2008年01月31日

もっとも熱を生み出す日本人

以前「五味選手はUFCっぽい」などと書いてしまいましたが、戦極参戦が決定。実にうれしい。地味だと言われることの多かった戦極ですが、五味選手の存在によって、だいぶイメージも変わってきます。

PRIDEの後継を期待される戦極ですが、そうすぐに同じレベルを期待するのも、変ですよね。会場の規模からしてもそうですし、外国人スター選手も、今の所いませんし。ジョシュ参戦の噂はありますけど。
今はとにかく本格路線の潮流があり、それに対する期待が一気に高まってきた。それが大事なことでしょう。やはり五味選手は、そういうイベントそのものを引っ張る力を持った選手です。
チャンピオンクラスが相手とのことですが、やはり看板になるようなカードを組むべきですね。個人的には、ハンセンとの試合が見たいところですが。

階級に関しては以前書いた希望どうりになりましたが、68キロ級というのは結局意味が分からなかったな。難色を示す選手が多かったんですかね。
階級が多いとかも書いたけど、さらに増えてるし。

posted by 秦 |23:55 | 戦極 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年01月30日

優遇とは

前回のエントリーで優遇ということについて意見がありましたので、そのことについて書きたいと思います。

私としては、開催国の選手や人気選手が優遇されるのは、ある意味当然ではないかと、結構割り切っています。勿論、判定やレフェリングおける不正は許されません。しかし優先的に試合が組まれたり、いいカードが組まれたりといったマッチメイクの点においては、どこの国・団体でも当たり前のことでは。

公平でないといわれることがありますが、普通そういうものでしょう。
多くのファンからすれば、仮に実力が同じなら同じ国の選手・知名度のある選手の方が、見たいと思うはずです。ファンの要望に応じるのは、主催者として当然の判断ですし。
また同じ相手に勝ったとしても、いい試合をしてKO・一本で勝った選手、消極的な試合で判定勝ちした選手、これらの選手を同じに扱ったとすれば、それは公平といえるのかどうか。人気選手というのは、基本的にいい試合をする選手。そういう選手を大事にするのは、当たり前のことですね。
ジムの力とかもいわれますが、ジム側からすれば、選手のマネジメントが仕事なわけですから。

そもそも優遇されてるかどうかというのは、選手の実力には関係のない話ですしね。そんなものにとらわれず、選手自身を見るようにしたほうが、素直に楽しめます。
作られたヒーローとかいっても、自身の視点をしっかりと持っていれば、そういうものには惑わされませんし。

posted by 秦 |21:40 | その他 | コメント(8) | トラックバック(0)
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2008年01月28日

「勝てばいい」わけではない

昨日の白鵬と朝青龍の優勝決定戦は、素晴らしい内容でしたね。今場所は大相撲もかなり盛り上がり、その締めくくりとしてふさわしい勝負だったといえるでしょう。
以前、はたきこみの連続で終わってしまったことがありましたが、やはりあれはよろしくない。頂点に立つ人間は結果だけではなく、そのジャンルを盛り立てていかなければならない、そういう責任があるんですね。

相撲だけではなく、格闘技全般にそれはいえます。今は多くの人が言うように、格闘技の熱が冷めてきている。そんな中で、「勝てばいい」などという甘えた考えはゆるされない。ジャンル自体が厳しい状況の中で、そんなものは通用せず、さらに高いレベルが要求されている。

大晦日を見ていても、熱を感じたのは三崎VS秋山ぐらいでしたね。いい試合だとは思っても、その先がなかった。川尻選手は倒しきれなかったし、青木選手にも、やはり極めてほしかった。
対戦相手が強かったというのもあるでしょうが、やはりそれでは済まされない、そういうレベルの選手たちですから。本人たちも、納得していないみたいですし。

川尻選手が言っていましたが、やはり格闘技の最大の面白さは、心が燃えるようなぶつかり合いではないかと思います。別にノーガードで打ち合うとかではなく、心・技・体、全てをお互いがぶつけ合うような。
素人くさい表現になってしまいましたが、格闘技の熱を生み出していたのは、やはりそういう試合の数々ではないでしょうか。
ただそういった試合をしてきた選手の多くが、日本からいなくなってしまいましたからね。ミルコ、ノゲイラ、シウバ、ショーグン、ジャクソン・・・。五味選手も、UFCっぽいですし。K-1でも、シュルトがどんなに強くても、そこに熱がない。
こういう状況だからこそ、相撲がまた熱を取り戻したように、選手には自分が熱を生み出さなければいけないという責任感と、高い意識を持ってもらいたい。当たり前ですけどね。

posted by 秦 |21:14 | 総合格闘技 | コメント(10) | トラックバック(0)
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2008年01月24日

