2008年04月24日
全ては夢の劇場にて ~バルセロナ×ユナイテッド~ 【プレミアF】
■Barcelona 0-0 Man Utd キックオフ直後のアクシデントというのは、その試合の流れを決定付けたり、考えもしなかった方向へとゲーム展開を導いたりする。幸か不幸か、待ちに待ったこの世界屈指のクラブ同士の対戦において、アクシデントが発生した。開始2分で訪れたPK…。このプレーが全てを決めたとは思わないが、後の展開に少なくない影響を与えたのは事実だろう。 ■糸口を見つけたバルサとナーバスになったロナウド 絶対に与えてはならないアウェイゴールをあっさり奪われそうになったバルサだったが、幸運にもC・ロナウドの放ったシュートは枠を外れた。バルサファンは手を叩き、ユナイテッドファンは頭を抱えたであろうこのシーンだが、両チームに少なくない心境の変化があったのではないだろうか。 最近、不調にあえいでいたバルサにとって、プレミアシップで首位を走るユナイテッド相手に攻撃モード全開で試合に臨むことは勇気のいる行為だったはずだ。いくらポゼッションと攻撃思考が彼らのフットボールであるとはいえ、CL準決勝という舞台にもなるとなかなか普段のスタイルを発揮することは難しい。加えてユナイテッドはオーソドックスなオフェンスはもちろん、鋭いカウンターフットボールも展開できる器用なチームである。ファーストレグだけに、失点は避けたいわけで、ある程度守りということも選手たちの頭にはあったのではないだろうか。 だが、あのPKで事態は変わった。あのPKによってバルサの選手たちは開放されたように見えた。 「守っていたら負ける。攻めるしかない」 完全なる憶測だが、そう思った選手も少なからずいたのではないか。そうでなければいくらCLというリーグ戦とはまったく別の舞台とはいえ、あれだけ質の高いフットボールを、しかもユナイテッド相手に展開することは難しい。ユナイテッドが自陣にべったり引く戦術を取っていたとしても、である。 逆にユナイテッドは…特にPKを外してしまった張本人であるC・ロナウドは少なからずナーバスになっているようだった。もちろん、アウェイでポゼッション思考のバルセロナが相手なのだから、カウンターに意識を置き、攻撃を自重することは理解できる。ただ、いつものユナイテッドの切り裂くようなカウンターは影を潜め、バルデスを脅かすシーンはほとんどなかったのだから、バルサの「攻めなければ」という想いに押されていたというか後手を踏んだ形になっていたような気がしてならない。 ゆえに予想していたよりも拮抗した展開になったように思う。あのPKが仮に入ったとしてもユナイテッドが楽勝する保障はどこにもないわけだが、少なくとも貴重なアウェイゴールを持って帰ることができたし、精神的にバルサを追い詰めることもできたことだろう。もちろん、それでもきっちり守りきれるところがユナイテッドの強さであり、2度ほどPKに値するような場面を作ったのだから、ファーストレグの出来としては上々なのだが。 要するに、バルサの意地をユナイテッドががっちり受け止めて、お互い譲らない格好となっている。全てはセカンドレグへ持ち越された、ということである。 ■“突き”を狙うバルサと“面”を狙うユナイテッド 0-0というスコアははっきり言って綱渡りだと私は思っている。ユナイテッドは1点で十分だが、逆に失点してしまうと引き分けでは許されない状況に追い込まれてしまう。ヴィディッチの代わりを務めたブラウン、それに伴い久々の右サイドバックでプレーしたハーグリーブスも含めて、今日の守備陣は良くやったし、今日のような守備をしていれば大怪我を負うことはないだろうが、しかしホームでは攻撃に転じなければならない。 しかも相手はバルサだ。キャプテン、そして守備の要であるプジョールがサスペンションから復帰するとはいえ、彼らはおそらくオールドトラフォードでも攻めてくるだろう。捨て身…とまでかは分からないが、それに近いくらい攻撃的な姿勢で臨んでくるに違いない。逆にいえば、そうしなければバルサは勝者にはなれない。一か八かの…剣道の“突き”に似た姿勢でファイナルを目指すを私は予想している。突きをかわせれば、これ以上なく無防備な相手を簡単に料理出来るだろうが、喉元に刃が突き刺されば致命傷となるだろう。 0-0という結果とクオリティーの高かった内容を見てなお私はユナイテッドのモスクワ行きを疑わないが、バルサを過剰に恐れ、自らのスタイルを忘れてしまうようなことがあればあるいは事故が起きてしまうかもしれない。 