2008年05月08日
07-08 チャンピオンシップ総括 【プレミアF】
プレミアシップは最終節を残し、優勝争い、UEFAカップ出場権争い、残留争いがそれぞれ大詰めを迎える中、チャンピオンシップ(実質2部)は一足先にシーズンが終了した。 以下、最終的な順位表である。(左から順位、チーム名、試合数、得失点差、勝点) 1 West Brom 46 33 81 2 Stoke 46 14 79 --- --- --- --- --- --- --- 3 Hull 46 18 75 4 Bristol City 46 1 74 5 Crystal Palace 46 16 71 6 Watford 46 6 70 --- --- --- --- --- --- --- 7 Wolverhampton 46 5 70 8 Ipswich 46 9 69 9 Sheff Utd 46 5 66 10 Plymouth 46 10 64 11 Charlton 46 5 64 12 Cardiff 46 4 64 13 Burnley 46 -7 62 14 QPR 46 -6 58 15 Preston 46 -6 56 16 Sheff Wed 46 -1 55 17 Norwich 46 -10 55 18 Barnsley 46 -13 55 19 Blackpool 46 -5 54 20 Southampton 46 -16 54 21 Coventry 46 -12 53 --- --- --- --- --- --- --- 22 Leicester 46 -3 52 23 Scunthorpe 46 -23 46 24 Colchester 46 -24 38 ■悲願の昇格を果たしたのは… チャンピオンシップを制したのはウエストブロムだった。ケビン・フィリップス、ゾルタン・ゲラ、ジョナサン・グリーニング他、プレミアシップでの経験が豊富なプレイヤーたちを擁し、圧倒的な攻撃力で頂点に立ったのだ。得点88、得失点差33は断トツの数字である。自信の表れからか、トニー・モウブレイ監督は来期、プレミアシップの舞台でも「攻撃的サッカーで挑む」と意気込んでいる。 2位に入ったのは古豪ストーク・シティ。ウエストブロムとは対照的に、こちらはしぶとく堅実に昇格を決めた印象だ。例えば優勝したウエストブロムの敗戦数が11なのに対して、ストークはわずかに9。圧倒的な支配力で試合を制すというよりも負けないフットボールが実を結んだといえる。 両チーム共に素晴らしい結果を残したことに拍手を送りたい。来期、プレミアで戦うにあたっては双方課題は多いが(ストークはタレント不足、ウエストブロムはスタイル上はまれば恐いが意外と簡単に折れてしまう可能性も)、善戦し、旋風を巻き起こしてくれることを期待する。 ■最後の椅子を制するのは? そして注目の昇格をかけたプレーオフへと進出したのはハル・シティー(3位)、ブリストル・シティ(4位)、クリスタルパレス(5位)、ワトフォード(6位)。プレーオフ進出の可能性があったウルブス、イプスウィッチはわずかに及ばず、苦渋をなめることとなった。シーズン中盤までプレーオフ圏内をキープしながら終盤、突然失速したチャールトンの昇格を願っていた筆者としては少々残念だが、これも力が拮抗し弱肉強食のチャンピオンシップでは仕方のないことである。 プレーオフでは3位と6位、4位と5位がホーム&アウェイ方式で対戦し、ウェンブリーでの決勝を目指す。 以前観戦に訪れ、その時は「このままでは昇格は厳しいかな」と書いたクリスタルパレスだったがその後レンタルで獲得した戦力が噛み合い、4勝1敗の好成績でプレーオフ圏内に滑り込んだ。しかもこの間の対戦相手にはストーク、ワトフォードが含まれていたのだから、タフなライバルを相手によく勝ちあがったものだ。それもディヴィジョン最小失点42をたたき出した堅守があってこそのものだろう。 プレーオフになったらディヴィジョンでの順位は関係ない。6位が勝ちあがるケースなどざらである。個人的にはロンドンに住んでいることもあり、パレスやワトフォードに期待したいと思っているが果たして。プレーオフ1回戦ファーストレグは今週末開催される。昇格の最後の椅子を手にするのは一体どのクラブになるのだろうか。 ■無念の降格… そして降格についても触れておかなければならない。降格の淡き目にあったのはコルチェスター、スカンソープ、そしてレスター。最終節、レスターはストークとのアウェイ戦で善戦したものの、わずかならが残留ラインには届かなかった。いくら主力が抜け、拮抗した力の中ディヴィジョンを戦っていたとはいえ、つい数シーズン前までプレミアシップに所属していたのだから、少々驚きである。