2008年12月29日

初代PRIDE王者

シウバ、ノゲイラ、PRIDEの初代王者である2人が、揃ってKO負けという結果になった、今回のUFC。私が総合を見始めたのは、ちょうどあの2人が最強王者として君臨していたころだったので、なんとも感傷的な気分になってしまいます。
とはいえ、PRIDE17でチャンピオンになってから、約7年経つわけですが、いまだにトップファイターとして戦い続け、ファンを惹きつけている彼等は、やはり偉大な選手です。肉体、精神、技術、全てを兼ね備えていなければ、時の流れの中に、たやすく呑み込まれてしまっていたのではないでしょうか。

掲示板を見ると、劣化だのクスリだのという書き込みも目立つが、前回の試合では、ジャーディン、シルビアといった強豪を撃破しているんですけどね。
負けるとすぐそういうことを言い出すのが、悪いところでしょう。

posted by 秦 |23:03 | 総合格闘技 | コメント(19) | トラックバック(0)
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2008年12月23日

反省点

以前書いた「桜庭VS田村の視点」「桜庭VS田村の視点・追記」という記事について、反省すべき点があることに気がついた。

私は「ファンの意見を尊重しろ」「こんなカード誰も見たくない」といったような物言いが嫌いだ。批判的意見を述べるにしても、あくまで自分ひとりの意見として述べるべきである。
それをファンの総意であるかのように語るのは、ただの錯覚だと思う。
そういう、自分自身が嫌悪することを、無意識のうちにやっていたことは反省したい。

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posted by 秦 |22:05 | 総合格闘技 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年12月20日

郷野聡寛、屈辱の記憶

昨日、戦極のOPファイトとして、マキシモ・ブランコvs.井上誠午、入江秀忠vs.加藤実の2カードが発表されました。
入江選手については、DEEPでの桜木選手との試合を見たが、この試合を見ていて、一つ印象に残ったことがある。もっとも試合内容についてではなく、解説をしていた、郷野選手についてなのだが。試合そのものは、特に語るべきものはありませんでしたので。


郷野選手は以前、桜木選手とキックルールで試合を行い、KOされているのだが、アナウンサーからその話題を振られると「あの試合を持ち出すのは、いい加減やめてもらいたいんですよね」と、とたんに郷野選手の口調が、苛立ち交じりのものになった。
郷野選手といえば、毒舌トークが売りだが、普段の様子とは違った、本気の嫌悪感がその後のトークにも含まれているように感じました。

桜木選手と戦った時の郷野選手は、全日本キックでタイトルを取り、そしてパンクラスで桜木選手との凱旋試合を行ったわけですが、まさかのKO負け。
郷野選手のディフェンス技術には定評があり、その試合も1Rにダウンを奪って優勢に試合を進めていたため、まさにどんでん返しと言っていいKO負けであった。
当時はK-1参戦という話もあったが、この負けによってそれもなくなった、と記憶している。

実力を認めた相手にKOされたのであれば、自分の中で納得できる思いはあるだろうが、そうでない相手にKOされるというのは、屈辱でしかないのではないだろうか。
実際、同じくKO負けを喫した近藤選手については、その後も常にライバル意識を持った発言を繰り返していたが、桜木選手に対しては、そういう気持ちは殆どないのだろうな、と思う。あるのはただ自分自身に対する憤りだけであり、それゆえあの試合は、郷野選手にとって触れられたくないことなのだろう。
桜木VS入江の試合を見て、郷野選手の記憶は、さらに苦さを増したことと思う。

posted by 秦 |22:55 | 総合格闘技 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年12月16日

MMAランキング あの人はいま

今日久しぶりに、MMA Weeklyのランキングを見てみた。以前見たのがいつだったか思い出せないが、とにかく久しぶりだ。

その中で興味を引いたのが、ライトヘビー級のランキング。みごとにUFC選手が勢ぞろいしているが、その中にマウリシオ・ショーグンの名前はない。
ショーグンといえば、PRIDE GPで強豪選手を次々と下し、優勝の栄冠に輝いた、世代交代の象徴ともいえる存在だったはずだ。
その実力、超攻撃的なファイトスタイル、23歳という若さ(当時)から、多くのファンは、これからはショーグンの時代になると、確信していたものだった。そのショーグンが3年経った今、トップ10にさえ入っていないというのは、何ともさびしい話である。

