2008年02月06日

柔道出身選手の活躍と、彼らを潰していたPRIDE

最近では総合における柔道から転向した選手の活躍は、かなりのものがあります。名前を挙げれば、吉田、中村、瀧本、小見川、秋山、ユン、ソクジュ、ロンバート等。大晦日でのチョン・ブギョン選手の健闘も、印象深かったです。

ただこれらの選手も、転向直後はアジア系、特に重いクラスの場合、内容も結果もなかなかついてこず、ファンから批判されることも多かったですね。黒人系の選手は、高い身体能力で何とかなる面もあったでしょうが。
それらは、PRIDEにおけるマッチメイクの問題でした。現状が示すように、経験さえつめば十分な実力を持った選手たちです。しかしPRIDEではそれをさせず、どんどん厳しい試合を組んでいた。それで力を発揮できないのは、当然とも言えます。
ソクジュやブギョンのような選手は、本当に稀な存在です。

秋山選手の場合、以前は対戦相手についていろいろ言われる事も多かったですが、その間にしっかり経験を積んでいたわけです。
まだ歴史の浅い総合において、他ジャンルから転向してくる選手というのは、結構重要です。PRIDEにおいても、ある程度そういう配慮があっても良かったのではないでしょうか。

またマッチメイクに限らず、試合時間についても、配慮が足らなかったと思っています。20分の試合時間というのは、キャリアの浅い選手にとっては長すぎですね。後半だれた試合になってしまうというのが、よくありましたし。5分2Rとかの、特別ルールを採用してもよかった。
最初は少ないラウンド数というのが、他団体やボクシングにおいても、当たり前ですから。
世界最高峰のリングという以上、イベント自体のイメージを損なうようなことはやれなかったというところはあるでしょうが、それによって選手を殺してしまっていた、というのも事実ではないかと。

戦極では競技性重視といわれていますが、あまり杓子定規にならず、そういった配慮もしてもらいたいです。やはりオリンピックメダリストなどの肩書きは、ファンにも伝わりやすいですし、特に新しく見ようとする人にとっては、分かりやすくていいのでは。

要するに言いたいことは、選手を生かすマッチメイクと、ルールの制定をしてもらいたいという、当たり前のことなのですが、たまにそれを忘れているのではないか、と感じることもあるのです。
つまらない試合があったら、選手を批判するより自分たちの問題として反省するのが、主催者の責任でしょう。

posted by 秦 |22:29 | 総合格闘技 | コメント(9) | トラックバック(0)
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