2009年03月25日
五輪後の新生日本代表となる選手選考会が去る3月12日~15日に宮崎県で行われました。
日程も場所も公表し且つ「見学自由」と謳っていたために参加者を書いても差し支えないとは思うのですが、一応ネット上で書かれている記事がどこにもなく先頭を切って書く勇気もないので取りあえず個人名は差し控えました(笑)
唯一宮崎日々新聞にビブナンバー53番の地元宮崎出身でIPU(環太平洋大学@岡山)の浜渦聡美選手の参加が明示されていただけでしょうか。近頃ソフトボールに力を入れソフトボールマガジンでも紹介された進境著しいチームで、浜渦はユニバーシアードにも選出されたスピードある好選手。今回の結果は別にしても今後も注目したい選手です。何よりこのチャレンジ精神がいいですね。
さて内訳です。ポジションや所属で分けると以下のようになります。
ポジション 実業団1部 実業団2部 大学生
投手(12) 7 3 2
捕手(9) 5 0 4
一塁手(5) 2 0 3
二塁手(4) 2 0 2
三塁手(5) 3 0 2
遊撃手(3) 2 0 1
左翼手(6) 5 1 0
中堅手(5) 3 0 2
右翼手(4) 2 0 2
合計(53) 31 4 18
1/3が大学生という若手の多さにまずは驚きました。実業団1部でもかなり若手が多かったです。特にそういう書類選考をしたわけではないのでしょうが、逆に「なぜこの選手が来てないのか。参加すれば確実に・・・」という選手が何人もいましたので、結果的にそのような比率になってしまったのでしょう。
ただチーム別に分けて試合形式で選考会を行うためには、ポジション別に選手をバランスよく集める必要もあるはず。そのような意味から足りないポジションに大学生を選択した(招集した)可能性もあるのではないでしょうかね(もちろん内情はわかりませんのであくまで想像です)。
さて先にも述べましたがこの53人を3チームに分けます。選手のビブ番号はポジション別に、
投手(1~12番)
捕手(13~21番)
内野手(22~35番)
外野手(36~53番)
と通し番号になっており、これを1番(Aチーム)、2番(Bチーム)、3番(Cチーム)、4番(Aチーム)・・・というように3チームに振り分けて行きます。
その3チームで互いに試合形式の練習などを行うわけですが、ビブナンバーは選手の実力を考えておよそ均等に戦力分散できるような番号の振り方になっているようです。例えば瀬川と藤原は別のチームになるように(言うてもた笑)。
さてそのようにしてチーム分けして選考会がスタートします。
<1日目>
晴れ。気温は少々低め。
初日は午後からの開始。協会のHPでは「宮崎県宮崎市総合運動公園」となっていたため「宮崎市運動公園」に向かうがまるで違うことが判明。正確には「宮崎県総合運動公園」であり、WBCのキャンプやサンマリンスタジアムのある場所。そこの軟式第1球場という広場が会場となる。
以下、箇条書き風に。
○13時半くらいからマイクロバスに分乗し徐々に選手が集まりだす。開会の挨拶で宮崎県の偉いさんが「北京五輪ではどげんかしてくれました」というような軽いジャブを放つも、その時にはまだ選手第1陣が球場に集まった段階であり、あとから来た選手はこのギャグを耳に出来ない不幸に見舞われる。
○選手は個々にアップを開始。複数人参加しているチームの選手は、最初は同じチームで集まってアップを、少人数や特に若手の選手は若手で集まってアップを始める。
○ただ実力選手でもチームから一人参加のような選手は最初は孤独で黙々と、といった感じ(徐々にうち解けていく)。
○それぞれのチームの特徴がアップの違いにも表れていて、それが球場のあちこちでてんでばらばらに行われていて面白い。
○次にビブナンバーの近いもの同士でキャッチボール。初顔合わせの選手同士や、実業団選手と大学生の組、1部の超有名投手と2部の若手投手のキャッチボールなど、緊張が手に取るようにわかって面白い。1部の超有名捕手に緊張して投げ込む2部の若手投手などおり、そのような若手選手には参加したこと自体が大きな財産になるはずだ。
○練習の流れの勝手がわからない若手が多い中、かつて代表B経験のある1部の某投手がテキパキと指示を出しつつ全体をまとめる。
○1日目は各チーム別(A、B、Cの3チーム)に軽くシートノックしたりと、ある意味半日を通しての顔合わせとウォーミングアップで終了。最後は投手も含めて全員でトスバッティング。
<二日目>
未明より大雨。グランド使用は不可能。加えてこの日鹿児島港から乗船予定のフェリーも欠航(それは個人的なこと)。
○選考会は隣接する室内球場(木の花ドーム)に移して行われる。
○試合形式のケースバッティングなどを主に行った模様。(紅白戦形式も行われたか?)。
○平日でしかも強い風雨。雨の中一応ドームに向かうも、昨日のように近所のおじいさんの散歩がてらの観戦も期待できず、観戦者がごく少数の場合のこっ恥ずかしさを危惧して外から一瞥するのみで宿に戻る。
