2006年11月27日
「スポーツ・ビジネス知的武装講座」第9回
文:福井盛太(『SMR』編集長』)
みなさま、質問へのご回答、ありがとうございました。
正直言うと私は、クラブチームの株式上場は賛成です。ただしそれは「上場プレミアムを獲得し、投資ファンドなど機関投資家を潤わせるため」のものではなく、獲得した資金をどのように配分するか、つまり、経営戦略が明確な場合においてのみ、です。
基本的なこととしてクラブ経営にとって重要なのは、株主、ファン、地方自治体、そしてプレイヤーにスポンサーというステイクホルダーがWIN-WINの関係を築くことですから、その目的を達するためにも、「手段」は数多く用意されていた方が良いと思います。だから株式上場という「手段」もラインナップされていた方が、クラブ経営の環境上は健全かと思うのです。
そのように考えると、単なる感情論でもって「上場はけしからん。賭博の対象になり、八百長の温床になる」などという某氏の発言そのものは、古色蒼然として見えてしまいます。
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では、今回の質問です。
【Q】ニューヨーク・メッツに続き、ニューヨーク・ヤンキースも新スタジアムの建築を決定しました。他にもNFLのサンフランシスコ49ersやニューヨーク・ジェッツなど複数のプロスポーツチームが新スタジアム建設構想を明確化しています。一般的に米国は、プロスポーツチーム(特に4大スポーツの場合)に対する自治体の協力姿勢が強いと言われていますが、なぜ莫大な費用が必要とされる新スタジアムの建設が、これほどの短期間に、しかも複数個、可能となっているのでしょう。
また各チームが、本拠地移転をしてでも新スタジアムの建設に拘る理由は何なのでしょう。
『SMR』編集長・福井盛太
次回の更新は12月4日(月)を予定しております。
どうぞお楽しみに。
posted by 「SMR」編集部 |17:26 |
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