2008年05月31日

ニンジャサッカー

最後は水本がPKを失敗し 4位で終わったトゥーロン国際です。
収穫もあったし課題も見つかったし今後に向けて・・・
みたいなありがちなコメが発せられてることでしょう。
ヨーロッパ 南米 アフリカと
普段中々対戦できない相手とやれたのはいい経験だったと思います。
ただ 2軍だったフランスやオランダは別にして
イタリア チリ コート・ジヴォワールなんかと日本の決定的な違い
つーのもハッキリ見えました。

北京の前の腕試し レギュラーも固まって無いしね
つーノリが排除できなかった日本に対し
イタリアなど3カ国は テスト・マッチの意味合いはあるにしても
勝ちたいんや 負けるのは絶対いやや
みたいな熱い気持ちに溢れてましたね。
イタリア対チリの決勝戦は その象徴でした。

この試合のチリは 日本とやった時とは別物。
イタリアだって ここで負けてたまるかモード。
当然ボディ・コンタクトが激しくなり あちこちで小競り合い。
どんどん熱くなります。
お互いにカーっと来てるとこで イタリアが中央でボールを奪うと素早く右サイドに展開 
拾ったデッセーナがグラウンダーのクロスをオスヴァルドに点で合わせて決勝ゴール。
カッカさせといてスキを突く つーのはお家芸ですな。
ビエルサもがっくし。

チリは北京に行けないけど 
イタリアは本番前にケガでもしたら大変だ とか考えないのかな。
ま 大事なジョヴィンコは早々に隠してたけどね。
スタンドがらがらの大会でも 勝負に懸ける意気込みは凄まじいです。

翻って日本は と言うと
予選リーグ突破出来たらいいな 決勝トーナメントでやれたらいいな
ぐらいのノリ。
自分達の力がどれくらいか計りかねてるからしょうがない。
ケガもしたくないし。
でも相手が2軍とはいえ オランダ・フランスに連勝して意気が上がったとこで
チリにやられて悔しさが湧き上がり イタリアにも惜敗。
アフリカ勢相手に先制されるも一時は逆転し 最後に意地は見せましたが
詰めの甘さからスルリと逃がした3位の座。
どんどん悔しがるといい。

つか 世界を目指すなら TVゲームは禁止にした方がいいかもしんない。
あと一歩のとこまで行って負けても 簡単にリセットしてやり直せる
つー安易さが弊害になってるかも。
ここで負けたら次にやれるのは1年後とか4年後
みたいなリアルな世界の重さが身に沁みないからね。
FAカップで激突したポーツマスとカーディフなんか
69年ぶりとか81年ぶりの勝利を懸けて戦ってたもんね。
そりゃあ凄まじくもなるもんさ。



老爺心からのお節介はこのぐらいにして

3位決定戦で印象に残ったシーンがありました。
後半開始早々 
左サイドから水野が蹴ったFKは素晴らしい軌道を描いてゴール前へ。
ささささっ
落下地点に飛び込む青い影がふたつ さらにその外にもふたつの青い影。

Oh!! Japanese NINJA ????

一瞬出遅れたコート・ジヴォワール守備陣や
スタンドで目を光らせる各国スカウトの誰か1人くらいは思ったかもしんない。 (ヲイヲイ

ニアで合わせた李と細貝がかぶったヘディング・シュートは
キーパーの足元に落ちて撥ね返されましたが
実に惜しかった。

その後嵩にかかって攻め続ける日本は
李がゴール・ラインぎりぎりまで粘って上げたクロスを
ファーで待ち構えたエスクデロが決めて同点。
さらに左CKから森重のヘッドで逆転。
エスクデロは忍者のコントに付き物の太目のキャラのようだったし (コラコラ
森重のヘッドは どフリー
なんか術でも使った? つーぐらいなもんで
日本はコレで行くしかないな と決めました。

ニンジャサッカー

世界に対抗するにはフィジカルで勝てないし
真面目で勤勉な国民性は 足りないと言われるてるマリーシアとは対極。
考えながら走るサッカー とか言われても困っちゃうし
そもそも かつて一世を風靡したゾーン・プレスだって
つまるところ 高度な戦術的判断に委ねられてる とか 相当アバウト
ぶっちゃけ ハッタリじゃん。
なんかわかんないけど なんかやってきそう
と相手に思わせるだけでも効果があるってことじゃね?

