大相撲コラム 私は見た!

暴走を始めた貴乃花親方の一人相撲はいつまで続く?

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今回の日馬富士問題では、貴乃花親方の「怪行動」が注目を集めている。 弟子の貴ノ岩を利用し、相撲協会に対してクーデーターを起こしたのではないかと噂されているからだ。 以前から貴乃花親方と協会は、政治的な争いを続けている。 ことの発端は、昨年の3月の理事長戦で、貴乃花親方が八角理事長と争いながら敗れたことである。 その後、貴乃花親方は現在の協会執行部と距離を置き始め、協会主催の講師会に、部屋全体で欠席するなど、協会の「抵抗勢力」として存在感を示してきた。 今回の事件は、貴乃花親方にとっては、政敵の八角を追い落とす絶好のチャンスなのである。 一番可哀そうなのは、弟子の貴ノ岩だ。 信頼している親方にまさか政治の道具に利用されるとは思ってもいなかっただろう。

貴ノ岩の2通の診断書は明らかに不自然であり、最悪の場合は偽証罪に問われることになる。 ビール瓶で殴打し、頭蓋底骨折…。 命を落としてもおかしくないこの大問題が、仮に嘘だったならば? 一人の力士の相撲人生を意図的に抹殺しようとしたことになる。 当の医師は、休場する必要はないと断言しているにもかかわらず、強引に弟子を休場させた貴乃花親方の真の狙いは何のか? ある相撲ファンはこんな疑問を口にする。 「最初から横綱の力士生命を抹殺する目的があったのではないか?」 「いずれにせよ八角さんは責任とって辞任だな、やっと貴乃花の時代だな」 「でも貴ノ岩は政治的に利用されただけだったな、かわいそうだよ。」 貴乃花親方の政治的な一連の行動を見ていると、本当に弟子の貴ノ岩を心配しているとは、到底思えないという声も増え始めてきた。

貴ノ岩を事実上、軟禁している理由も知りたい。 事件後に被害者である貴ノ岩は、日馬富士と会話し、和解したという話もある。 問題なのは、貴ノ岩自身が日馬富士の力士生命を奪うくらいに罰したいと思っているか?ということである。 そこは同じモンゴル人同士の情けもあるのだろう。 貴ノ岩は、日馬富士の力士生命まで奪おうと思っていないと見るのが自然だ。 日馬富士も強く反省している。 矛を収めるべき事情はたくさんある。 それなのに貴乃花親方は、刑事事件に持ち込もうとしている。 これは貴ノ岩の希望だとは思えない。 そして貴ノ岩の口はふさがれたままだ。 まるで貴ノ岩に出てこられて本音を喋られたら困るのではないかと憶測してしまう。

なぜ盛り上がっている場所中に貴乃花親方は事件を大きくしてしまったのか? 親方自身が協会内部では巡業部長という役職についており 巡業中に起きた今回の事件について、ちゃんとファンに説明すべきだという意見もある。 つまり被害者顔をするなということだ。 そして協会にぜんぶ罪を押し付けるなということだ。 このまま、1人でぜんぶ罪を背負って八角さんが辞任したとしても 思い通りに貴乃花氏の時代がやってくるとは限らない。 「貴乃花さん、弟子を政治的に利用するなよ!」 そんな相撲ファンの悲鳴がむなしく響く。 貴乃花親方の一人相撲はまだまだ続きそうだ。



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暴走を始めた貴乃花親方の一人相撲はいつまで続く?

引用だらけの文章になりますが、
>>日馬富士殴打事件 深刻化の裏に「理事選での親方同士の遺恨」2017年11月20日 11時0分 NEWSポストセブン
>>http://news.livedoor.com/article/detail/13915501/
>>「昨年2月の理事選では、自身の一門の持つ票だけでは理事になれない伊勢ヶ濱親方が、一門を超えたシンパのいる貴乃花グループから票を回してもらい、理事当選した。なので、同3月末に八角親方(元横綱・北勝海)と貴乃花親方が争った理事長選では、伊勢ヶ濱親方は貴乃花親方に票を投じている。
 ところが、その直後から、『伊勢ヶ濱親方はすでに寝返っていて、次の理事選では八角理事長サイドに回る密約が結ばれた』と囁かれるようになった。証拠に、伊勢ヶ濱親方は理事長選に敗れた貴乃花親方に票を投じた“非主流派”であるにもかかわらず、八角理事長体制では大阪場所担当理事という要職を与えられています。もちろん、票を回した貴グループからすれば重大な裏切り行為に映る」(担当記者)

長々と引用したが、自分の弟子の貴ノ岩が、仇敵伊勢ヶ濱親方の弟子の日馬富士に殴られたことが、貴乃花親方は許せなかったのだろう。
日馬富士は書類送検はされるが、逮捕はないようだ。刑事事件としてはこれで落着すると思ったら、今度は貴乃花親方、民事訴訟起こすと言い出した。
相撲協会理事が現役横綱を訴えても、大相撲のイメージダウンになるだけだ。
理事選の私怨晴らしに現役力士を巻き込むな、と思うが、すでに貴ノ岩は軟禁状態だ。おそらく報道されているような身の毛もよだつ大ケガはしていないのだろう。貴ノ岩が表に出てきたら、困るのは貴乃花親方だけだ。

ヤリ手の側近・貴ノ浪はすでに亡くなり、母親や兄とも絶縁した。誰も貴乃花親方の暴走を止める者はいない。
日曜日が千秋楽、さあそれからどうなるか。「詰め腹切らされる」って文字通りでやりかねんぞ、あの親方。

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