<三日目>
晴れたがグランド状態が悪く風も強く、加えてこの日は気温もかなり下がった。選考会は引き続き木の花ドームで行う。
○この日は休日ということもあり観客も若干増える。
○実業団の某ベテラン監督がバックネット裏で目を光らせる。
○振り分けられたチームはそれぞれかなりうち解けている様子。
○それぞれに仲の良い選手も出来たようでどこの選手とどこの選手がグループになっているのかを見るのも面白かったりする。
○リーグ1、2年目の若手選手は大学生の選手と特に気が合うようでそのような和を作る(よく考えると、今回参加した大学生選手はおそらくみんな年上だろう)。
○選考会の内容としてはケースバッティングがほとんど。ランナーを1塁や2塁、3塁などと条件を替えては繰り返し繰り返しこれを行い、それぞれのケースで目的を設定してバッティングを行う。恐らく、これだけの人数を短期間でしかも守備や走塁、打撃について見極めるにはこの方法がベストなのだろう。
<四日目>
おそらく宮崎も快晴。
昨夜遅くフェリーで吐噶喇列島に渡り、この日より1週間は酒を飲んだり崖から滑り落ちたり焼酎を飲んだり坂から転げ落ちたりしていたために選考会を見学できず(それも個人的なこと)。
それでこの日の練習内容は未確認。恐らく観客も増えたことだろう。
<さて選考会の結果はどうなる?>
で、さっきもネタバレしてしまったのですが、ソフトウエアの瀬川投手と藤原投手は参加していました。というかこの2人なくして新生日本代表の投手陣は形作れないでしょう。もしかしたら瀬川投手は選ばれないかも知れませんが、それは瀬川の実力を高く評価しているがために与えた試練以外に理由はないはずです。さてさて、結果やいかに。さてさて、さては南京球すだれ(北京にかけてみたが、0点)。
いろいろメディアで流れた情報によりますと、北京組からの参加は5~7人になる様子。合計で「15+2くらい」を予定しているようで、不参加を表明した上野や三科はその「2」に含まれるかも知れません。すると代表組で確実に次も参加しそうなのは投手以外では「峰、廣瀬、西山、馬渕、山田」となるでしょうか。捕手1人を含めた野手は10人弱が新しく加わりそうで、まさに「新生日本代表」といったところ。特に今までずっと期待し続けてきたあの内野手や、あのチームの外野陣、あのベテラン外野手にこの強打の左打者が入るとなるとかなり楽しみなのですが、さてそれは選考結果の楽しみとしましょう。さては南京・・・(もうええ)。
他にも、果敢に挑戦した若手や、2部から挑戦した選手の心意気に感動したことなど書きたいことはいっぱいあるのですが、危うく口を滑らせること請け合いなのでこの辺で終わりましょう。
ところで選考結果の発表はいつですかね?ちなみにB代表なんかも作るのかな?
何にもわかりません。
終わり。
<選考会初日の集合時の様子。名将亀井監督もこの時ばかりは小学校の先生気分か(笑)>
<選考会場となった軟式第1球場。後方に見えるのが木の花ドーム>
<2日目以降の会場となった木の花ドーム。新しく美しい球場だが、何せ観戦にはネットが邪魔>
posted by silvercats |20:03 |
日本代表 |
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2009年03月13日
【シオノギ製薬】
<投手>
ここは本当に投手が心配だ。松村、安福と代表Bクラスには普通に名を連ねていた投手が去年辺りから全く精彩を欠いている。たまにビシっと来るときはさすがの球威があるのだが、いざ打者との対戦となると粘られて我慢しきれずに連打を食らう。それゆえ監督も捕手を替えたり細かく継投したりして苦心しているのだが結果があまりでない。やは両投手本人にそれぞれ原因があるような気がする。2人よりは球威では明らかに劣る高倉が出てくると、むしろしっかりと抑えるし試合が引き締まる。高倉は「抑えるぞ」という気合いで打者を上回っているのではないか。松村も安福も、どうも人が良さそうなタイプで投球内容が優しすぎる。安福などあの投球フォームでもっと厳しいところをガンガン突いて球を荒らせば、そうそう打てる投手ではないと思うのだが。
<捕手>
球場内にこだまするクリスタルキング並みの高音の持ち主、橋元が去年辺りから正捕手の座を掴み、入れ替え戦での大活躍でそれを不動のものにした。今年は松村昌美が引退したので、まさに橋元にはチームの要が期待される。ただし怪我などが心配で、その場合は足の速い外野手の岩切がマスクを被ることになるだろう。
<内野手>
ファースト、DPの増野、津本の両ベテランが引退した。DPには昨年ライトを守っており今年からキャプテンの安田が入り、一塁には期待の大型選手熊谷(くまがえ)が入るようだ。特にファーストの熊谷には主軸として打率は低くてもいいから長打が打てるところを期待している。シオノギも田城や高木、宮などホームランを打てる好打者はいるが、打力に関しては線が細く感じる部分が否めない。熊谷がHondaの田中のように一発の魅力のある打者になってくれると、それだけでシオノギの打線が変わったものになる。
