2008年05月14日

面白くなってきたDREAMと戦極第二陣

旗揚げから2ヶ月で3回の大会を重ねたDREAMですが、かなり面白くなってきたな、と思います。1,2回の時は、正直いまひとつだなと感じましたが、今回はかなりハイレベルな大会となり、この先のカードも期待できるようになってきてますね。
主催者のやり方には多少疑問を感じるところもありますが、選手たちが試合内容を充実させることで、ファンの期待にこたえてくれています。

ミラーなんかはかなり強いとは思いましたが、柴田選手との実力差が見えすぎた感じです。須藤さんも、柴田選手の対応のまずさを指摘していましたが、グラウンドの打撃だけであそこまで一方的になるのは、よほど差がある場合じゃないと見れないですね。

ブギョン選手については、高坂さんとかが石田選手との試合について「十字は同じやり方しかないからかからない」と言っていましたが、今回もそうだったんですかね。今回は面白かったですが(というか前回のはまだ見れてないけど)、やはりもう少し準備期間を設けるべきでしょう。そうすれば、十字でもいろいろバリエーションが増えて、さらにいい試合を見せられるはずです。


戦極のほうはやはり選手層が薄いということもあり、今回は知らない外国人選手が多いですね。もっとも知名度のある近藤・ランデルマンなんかは、長いことぱっとしない成績・内容が続いてるわけですけど。
PRIDEは自前の選手が少ないということでよく批判されましたが、こういう選手たちが戦極で名を上げてくれれば、団体の特色が出て面白くなる。今回の大会しだいで、戦極の方向性も見えてくるかもしれない。
日本人のかませみたいな選手たちではあってほしくないですね。

posted by 秦 |00:38 | 総合格闘技 | コメント(10) | トラックバック(1)
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2008年05月08日

修斗伝承を見て・追記

勝ちに拘るべきか、内容も重視すべきかということについては、やはり選手たちの間でもいろいろと意見はあるみたいですね。
解説の朝日さんが、漆谷選手のアウトボクシングをおじいちゃんファイトとか言ったり、DREAM1の試合後、黒船の中でもいろいろあったそうで。

ただ今回は負けたけど、ルミナやマッハは自分たちの力で修斗を押し上げた存在であり、だからこそ今の修斗があるわけです。じゃあ今の選手はそれに乗っかっていればいいのか、とは思えないですね。同じような存在になれとはいわないけど、自分の記録だけではなく、修斗というものをより広げていこうというその思想の高さは、忘れないでもらいたいです。
それは興行だけではなく競技としても同じことで、ホジャー・グレイシーなんかは、よりよい柔術家であるということは一本取ることであり、勝つことではない、とまで言っています。内容を重視するということは、競技としての修斗の価値を高めることにも、つながるものではないかと思います。
解説やセコンドが何故消極的な試合に厳しいことを言うかといえば、やはりそれが、競技者として問題があるからなのでしょう。

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posted by 秦 |00:46 | 総合格闘技 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年05月04日

修斗伝承を見て

昨日の修斗は、PPVで見させていただきました。ホントは会場まで見に行きたかったんですけどね。
もっとも印象に残ったのは、やはりルミナVS田村の一戦。ルミナ選手は、「自分の全てを出し切りたい」と言っていた、その心意気を見せてもらったと思います。田村選手も前回タイトルマッチではグダグダでしたが、今回は良かったですね。ルミナ選手相手と言うことで、気持ちのありようが違った面もあるでしょう。やはり勝ち負けだけではない、特別なモチベーションがあったのではないかと。

一方メインのタイトルマッチ、中蔵VS天突ですが、中蔵選手らしいアウトボクシングの判定。それはそれで見ごたえはありましたが、メインイベント、タイトルマッチということを考えると、やはり物足りない。
3月の大会での田村VS門脇、上田VS岡嵜の両タイトルマッチも、展開は違うけど似たような印象を受けました。タイトルマッチになるほど、選手が手堅くなってしまう傾向がある気がします。

それが修斗らしさだと言えるかもしれませんが、それで済ませていいのだろうか。1月のBJ VS 田澤では、田澤選手が3Rポイントで完全にリードしているにもかかわらず、セコンドからは「一本狙いにいけよ!」「のっかってるだけじゃだめだろ!」と厳しい檄が飛び、その後見事一本を取りました。
全ての選手がそうでなければならないということはないですが、やはり私はそういう選手が好きですね。

競技というだけでなく興行としての面を持つ以上、やはり選手には大きな試合に対する責任感を持ってもらいたい。
前にも似たようなこと書いたので、繰り返しになりますけど。

posted by 秦 |23:02 | 総合格闘技 | コメント(6) | トラックバック(0)
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2008年04月18日