だったら 
ハッタリ・ハンゾーの本家本元 日本はニンジャサッカーで行くしかないよね。
幸いなことに 「ニンジャ」と言えば世界で大メジャー。
「SASUKE」もコンテンツとして各国で引っ張りダコらしいし
「アジリティ」とかワケわからん単語をふりかざすより
「ニンジャ」で揺さぶりをかけちゃえば?

つーワケで 
画期的な思い付きを証明すべく「ニンジャサッカー」でググってみたら
すでに2年前に出てた。

よって 拙者切腹
 

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posted by GP |02:47 | コメント(4) |
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2008年05月24日

トゥーロンの説教大魔王

おじいさんは山へ芝刈りに
おばあさんは川へ洗濯に
そしてフランスのレギュラー組はスウェーデンの4カ国対抗へ。
つーことで トゥーロンに来たのは2軍。

しかし初戦のチリ戦を落としたため 相当ネジを巻かれてきたみたいです。
立ち上がりから大攻勢をかけてきます。
プレーのほとんどが日本陣内で行われ
ロング・ボールはカットされ パスを繋ぐことも出来ず 
フランスのPAに近付くことは許されないかのようです。
さすがベンゼマやナスリのお友達 つーカンジ。
オランダの2軍とは大違い。
気の利いたパスで簡単にウラへ抜け出しゴールを目指す みたいな。

こっちも中1日なので 西川・伊野波以外全員入れ替えて2軍?
いつまで持ちこたえられるか不安が募ります。
しかしフランスはフィニッシュが雑。これに救われます。
そしてフランスの攻勢が一段落した17分
岡崎がPA右側から深くえぐってマイナスのクロス
ファーからフリーの梅崎がヘッドで合わせて日本先制。
梅崎の外には森本もフリーで構えてました。
フランスは守備に難があるんですね チリ戦で5失点もしてますから。

ここからフランスの梅崎・岡崎潰しが露骨になります。
倒れたところに蹴りを入れられ 思わず報復の蹴り返しをした梅崎は
イエローを頂戴。
南仏のリゾート地で陵辱されたとしても 報復行為は厳禁です。
やったもん勝ち。
その後も苦悶の表情でのた打ち回る梅崎
耐えるしかありませんでした。
岡崎はタックルに行って逆に押し潰され 担架で退場
エスクデロと交代を余儀なくされます。

しかし これがあとで効いて来るから サッカーは面白い。
60分 左サイドの梅崎がスペースへ出したパスに
上田が走り込み ゴール・ライン際から折り返すと
ニアでエスクデロが合わせ これはGK弾きますが
右から詰めた森本がゴッツァン・ゴール。
中学生の頃の東京都代表コンビがフランスで初仕事 みたいな

フランスはここで負けたら予選リーグ敗退です。
屈辱の2ゴールに対する答えは 更なる攻勢しかありません。
いても立ってもいられないフランスの監督ガリスは 檄を飛ばす飛ばす。
71分 ようやく反撃が実を結びます。決めたのは小柄なクェルシアです。
セット・プレーからのクリアを絶妙なトラップでボレー・シュート。
ここまで度々スーパー・セーヴを見せてきた西川も さすがに及ばず。
しかしこの数分後 クェルシア大失敗。
同点に追い付くチャンスだったのにね。
もっとがんばりましょう

こりゃあ試合後はガリスが説教大魔王と化して怒鳴り散らすんだろな。
4連覇中のホスト国がこの有様だもんね。

日本は引きこもって守り抜くのか と思ったら結構ラインを高目にやれてました。
簡単に突破されて相当危ないシーンもあったけど 西川様々。
リーグ戦で好調なだけに 頼りになります。
なにより 溌剌としてるのがいい。
コーチングの声もデカイし 守備範囲は広いし 簡単に飛び込まないし。
川口や楢崎が古臭く見えます。

序盤はどうなることかと思ったけど よく耐えました。
オランダ戦のメンツよりサブの方が結果を出したとあっては
レギュラー組もオチオチしてらんないんじゃね?
しかし次はビエルサ率いるチリですよ。
同組最強。
予選突破を果たしてモチヴェーションが下がった 
とか言い訳しないようにお願いします。



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posted by GP |01:29 | コメント(6) |
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2008年05月19日

FAカップ ポーツマス優勝オメ!!  それは経験の差だった 

4分のロス・タイム 
カーディフの猛攻は永遠に続くのでは
とポーツマスの選手は思ったかもしんない。 
とにかく集中して集中して 体を張って体を張って
最後の笛を待ちました。

