2008年05月01日
錦織圭(にしこりけい)超急ピッチで世界100位突破!世界上位5.4%に!
錦織圭は4/28の世界ランキングで99位となった。早くも100位を突破した。 去年の今頃の548位からたった1年での急上昇だ。そしてまだ18歳。 2ヶ月前のATPツアー優勝に感動できた人もまだまだ少ないだろうけど、今回の99位は更に簡単にスルーされそうな気がして残念なのでまた書いてみたので参考になれば幸いだ。今回はランキングについて考えてみた。 錦織のポテンシャルがわかりやすくなるかなと思い偏差値表を作ってみた。(1992年松岡修造の世界46位以降のデータから抜粋して作成)あくまで目安なので参考程度に見てもらえると幸いだ。 テニス世界ランキングは正規分布の形となっていない可能性もあるので正確には獲得ポイントから標準偏差を算出して計算する方法が正しいがあまりに面倒なので、正規分布を前提とした簡易版の偏差値表を使うことにした。 歴代の日本選手は松岡修造以来、錦織圭が現れるまで20年間100位突破がならなかったが、200位でも世界上位10%(偏差値62)に入る高い実績を残したといえるのではないだろうか。各年代の日本トップ選手全てが世界200位に入れるわけではない。いくつかの年代のごく一部の選手だけが200位突破を成し遂げることができた。 現在世界ランキング保有者は全世界で1838人もいるのだ。 その中で日本人の世界ランキング保有者は35人。(全35人平均順位:933位:偏差値49)。平均933位というと日本が弱そうに聞こえるが世界全体で見ると実際は偏差値49のまさに平均的な実力ともいえる。しかしこの35人は日本のテニス人口1000万人(800万人程度にまで暴落中という話もあるが)のうち半分を男子とすると500万人を代表する35人であり、少なく見積もっても日本でテニスをする人の10万人に1人しか存在しない日本の超テニスエリート達なのだ。世界ランキングを持っている人をどこかで見かけたら拝んでおいて損はないくらいだ。 錦織圭はこの日本人35人の中で既にNo.1となっていたが今週のバミューダ優勝で世界99位となり、世界ランキング保有者(1838人)の上位5.4%(偏差値66)に入った。一般人を含めた上位5.4%(偏差値66)ではない。世界で戦うプロの中で上位5.4%(偏差値66)なのだ。しかもまだ18歳。テニスの年齢的なピークは一般的に24、5歳と言われているがそこまでまだ6、7年もある。彼の天井は計り知れない。 24、5歳付近のピークにいる選手が上位100位に多くいる中に18歳が分け入っての99位という事実に注目したい。錦織がピークを迎える頃6,7年後以上先には今上位100位にいる選手の多くは30歳前後となりランキングを下げてきているだろう。その頃に錦織の実質ライバルとなるのは今14歳~22歳位の選手となる可能性が高い。錦織と同じ18歳のジュニア世界ランク1位、ウィンブルドン(ジュニア部門)優勝のドナルド・ヤングは世界ランキングこそ73位と錦織を上回っているが、最近の勢いでは錦織の方がドナルドヤングを上回っている。ドナルドヤングは錦織が優勝したATPツアーの優勝はまだ無い。今週のバミューダ大会ではドナルドヤングが準々決勝で2-6、2-6でストレート負けした相手を錦織が準決勝で6-2、6-4でストレートで勝ち、次の決勝も勝って優勝した。今、同年齢では世界1位の力があるかもしれない。スポーツ全般にいえるがテニスでも遅咲きの選手はあまり多くないので錦織が途中で怪我で失速することがないことを前提とすると6,7年以上先を考えるとどうしても期待が膨らんでくる。 5月中旬から全仏オープンが始まるが4大大会はプロの中での偏差値65以上の世界超エリートの戦いだ。きわめて贅沢なものを見ることになると言っていいだろう。錦織がもし2ヶ月前のブレークを倒した時のようにまたトップ10クラスを倒したとしたら世界プロ偏差値75以上の神を倒したことになる。しかし18歳の今の時点で二度も三度もそこまで期待するのは気が早すぎるだろう。しかしどれだけやれるか楽しみではあるが。今の発展途上の錦織から追っていけば4,5年後四大大会で上位を狙えるようになってきた完成形の錦織を見た時に感動は桁違いとなるだろう。松岡修造は初めて100位突破したのが20歳の時だ。それから4年後の24歳で日本人最高の46位を達成した。今18歳で100位を突破した錦織が後何年で松岡修造の記録を抜くのか?そしてその向こうの世界をどこまで見に行けるのか?その道のりには四大大会での快挙も有り得るのか!?本当に楽しみだというしかない。長期的にじっくり見ていく方が楽しめるのだ。 