2005年01月01日

プレミアシップ観戦ガイド ・その1 ~はじめに~ 【プレミアF】

■はじめに…

3度目の渡英を終え、成田へ降り立ち、帰路へつこうとしていた時の話である。

荷物のあまりの重さに根負けし、タクシーを利用した。その車内でのやり取りが少々私には新鮮だった。60歳の運転手は気さくな方で30分余りの間様々な話をしていたのだが、彼は海外に対して恐怖心を持っていた。私から言わせると必要以上に。

「言葉が通じない国にひとりで40日間もいけるなんて、たいした度胸だ」とか「俺も若い頃は無茶した方だが十代で(言葉が通じない)海外に行くなんて、怖くて考えられない」などとおっしゃっていたかと思う。「考えが古い」(運転手談)“典型的な日本人”とでも表現すれば良いだろうか。あるいは隣国との境界線が海上にある“島国人の精神”か。どちらにしても金銭問題さえクリアすれば、誰もが海を渡ることのできるご時勢にこのような発想を持った方に出くわすのは面白い体験であった。

英国での経験もシンクロする。「有休は40日あるのだが、そんなに取ったら殺される」(27歳農協職員)ような国に住まう者が12時間もかけて英国に渡る機会など、そうは多くない。期間も限られたものだろう。そのせいか、現地で出会う日本人旅行者の方々は、あまり多くの情報を持ち合わせていない方がほとんどだ。知らないがゆえに、必要以上の大金をつぎ込んだり、詐欺にあったりしてしまう。現状がいいとはいえない。

だが、それでも人々はスタジアムへ向かう。イングランドの芝生を目指す。かくいう私も、当たり前のことなのだが常々、スタジアムでなければ本当の意味でフットボールを堪能することは出来ないと思っている。イングランドの場合は特に。だが、多くの者はピッチへたどり着くための過程にある見えない恐怖に脅え、歩みを進められずにいる。また進められたとしてもそれが最良の手段でない場合が多い。(事実、各掲示板等で観戦に関する質問が絶えない。)

だからこの度はちょっぴり海外でフットボールを見た経験のある者として、体験談を“so-ma的、超独断と偏見によるプレミアシップ観戦ガイド”として記しておきたい。

それに現在、私はロンドンに住んでいる。観戦に関するノウハウはこの一年である程度学んだと自負している。(もちろん、知っている“つもり”に過ぎないことは承知の上だ。)それがフットボールを見るために英国へ渡ったといっても過言ではない私のできる数少ない社会貢献というものだ。英国フットボールを見るために渡英される方には少なからず役に立つのではないかと思い、微力ならが力になれればと願っている。


………次回に続く。

posted by so-ma |00:00 | 英国フットボール 観戦ガイド | コメント(2) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
プレミアシップ観戦ガイド ~その1~ 【プレミアF】

so-maさん、こんにちは。
「Paint It Red !!」のstrawberryfieldsです。

プレミアのよさってやっぱりサポーター、即興的なウィットに富んだチャントですよね。

憧れのO.T.に行ったときの興奮は忘れられません。

しかし、かくゆう僕も必要以上の大金をつぎ込んだ人です。
言葉に対するおそれよりも休みが短いことが原因ですかね。

こういうのは探している人多いはず、期待しています。

posted by strawberryfields | 2008-04-17 11:07

>strawberryfieldsさん

コメントありがとうございます。

>strawberryfieldsさん

そうですね。私も初めて渡英した際には恐れがあり、また無知でもありましたから色々失敗したりしていました。今でこそ、財布とパスポートだけでも海外へ行けるようになりましたが私のような、strawberryfieldsさんのような思いをした人も少なくないと思います。なのでそういった方の手助けをできればなぁと。

strawberryfieldsさんも次回行く際にはぜひご参考に(笑)
期待に添えるよう、がんばります。

posted by so-ma | 2008-04-21 22:35

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