軽んじられるレフェリー

結局ノーコンテストということで決着した、今回の騒動。いろいろな意見がありましたが、「疑わしきは罰する」という、ルールミーティングでの指針が貫かれたとの事。

以前の記事では「ノーコンテストという裁定も受け入れなければならないかも」と書きましたが、その決定に対する説明は十分とは言えず、不満が残ります。
菊田選手は反則ではないという見解を述べていますが、三崎選手の身内なわけですから、完全に客観的意見とは言えません。しかし「レフリーが一度下した判定が覆るということは容易なことではない」という言葉は、スポーツ全般における常識と言っていいでしょう。野球やサッカーを見ていてもそうですし、それこそハンドボールの予選ぐらいのものになって、ようやく認められる。
それをやる以上、主催者には、ファンに対する説明責任があると思うのですが。

FEGの興行においては、後で裁定が覆ることは多かったですが、PRIDEではそういうことはなかったですよね。それこそ、ケアーVSボブチャンチンぐらいしか思い浮かびません。あれは100%反則ですし。バッティング絡みのKOでも、裁定は覆りませんでしたから。
それが正しいかどうかはともかく、今回に限ってこういった決定がされたことには、違和感があります。

posted by 秦 |23:12 | 総合格闘技 | コメント(39) | トラックバック(0)
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2008年01月20日

戦極について・2

前回の続きです。
階級については、素直に70,65で分けた方がよかったと思います。雑誌のインタビューでは60キロ級を設けた意義を語っていましたが、そっちは修斗に任せていいのでは。修斗以外に選手もいませんし。
65キロ級なら、いろいろなカードも実現できるんですけどね。

ルールについては、タイトルマッチは5R制とされています。UFCと同じ形ですが、これはいらないんじゃないでしょうか。UFCを見てても、4,5Rになるとだれてしまって、3Rで終わっていたほうが面白かった、ということが多いんですね。面白い試合でもそうですから、つまらない試合だと本当にきつい。
むしろ2Rと3R制にしたほうが、試合数も増やせて楽しめそうです。

前回も書いたように、戦極は6階級もありますからね。全ての階級をまともに成立させようとしたら、かなりの数試合が必要になるかと思います。1大会12試合やったとしても、一つの階級で2試合平均しか出来ないわけですから。
この辺りは、どういう風に考えているのでしょうか。特定の階級を中心とするとかなら、ファンにもハッキリしておくべきだし。開催が近づいてきても、意図の分からないところは多いですね。

posted by 秦 |21:20 | 戦極 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年01月19日

戦極について

戦極開催まで、あと一月半となりましたので、いろいろと書いていきたいと思います。
今決まっているのは、カードが一つ、出場選手8名で約半数、といったところでしょうか。第一回大会ですので、早いところカードを決めてもらいたいですね。
階級が多いので、流れを作っていくためには、武士道のように試合数を多めにしていった方がいいのではないでしょうか。出来れば10試合以上を基本にしてもらいたい。最も試合数を多くしすぎて、武士道十三のような、やたらと長い大会になっても困りますがw

出場予定の選手を見てみると、妙に83キロ級の選手が多いですね。大晦日の三崎選手、瀧本選手の活躍で、今後が楽しみな階級ではあります。川村選手は負けてしまいましたけど。
それに、郷野選手もいずれ参戦する可能性は高いと思いますし、PRIDE83キロ級の外国人選手で、UFCと契約した選手は、あまりいませんからね。日本でもなじみのある選手を、多く出せるのでは。まあそれはライト級も同じですが。

ライト級の方は、68キロという妙に中途半端な設定になっているので、この階級にどういった選手が参戦するのか、早く情報がほしいところです。
というか、この階級設定は結局どういう意味なんでしょう。いまだに分かりません。


長文は苦手なので、後日また気になっている点について書いていきます。



posted by 秦 |23:56 | 戦極 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年01月17日

実況・追記

解説を聞いていると、たまに「ハイレベルゆえの膠着」という事が言われますが、私はそういう御託が大嫌いです。プロである以上、膠着したつまらない試合というのは、だめな試合でしかない、というのが私の考えです。
解説でも、やはり悪いところは悪いというべきでしょう。膠着した中でも評価すべき点があるなら、それをファンに伝えられるように語るべきです。それをできず、聞こえのいい理屈でごまかそうとするのは、解説者失格ではないかと思います。

posted by 秦 |20:09 | 総合格闘技 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年01月13日

実況

前回の記事で高田さんについて否定的に書きましたが、あれはあれで、ありかとは思います。高田さんがPRIDEの空気を作り出す一因になっていたのも、事実です。
しかし実況においては、高阪さんのような技術について語れる人を、同時におく必要はあります。それによって、バランスが取れた実況になっていたのでは。高田さん一人では、やはり偏ってしまいますし。

