2009年12月31日
いよいよ今日で2009年も終わり。明日から2010年、次の10年に向かってソフトボール界も新たな歴史を歩みます。
そこでこの10年、2000年~2009年の間に日本リーグで活躍した全ての選手を対象にした【2000年代ベストナイン】を選定してみたいと思います。
もちろん、僕が観戦を始める前に活躍していた選手もいますので、出来る限りその間の成績(野手は主に打撃成績)を純粋に参考にして選びたいと思います。
といいつつも、まだ記録の集計が追いついていません。
とりあえずこの記事は何としてでも2009年内にはアップしないと格好がつかんと頑張ったのですが、何せ2001~2009年までの9年分(2000年のデータが入手できなかったので1年足らない)のデータを個人毎に集計する作業に手間取ってしまいどうやら年を越しそうです(ガキの使いも見ないかんし漫才も見ないかんし…)。
そこでセコイのですが宣言だけ今回投稿しておきます。
中身は正月中にこそっと。
ではみなさん今年もお世話になりました。
よいお年を!
posted by silvercats |13:43 |
女子ソフトボール関連コラム |
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2009年12月26日
【brown greasy glove prize (茶色い脂ぎった軍手賞)】
さてソフトボールの決勝トーナメントが毎年行われる西京極球場。西京極といえば今や女子ソフトの聖地でもあるのだが、そこに行く阪急電車に乗るたびに思い出す悪夢がある。
電車に乗ると僕は目が疲れるためすぐに眼鏡を外してしまう癖がある。そのために起きた悲劇だ。
ある冬の日、大阪からの帰りに満員の阪急電車に乗っていたとき、西京極球場駅のひとつ手前の桂駅で半数くらいの乗客が下車した。
その中で僕の目の前に座っていた上品な感じのご婦人も立ち上がり電車を降りようとしたところ、そのご婦人が座っていた席にベージュ色の手袋が落ちているのに気がついた。
親切さを人生の信条とする僕は、もちろんすぐさま声をかけた。
「ちょっとすみません、手袋を忘れていますよ!」
ああ今日も良い事をしたな。新京極の定食居酒屋「スタンド」で美味い酒が呑めそうだ。
“生ビール大セット”が脳裏をよぎる。
「す、すみません。どうもありがとうございます」
もちろんそういう答えがご婦人から返って来ることを期待しながら。
しかしその期待はすぐさま裏切られた。
そのご婦人は、振り返ってその手袋を一瞥するなり、急にプイっと怒ったように顔を背け、お礼をくれるどころか急いであっという間に電車を降りてしまった。
なんでこちらの善意をそんなに無視できるのか?手袋は必要ないのか!?
少しムッとしながらも空虚な気持ちが広がり、頭の中の生ビール大セットが自販機の発泡酒1缶に変っていきつつも、仕方なくその手袋の落ちてある空いた席に座ろうとした。
そして席に近づいてみてご婦人の行動の答えが分かった。顔から火が出るほど恥ずかしいとはこのことか、と…。
眼鏡がなくて分からなかったのだが近づいてよく見ると、その落ちている手袋は僕の思ったような“ご婦人用のおしゃれなベージュの手袋”ではなく、
油まみれのオッサンの軍手だったのだ…。
(終点の河原町に到着し他の乗客がいなくなった後に記念撮影)
奥さんごめんなさい…。
ハラショ。
以上、余談!