サードは宮がそのままだが、セカンドにはコンバートの影響から坪田がレギュラーとして起用されそうだ。ショートは怪我あけの杉本と佐藤の併用か。どちらにせよ守る方は問題ないので、今年はもう少し打撃成績を上げたいところ。
<外野手>
レフトの田城、センターの高木は変わらず。心配もなにもなく今年も普通に良い成績と勝負強い打撃を見せてくれるだろう。
ライトには安田がDPに入ることからセカンドの藤田がコンバートされて守るようである。もともと投手で入り外野手登録されていた年もあった選手でもある。2年前にセカンドへのコンバートを機にレギュラーを獲得したことからか打率が2年連続で1割台。今年は外野手に戻ったので打つ方の飛躍を期待したい。
<総括>
シオノギは一にも二にも投手。今年は洞井という若手も入り4人体制だが、やはり軸は左右の両輪松村と安福。どちらかがもう一段階、常時代表に呼ばれるくらいにならないと戦いは厳しい。このチームはリーグ屈指の伝統チームでもあり、外国人補強を行わないチームでもある。さらに、半日勤務が多い中、定時で働いた後に練習を行う数少ないチームでもあるようだ。それゆえに根強いファンも多く、今年は昨年のような入れ替え戦突入は避けてもらいたいものだ。
<シオノギの鍵を握る若手投手。高倉(上)、安福(中)、洞井(下)>
【太陽誘電】
<投手>
坂井、伊藤は健在。後藤投手は?・・・
熊野では、黄色いマウスピースが特徴的な背番号27の新人ががんばって投げていたが、今年も坂井がフル回転してくれるだろう。
<捕手>
今度こそ日本代表の正捕手候補である谷川が元気だ。もちろんいつも元気で明るいキャッチャーなのだが、選ばれて当然だった北京五輪落選という現実から、見ているこっちがどことなく同情的な目で見てしまった感はある。打撃成績もあの谷川にしては平凡以下のものだった。今年は打棒も復活と行きたい所。
その谷川の捕手としてのすごい点をひとつ。東北福祉大戦で打席が谷川の前で相手投手が若手に交代した。その練習の投球フォームを見て、谷川が控えている誘電の選手につぶやいた、「あの投げ方だとインコースにすっぽ抜けてきて当たりそう・・・」。果たして案の定、すっぽ抜けてきた投球が谷川を直撃。予期していたことからインコースに来た瞬間、ボールが当たる前に「痛いっ!!」と叫んだ谷川であった(笑)
ちなみに当然のことながら代表選考会には参加しており、ということはマドンナカップでは誰が捕手は若手が務めているのであろうか?山路監督がマスクをかぶるなどという素敵な光景は是非ともあってほしくない。見に行ってないことが残念極まりないから(笑)
<谷川まき、日本代表に今年こそは・・・>
<内野手&DP>
サード廣瀬は健在。若手の佐藤みなみ(だったはず)がサードを守っていたがシーズンに入れば廣瀬が一年間守るだろう。どちらにせよ、成長著しい佐藤と廣瀬で内野手&DPを持ちまわるはず。
レフトの前田が野球に挑戦するために引退したことから、熊野ではセカンドの上西が主にレフトを守っていた。それがシーズンも続くとなるとセカンドは川原か。この甲賀医専出身の思い切りのいい左打者は今年もっと活躍するのは間違いないだろう。熊野では確か佐川急便戦で2打席連続ホームランを放っていた。
その上西から、ファーストを守る佐野に今年はキャプテンが移った。ファーストはこの佐野で安泰だろう。
遊撃手の水谷はかつて大活躍した超一流選手だが、今もまだその健在振りを見せ付けている。マドンナカップの状況はわからないのだが怪我は大丈夫だろうか。花粉症で苦しんでいた坂井が熊野の終盤に2回だけ登板。そのときにランナー1塁から次の打者のピッチャーゴロを二塁へ悪送球。取に行った水谷が足を負傷し退場していた。遠目にはかなり痛そうだったので心配している。水谷がいないとちょっとヤバイことになる。
<外野手>
さてそのレフトであるが、上西がそのまま守るのか。あまりにも長年セカンドの上西に馴染んできたためやっぱりよその家に上がりこんだような違和感がある(笑)ただあれだけ守備のうまい内野手が外野でどんな守備を見せるのかも楽しみではある。
センターはリーグ屈指の安打製造機である松崎が今年も変わらず好調ライトも去年同様に中嶌で決まりか。
<総括>
少数精鋭でチームを作る誘電としては、今年も脂の乗り切ったメンバーで望む。
ほぼ変わらないメンバーの中で最大の損失がレフトの前田。この穴を埋めるべく上西をレフトに回すという仰天のコンバートが功を奏するか。
若手では非常に楽しみな存在が二人いる。川原と佐藤である。打に関しては、この二人合わせて前田の穴をどれだけ埋められる課だろう。
※【デンソー】
今年は3日目に予定していた組み合わせが雨で中止になり、結果的にそこで見ようと思っていたデンソー関連の試合をほとんど見ることができなかった。