世界戦しか流さないボクシングと総合の違い

私はボクシングはそんなに見ないのだが、総合やK-1では、地上波でも主だった試合は大体流すのに対し、メインの試合しか流さないボクシングの放送というのは、奇異にも思える。もっともボクシングの方が古いわけだから、逆の言い方が正しいのだろうが。
総合ではメインだけではなく全てのカードで客を呼ぶわけだが、ボクシングでは会場に見に行く人たちも、やはりメインの試合だけが目当てという人が多いのだろう。

こういった違いを考えると、会場やTVで見ている人たちも、ボクシングのファンというのは少ないのではないか。ボクシングの世界チャンピオンというものは、世間一般に認められる肩書きであり、そういった付加価値があってこそのものであり、試合そのものを楽しむ人というのは、少ないのかもしれない。放送時間を大量に世界戦のあおりのために使い、それ以外の試合は一切無視されるあたりが、その象徴だろう。

世界戦で初めて客も集まり、TVでも流されるボクシングと比べれば、総合やK-1のファンというのは、かなり多いのではないかと思える。格闘技の人気はバブル的なものだったとはよく言われるが、膨らんだその中にきちんとした実があり、その部分で、本当のファンというものも獲得してきたのである。
ボクシング世界王者のような権威がない以上、煽りVなどで試合の意義を強調するのが総合におけるやり方だが、そういった部分はやはり大切なことだろう。それはあくまで実の部分をより伝えるための手段であるからだ。
格闘技ブームと亀田ブームとでは、実の部分で大きな違いがあった。ショーアップ的なものはプロスポーツにおいて当たり前のことであり、それが全てバブル的なものとはならない。大切なのは実の部分を忘れないことである。PRIDE時代はその部分を忘れられることなく、それを忘れたまま暴走したのが亀田ブームなのである。

posted by 秦 |23:35 | 総合格闘技 | コメント(21) | トラックバック(0)
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2008年03月21日

総合の寝技・再追記

前回のエントリーに対して、さまざまな意見をいただきました。それぞれの意見に対して、私なりの意見というものがありますが、一番言いたいことを書きたいと思います。
XXさんが言っていたことだが、格闘競技の理念とは、ポイントを稼ぐことではなく、一本・KOで勝つことである、ということだ。

最近柔道で、効果のポイントを廃止するというルール改定が行われた。理由は、ポイント狙いの攻防を改めるためだという。柔道の理念とは、投げ技で一本を取ることだからだ。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/etc/20080306-00000195-jij-spo.html

興行論だけではなく、競技性、技術の向上といった点においても、ポイント稼ぎの戦法を認めるべきではないのではないだろうか。
一本を狙いにいくことこそ、判定でも勝つための闘い方。そういうルールを常に考えるべきである。

posted by 秦 |23:37 | 総合格闘技 | コメント(17) | トラックバック(0)
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2008年03月20日

総合の寝技・追記

私が寝技の問題点の一つと思うのは、攻める側と守る側が、ハッキリ別れやすいという点である。スタンドの打撃のように、お互い攻めあうということが少なく、優位なポジションの選手にのみ攻めがあるというのが、大半だ。それで攻める側に極めようという意志が無ければ、お互いに攻めの無い、退屈なものでしかなくなってしまうのである。
勝利を目指すのは、選手として当然のことだ。ポジションキープだけで安全に勝てるなら、それをしてしまうのが人間の意識というものだろう。それは仕方の無いことである。
それゆえ、ポジションキープのみの寝技を認めるべきではないのではないだろうか。

打撃系競技と組み技系競技、どちらがプロとして成立しているかという現実を考えてみればいい。こういう現実の中で、寝技の価値を口で語ったところで、たいした意味は無い。寝技の価値をファンに認めさせるには、試合でそれを見せるしかないのである。
口で語るだけなら、アマとしてやっていけばいい。寝技系の選手は、打撃系の選手以上にプロ意識を持つべきである。

posted by 秦 |19:26 | 総合格闘技 | コメント(28) | トラックバック(0)
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2008年03月19日

総合の寝技

ブログ「かかとおとし」さんの「総合格闘技をゴールデンでやるということは、あのビッグ3と同等の試合をしなくてはならないということ」のエントリーを読んで、感心させられた。私が考えていた、総合の寝技における問題点を、実にうまく表現していたからだ。  http://kakato24.exblog.jp/8470562/

私は寝技において、ポジションをどれだけの時間キープしたかというのは、判定であまり評価すべきではないと思っている。それ自体が、一本取ることにつながるとは思えないからである。
判定で評価されなければ、選手はそれをやらなくなるだろう。

寝技では、ポジションを取った選手が優位である。しかしそれはあくまで、攻めるため、一本を取るための準備段階にすぎない。それが無く、ただ準備段階を長く維持しただけで攻勢だったと見るのは、納得できない。

