2008年09月30日

戦極第五陣観戦記、ワンマッチ編 森羅万象

今回は、ワンマッチの感想です。


マスヴィダルVSシュルツ
試合後のコメントを見ても、前回のKO負けの影響が、ハッキリ表れた感のあるシュルツ。肉体的なものだけでなく、精神的にも、KO負けは深刻なダメージです。まあマスヴィダルも、ダムにKOされてから3ヶ月ちょっとですけど。
以前OMASUKI FIGHTさんのブログで紹介していた、敗戦についての精神的ダメージの記事が印象的。
OMASUKI FIGHT
リザーブマッチの相手は、スーファンあたりが有力でしょうか。



國奥VSクォン
國保さんには酷評されていましたが、國奥選手はDEEPではかなり内容の悪い試合が続いていたので、それと比べればよかったです。
下手をすると、佐々木VS近藤の第1Rみたいな展開になると思っていたし。いい勝ち方をしていれば、リザーバーの可能性とかもあったのかも。


モーVSビュー
チームクエスト期待の新鋭という話でしたが、本当でしたね。入場を見た時はただの色モノかと思ってしまったが。
まだTVのほうは確認していないので、話題の長南メールとかが気になるところです。
戦極では新しい強豪選手の発掘・招へいに力を入れている感じだけど、これほどインパクトのある選手というのは初めてですね。ソクジュにたとえられていたけど、試合後のはしゃぎっぷりを見ると、むしろベネットを思い出した。あの男もインパクトはあったけど、何かやらかして捕まったんだったかな?
11月かニューイヤーイベント、どちらかには出てきてもらいたいです。


シャンジVS杉浦
グラウンドへのこだわりを力説していたシャンジですが、打撃でのKO勝利という結果に。さしもの特級グラップラーといえど、理想の体現は容易ではないということか。
判定になれば結果はわからなかっただけに、杉浦選手としてはもったいなかったですね。てか、前日プロレスやってなかったら勝ってたかも。最後に燃料を残していたシャンジに対し、完全にガス欠の杉浦という差が結果を分けた。
判定がドローありだったら、だれた印象になっていたかもしれないけど、マストな分、それなりに緊張感みたいな中で見ることができた。やっぱり、判定はマストのほうがおもしろいな。

posted by 秦 |22:10 | 戦極 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年09月30日

戦極第五陣観戦記、GP編 森羅万象

ホジャー欠場は残念でしたが、今回は、会場観戦してきました。

ミドル級は決勝まで一月ほどしかありませんが、それほどダメージのありそうな選手はいない様子。もっとも、そう見えても、どこかしら痛めていた、というのもよくありますが。
一番問題がなさそうというか、間違いなくないのがシアー、ありそうなのは中村選手でしょうか。


中村VSカフーンでは、両者とももう少し手数がほしかったところですかね。打撃が単発で終わってしまって。
とはいえ、ミドル級転向初戦、日本復帰戦、3連敗中という中で、きっちり勝利を収めたのは、大きいと言えるでしょう。
結構いいパンチも入ってたけど、動じた様子を見せないあたり、カフーンはタフですね。ただ「柔道対策をしてきたが、打撃が多くて驚いた」と言ってるが、ここ2年ほどの中村の試合を見れば、当たり前のことなのだが。相手の研究をまるでしていないということが、バレバレですね。



佐々木VS近藤では、1Rが終わった時は心配になるような内容でしたが、2R開始後、一気にチョークを決めてびっくり。しかしGRABAKAの喜びようには、それ以上にびっくり。確かに見事な勝利だったけど、いくらなんでもはしゃぎすぎw。もし優勝したらどうなってしまうことか。
それにしても、近藤選手は体調不良で試合後の会見をキャンセル、というのはどういう状態なんでしょう。よほどコンディションが悪かったのか。

シアーVSサイボーグは、会場も盛り上がっていただけに残念でした。クラークへの歓声が多かったのは、ちょっと意外。サンチアゴのほうは、主催者のプッシュ傾向とは逆に、まだそれほど人気はないよう。今回も煽りの膝はなかったが、決勝に期待、というところか。