まだ愛知県一般女子、トヨタカップとシーズン前の試合はあるので、デンソーと戸田中はそこで最終確認をさせてもらいたいと思っている。残念ながら伊予銀とルネサスシーズンまで見る機会がなさそう。まあシーズンのお楽しみにとっておきましょう。
※急いで打ったので多分誤字だら毛
posted by silvercats |12:07 |
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2009年03月11日
【Honda】
<投手>
ジーナ・オークス、庄子の2枚看板に、富山のドクターKKこと金尾と、若手の稲元の4人体制(新人はは未確認)。オープン戦では良い投球が続いていたジーナだが、リーグでどこまでやれるか(昨年は今ひとつだった)。ジーナが投げた試合、特に下位との対戦には是が非でも勝ちたいところだ。
他では庄子もいい投手だが、今年は金尾がやるのではないか(昨年は防御率4.44)。大柄だがもともとコントロールもよく、熊野での織機戦のように思い切ってインコースを突く投球を続ければ意外と良い成績を残すかもしれない。
<今年は活躍しそうな富山のドクターKK(フルグラさん命名)こと金尾和美>
<捕手>
ヘザー・スカグリオネとベテラン中川原の併用か。ヘザーが放ったソフトウェア戦での瀬川からの一発は見事。打つことを考えると外したくないのだが、とにかくヘザーは走者を刺したくて刺したくてどうしようもない悪癖があり、無駄な牽制や無理な送球が目立ちすぎる。欲を出さずに普通に守ってくれさえすればいいのだが。
<瀬川から豪快な一発を放つヘザー・スカグリオネ>
<内野手>
ファーストの田中は身長176cmの大型で4番も任せられる大砲だが、それ以外は他チームと比較すると全体的に小粒な感は否めない。ただセカンドの中村を筆頭に、守りは非常に安定している。今年は中村からショートの村上にキャプテンマークが移った。昨年まではそれほど目立つような選手ではなかった村上だが、10番をつけると自然と一流の選手に見えてくるから不思議だ。サードの原田を加え、この4人はレギュラーとして常時出るだろう。
今年はここに昨年度のインカレを制した東北福祉大のキャプテン、加藤恵里が加わった。熊野オープンでは本職のショートではなく、又吉とともにセカンド中村の控え的な立場でセカンドとして試合に出ていた。さすがに中村の守備を考えるとレギュラーを奪うことは出来ないだろうが、中村の打撃が去年のようだと、加藤の途中出場の機会も増えるだろう。
<外野手&DP>
内野同様に小柄な選手が揃うが、しかし打撃に関しては非常に楽しみな選手が多い。レフトの平林は1年目から昨年まで2年連続して活躍し、今年はさらに飛躍が期待できる。上野や瀬川などの超一流投手がどんな好投をしても普通にヒットが期待できるレベルの打者だ。
センターの島崎も成長著しく、小柄ながら気持ちの良いフルスイングで一発放り込む力がある。ライトの志水は熊野ではあまりプレーしてなかったが昨年3割以上でチーム一の高打率を残した選手。この3人が普通に活躍すればHondaも面白い存在になる。
DPにはレフトだった菊池が去年の脱臼の後から今年も任されるだろうが、菊池の状態次第ではここに足の速い大橋やパンチ力のある沢幡などが入ることもあるだろう(どちらも一冬越して力強くなっていた)。
五十嵐や芝崎も元気で、とにかくHondaは昨年とほぼ替わらないメンバーでレベルアップした個々の力の総体として一年を戦う。
<センターへ豪快な一発も放り込んだ地元茨城出身で若手の沢幡優佳(だから真岡は栃木だっぺ!(U字工事風に)>
<総括>
上でも述べたがここはメンバーがほとんど替わっておらず、個々の選手のレベルアップとチームワークの良さで1年を戦い抜く。
とにかくHondaの良さは勢いに乗ると強豪相手にもとんでもない大勝をしでかすこと。逆に沈み始めるとシーズン通して低迷し降格ラインを彷徨うことになるのだが、チームのメンバーや力が安定してきた今年は、2007年の7位飛躍以上が期待できるかも知れない。廃部した松下電工のベンチ応援スタイルが生き残る元気いっぱいなチーム。何故か自然と応援したくなるかわいいチームなのである。
<日程の都合からレオパ、誘電と試合せず、大学生と2試合、大鵬と1試合で3勝、A組1位になり決勝でソフトウェアに勝って優勝したが、どことなく申し訳なさそうなキャプテンの村上由里子と副キャプテンの志水麻里。もっと、自信を!笑>
【レオパレス21】
<投手>
とにかく山根が絶好調だ。いや「好調」という現状を表す表現は相応しくないか。すでに実力として一流投手の仲間入りを果たしていると言えそうだ。熊野オープンでも投げまくって4試合ほど完投したのではないだろうか。最後のトヨタ戦はさすがに疲れて7回裏に鈴木美加にスリーランを打たれるなど滅多打ちにあっていたが、あれだけ投げれば仕方がなかろう。とにかく、打者を詰まらせたり泳がせたりする投球術は素晴らしく、すでに確立された実力がそこにはある。