「極寒」なケースとしては大半の人が「最高の快挙」で初めて錦織を知るケースだ。相変わらず地上波での中継がなく知名度がないまま、突然の地上波スポーツニュースの1分程の動画で初めて錦織のプレーを見て「へー変わった名前だな。勝ったんだ。日本人初ってすごいね」で感動終了。これではもったいなさ過ぎる。。さすがに今後数年間で徐々に騒がれていくだろうから問題ないとは思うが。。 「灼熱」なケースとしては「スポーツカフェでの四大大会の錦織応援チケットの予約が取れない日が続く」とか「有明がパブリックビューイングの熱狂で埋め尽くされて、試合後は明け方まで騒ぎが収まらず機動隊が出動した」とか今では考えられないようなことがたくさん起きている事態だ。 こんな時代が来るのだろうか?これくらい盛り上がっていれば錦織の活躍を多くの人と分かち合えるだろうが、想像すると苦しくなってくる。 あくまで錦織の活躍が続いていることが前提になるがどのように世間の反応が動いていくかを見ていくのも楽しめるだろう。 四大大会をできるだけ感動するためのコツとして四大大会のようなハイレベルな試合を見る前にそれより低いレベルのテニスの試合をよく見ておくのもお勧めだ。高校野球で言えば、いきなり甲子園決勝を見ても表面的にしか楽しめないが、地方大会の1回戦から順々にじっくり見ていくと甲子園決勝の味わいや感動が全く変わる経験をした人もいるだろう。そして甲子園で大活躍した人がプロで全く通用しなくてがっくりきてプロ野球のレベルを感じ取れることでプロ野球も更に面白くなる。最下位レベルからじっくり見ておくと超エリートたちの戦いの本当のすごさがよくわかる。すごい選手だけを見ていると一つ一つのすごいプレイが当然のように感じてしまって感動が少なくなってしまうのだ。 しかしそんなマニアになりたくないという人も多いことはよくわかっているので、とりあえず、全仏、ウィンブルドン、全米、全豪の四大大会は超贅沢な試合だと思って見てみるだけでも少しでも感動が増えるのではないだろうか。最近ではテレビ有料放送でしか見れなくなったことでよりテニスの過疎化が進んだかもしれないが今後錦織の活躍次第では地上波でも復活するかもしれない。 ※錦織は全仏本選出場にはポイントがぎりぎり間に合わなかった可能性もあるので全仏は予選からの出場になるかもしれない。しかし直近これだけ著しくランキングを上昇させているのでワイルドカードも期待したいところだ。![]()
- 共通ジャンル:
posted by sirotona |07:31 |
コメント(0) |
トラックバック(0)
トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/sirotona/tb_ping/9
コメントする
「他サービスID/メールアドレス」で投稿する場合は、そのID/メールアドレスは表示されず、当サービス専用の固定のコメント投稿者ID「英数+連番」に変換され表示します。
- Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
- mixiアカウントでコメント投稿
- Googleアカウントでコメント投稿
- Hatena IDでコメント投稿
- Biglobeアカウントでコメント投稿
- ログインしてコメント投稿
- メールアドレスでコメント投稿
※新規のメールアドレスによる投稿IDご利用は停止しました。
※コメント投稿手順
(1)上記リストから希望のIDを選択する。
例: Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
(2)Yahoo! JAPAN上の本人確認画面でIDとパスワードを入力する。
(3)スポーツナビ+blog側のコメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。
詳しくは以下2ページをご覧下さい
・【仕様変更】PCからのコメント投稿について
・ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」
※コメント投稿手順
(1)上記リストからログイン/メールアドレスのどちらかを選択する。
例: ログインしてコメント投稿
(2)plus-blogのアカウントとパスワード/メールアドレスを入力する。
(3)コメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。
詳しくは以下2ページをご覧下さい
・【仕様変更】PCからのコメント投稿について
・ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」