そのためにもユナイテッドは自らのフットボールを展開すべきである。サー・アレックスはスコアレスドローを狙いにいき、その通りになった。つまりアウェイゴールがなくともオールドトラフォードで勝利を収められるという確固たる自信を持っていたのだろう。そんな自信が持てるほどに、現在のユナイテッドは強い、とサー・アレックス自身が感じているのだ。 だからこそ自慢のサイド攻撃と果敢な2列目からの飛び出しをバルサに見せてやればいい。相手に付き合うことはない。敵と正々堂々正面から向き合い、バルサの脳天に“面”をお見舞いしてやればいいのだ。自らのスタイルを、素早く強靭で情熱的なイングリッシュフットボールを、ユナイテッドには期待する。
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posted by so-ma |07:24 |
■07-08 欧州カップ戦 |
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ここ1ヶ月ほどまったくフットサルに行けてないのですが、それでも常に膝のあたりに青あざが絶えることがないのは何故… (・ω・;)(;・ω・) ■UEFAチャンピオンズリーグ/準決勝1st leg バルセロナ 0-0 マンチェスター・ユナイテッド あれが決まってたら終わ...
"めざせ!モスクワ"CL準決勝1stレグについて話そう。 【木曜どうしよう】
こんばんわ。木曜どうしようです。 仕事が忙しくなって時間も取れない状態なので、ライブで観るのは厳しい状態でしたので、更新も久々です。 でも、早起きしてまで観れば良かったと思える試合ではなかったですね。 リバプール 1-1 チェルシー (22日 UEFAチャンピオンズ・リーグ 準決勝1stレグ) 【LIV】カイト(43分) 【CHE】リーセ(90+4分) 当日、5時30分頃に目が覚め、せっかくだから追っかけ観戦しましたけど、試合の8割は夢の中に居て、まともに観戦してませんけど(笑...
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全ては夢の劇場にて ~バルセロナ×ユナイテッド~ 【プレミアF】
コメント投稿者ID :
個人的に予想していた通り、凡戦になってしましました(汗)いや、緊張感のあるゲームではありましたが、両チームの攻撃的なスタイルを考えて、打ち合いを期待していた人にはガッカリなゲーム内容だったのではないかと。
マンUは本当にCLだと慎重な戦い方になってしまいましたね。あと、カンプ・ノウの雰囲気に飲まれたのか、パスミスが多かったですね。あんなにポゼッションが出来ないマンUを久しぶりに見ました。対するバルサも酷い出来。ポゼッション率は高かったですけど、あんなに攻撃のリズムが一定だと、守る方も楽だよなと。国内リーグでもなかなか点が取れないのが分かります。メッシがボールを持つとやっぱり怖かったですけど、それくらいでしたしね。
セカンドレグはどうなんでしょう。どっちも攻撃的に戦って欲しいんですけど。マンUは前線に凄まじいタレントがいるんだから、攻撃的にやればいいのに。今のバルサなら間違いなく勝てるんだから。昨シーズンのミラン戦のことがある意味トラウマになってるんですかね(汗)セカンドレグの鍵はずばりアンデルソンだと思います。
>記事を書くのが精一杯でコメントまで手が回りませんでした。もう寝なければいけないので、お許しください。。。
お気になさらず、時間がある時にゆっくり返信してくださいませ。実生活の方が大事なのですから。
posted by ホワイト | 2008-04-25 01:35
全ては夢の劇場にて ~バルセロナ×ユナイテッド~ 【プレミアF】
コメント投稿者ID :
はじめまして。昨日の試合の個人的な感想を言わせて頂きます。バルセロナにはやはり、ドリブラーが必要かな?って思います。それも両サイドに。ウイングと言ってもいいのですが・・・ウイングがボールを持ち、ドリブルを開始しDFが人数をかけてきたところで、いったんボールを戻しMF(デコかシャビ)がダイレクトで逆サイドのウイングにボールを出す。これの繰り返しにより、DFラインが間延びしたところで、中に切れ込むワンツーやドリブルをする。いい時のバルサはそれができていると思います。今シーズンでは
