2008年05月06日

全ては最終節へ… 【プレミアF】

■Newcastle 0-2 Chelsea

難敵ニューカッスルを退け、チェルシーは優勝への望みを最終節へと繋いだ。


そして以下が37節終了時点の順位表である。(左から順位、得失点差、勝点)

1 Man Utd            56   84 
2 Chelsea          39   84 
3 Arsenal             42   80 
4 Liverpool           37   73 
--- --- --- --- --- --- ---
5 Everton             20   62 
--- --- --- --- --- --- ---
6 Aston Villa        20   59 
7 Blackburn           5   58 
8 Portsmouth         9   57 
9 Man City           -1   55 
10 West Ham        -8   48 
11 Tottenham         7   46 
12 Newcastle      -18   43 
13 Wigan            -15   40 
14 Middlesbrough -17   39 
15 Sunderland     -22   39 
16 Bolton           -18   36 
17 Fulham          -23   33 
--- --- --- --- --- --- ---
18 Reading         -29   33 
19 Birmingham    -19   32 
20 Derby            -65   11 


■プレミアシップを制するのは?

ユナイテッドはウエストハムに大勝し、チェルシーもアウェイでニューカッスルを粉砕した。これにより、同勝点のまま優勝の行方は最終節へともつれ込むこととなった。最終節、ユナイテッドはアウェイでウィガンと、チェルシーはホームでボルトンと対戦する。

ユナイテッドの有利は変わらない。得失点差では大きくチェルシーを上回っているユナイテッドだけに、ウィガンに勝利すれば文句なく優勝が決まる。しかもウィガンはすでに残留を決めており、モチベーションは他のチームに比べると低いだろう。ユナイテッドの勝利は、堅いといえる。

ウィガンのプレイヤーたちには自分たちのホームで優勝を阻止しようとの意気込みを持って試合に挑んでもらいたいが、果たしてどうか。ただウィガンは今期、リバプール、アーセナル、そしてチェルシーに引き分けている。ユナイテッドにはアウェイで4-0で敗れているものの、今回はホーム。もしかしたら…という気がしないでもない。

対するチェルシーの対戦相手のボルトンもほぼ残留を決めており、モチベーションとしてはウィガンと変わらないだろう。しかも試合会場はスタンフォードブリッジ。曲者ボルトン相手とはいえ、チェルシーが勝利する可能性は高い。チェルシーにとってはボルトンに勝利し、天命を待つのみ、である。

ユナイテッド有利は揺るがないがフットボールは何が起こるかわからない。少しでも気を緩めた方が負けである。最後の1秒まで、終了のホイッスルが鳴るまで、勝負は下駄を履くまで、何が起こるかわからないのだから。


■欧州への切符を手に入れるのは?

エバートンとアストンヴィラで争われているUEFAカップ出場権争い。お分かりの通り、得失点差0、勝点3差の両者。つまり、もし最終節にエバートンが敗れ、ヴィラが勝利するようなことがあったなら、順位は入れ替わるのである。エバートンはホームでニューカッスルと、ヴィラはアウェイでウエストハムと対戦する。

チェルシーに敗れたとはいえ、最近好調だったニューカッスルは厄介な相手である。エバートンは引き分けでも許されるわけだが、細心の注意を払い試合を運ばなければならない。対するヴィラは、ウエストハムのモチベーションがないことを考えると勝利しておきたい相手だ。逆転の可能性が十分にあるだけに、アウェイでの試合を制したいところである。


■プレミアシップに生き残るのは?