この山根に噂の新外国人投手が加われば、レオパレスは投手に関しては何の不安もないだろう。世界一の変化球投手、メラニー・ローチがいなくなったが、山根の本格的1本立ちを考えると昨年よりむしろ投手力は上がったかも知れない。ちなみに秋元二世の高卒の好投手・松村も投げていたが、さすがにすぐにとは行かず当分は修行の日々だろう。
<もはや日本代表としても恥ずかしくないほどの投手に成長した山根佐由理>
<捕手、DP、一塁手>
ティッカム(捕手、DP)、伊藤(捕手、DP)、井上(DP、一塁)の三人を使い分けるはずだが、井上が残ったおかげでこれらのポジションを守る打者の破壊力が維持されたのが大きい(見た目の破壊力も、抜群、笑)。一塁のバックアップの林も打撃に力強さが増してきたので、世代交代を見越して井上の代わりに出る機会も増えるかも知れない。
ちなみに、井上以上の貫禄の新人が入っており、正直ぶったまげた(笑)
<二塁手>
このポジションだけは今シーズンを任せられるほどにまだ若手が育っていない。それで藤本に懇願して引退を撤回させたのだろう。その藤本は熊野オープンではほぼ全試合スタメン出場。打順は2番あるいは9番だったが、全くもって目立った活躍はなし。しかしそれでも実際にはバントを確実に決めたり2安打放っていたりと結果は残していた。この仕事人藤本の全く目立たないいぶし銀の活躍こそがレオパレスの強さの象徴。藤本がまた今年も目立たない活躍でレオパレスを上位に導きそうだ。
<引退が心配された井上絵里奈と藤本索子だが、今年も変わらず元気だ>
<三遊間>
さて今年のレオパレスの最大の難問がココ。白井と佐藤という大ベテラン二人が引退し、田中と陰山という若手に切り替わった。このベテラン2人、特にサード白井の守備力はリーグでも屈指だっただけに、その穴を埋めるのは容易ではないだろう。
ただ熊野で見た田中が見違えるようだった。自覚が出たか、今年はかなり体も絞れてるし顔つきもしっかりしており雰囲気がまるで変わった。サードを守っていても声がよく出、山根を含めた内野の守りをまとめていこうとする気概が表れている。このサードの田中とショートの陰山がどこまで落ち着いて守れるか、今年のレオパレスの唯一の不安点でもありかつ最大の楽しみでもある。
<外野手>
レオパの外野手は文句のつけようがない。センターの河野は日本代表クラスの天才打者だし、ライトの永吉は去年大ブレイクしたしぶとい打者で今年も他チームからは嫌がられる活躍をするだろう。
そんな中で一番の期待と不安がレフトの小野。とにかくこの選手は当たり出したら止まらないし本当によく打つ。小技もできてバッティングにまるで穴がない。守備も抜群に巧い。熊野でもホームランも放っていたし長打力もある。文句のつけようがないのだが、それゆえ高いレベルでの結果を期待してしまう。昨年は前半で本塁打争いをリードしたり誘電戦で逆転サヨナラ打を放つなど活躍したが、後半やや失速、最終的に3割は打ったが本塁打は前半の2本だけに終わった。小野が1年を通じて調子を維持できたらこんなに怖い打者はいない。
<見た目は普通すぎるほど普通だがとんでもない良い打撃をする小野奈津子。熊野でも豪快に放り込んだ>
<総括>
昨年までのレギュラーが残るバッテリー、一二塁手、外野手には何の不安もない。
唯一にして最大の課題は上述した三遊間の守りである。昨年は白井が1、佐藤が4の計5失策。特に白井に関しては数字に表れない大ファインプレーを連発してきた選手で追いつくのは難しいが、この若い田中と蔭山の2人で合わせて年間5失策以内であれば上出来、佐藤の倍の8+2=10以内(ちょっとハードルを下げたw)でも及第点を与えたい。
とにかく、今年のレオパレスはこの三遊間の守備と心中になる。
<今年のレオパレスはこの若い三遊間と心中(左がサードの田中梢子、右がショートの蔭山遥香)>
posted by silvercats |07:02 |
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2009年03月10日
【佐川急便】
<投手>
今年も外国人投手(出戻りの某投手)と帰山に全てを託さないといけないだろう。熊野オープンではまだその外国人投手が来日していなかったため、日本人の投手しかおらず、それもベテラン帰山と高村の2人だけで無理はさせられない。
ゆえに熊野オープンの後半は中学以来の登板となる桃原が先発完投したり、高校時代選抜優勝投手とはいえその高校以来と思われる外山が完投したり、しまいには大ベテランの高木がベンチ横で投球練習を始めるなど、とんでもないことになっていた(笑)
外国人と帰山の、ミキハウスからの歴史を知る大ベテラン二人がどこまでやってくれるか、そこに今年の佐川の全てがかかっている。
<ミキハウス時代からチームを知る桃原、中学以来でこれだけ投げられれば立派>