決勝のカードは、素直に考えれば中村VSサンチアゴ、佐々木VSシアーでしょう。
ライト級も合わせると全部で6試合が埋まるわけですが、これにジョシュ、五味を加えて8試合ですね。たぶん、あと1,2試合ぐらいはあると思いますけど。

posted by 秦 |01:00 | 戦極 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年09月24日

DREAM6、隠れた対決と小手先の柔道着 森羅万象

今回もPPVでの生放送がなかったDREAM6。前回のDREAM5では間抜けなことをしてしまいましたが、今回は素直に地上波を見ておきました。

結局ミドル級GPは、あっさり風味のまま終わってしまいましたかね。準決勝2試合と決勝を合わせて、わずか5分強。
試合時間が短くても、実力差がある場合と、結果的にそうなった場合との2種類があると思いますが、準決勝2試合は前者、決勝は後者でしょうね。マヌーフと弁慶は、組み合わせに恵まれた感も強いし。

そんな中、ムサシVSマヌーフの試合中、陰でもう一つの勝負が。
おなじみTKチャートでは、ムサシは打撃4、マヌーフは5でしたが、高阪さんは更に「6か7ぐらいはあるかも」と、マヌーフの打撃を大絶賛。
ところが試合開始後、須藤さんは「打撃でもムサシのほうが上なんじゃないかな」と言い出しました。
別に当てつけていったわけでもないでしょうが、ここに高阪VS須藤という、解説バトルが発生したわけです。
しかしこのバトルも、結局打撃の攻防がないまま寝技で決着がついてしまったため、ノーコンテストという結果に。残念。ある意味結果が出ているといえる、ミルコVSアリスター以上に残念かも。


ドンシクVSナカハラは番狂わせになりましたが、気になるのは、やはりあの柔道着。総合格闘家としてちゃんと結果を残せるようになっていたのに、なぜ着てしまったのか。
試合後のコメントを見ると、十分な練習ができなかったようだけど、そういう不安感が、あのような小手先の行為に走らせてしまったのだろうか。
似たような事例として、中村VSシウバ、大山VSミルコとかあるけど、結局いい結果にはなっていないですね。柔道着そのものというより、普段通りにできないメンタルな部分が、問題なのかもしれない。
対策を講じるのはいいけれど、やはり選手には、自分自身を信じた、堂々とした姿を見せてもらいたいと思います。

posted by 秦 |20:51 | DREAM | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年09月20日

柔道家の腕十字 森羅万象

総合に転向した柔道家の戦い方は、打撃主体の選手と、サブミッションを得意とするタイプとで、はっきり分かれる傾向があると思う。
秋山、中村、瀧本、ソクジュなどは前者、ドンシク、ブギョン、ナツラなどは後者というとこですか。

後者の場合、正直「寝技がうまい」という表現は、あまりしっくりこないですね。「サブミッションが得意」というほうがイメージに合う。
なぜなら彼等の試合においては、終始寝技で相手を圧倒するとか、そういう展開は作れていないから。押され気味の展開の中で、一度のチャンスをつかんで十字を仕掛けていく、というパターンが多いんですね。
優勢な中で極められる場合以上に、劣勢な中でも一発逆転を秘めた切り札的なイメージが、ファンの中にある、柔道家の腕十字というもじゃないでしょうか。

ムサシVSドンシクでも十字であわやというシーンがあったが、ファンの反応も、まさに待ち望んでいた、という感じの盛り上がり方でした。
ただの逆転ではなく、ドンシクの腕十字による逆転、という代名詞的なパターンであったことこそが、あの盛り上がりの理由でしょうね。
ミルコのハイキックとか、ジャクソンのバスターと同じで。


ただそのフェイバリットな腕十字も、惜しいところまでは行くけど、結局極めきれないというパターンが多いのも、事実なわけですが。
一時期のドンシクは、何かに憑かれたようにバンバン極めまくっていましたが、逆にそれ以外で極まったことはなかったんじゃないかと。

