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Everything is Evil

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EvilのIWGP王座挑戦が決まった。 内藤哲也一本かぶりのLIJの現状を思うと、ここで誰かが浮上してこなければならない。 パレハになった順番やキャリアのことを考えると、Evilにスポットライトが当たることに大きな違和感はない。 真田にもいずれチャンスは訪れると思うが、運動神経以外に魅せるべき武器をもう少し磨く必要があるだろう。 いずれにせよ、まだまだストーリーの膨らむ余地があることを素直に楽しみたい。

そんな物語的な事情を超えたところで、私は個人的にEvilのことが好きだったりもする。 恥ずかしながら渡辺高章のことを余り知らないのだが、きっと良い人なんだろうと想像する。 奇抜な髪色とペインティングの隙間からこぼれ落ちる善なる雰囲気。 ちょっとだけ恥ずかしそうな悪態のつき方。 あるいは、そうした外的な要素を補って余りある試合運びの巧みさ。

見た目だけで判断するものではないが、ベビーフェイスはおそらく似合わない。 しかし、今はまだヒールも完全にはしっくりきていない。 LIJとして輝くためにはヒールとしての己の宿命に準じるしかないのだが、そのために彼が何を表現し、何を観客の中に焚き付けるのか。 民の不満を代弁し王に反逆するために。 ないしは、自らが王となり民の不満を解消することによって、却って己の存在意義を失うという背理の体現者として。

それは内藤にも言えることかもしれないが、王の座を民の力をバックに奪い取り、やがてその同じ民に殺される瞬間を目の当たりにしたい。 そんな期待さえ抱いたりもする。 私にとってプロレスとは、ヒールを楽しむこととほとんど同じ意味である。 是非とも世界をEvilに染めてくれ。 影のあるところにしか光は存在しないのだから。



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『ヒール~先生はいつだって上田馬之助だ!』
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