<内外野どこでも守れる大ベテランの高木、今年はピッチャーも!?笑>
<捕手>
今年も正捕手のマスクを被るのは福田。というか現時点での登録捕手は福田しかいない。守備にはもともと定評があり、打撃も本人が思う以上に力はある。打率も2割5分と言わず3割を目指して頑張って欲しい。目標を高く設定すればまだまだ伸びる捕手だ。
<内野手>
昨年の実績から言えば、内野としてはファーストには豪州代表のポーター(熊野オープンには参加せず)、セカンドに成長著しい柳瀬、サードにベテランで主将の宗利、ショートには守備に定評がある梅村がレギュラーを任されるだろう。
<ショートの守りは十分及第点、今年は打つ方にも期待したい梅村>
<外野手>
外野も同じように実績から言えばレフトにホームラン王の中村、センターに大ベテランで宗利と並ぶチームの精神的支柱である高木、ライトには日高が入るだろう。
内外野とも目立った補強がなく、椀田など期待の若手が引退したことからもあまり顔ぶれの変わらないメンバーになりそうだ。
<内野手?or外野手?orDP?>
以上のようにファンが普通に考えると昨年と変わらないメンバーになりそうだが、ただ熊野オープンではセカンドに高木、ショートに宗利が守っていたし、日高はお休みで試合に出ず(怪我か?)しかもHPでは外野ではなく内野手登録だった。
そのせいか新人の田中や増野といった選手がよく試合に出てそこそこに活躍してはいたが、実際にどれくらいリーグ本番で使えるかは未知数だ。
外野手登録で打撃の成長が著しい松下も、オープン戦ながら守ることなくほぼ全試合DP1番での出場。いったい開幕したら内外野がどういう布陣になるのか、ほぼ変わらないのか大きく変わるのか、正直全くわからない。
もとよりオープン戦とはいえ桃原が突如登板し完投したり、高木が投球練習を開始するようなチーム。誰がどこを守るのか、わからなくても仕方がないのだ(笑)。どうせならリーグでも臨機応変、自由自在な選手起用をしてくれると、それはそれで楽しみなのだが。
<昨年は打率1割台も1年目からレギュラー獲得、今年は一気に飛躍しそうな松下>
<総括>
ベテランが多い佐川において、若手での一推しが昨年同様にDPとして1番打者を一年間任されそうな松下。練習試合から熊野オープンにかけてと打ちまくっていた。1年目からレギュラーを掴んだが打率は2割に満たなかった。しかし今年はかなりやりそうな予感がする。
逆に今ちょっとだけ心配なのが昨年のホームラン王の中村歩。もう完全に泥沼状態である。振っても振ってもバットに当たらないし、たまに当たっても見事にバットの根っこと先っぽだけだ。しかしそこは2部時代から1部に上がっての3年間を通し、毎年確実にトップレベルの成績を残し活躍してきた好打者中村のこと、開幕には確実に合わせてくるだろう。このオープン戦での大スランプ状態からいったいどういう風に仕上げて開幕に持っていくのか、逆に凄く楽しみでもある。
【日立ソフトウエア】
<投手>
瀬川が、相変わらずである。シオノギ戦では3安打完封と全く寄せつけない見事な(瀬川としては当たり前な)投球をしたかと思えば、Honda相手には振り逃げで出した打者からランナーをためられて逆転2点タイムリーを打たれ、その後スカグリオネには豪快な一発を被弾した。この毎度の突如のノーコン癖と安易な一発病さえなければ、上野に並ぶくらいの最強投手なのだが、どうもまだ克服できてないようだ。幸い藤原というとても安心できる好投手がいることからチーム全体としては全く不安はないのだが、今年各強豪チームが外国人投手を補強した状況から考えると、瀬川が今のままだと昨年の戸田中戦のように、どこかに足下をすくわれそれが致命傷になる可能性が無いとも言えない。
<捕手>
鈴木がコーチ兼任になってレギュラーからは退きそうだが、熊野では試合にも出ていたし実際にシーズンが始まってから投手に対するリードを考えるとまだまだ出場機会は多いかも知れない。若手の捕手としては園田大出身の鮫島と高卒3年目の浅見がいるが、熊野では打撃のパンチ力が売りの浅見が主にマスクをかぶっていたようで、シオノギ戦ではセンターに豪快なホームランも放っていた。鈴木が出ない試合での若い捕手がどうリードできるかだけが、今年のソフトウェア唯一の心配点だろう。
<今年は主戦としてマスクを被りそうな浅見、いかにもパンチ力のありそうな体だ>
<内野手>
前主将の森下の抜けたファーストに濱本が入るようだが、この濱本の打席での風格がすごい。現在の日本リーグで最も打ちそうな雰囲気のある打者かも知れない。どこまで大きな打者になるか今年はすごく楽しみだ。サードには今年飛躍が期待される林がどうやらレギュラーで起用されそう。但しサードはベテランの来條が現役続行してくれたおかで、たとえ林がテンパってもバックアップや併用での起用も万全、安心して林を起用できる。二遊間は昨年ベストナイン獲得の溝江と金メダリストの西山がおり、文句のつけようがない。