柔道家の腕十字幻想が今後も続くためには、「十字が得意な選手」から「寝技がうまく、特に十字が得意な選手」になることですかね。やはりトータルで相手を上回っていないと、チャンスが作れない。
これまでのようにワンチャンスで仕掛けていくだけでは、盛り上げるための技で終わってしまうかもしれない。

ドンシクやブギョンにはもう一度、極める腕十字に昇華した姿を見せてもらいたいものです。
ドンシクはDREAM6ではナカハラ戦ということで、内容を求めたいところ。



話は全く変わるけど、なんか気になったのがこの記事 内容というより、誤字が
【kamipro】DREAM.6を“世界のTK”高阪剛が見どころ解説!!
TK 自分は今回のミドル級GP決勝大会で、じつは一番注目してるのが、このムサシなんですよ。ムサシはね、技が全部“後の線”なんだよね。

——後の線……どういうことですか?
TK 相手に攻めさせておいて、そこをすり抜けてうしろからドーン、みたいな。

――え~、さっぱりわかりません(笑)。


「後の線」じゃなくて「後の先」でしょ。ひとつだけなら単純なタイプミスだと思うけど、二つあるからなー。文章内容も怪しいし。本気で「後の線」だと思ってるのかな?
まあ、私も最初打ったら「後の線」で出たから、それだけのことかもしれないけど。しかし気になる。

posted by 秦 |23:12 | 総合格闘技 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年09月18日

PRIDEを梁山泊にたとえてみる・追記

前回の記事では、人の死を興行に利用するなということを書いたが、私も多少、ブログの中でそれをネタに使った事もあったな、と気がついた。
「PRIDEを梁山泊にたとえてみる」の記事で、森下元社長に托塔天王の綽名をあてたわけです。

一応言い訳すると、これぐらいはいいかな、という感じだったんですけどね。本当は、ハイアンに短命二郎(命知らず)を思いついたんだけど、さすがに不謹慎かと思って、やめておいたし。


PRIDE選手に綽名をあてることについては、あの後またいくつか思いついたりしたので、追加を


選手名  綽名・人物名  意味

五味  霹靂火・秦明   霹靂は雷のこと

石田  石将軍・石勇   そのまんま、名前から取った綽名

シウバ  双鞭・呼延灼   鞭はムチではなく、節のある棒状の打突武器

ノゲイラ  両頭蛇・解珍   猟師・兄

ホジェリオ  双尾蠍・解宝   猟師・弟

ニュートン  飛天大聖・李袞   道教の神、孫悟空のモデル

ヒクソン  百勝将・韓滔  

ブスカペ  白日鼠・白勝   「ブスカペ」はねずみ花火ということで

オリベイラ  神火将・魏定国   PRIDE9のファイヤーマン

佐藤大輔  聖手書生・蕭譲

島田祐二  鉄面孔目・裴宣

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posted by 秦 |21:49 | 総合格闘技 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年09月14日

いろいろ事件について 森羅万象

大相撲大麻事件
なんか角界を揺るがす大事件みたいに騒がれてるけど、数名の力士に疑惑があるというだけで、所詮は個人の問題でしょ。なんであんなに騒いだのかよくわからないな。大麻の使用自体は、罪にならないとかいうし。
当り前の検査・調査をして、当人や責任者に適当な処分を下せば、それで済むだけのこと。、
私は正直、こっちのほうが問題だと思うけど。
スポナビ
こっちは、組織全体の問題だからね。どー考えても、こっちのほうが重要。ほんとかどうかは知らんけど。


レスリングメダルはく奪事件
アブラハミアン選手が、メダルはく奪を不服として提訴
スポナビ
なんだかなあ(笑)
メダルを川に捨てて、後で探しに行くようなもんだな。メダルが大事なら、最初からあんなことやらなきゃいいのに。


エヴァン・タナー死去
元UFC王者、エヴァン・タナーがなくなったとのこと。自殺か事故かはわからないそうだけど。
こういうニュースを見ると、やはりアンディ・フグのことを思い出す。あの時は、K-1でアナウンサーとかが、関係ないところでまでアンディの名前を連呼したりして、なんとも不快になったもんだが。
人の死まで、興行に利用するなと言いたくなった。当時のファンの反応とかは知らないけど、そういうことは結構言われたんじゃないかと思う。
亡くなった方には、そういうのとは関係ないところで、弔いの気持ちを表してもらいたいものである。

posted by 秦 |20:01 | その他 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年09月11日