さてそんなわけで、ゴールデングラブ賞の反対、今年ポジション別で失策数の多かった以下の選手には、この↑阪急電車の「茶色い油まみれのオッサンの軍手賞」を贈呈したいと思う。
☆ブラウン・グリーシィ・グラブ賞☆
※カッコ内は失策数
【投手(4):ケイティ・バークハート~打球が飛んだら目を覆う】
【捕手:該当者なし】
【一塁手(4):田中清香~出場試合は少ないのに…】
【二塁手(5):鈴木美加、柳瀬友紀~若手期待株の失策王もご愛敬】
【三塁手(7):林佑季~エラーの多さももはや話題の一つ】
【遊撃手(8):村上由里子~キャプテンとして示しがつかん】
【左翼手(3):小野奈津子、重松文~小野は昨年のGG賞受賞一転、今年は外野の失策王】
【中堅手(2):太田あゆみ、川野真代~2エラーで失策王は少しだけ同情。少しだけね】
【右翼手(2):平林真由子~ファインプレー連発の裏で失策王。でもルックスは好み】
posted by silvercats |00:30 |
日本リーグの記録と解析 |
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2009年12月25日
【2009年日本リーグ~打撃・守備に関するベスト(ワースト)10】
ではさっそく。
【失策数】
8 村上由里子
8 (太陽誘電)
7 中田麻樹
7 林佑季
5 柳瀬友紀
5 鈴木美加
4 柳井春菜
4 田中清香
4 梅村麻弥
4 蔭山遥香
4 野木あや
4 K・バークハート
※太陽誘電全体の失策数に一人で並んでしまったHondaの村上由里子。村上も中田麻樹も遊撃手だが、サード林祐季の7個も圧巻(笑)
【ワースト守備率(刺殺+捕殺≧10の選手)】
0.813 E・ティンチャー
0.818 K・バークハート
0.846 鮫島憂子
0.882 田中里依
0.882 岩切奈那
0.889 村上由里子
0.905 平林真由子
0.905 G・オークス
0.909 中野久美
0.909 染谷美佳
※意外やバークハートより守備率の悪かったティンチャー。守備機会の少ない野手も載せてみたが、レギュラークラスでの最低守備率はなんといってもHondaの村上由里子。
【打率ベスト10】
0.471 N・ワトリー
0.452 藤本索子
0.429 S・ポーター
0.412 白井沙織
0.409 馬渕智子
0.407 内田千恵美
0.403 河野美里
0.389 J・トッピング
0.387 山本優
0.386 溝江香澄
※ワトリーは当然か。特筆すべきは4位なった右打者の白井沙織、6位に入った戸田中の内田千恵美。ようやく新しい世代が台頭してきた感が。
【打率ワースト10(40打席以上)】
0.028 城戸絵理沙
0.120 仙波優菜
0.132 山科真里奈
0.140 藤田奈央
0.140 安田真富果
0.143 藤崎由起子
0.143 濱本静代
0.145 高木美晴
0.148 渡辺瞳
0.149 田中清香
※規定打席にわずか3つ足りなかったが、43打席で打率0割2分8厘の城戸絵理沙の数字はある意味伝説か(笑)
【安打数】
33 N・ワトリー
31 河野美里
28 白井沙織
28 藤本索子
28 岩渕有美
27 馬渕智子
27 今泉早智
24 山本優
24 内田千恵美
24 山田恵里
24 松崎絵梨子
※名実共に世界一の安打製造器はやはりワトリーだった。それに食らいつく2位の河野美里も素晴らしい。そして3位に入った右打者の白井沙織は、若き日の落合博満を彷彿とさせるバッティングの巧さ。
【盗塁数】
9 山田恵里
9 狩野亜由美
8 (Honda)
8 松崎絵梨子
8 増山由梨
7 (レオパレス)
7 (戸田中)
7 ナターシャ・ワトリー
7 溝江香澄
7 前薗絵理
7 関友希央
6 小野真希
5 他5人
※日本が誇る俊足コンビ山田恵理&狩野亜由美が並んで1位。意外なのはレオパレス全体の7個。今年は盗塁のサインがほとんど出なかった。
【二塁打(ベスト5)】
8 馬渕智子
7 藤本索子
6 (佐川急便)
6 河野美里
5 松崎絵梨子
5 岩渕有美
※今年もいいところで二塁打を放った馬渕智子が1位。弾丸ライナーで右翼線を抜ける弾道が目に焼き付いて離れない。
【三塁打(ベスト5)】
3 河野美里
3 小野奈津子
2 (太陽誘電)
2 (シオノギ製薬)
2 岩渕有美
2 前薗理絵
2 井上絵里奈
2 白井沙織
2 山本優
2 宗利美保
※三塁打と言えば渡邉潤子さんから続くレオパレスのお家芸。河野美里と小野奈津子が共に3本で1位。
【本塁打】
10 谷川まき
6 (Honda)
6 林佑季
6 M・ギブソン
5 (伊予銀)
4 (戸田中)
4 (シオノギ製薬)
4 他8人
3 (佐川急便)
※とうとう記録を作った谷川まき。来年林祐季がその記録に挑む。佐川はポーターの3本で全て。昨年の本塁打王・中村歩の絶不調が痛かった。