<一塁も無難に守っていた濱本。今年は日本有数の打者として認知される一年になりそうだ>
<サードのレギュラーを任されそうな期待の林。大先輩来條に追いつけるか>
<外野手>
レフト馬渕、センター山田、ライト杉山の鉄壁&強打の外野陣は今年も安泰。昨年までは若干見劣りした杉山だが(馬渕、山田と比較されたらたまったもんじゃないかw)、何となく今年はもっとやりそうな気がする。昨年も2割6分に2本塁打と及第点だったのだが今年は3割を期待したい。
ちなみに熊野オープンでは山田はほとんど試合には出ず、背番号1の「杉浦まい」という選手が9番センターで常時試合に出ていた。チームのHPでもまだ紹介されていない期待のこの選手がどこまで起用されるだろうか。
<センターとして試合に出続けていた杉浦>
<総括>
ここは外国人選手もおらず比較的少数精鋭だがそのほとんどが代表クラスの選手であり実力的には何の心配もない。投手も瀬川、藤原というタイプの違う代表クラスの投手がおり、よほどの事故でも起こらない限り優勝争いはするだろう。
ただこのチームの唯一の欠点が「不思議な負け」があること。名将野村監督が「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負け無し」という名言を残しているが、ことソフトウェアに関しては毎年毎年不思議な負けの繰り返しである。
熊野オープンの決勝でも山田以外のレギュラーが出ながらHondaにあっさり敗退。昨年のリーグでの戸田中戦や総合のHondaで敗れた姿そのまんまである。あれだけの打者がある日突然全員沈黙してしまう。
しかしながら、それでこそ、日立ソフトウェアである。ソフトウェアはそうこなくっちゃ面白くない。ソフトウェアバンザイ(笑)
posted by silvercats |16:06 |
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2009年03月09日
今年も熊野オープンを観戦してきました。1日雨で中止になり計3日間。いろんな選手が見られて非常に楽しかったのです。
とにかく多くの会場で沢山試合が見られるのが熊野オープンの良さなので、1試合を丁寧に見ると言うより散々ハシゴをして回りお腹いっぱいになって帰ってきました。それでも10試合くらいはスコアをつけたのですが、いかんせん試合数が多くて詳細なスコアを載せることもできません。それで全体をざっと見渡して、それぞれのチームの現状を個人的にまとめてみました。
【豊田自動織機】
<投手>
昨年ようやく開花した宮本が本物の好投手へと確実に成長している。どこと対戦してもしっかり抑えるし、四死球を出してもそこから崩れることがなくなった。新外国人投手の来日はもう少し後になるようだが、その投手が来たとしても今年は織機のエースとして活躍しそうだ。一方江本姉はまだ少し昨年来の不調を引きずっている。球は走っているし近くで見ると本当に迫力のある投球をするのだが、なぜかヒットを重ねられることが多い。江本の持ち味は多彩な変化球や投球術なので、捕手のトッピングとの呼吸を合わせて上手くはまれば復活はしてくれるだろうが・・・。熊野ではどうも風邪で体調も悪かったようで、今後に期待したい。
大ベテランの高山が今年は調子が良い。オープン戦ではここ数年は大学生相手にも打ち込まれるような試合もあったが、今年は持ち前の投球術でレオパレスやHondaの1部の打者を翻弄していた。織機では一番球速は遅いだろうがそれでも対戦した打者にほとんど外野に打球を飛ばさせない投球は見事。若い投手が見ればとても勉強になるだろう。ファンとしても楽しみなので、今年は1部での投球も見たいものだ。他にも、3年目の栗田がますます球速を増しており、2年目の江本妹も落ち着いた投球ができる。将来にも期待ができる。
<今年はエースとしての期待が大きい宮本直美>
<捕手>
昨年までは長打力を誇るリベラが守っていたが今年からアメリカ代表も務めたトッピングにかわった。この選手、それほど有名な捕手であるにも関わらずとても真面目で熱心で向上心があり、投手の特徴や性格を掴んだりコミュニケーションを取るのに必死になっていて好感が持てる。オープン戦の1打席1打席にも常に全力で、際どいコース一つを見逃す場面でも見ているこっちが本番かと錯覚するほど真剣に食らいつく。そのソフトボールに対する真摯な姿勢はミッシェル・スミスを彷彿させる。若手選手にはこういう部分を是非見習って欲しい。
昨年高卒1年目にして捕手で出場した西井も着実に成長している。桝本が引退し小森も肩に不安があることから実質2人体制。今年も数多く出番は回ってくるだろう。去年出なかった初ヒットも期待したい。
<元アメリカ代表の左投げ捕手、ジェニー・トッピングは好守にかなり活躍しそうだ>
<二遊間>