そしてタイム・アップ 69年ぶりの優勝です。
その瞬間 あっけないほど淡々とした様子のレドナップ
元々熱血肌ではないので派手なガッツ・ポーズがないのは納得ですが
それにしても・・・

ランパードの亡母はレドナップ夫人の妹で
葬儀後 夫人は憔悴がひどいらしく
そのケアをするために監督を退任するらしいとの報道もありましたし
偉業を成し遂げた安堵感も相俟って放心状態だったのでしょうか。

キャプテン・キャンベルや影のMVPジェームズらが
嬉しそうにカップを掲げる表彰式の様子は感無量でした。
そして最後に登場したのはレドナップ
関係者と熱く抱き合い 誇らしげにカップを掲げるに至って
ようやく満面の笑みを見せました。


一方 健闘むなしく敗れたカーディフの面々は
精も根も尽き果てた様子で表彰式に臨みました。
天晴れな闘いぶりで その健闘があったからこそ
ポーツマスの優勝が より価値あるものとなったのは事実です。
2部のクラブ などということは微塵も感じさせず
堂々と渡り合う姿は感動的でした。

受けて立つポーツマスも 準決勝のウエストブロム戦とは大違い。
まぁ あの のらりくらり受け流しながら決めるところは決めて勝つ
つーのも ポーツマス独特のスタイルなんですけど
相手がガチで来る決勝戦とあれば
上等じゃねぇか やってやっぺ!! と全開モード。
リーグ戦終盤のモヤモヤ感を吹っ飛ばす つーより
FAカップ決勝のことで心ここにあらず だったんだな あのヘタレ具合は。

フィフティ・フィフティのボールに全速で突っ込むのは当たり前
ディアラのキレキレぶりなんかどーよ!!


年間200試合以上は観戦するヒマ人の当方としても
滅多にお目にかかれない激戦ではありました。
69年ぶりとか81年ぶりとか
とにかく久々の優勝を目指す両チームの意地や気合やら入り乱れて
どこを取っても男の闘い 熱いぜ 熱すぎますぜ 姐さん!!  (て誰?  
つーくらいなもんで 筆舌に尽くし難い とはこの事を言うんだな
(と感心しつつ キーボードを叩くこの矛盾)
テレビ局もACLとかセルティック対ドコソコとか
つまんねぇ試合を放映してるヒマがあったら
醍醐味満載のこーゆー試合を多くの皆さんに見てもらうようにすべきだよね。

それとさ 実況角澤と解説松木
ポーツマスおじさんを知らないっつーのはどーなってんの?
スゴイ入れ墨ですねぇ この人
とか言ってドン引きでやんの。
ポーツマス戦の実況やるのに おじさんを知らないで済むと思うなYo !!


そんな激戦の決勝点は あっけないほど簡単に生まれました。
入れたのがカヌなら 皆さんにも納得していただけるのでは。
アトランタでブラジルから決勝点を奪ったカヌならではのアレ。
ウタカが粘って上げたクロスをGKが弾くも 目の前でヒラリと。
ゴール・ライン直前で 落ち着き払った独特のテンションからやってのけるアレ

突然 ゴール前で右往左往し始めたので
ノー・ゴールとでも判定され 不満の様子なのかと思ったら
歓喜のダンスでしたね。これもカヌならでは。

準決勝ウエストブロム戦決勝点もカヌでした。
バロシュのシュートをGKが弾き そこへ猛然と突っ込むのはヘレイダルソン
SBの選手なのにね。ジェフなら差し詰め坂本隊長見参のシーン。
しかし その外で待ってたのはカヌでした みたいな
東欧とアフリカの融合を目指すポーツマスを象徴するゴールでした。

この試合 勝者と敗者を隔てたのは 何だったのでしょう。
自分は それは経験の差だと思いました。
いかにアグレッシヴに闘おうが 局地戦で優勢を保とうが
ゴールしなければ負けです。
追い詰められたカーディフは17歳の新鋭を投入して打開を図りました。
しかし所詮 その年で大舞台を経験できてよかったね のレヴェル
びっくりするよな大活躍や大化けは果たせませんでした。
焦らして焦らして名人芸を見せたポーツマスに対し
カーディフは武骨すぎた気がします。
かつてのプレミア得点王ハッセルバインクを擁しながらも使いこなせず
そういえば ウエストブロムにもケヴィン・フィリップスがいたけど
やっぱうまく使えてなかった。
彼等の劣化も伴ってたとは言え 逆にカヌだって中々のヴェテランだし
そのカヌのゴールで準決勝・決勝と勝ち抜いたのはポーツマスです。
カヌを生かす戦術を貫き 期待に応えたカヌ
経験に裏打ちされたしたたかさが感じられました。