戦極、勝者同士の対決 森羅万象

戦極第五陣、2カードが追加で発表されました。

ホジャーVSビュー
國奥VSクォン

ホジャーVSビューについては、前回勝った選手同士の対戦ということになります。こういうカードは珍しいな、と思って調べてみたところ、これ以外では光岡VSダムだけだったという。
逆に近藤VS佐々木、シュルツVSマスヴィダルなんかは、負けた選手同士の対戦ということになりますけど。
こういうところが、戦極がまだ線になっていないといわれる所以でしょうか。次回はGP決勝大会ということで、自然とそういうカードになるわけですが。

しかし、11月1日というのは、いくらなんでもスケジュールがきつすぎでしょう。これで選手が「11月もあるからな」とか考えて、リスクのない消極的な試合をしてしまったら、元も子もないと思うんだけど。
それにライトとミドルを同時開催なら、近藤VS佐々木とか組む必要もないし。ライトは全員日本人なんだから。それよりは近藤VSシアー、佐々木VSサイボーグ、とかでよかったとのでは。

DREAMのマヌーフとかもそうだったけど、選手の負担を無視したような運営は、やめてもらいたいものです。


まあそれはともかく、ホジャーの今回の試合は注目ですね。近藤選手相手だと体格差が目立ちすぎでしたが、ビュー相手にどういった試合になるのか。
幻想をさらに膨らます結果になるのか、それとも経験不足が現れるのか。本格手に総合格闘家としての評価を問われる試合になるでしょう。

ビューの戦績を調べてみたところ、PRIDE33以降は、かなり戦績はいいですね。対戦相手のレベルはよくわかりませんが。
2試合の内容を見てみると、勢いがあって一気に勝ったり、逆にあっさり負けたり、といった感じでしょうか。ホジャーへの期待感を考えると、こういう相手はしっかりさばいて、一本で勝ってほしいところではあります。

posted by 秦 |22:35 | 戦極 | コメント(11) | トラックバック(0)
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2008年09月09日

セコンドの存在

先日のUFC88で、ジュカオンに判定勝利した長南選手。ブログをチェックしてみると、試合についての記事が。
セコンドの声に助けられたことが書いてあるけど、やはり技術的なことだけではなく、信頼する人間にそばにいてくれることが重要なんだろうな、と感じさせる文章です。

少し前に、ボクシングジムのブログでトレーナーのアドバイスのあり方について書かれているのを読みました。TVで聞こえたりするだけでも、人によってアドバイスのやり方は違ったりするが、アドバイスの内容以上に、選手のその相手に対する気持ちが重要なのではないかと思えます。
選手に相手に対する信頼があれば、声を聞くだけで力になるだろうし、逆に信頼がなければ、何を言っても意味はないでしょう。
スポーツに限らず、誰だってそうだとは思いますけど。同じことを言っていても、それを言う人間によって、受け取る側にとっては全く別物なわけです。

以前桜庭選手の自伝本で、アローナ戦では、セコンドの声にやたらとイラついたということが書かれていました。
その中には、PRIDE離脱につながる周囲との軋轢みたいなものが語られていましたが、結局セコンドの言葉の内容以上に、そういうものが桜庭選手をイラつかせていたのではないかと思っています。

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posted by 秦 |01:21 | 総合格闘技 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年09月06日

中村和裕に不安あり

28日の戦極第5陣で、ポール・カフーンとの対戦が決まった中村選手。ミドル級転向ということで注目したいですが、記者会見の記事やブログを読んでいると、若干不安な点が。
というのも、カフーンの「KOで倒す」というコメントに対し、何やらムキになっている点。こういうやりとりを見ていると、やはり中尾戦を思い出してしまう。

