2008年02月11日

昭和二十九年の桜庭VS秋山

いまさらあの事件をネタにするのもなんだが、別に秋山選手を批判するわけでもなく、ちょっとした話です。

タイトルにある試合は、昭和二十九年に行われた力道山VS木村政彦のプロレスの試合である。この一戦は、力道山がプロレスの決まりごとを破り、木村を殴り倒すという結末を迎えた。
この一戦については話に聞いたことはあった程度だったが、GONKAKUで「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」という連載があり、この記事を読んでみて、二つの試合が実に酷似したものだと思ったのだ。

試合の最中、突如反則技で木村を殴打する力道山。木村はレフェリーにアピールするが認められず、結局そのままKOされてしまうことになる。まさに、桜庭VS秋山と同じ情景だ。
またそれ以外でも、いくつかの符合がある。
立場は逆だがプロレスラー対柔道家という図式
朝鮮生まれの力道山と、在日韓国人として生まれた秋山
キムラロックでグレイシーを破った木村と桜庭

一つだけ決定的に違うのは、力道山の行為はまかり通ったが、秋山選手は断罪されたということである。
桜庭選手と木村氏の気持ちは、非常に似たものであっただろう。ましてプロレスと真剣勝負の違いがはっきりと認識されていない当時、不意打ちによって「真剣勝負」の敗者とされた木村氏の無念とは、どれほどであっただろうか。

「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」まだ読んでいない人には、是非お勧めしたい。今出ている号で3回目だが、これだけでも読む価値は十分あるだろう。

posted by 秦 |23:23 | その他 | コメント(4) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
昭和二十九年の桜庭VS秋山

それは勘違いですよ。力道山と木村と桜庭対秋山は違います。一緒にしないで下さい。

posted by なんとも | 2008-02-12 07:45

昭和二十九年の桜庭VS秋山

「対極、類似、連続」の関係を見出し、それを手がかりにして、話を組み立て、論を進めようという姿勢はよろしいと思うのですが、

いかんせん、力道山VS木村を対比の対象に設定したのは、あまりに強引すぎる感があって、残念ながら、共感の域には達することができませんでした。

posted by 亀山 猫太郎 | 2008-02-12 08:05

昭和二十九年の桜庭VS秋山

競技であったのに反則を行った秋山の試合と、プロレスだったけど途中でセメントの不意打ちを行った試合の力道山の試合は全然異質でしょう。
比較するなら、大仁田とセッドジニアスの試合かな、プロレスの体裁の中で、目を蹴られて怪我した試合。
あれは裁判までいったんだよなぁ。
いずれにしても力道山対木村と、秋山の試合は全然異質だよ。

posted by 反論異論 | 2008-02-12 08:07

昭和二十九年の桜庭VS秋山

試合当時の一般の意識は日本人対決ですね。

posted by A | 2008-02-12 12:17

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