【本塁打率(本数/打数で、全選手対象。カッコ内は打席数)】
0.50 江本侑香(2)
0.17 渥美万奈(13)
0.15 谷川まき(76)
0.14 池原恵(8)
0.12 M・ギブソン(56)
0.09 林佑季(70)
0.07 J・トッピング(75)
0.07 K・バトラー(67)
0.07 菊地亜佐美(46)
0.07 鈴木美加(66)
※規定打席超えの打者では1位はもちろん谷川まき。若手の江本妹、渥美、池原をわざわざ載せたのは来年への期待。
【四球(ベスト5)】
28 N・ティッカム
22 (伊予銀)
22 S・ポーター
18 J・トッピング
15 吉田真由美
14 廣瀬芽
※断トツ28の貫禄のティッカム。伊予銀のチーム全体の値を上回った。4位に入っている吉田真由美も渋すぎる。
【死球(ベスト5)】
9 山本優
8 (デンソー)
6 小野奈津子
6 乾絵美
5 河野美里
4 (佐川急便)
4 東美幸
※当たり屋山本優(笑)にしても、9は多すぎる。審判も対応を考慮して欲しい。
【犠打(ベスト5)】
10 東美紀
10 梅村麻弥
8 小野奈津子
8 藤野遥香
8 伊藤幸子
8 蔭山遥香
8 佐藤早苗
※東妹と梅村麻弥はしっかり役割をこなしてチームに貢献。トヨタのベテラン藤野遥香&伊藤幸子の8犠打は素晴らしすぎる。
【長打率】
0.697 馬渕智子
0.694 S・ポーター
0.675 河野美里
0.667 M・ギブソン
0.661 伊藤良恵
0.649 溝江香澄
0.630 J・トッピング
0.627 鈴木美加
0.627 山田恵里
0.617 廣瀬芽
※世界一の打者、ステーシー・ポーターを上回った日本が誇る大砲・馬渕智子。
ここから先は少し説明を要します。
(1)OPS
OPSは「長打率と出塁率を足した値」で、チームに得点をもたらす打者を表す数値としては、計算も簡単な上に相関も高いことからよく利用さる。
(2)RS
RSというのもOPSと基本的には同じ概念だが、その選手がチームに何得点をもたらしたかを具体的に推定する数字である(計算はやや複雑)。例えば河野の場合、RS=23.18ということは彼女一人で今年チームに約23得点をもたらしたことになる。
ただこの値を計算するには「盗塁死」や「併殺打」のデータも必要であるが、そのデータが手元にない。それでその値を無視して計算したところ、例えば伊予銀の今年のチーム得点は32点でRSが35、レオパレスのチーム得点が123でRSが121と、ほぼ近い値を示した。
そもそもソフトボールでは併殺打や盗塁死がかなり低い値であることから、これらを無視しても大きく差し支えないものと考えられる。
(3)RS27
RSが「その選手一人がチームに何得点をもたらしたか」という値とすれば、このRS27は「その選手(打者)が9人揃えば、何点取れるか」を表す数字である。
*とはいえこれらの数字はあくまで目安。ソフトボールの場合は四死球や打数に引きずられる感も否めないので、話し半分で評価するのがいいと個人的には思います。
【OPS】
1.305 S・ポーター
1.176 J・トッピング
1.150 N・ティッカム
1.143 馬渕智子
1.142 河野美里
1.140 N・ワトリー
1.107 山本優
1.086 溝江香澄
1.081 谷川まき
1.078 廣瀬芽
※出塁率を重視するこの数値では、やはり四球の多い外国人選手が上位にくる。
【RS】
23.181 河野美里
23.032 N・ワトリー
20.772 S・ポーター
20.085 山本優
19.813 山田恵里
19.303 馬渕智子
19.286 J・トッピング
18.783 N・ティッカム
18.158 廣瀬芽
18.107 白井沙織
※今年最もチームに得点をもたらしたのはレオパレスの河野美里。外国人を挟んで山田&馬渕&廣瀬がいるのが圧巻。今年の白井沙織の数値も素晴らしい。こういう値は四死球を重視するので当たり屋山本優がやはり上位に。
【RS27】
20.031 S・ポーター
16.807 N・ワトリー
15.848 N・ティッカム
15.315 J・トッピング
13.227 山本優
13.039 河野美里
12.712 馬渕智子
12.441 山田恵里
12.018 溝江香澄
11.673 廣瀬芽
※同じ人を9人揃えるとしたら、ポーターが9人揃うのが一番得点出来るということ。上位4人が全て外国人。RSの値より低いのが面白い。同じ選手を9人揃える方が低くなると言うことか。
※ただしこれらの値は今度酔いが覚めた状態で検証する必要有り。ちょっと今日(も)飲み過ぎた(笑)
posted by silvercats |23:45 |
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