あの時も中尾選手のキス発言にムキになりすぎて、結果、悪い試合内容になってしまった。中尾選手はしょーもない発言を繰り返していたとは思いますが、カフーンのコメントぐらいはよくあることだし、スルーしておけばいいと思うんですけどね。

こういった対戦相手との挑発的なやり取りは、試合内容にいいほうに働くケースもあれば、悪いほうに働くケースもあると思う。
「絶対KOする」とか発言して、試合でアグレッシブに攻められるようになる選手もいれば、逆に気負いすぎて攻められなくなる選手もいるでしょう。
中村選手は、やはり後者の印象が強い。減量という不安材料もあるわけだし、気合いを入れすぎるより、平常心で試合に臨んでもらいたいと思っています。


DREAM、戦極、ともにライト級の日本人選手たちは、外国人相手に全く引けを取っていません。
日本人にとって、上の階級に行くほど外国人相手に不利なのは常識ですが、ミドル級であれば、三崎選手や岡見選手など、世界と戦える選手もいる。ライトヘビーでは階級の壁を感じて、ミドル転向を決意した中村選手ですが、そこでどこまでいけるか。
ほかの日本人選手も含めて、そのチャレンジが見たいところです。

開幕戦だと、あまりそれは見れなさそうですけど。決勝大会で見れればいいけど、中村選手が勝ちあがって、近藤VS佐々木の勝者と対戦とかなったらいやだな。

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posted by 秦 |19:28 | 戦極 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年09月04日

郷野流言い訳術 森羅万象

言い訳といえば最近思いだされるのは、戦極で横田選手のマイクにダメ出しをした、郷野選手でしょう。
「今すぐ言うのはだめですね。少し時間がたってから、ごまかして、笑いを交えつつ言い訳を盛り込むテクニックを身につけないと」
さすがというか、なんというか(笑)。こんなことを公然と言ってしまう人は、他にいないでしょう。

郷野選手自身の言い訳といえば、やはりクラウスレイ戦と近藤戦でしょうか。どっちもうまかったなー。
クラウスレイの時は会場に見に行ってたけど、笑えたし。
「この試合、正直しょっぱい?バカヤロー、しょっぱい判定勝ちの先に一本勝ち、KO勝ちがあるんだよ」

近藤戦の時は、試合後の態度は良くなかったけど、その後のカバーには舌を巻いた。
まずブログのほうで、コメント欄でいろいろ言われていることに対し、そういう意見もちゃんと受け止める、という構えを見せる。批判コメントに対し、直接反論、言い訳をしたりということはしない。
その後は怪我での苦労話を書いたり、怪我で腫れあがった手や、手術後の写真を何度も載せて、自分がいかにひどい状態だったかを、懸命にアピール。
雑誌のインタビューでは、怪我をした状態で戦う困難を力説し、さりげなく近藤選手のことも持ち上げておく。

その中には随所に笑いが盛り込まれており、読む人間を楽しませることにより、言い訳的な印象を薄くするという効果がある。
硬軟織り交ぜた、見事なテクニックと言っていいでしょう。これと比べれば、横田選手のマイクなど、まさに児戯。
やはりあれだけの文章能力や話術があると、様々なことに役立つものだ。


そういえば言い訳とはすこし違うけど、最近話題になっている、相撲での大麻疑惑。痛み止めとか副流煙でも反応することがあるから精密検査をするらしいけど、以前UFCで、中村選手も同じようなことがあったな。
あの時も中村選手は否定し、コミッションに提訴したけど、結局精密検査とかは行われず、そのまま処分決定みたいになったはず。
中村選手は今回の騒動に対して何も言ってないけど、もし郷野選手が同じ立場だったら、絶対ブログでそのことを記事にすると思う。
今はもう特に話題にもならないことだから、下手に騒いでも寝た子を起こすことにはなるが、郷野選手なら当然そのあたりも意識した、見事な文章を書くでしょう。
中村選手だと、そういうのは難しいかな?最近はブログでも、結構力の入ったいい文章を書いてるけど。

posted by 秦 |23:02 | 総合格闘技 | コメント(0) | トラックバック(0)
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