所詮素人ファンの意見だが、現実的にプロ興行としてやっていく以上、選手にはそういった意識が必要ではないだろうか。

posted by 秦 |22:59 | 総合格闘技 | コメント(14) | トラックバック(0)
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2008年03月11日

負の連鎖

長南選手のブログを読んでみると、自分の周りの選手が調子が悪い、ということが書いてあった。負の連鎖、と表現していたが、確かにそういうものはあるものだ。戦極、DREAMでもバローニが出なかったり、不参加の選手が相次いだりしている。
私の場合、去年の末ごろ車をこすってしまって、直そうと思ってコンパウンドを買いにいったら、途中で一時停止違反に引っかかって7千円取られた。それまで無違反だったというのに。まさに負の連鎖。

まあくだらない話はさておき、私が総合格闘技の世界で、縁起が悪いと感じている代物がある。長南選手も持っていたことのある、DEEPのベルトである。
以前、フェザー級王者である今成選手が「ベルトを取ってからいいことがない。最近触っていないので調子がいい」と語っていたので気にしていたのだが、実際DEEP王者になった選手はその後、ろくな目にあっていない。
名前をリストアップすると今成、長南、桜井、上山、三島、帯谷、横田、中尾、長谷川、渡辺久江、MIKUという12名なのだが、簡単に調べてみると、皆何かしら起こっている。直後のノンタイトル戦で負ける、初防衛失敗、他団体で連敗、試合で負傷する、トラブルで当日対戦相手が変更になる、などだ。改めて調べてみたら、恐ろしいほどに悪いこと続きなのである。

現在ミドル級王者決定トーナメントをやっているが、こんな危険な代物を争っているかと思うと、シュールでさえある。トーナメントの行方だけでなく、優勝者のその後にも注目してみたいものだ。
今成選手は最近好調のようだが、ベルトをどのように扱っているのだろう。一度聞いてみたいところである。

posted by 秦 |23:35 | 総合格闘技 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年02月19日

重量級はどうなるのか

戦極、DREAM、共に当面の参加選手は発表されましたが、やはり重量級の選手は少ない。ヒョードル、ミルコ、ジョシュ、ハリトーノフと、PRIDEのヘビー級トップクラスだった選手は残っていますが、彼らにぶつけられるような選手がいないのでは、意味ないですね。
やっぱり日本人選手が極端に少ない以上、外国人スター選手が減ってしまった今、身動きが取れないという感があります。レベルの低い日本人選手や、無名に近い外国人選手しか出せないというのでは、面白くないし、軽・中量級中心の中で、そんなカードを多く組むわけにも行かないでしょうし。
とはいえ、格闘技の熱を取り戻すには、重量級の盛り上がりは不可欠です。やはり最強という夢こそが、格闘技というジャンルの熱狂を支えているのではないかと。
私の考えとしては、チャレンジマッチみたいなので、有望そうな外国人選手の試合を組めばいい。そうやって、少しでもファンから認知された選手を増やしていかないと、どうにもならない気がします。

前田日明さんは以前「HERO’Sにいい選手を推薦しても出してくれない」といったコメントをしていましたが、本当にそういう選手に多く心当たりがあるなら、この現状では非常に大きい意味があると思うのですが。
OUTSIDERとかよりも、そっちに興味をもってくれるとうれしいんですけどね。

posted by 秦 |21:56 | 総合格闘技 | コメント(10) | トラックバック(0)
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2008年02月16日

新2大興行

PRIDE、HERO’Sというメジャー興行が昨年をもって終了し、戦極、DREAMが新しく立ち上げられることになった2008年。まだどうなるかは分かりませんが、先行きが見えていなかった去年より、はるかにいいですね。
本格総合格闘技が地上波で流れるというのは、やはり大きい。ただ佐藤さんは煽りVや試合後のコメントなど、ドラマ的な部分に対するTBSとの姿勢の違いを語っていましたので、そのあたりはどうなるのか。TVで使わないから適当になる、みたいなのは勘弁してもらいたいですが。

戦極はDREAMの旗揚げにより、独自のブランド力を持たなければならない、ということでしょう。PRIDEの名残ではなく、戦極のファンというものをどれだけ生み出せるか、ですね。ファンもPRIDE,DREAMとの比較とかではなく、戦極は戦極として見ればいいと思います。
次回大会も決まっているそうですし、選手が少ない感がありますが、頑張ってもらいたいものです。
DREAMの方は、ルールを早いところはっきりしてほしいですが。PRIDEに準じたものになるのでしょうか。

posted by 秦 |00:17 | 総合格闘技 | コメント(1) | トラックバック(0)
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