実況の質というのは、格闘技を楽しむ上で、結構重要な部分です。的外れなことを言っていたり、特定の選手に偏った実況を聞いていると、正直しらけた気分になってしまいます。
以前 Rumble on the Rock をTVで見た時、実況が谷川さんと曙だった時は、正直きつかったですね。もう少しましな人選があるだろうと。DVDとか見てると実況の入ってないものがありますが、あれはどうも寂しいというか、物足りない感じがするんですよね。

やはり感動とか興奮というのは、五感全てに訴えて作られるものなんですよ。もちろん、格闘技は映画なんかとは違いますし、試合内容が最も重要ですが、その試合内容のよさを出来る限り伝えるためには、聴覚に訴える要素、すなわち、質の高い実況・解説が求められるわけです。
 

posted by 秦 |22:40 | 総合格闘技 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年01月09日

高田さんの発言だけは、認められていないようで

三崎選手のフィニッシュに関してはいろいろありましたが、全体的に「反則ではない」という意見が多いようですね。グレーゾーンではあるけど、そういった部分を判断するのは、やはりレフェリー。それを尊重すべきであり、その判断が納得できるものであった、ということでしょうか。
とはいえ、やはりこういったことについて意見が交わされるのは、いいことです。これもやはり、総合格闘技の深化に繋がるものでしょう。


関係者の意見も出てきていますが、叩かれ気味なのが高田さんの意見。その理由の一つとしては、やはり主催者側の人間であるということと、試合後、リングで三崎選手を称えた姿によるものでしょう。公平であるべき立場の人間にもかかわらず、三崎選手に偏った姿勢だと受け止められていますね。
「神聖なるこの二人の戦いに余計な味噌をつけてもらいたくない」という文も、エゴに感じられます。菊田選手が言ってるように、異論が出るのも無理はないというシーンでしたし、反則と神聖云々は、別のことですしね。

理由のもう一つは、技術的なことを語る人間だと、ファンから認知されていない、という点でしょう。少なくとも総合格闘技における実績は特になく、解説とかをしていても、技術論を語るというスタンスではなく、盛り上げるための語り口でした。そういう人間がああいった内容のことを語ることに、反感を抱いた人も多いのではないでしょうか。

いずれにしろ、総合格闘技にそれなりに理解のある人が、今回の件について話題にするのは当たり前の事。もし話題にならないとすれば、それは誰も総合に興味がないということでしょう。それを望むかのような高田さんの発言は、ちょっとズレてる気がしますね。

posted by 秦 |22:58 | 総合格闘技 | コメント(16) | トラックバック(1)
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2008年01月05日

公平なレフェリングとは

三崎選手の蹴りが反則がどうかということが、話題になっていますね。これもやはり、総合のレフェリングの問題の一つです。

秋山選手相手だから問題ないというような意見もありますが、それはやはり違うでしょう。レフェリングの是非に好悪の感情を持ち出すというのは、主催者による不正なものと同じになってしまいます。
秋山問題にしても、本来は今成VSブスカペ、菊田VSレノグの時点で真剣に考えられていれば、起きなかった問題であるともいえます。それらを見過ごし、オイルを塗るという行為の影響について無頓着であった、そういった我々ファンの不明が、あの問題の背景の一つであったわけです。
もし秋山選手の方が同じような勝ち方をしていたら、果たしてどう言われていたか。大晦日のメインだとか、誰が誰にやったとかは関係なく、反則行為そのものについて、どう対処するかを真剣に考えなければならない。それが、秋山問題を本当の意味で教訓にするということであるはずです。
三崎選手を応援し、勝ったことを喜んでいましたが、場合によっては無効試合という裁定になることも、受け入れなければならないかもしれません。それが公平なレフェリングというものでは。

ただ私の考えでいえば、あれは反則ではなかったと思います。単純に蹴りが決まった時点で手がついていたかどうか、という問題だけではなく、流れというものがあるはずです。
昨年の世界柔道でも誤審問題がありましたが、それも流れというものを無視して、鈴木選手・井上選手が技をかけていったにもかかわらず、最後に背中を突いたから一本負け、という裁定でした。
今回でいえば、秋山選手は動きが止まっているわけではなく、立ち上がろうとしていました。そういった流れというものを考えれば、仮に手をついていたとしても、グラウンドではなく、スタンドへ移行する流れの中にあったわけです。「グラウンドでの頭部への蹴りは禁止」というルールですが、あの状況の秋山選手をグラウンド状態というのは、違和感があります。微妙なタイミングではありますが、ルールの中で許される範囲内であるというのが、私の意見です。

前後で言ってることが違うように見えるかもしれませんが、後者はあくまで私の個人的意見。もし今後裁定が覆り、それに対し納得のいく説明があれば、悔しくてもそれはそれで受け入れるつもりです。

posted by 秦 |21:04 | 総合格闘技 | コメント(30) | トラックバック(1)
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