿者ID :

アーセナル、一応勝ちましたね。1-0でしたが,僕なりなは全然良かったと思います。初戦のプレッシャーの上に、新しいメンバーとの連携。そういった点では100点をあげてもいいくらいです。しかもナスリが決めましたからね。これからもこの調子で優勝を目指して頑張ってほしいと思います。

posted by アーセナル命 | 2008-08-21 21:53

>アーセナル命さん

コメント投稿者ID :

コメントありがとうございます。

そうですね。まずまずのスタートだったと思います。
ただナスリがいきなり故障し、セスクやディアビも怪我ですからね。ただでさえ層が厚いとはいえないだけに、ちょっと心配ではあります。

posted by so-ma | 2008-08-21 22:30

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