アウェーのセルチック戦がベストだと思います。ボールを持たされ、DFラインの前で、横パスを繰り返す。プレッシャーもほとんどなく、あの状況では個の存在が必要と感じました。もし左サイドがロナウジーニョなら?結果は少し変わったかな?っと思いました。ですが、バルサは0-0はチャンスがあると思います。いずれにせよ、2戦目は点を取りに行かなければなりませんから・・・
ユナイテッドはルーニーをサイドに持って来るくらい、慎重に試合をしてました。チャンスもほとんどなく、相手のミスで点が入ればいいな~って感じです。それだけ、失点しないことを重視したと思うんですが・・・やはり準決勝くらいになると、攻めたら負けるみたいなところがありますから、難しいですね。2戦目はホームですから、攻撃的に振る舞ってほしいですね。テベス、ルーニー、ロナウドの悪童3人がバルサDFに対し、どう攻めるか?注目したいです。
最後、純粋に点を取ることに対し、2チームとも最高のレベルにあると思います。(アウェーゴールや失点のリスクをおさえながらという概念はぬきとして)やはりお互いに、個人技が優れたプレーヤーがいますから、プライドを持って戦ってほしいですね。
以上です。勝手なこと言ってすいません。私もいつかは海外でサッカー三昧の毎日を過ごしたいです。
posted by koike | 2008-04-25 05:03
>ホワイトさん
コメント投稿者ID :
コメントありがとうございます。
今期、一貫してアウェイでは慎重な戦いをしているユナイテッドだけに、ある程度予想できた内容ではありましたが確かにユナイテッドがこれほど引いてボールを回されるとは思いませんでした。いや、回れていたといってもユナイテッドの思惑通りなので特別ネガティブな要素ではなかったんですけどね。あるいは昨シーズンのミラン戦もそうでしょうが、同じスペイン勢のマドリーにコテンパンにやられた記憶がまだ残っているのかな?と個人的には思いましたね。あの時もファーストレグはスペイン(サンチャコベルナベウ)でしたし。
しかしセカンドレグではある程度攻撃的に戦ってくれるのではないかと…思っているわけではなくて信じています(笑)今回は個人の能力を生かすためにロナウドをトップに置きましたが、次は普段どおり、ルーニーをトップにしてロナウドをサイドに置き、ある程度組織として攻撃するところを見たいですね。
お気遣いの言葉、ありがとうございます。私にとってブログはかなり重要な場所なので出来る限り、更新していきたいですし、皆さんと対話できればと思っています。これからもよろしくお願いすると共に、当ブログをどうぞご贔屓に。
posted by so-ma | 2008-04-25 08:08
>koikeさん
コメント投稿者ID :
コメントありがとうございます。
はじめまして。正直なところ、あまりバルサを見ているわけではないのでバルサに対する見解は控えさせていただきますが…セルティック戦のアウェイがベストというのは…どうなんでしょう。確かにセルティックパークにて勝利してことは素晴らしいですし、あの時展開したフットボールは賞賛に値したと思いますが…もともと守備がザルのセルティック相手ならあれぐらいしても不思議はないと思うので、あれがベストというのは…。
ユナイテッドに関しては、ファギーがどのような戦術を率いてくるかはまだ分からないにせよ、私個人としては攻撃的な姿勢で臨んでほしいと思っています。
posted by so-ma | 2008-04-25 08:13
全ては夢の劇場にて ~バルセロナ×ユナイテッド~ 【プレミアF】
コメント投稿者ID :
最初のPKでバルサは目を覚まさせて貰った気がします。
まあ、もし決まってたらそんな悠長なこと言ってられなかったと思いますけど(笑)。
バルサ贔屓の目線で見たらとにかく1戦目で夢も希望も打ち砕かれるようなことにならなくて本当に良かったです…。
posted by がちゃ | 2008-04-25 12:16
>がちゃさん
コメント投稿者ID :
コメントありがとうございます。
>がちゃさん
ユナイテッドは週末にチェルシー戦が控えていましたし、CLでは控えめですからね。もし週末がもう少し楽な相手だったら、ホームだったら、バルサはあるいはやられていたかもしれません。。。
ただ分からなくなってきましたね。第2戦、楽しみです。
posted by so-ma | 2008-04-27 07:20
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