あのサイトのランキングも、それほど権威があるとは思わないが、WAMMAというサイトのランキングにも、やはりショーグンの名前はない。

怪我に悩まされ、総合格闘技界の流れの中で後れを取ってしまった感のあるショーグンだが、実際に負けた相手はコールマンと、現UFC王者・グリフィンだけであり、戦績が落ち込んでいるというわけではない。
PRIDE33のアリスター戦以後、1年半以上勝ち星から遠ざかってはいるが、1ヶ月後に控えたコールマンとの復帰戦で、見事な勝利を挙げれば、再びライトヘビー級のトップ戦線に名乗りをあげられるはずである。

かつて、すべてのファンを魅了したあの躍動的なファイトを、もう一度オクタゴンで見せてもらいたい。

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posted by 秦 |23:51 | 総合格闘技 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年12月15日

ムサシとマヌーフ、どちらの打撃が上か

以前書いた「DREAM6、隠れた対決と小手先の柔道着」という記事の中で触れたことですが、マヌーフの打撃を高く評価していた高阪さんと、ムサシの打撃はマヌーフ以上と言った須藤さん。
その直接対決においては答えが出ることはなかったが、Dynamiteでの武蔵との試合において、ついにその結果が出ることとなった。

マヌーフの方は、先日のスロウィンスキー戦で、1RKO決着という、ほぼ満点の回答。高阪さんの目の確かさを証明した。これに対してムサシは、どれだけの内容を残せるのか。須藤さんは、赤っ恥をかかずに済むのか。

武蔵VSムサシ、この裏にあるのは、高阪と須藤、DREAM解説者の名誉をかけた対決です。

posted by 秦 |20:56 | K-1 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年12月10日

シウバとジャクソン

ヴァンダレイ・シウバのライバルとはだれか。こう問われれば、桜庭和志、ミルコ・クロコップ、ヒカルド・アローナ、チャック・リデルなど、多くの名前が出てくると思う。
しかし一つの名前を挙げるとするならば、やはりクイントン・ランペイジ・ジャクソンだろう。少なくとも、私にとってはそうだ。
UFC92において、三度目の対決を迎える、このカード。この2人がぶつかれば、何度やっても激しい戦いになることは間違いないはずだ。

この2人の関係を振り返ってみれば、その因縁は実にドラマチックでもある。
チャンピオンになって後のシウバは、桜庭、ヘンダーソン、メッツァーなど、当時の強豪選手をほとんど倒してしまっていたため、その後しばらくは田村、金原などのU系選手、ミルコとの特別ルールでの試合など、トップクラスとの対戦が、なかなか組まれなかった。
そんな中頭角を現したのが、ボブチャンチン、ランデルマンの2人を圧倒的な内容で下したジャクソンであり、ついに現れた、シウバにふさわしい対戦相手であった。
GPの都合により、両者の対戦は先延ばしになったものの、決勝の場であいまみえ、翌年にはジャクソンがアローナとの挑戦者決定戦を制し、タイトルマッチの場で再び決着戦が行われることになる。

ただ両者が一流の選手であり、そのスタイルが噛み合うということだけでなく、対戦相手が必要であったシウバの前にジャクソンが現れたこと、2度の対決がいずれもベルトをかけた舞台であったこと。
「人」だけでなく「時」と「場」が噛み合っていたからこそ、シウバとジャクソンは最高のライバルなのである。


今回のUFCでの対戦には、これまでほどの時と場が出来上がらなかったことが、残念ではある。ジャクソンがベルトを保持した状態で、前回とは逆のシウバが挑むという構図ができあがっていればなあ、とは、どうしても思ってしまう。

posted by 秦 |22:46 | 総合格闘技 | コメント(8) | トラックバック(0)
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2008年12月02日