チャンピオンシップのレベルも侮れないものだ、と改めて考えさせられる。 一方でコヴェントリー、そしてセインツ(サウサンプトン)は何とか生き残った。個人的にセインツの降格だけはどうしても避けてほしかっただけに、結果には満足といったところか。ただ来期は昇格争いに加わってほしいものである。 ■新たなる挑戦者 最後に、来期チャンピオンシップに加わるクラブについて少し。リーグ1(実質3部)を断トツで制したスウォンジーがいち早く昇格を決め、2位には古豪中の古豪で、1970年代から80年代にかけてイングランドのみならず、欧州を席巻したノッティンガム・フォレストが入った。そしてプレーオフにはあのリーズも残っており、こちらからも目を離せない。 正直、どのようなチームに仕上がっているのかはほとんど分からないが、彼らが新たなる息吹をチャンピオンシップにもたらしてくれることを期待する。 さて、プレーオフを残しているとはいえ、一応シーズンは終了し、ひと段落した。タフなシーズンを戦い抜いた各クラブ、選手そしてファンの皆さんにはお疲れ様と声をかけ、ゆっくりと来る来季に向けて英気を養ってもらいたい。 本当にお疲れ様!そしてまた来シーズン会いましょう!
posted by so-ma |14:51 |
07-08 英国フットボール |
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この記事に対するコメント一覧
07-08 チャンピオンシップ総括 【プレミアF】
こんにちは。
チャンピオンシップ情報は日本では入手しづらいです。
現地にいるso-maさんのようなファンの方からの情報頼みです。
感謝!
イングランドで最ももりあがるのはコミュニティシールドでも、ビック4の直接対決でもなく、プレーオフのウェンブリーだと聞いたことがあります。
so-maさんは見に行かれるのでしょうか?
日本でも放送される日がくるといいんですけど、無理だろうな。
posted by strawberryfields | 2008-05-08 16:21
07-08 チャンピオンシップ総括 【プレミアF】
いつも楽しく拝見しております。イングランドのプレミアリーグの情報、ブログなどはいっぱいあるのですが、チャンピオンシップの情報までフォローしてきただいているのでとても楽しみに読んでます。
来期はチャンピオンシップにノッティンガムフォレストが
帰ってくるんですね。
私ノッティンガムに留学経験がありまして、そこでフットボールの魅力を教えてもらいました。
最近の凋落ぶりをとても心配してました。しかし来期は
チャンピオンシップが楽しみになりました。いつの日にか
プレミアへ昇格できればうれしいです。
posted by クライフ君 | 2008-05-08 16:24
07-08 チャンピオンシップ総括 【プレミアF】
いつも貴重な情報をありがとうございます。
こうしてチャンピオンシップの構成チーム名を眺めると、90年代の懐かしい記憶が思い出されます。
ファンというほどではありませんが、クリスタルパレスのプレミアリーグ昇格には期待しています。そしてぜひジョンソン選手を買い戻してほしいものです。
posted by saneyoshi | 2008-05-09 00:58
>strawberryfieldsさん
皆さん、コメントありがとうございます。
>strawberryfieldsさん
お褒めの言葉、感謝しています。これからも出来るだけ、下部の記事について書いていきたいと思うのでよろしくお願いします。
プレーオフですが、なかなかチケットが取れないんですけど、何としても行こうと考えています。出来ればその記事もアップしたいところです。
posted by so-ma | 2008-05-10 04:30
>クライフ君さん
>クライフ君さん
ありがとうございます。ノッティンガムフォレストの復活は嬉しい限りですね。チャンピオンシップを多いに盛り上げ、いつの日かプレミアへの昇格を果たしてほしいと思っています。
posted by so-ma | 2008-05-10 04:34
>saneyoshiさん
>saneyoshiさん
AJはクリスタルパレスのエースでしたからね。あのシーズンはウェイン・ルートリッジと彼がパレスを支えていましたし、素晴らしい活躍を見せていましたから。
後、ニール・ワーノック監督がもう一度プレミアで指揮を取るところを見たいという気もします。彼は色々とお騒がせな方ですから(笑)
posted by so-ma | 2008-05-10 04:37