ダービーの降格が早々に決まった残留争いだが、結局残り2枠は最終節までもつれ込むこととなった。16位のボルトンにも数字上は降格の可能性が残っているものの、得失点差を考えると実質的にはフラム、レディング、そしてバーミンガムの争いとなっている。フラムはアウェイでポーツマスと、レディングはホームでダービーと、バーミンガムはホームでブラックバーンとの対戦を残している。

最終節を前にして17位に浮上したフラム。彼らはもちろん、全力でポンピーを倒しに行くだろうが、問題はレドナップの考え方ではないかと思っている。プレミアシップだけを考えればポーツマスにとってこの試合は消化試合であるわけだが、彼らにはFAカップ決勝というシーズンで最も重要な試合が残っている。ファイナルに向けて、コンディションを調整し、フルに近い力でフラムを迎えるか。あるいは怪我人等を恐れ、メンバーを落としてくるのか。このあたりの判断に注目である。

ただ自力で残留を決められるフラムだけに、相手のことは考えず、自らの最高のパフォーマンスを発揮してほしいところだ。

レディングは最下位のダービーとの対戦だけに、勝利は堅いだろう。問題は得失点差。出来るだけ多くの得点を奪い、天命を待ちたいレディングだが何とここ6試合得点がない。果たして彼らは得点を奪えるのか。

バーミンガムは勝つしかない。ブラックバーンは難しい相手ではあるがモチベーション的にはバーミンガムが上。勝利して、他会場の結果を待ちたい。


■結果やいかに…

最終節には多くのドラマと感動、悲鳴が待ち受けていることだろう。どのような結果に終わるかは分からないが、1シーズン英国でフットボールを見てきた者として、最後まで見守りたいと思う。

最終節は5月11日、土曜日の午後3時キックオフ。全てはここから始まり、全てはここで、終わりを告げる。

posted by so-ma |02:39 | ■07-08 英国フットボール | コメント(3) | トラックバック(2)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/so-ma/tb_ping/135
この記事に対するトラックバック一覧
[Football] 欧州リーグ最終章・またもやバラック!好調ニューカッスルを一蹴 【タイで想う日々の日記】

バイエルン、レアル…欧州リーグ覇者が次々と決まった週末。 でも気になるのは、やはりイングランド・プレミアシップ。ニューカッスルvsチェルシー、いやー、意外な内容の一戦となりました。 前半はニューカッスル、マルティンスの身体能力に振り回された場面もあったけれど

2008-05-06 08:51 | 続きを読む
チェルシー ニューカッスル下し優勝争いは最終節へ 【アマデウスの錯乱?】

チェルシー ニューカッスル下し優勝争いは最終節へ

2008-05-06 21:28 | 続きを読む
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
全ては最終節へ… 【プレミアF】

たしかヴィラは今シーズン最多アウェイゴールを決めてたと思う。(または最多アウェイポイント)。よってヴィラの勝つ可能性は結構あると思う。5位の順位入れ替えもありえる。

posted by 5位争い | 2008-05-06 13:44

全ては最終節へ… 【プレミアF】

残留を決めたから、というのもたまに計れないときもありますよね。セリエだと残留を決めたチームはかなりの確率で負けますけど、プレミアやリーガだと余裕があることで逆にいいパフォーマンスになることもありますし。
残留争いはここのところ劇的な展開になることも多いので最後まで目を離せない展開になりそうな気がします。

下はWBAとストークが上がってきますね。サー・マシューズとバンクスがいたことで有名なストークですが、一度も見たことがないのでどんなユニフォームやスタジアムなのか楽しみです。
リーズはリーグ1くらいはさすがに勝てるだろうと思っていたのですが…プレーオフ頑張ってもらいたいものです(苦笑)

posted by 川の果て | 2008-05-06 18:46

>5位争いさん、川の果てさん

お二人ともコメントありがとうございます。

>5位争いさん

そうですね。個人的にはハマーズファンですし、本拠地最終戦ですので勝って終わりたいですがヴィラは厄介な相手ですし…エバートン次第ですが、5位が入れ替わることは十分あると思います。


>川の果てさん

毎度、コメントありがとうございます。
仰るとおり、プレッシャーから開放されていい試合をするというケースもありますからね。ウィガンには期待したいです。

下部リーグに関する記事は後々書いていこうと思うのでまたご意見よろしくお願いします。

posted by so-ma | 2008-05-07 07:52

コメントする