桜庭VS田村の視点・追記

改めて、桜庭VS田村について、好き勝手なことを書きたいと思います。


このカードについては、時期を逸した、賞味期限切れ、といった意見が見られる。実際、数年前であれば、今よりも断然盛り上がっていただろうと思える。
これは時間的な問題もあるだろうが、それだけではなく、以前とは「場」が違っていることもあげられるだろう。

すなわち、以前であればこのカードは当然、PRIDEにおいて行われていただろうが、いまはDynamiteで行われる、ということだ。
こういうことを書くと、「団体オタ」などと言われそうだが、このカード自体が空気というものが重要になってくるだけに、そこは大切なところであろう。

この両者の関係は当然UWFが絡んでくるわけであり、PRIDEという団体もまた、その起源に高田延彦という存在があるというのは、ファンであればだれもが知っていることだ。
そして桜庭和志は、PRIDEにおける最大のスター選手として、PRIDEの象徴となり、田村潔は高田延彦の引退試合という形で、UWF-PRIDEという繋がりのなかに関わり、いわばUWFの象徴ともいえる存在となった。

それゆえ、直接UWFを知らないファンにとっても、桜庭VS田村というカードにたいして、PRIDEというイベントの一面を象徴するかのような、神秘性を感じていたのではないか。
しかし、PRIDEという団体の消滅とともに、桜庭のPRIDEの象徴という姿は失われ、それによってこのカードは、その意義を大きく失ったのではないかと思う。
無論、UWF時代から見ているファンにとっては、PRIDEのことは関係ないのだろうが、PRIDE世代のファンにとっては、PRIDEかDynamiteか、という違いは大きいだろう。


posted by 秦 |22:10 | 総合格闘技 | コメント(29) | トラックバック(0)
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2008年12月02日

ブログ開設1周年

さて、このブログを書き始めてから、1年経ちました。この1年間で100ちょっとの記事を書いて、自分なりに好き勝手なことを書いてきたと思います。その中で、このブログを読んで頭に来た人とかもいるでしょうし、昨日の記事にもそういったコメントが寄せられました。が、そんなことをいちいち気にして、人の顔色ばかりうかがっていては、ブログを書いている意味がない!!
というわけで、今後も勝手なことを書かせてもらいます。

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posted by 秦 |21:36 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年12月01日

桜庭VS田村の視点

自分の視点を持つという点において、桜庭VS田村は、その典型的な例と言っていいだろう。純粋に競技的視点で見るとするならば、もはやこの試合に、それほどの価値を見出すことは難しい。
結局この両者に対して、見る人間がどういった思い入れを持っているかによって、まったく違った面を見せることになるカードであると思う。

私自身はプロレスを見ない人間であり、UWFとか全く関心がないので、総合格闘家としての両者しか知らず、プロレスラーではなく、総合格闘家という認識でしかない。
その中でも両者の関係はこれまでたびたびクローズアップされてきただけに、それなりに自分の中でこの試合に対する視点というものもできてはいるが、UWF時代から知っている人間にとっての視点とは、また違うものなのだろう。


これまでの記事とかを読んでいて、UWF時代のことも、知識としては多少私の中にもあるが、それは感情や感覚を伴わないものであり、価値観を形成することができない。
Uインターの最後の試合で、田村に対して桜庭がガチンコを仕掛けたというが、そういった過去がこの試合に対する視点につながるのは、その試合を見て、その背景を当時の感覚で理解している人間だけではないだろうか。

そういった意味では、大晦日のメインイベントという場には、あまり似合わないカードであるような気もする。
煽りVなどの演出は、さぞ力の入った出来となるのだろうが、そういった知識的な、主催者から与えられた価値観だけで、このカードをどれだけ楽しめるのかと思う。

posted by 秦 |23:02 | 総合格闘技 | コメント(13) | トラックバック(1)
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