カーディフは飛ばしまくった前半のツケで 後半はヘバりましたが
タイム・アップが近付くにつれ再び気力を振り絞り ゴールを奪いに行きます。
しかし 全力でゴールを死守するポーツマス
準々決勝のマンU戦 あの猛攻を凌ぎ切った自分達の力を信じて。
ここにも経験が生きていました。
マンUは普段からリーグ戦で対戦してるし
カーディフがマンU以上の攻撃力 つーこともないだろうから
とにかくなんとか凌げるハズ みたいなね。

時折やらかすポカを除けば
ツェフに匹敵する守備力のジェームズが最後に控えているのがポーツマスの強み。
あとは全員の力を結集して守り切り レドナップも息子たちを絶賛。
決して選手を叱らない と評判の温厚な指揮官ですが
これを最後に ホントに辞めちゃうのかなぁ
残念だなぁ




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posted by GP |22:00 | コメント(0) |
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2008年05月03日

東欧の監督は 基本 戦術ヲタ?

そろそろ方針を固めた方がいい
つー坂本のコメを聞くまでもなく
惨憺たる状況のジェフに対しては各方面から同じ様な発言があります。
果ては 「人間力」山本までが同様の助言を放つ有様。
(オマエには言われたくないって。
「とにかく早く前へ運べ」 しかないんだから どーせ)

そんな内外の声は馬耳東欧風な我等がクゼ監督
「結果が出るまでイジり続けるぞぉw」
と意気軒昂なご様子。
ズデンコは理知的な学究肌
オシムはそれに威厳と辛口コメをプラスしたタイプ
セガレは絵に描いたような総領の甚六
クゼはそれら前任者に比べると
軽いマッド・サイエンティスト風ってとこ?
マスコミやファンに対しては気さくに対応するフレンドリーさを持ち合わせているが
ことサッカーに関しては とことん自分の考えに固執するタイプと見ました。
アレとアレを組み合わせてなんたらかんたらし
こーしたらどやろ?
みたいに日夜試行錯誤を続けまくるヲタ気質。

90年代に一世を風靡したゾーン・プレスは東欧で発明された
つー伝説から推察するに
資金的に潤沢な西欧に比べ 東欧はかなり遅れを取っていたワケで
高額な年俸の選手を使えないからこそ 必要に迫られて
手持ちのコマで最善の効果を上げる手段を編み出したのではないでしょうか。
最高の食材で最高の料理を提供するのは簡単なこと。
(まぁ 中にはそれができない料理人もいますが)
あり合わせの食材でもお客を唸らすことが出来れば
それは料理人として至上の悦び みたいな
そういう素地があるからこそ オシム独特の戦術も生まれたし
オレもひと山当てるぞ と戦術ヲタは後を絶たず だったりして

ジェフからのメルマガによると (ツッコミどころ満載なんですけどぉw

マリノス戦のスターティングメンバーが、翌日の練習後にピッチで話し合い を行っていました。
簡単に解決策は出てこないとは思いますが、
互いに思うこ とを口にし、新しいジェフの構築に向けて模索を続けている最中です。
下は向 いていません。大丈夫です!!

簡単に解決策は出てこない 
と言いつつ

5月に入りました。ここからは連勝街道です!

まだひとつも勝ってないのに 連勝街道 にはワロタ
その街道がどこにあるのか 入り口を探してる最中ね 今はね

「前半はまずまずの戦いだった。これを90分間続けられるかどうか」(坂本選手)

結局 体力勝負なんですかね。
ブラジル人に弱い つーことは度々指摘してますが
個人の能力で勝てないなら 組織で対応するしかないワケで
必然的に守備に人数をかけることになり
そうすれば攻撃に出る際にキツくなるのは歴然。
オシム時代に2バック実験室計画が頓挫したのは
アジアは蒸し暑い つー要素を軽く見ていたせいもありますよね。
欧州のシーズンは冬がメインだから仕方ない。


さてさて
不祥事で揺れる柏を相手にどんな結果が出るか。
ここでもダメだと相当ヤバイ。
マイナス・オーラ同士のガチンコ対決
サカヲタ・クゼが どんな采配をするか
あるいは 選手同士の話し合いが功を奏し
選手がクゼの采配を上回るのか
クゼありき で行くのか そうでないのか
アマルの時にもそんなことあったっけ


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posted by GP |02:24 | コメント(2) |
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