ショートに内藤が戻ってきた。今年のショートは酒井との併用で、だましだましかと思ったが、どうやら1年間通して内藤がレギュラーで活躍しそうだ。足をまだ少し庇っている様子で深い当たりを踏ん張って投げるようなプレーには慎重になるが、しかしそんな足の状態でも見ているものを唸らせるようなプレーを連発するのが凄い。シオノギ戦で松村投手からホームランを打ったように打つ方も文句はない。さてどこまでの成績を残すか楽しみだ。
去年ショートを守っていた酒井が今年は本職のセカンドに戻った。規定打席に到達して3割を打った打力は本物で、今年もオープン戦からしっかりと結果を残している。
<復活した世界一の遊撃手・内藤恵美、シオノギ戦でも貫禄の一発>
<一、三塁>
一方ちょっと心配なのがファーストの長澤とサードの古田。ヒットも出てはいたがまだまだ本調子ではない。とは言っても3月はじめのオープン戦の段階。この2人は1年間を通して絶対に外せない戦力なので、シーズンに入ってからはガンガン打ってもらわないと困る。
<外野手>
内藤がショートに戻り、酒井がセカンドのレギュラーに固定されそうなことから、外野が飽和状態になった。勝負強い白井が再び外野に戻り、レフトの本田、センターの狩野、ライトの田中、若手の千葉とすぐに使える外野手が5人揃った。狩野はセンター固定で、ライトの田中も守備と打撃を考えると外したくない。本田と白井の併用だろうが、天才打者本田は毎試合使ってこそ本領を発揮する。
<DP>
とすると外野の一人をDPでも良いのだが、DPには日本一勝負強い小森が控えている。実に贅沢な悩みである。
<総括>
ミッシェルが昨年で引退した。決勝トーナメント連続出場16年はまさにミッシェルの日本での活動年数であり、今年はミッシェル抜きでも戦えるという証明をするためにも大事な一年である。苦労した昨年以上に苦労するだろうが、そこは経験と抜群のチームワークで乗り切ってくれるだろう。復活した内藤の活躍も楽しみだ。
不安材料は控えとレギュラーの差か。外野の千葉や内野の矢野をはじめ若手にも良い素材が多いのだが、あまりにもレギュラー陣がしっかりしているためにこうやってオープン戦などで控えの若手選手を見るとやはりその差の大きさを感じてしまう。恐らく上が凄すぎて控え目に成りすぎているのが原因の一つだろう。内藤や狩野をはじめ凄い選手を身近で見ながらも、本気で追い越すつもりで頑張ってもらいたい。
【トヨタ自動車】
<投手>
アボットが来ればもはや怖いものなしか。若手にも森田、大野、上村と好投手がいるが、アボットと露久保の2人でもしかしたら上野を擁するルネサス以上かも知れない。長身で剛速球のアボットと、小柄ながら魔球チェンジアップを操る露久保、この両投手のコンビは想像するだけでワクワクする。
<魔球チェンジアップを操る好投手・露久保望美と、一塁へのコンバートが予想される藤崎由起子>
<捕手>
去年デビューした渡邉は次の世代の代表クラスだろう。アボットとどんなバッテリーを組むかも非常に見ものだ。ベテラン西山も控えているし、安心して守れるはず。
<内野手>
熊野オープンでは昨年までショートを守った坂元をサードに回し、ショートには2年目若手の渥美が守っていた。これはショートにアメリカ代表のワトリーが入ることによる坂元コンバートのためだろう。それに連動してサードを守っていた藤崎がファーストに移り、ファーストを守っていた日本代表の伊藤幸子はDPあるいは代打での出場が多くなるかも知れない。セカンドに丸山と鈴木がいるが、打撃の成長著しい鈴木をレフトにコンバートし、セカンドはレギュラーの丸山がそのまま守ることになるだろう。
<今年こそはやってもらわないと困るサードに回った坂元令奈>
<外野手>
その急成長の鈴木がレフトを守るとなると、センターの前園はそのままで去年のレフトの小野はライト藤野のバックアップになるだろうか。藤野や伊藤の状態、調子によって、右翼、DPに関しては調子の良い選手を柔軟に起用するかも知れない。とにかくどう選手を動かしても使いたい選手が余るほど、トヨタは選手層が厚くなってきた。
<今年大ブレイクの予感がするレフトへコンバートされた鈴木美加>
<総括>
もともと選手の層が厚くなってきたところにアボットとワトリーが入った。個々の選手の実力としては優勝してもおかしくないくらいに充実している。とにかく2年目の鈴木美加の成長が著しく打線に厚みが増した。藤崎や坂元、藤野など実績のある好選手もいるし前園もようやく本来の実力を発揮してきた。加えて伊藤幸子もいる。今年は本当に楽しみだ。
敢えて不安材料をあげるとすると「勝ち慣れていないところ」だろうか。オープン戦ではあるが2-6と負けていたレオパレス戦で7回裏に4点を取って追いついた直後のタイブレーカーの8回表、送球ミスなどからあっさり失点し負けてしまった。オープン戦だろうが何だろうがとにかく勝ちにこだわり、「普通にやれば勝てるチーム」であることを選手全員が認識することが大事だ。
【追記】
どうも鈴木がセカンドそのままで、小野がレフトもありえるような予感がしてきた
posted by silvercats |14:26 |
全国大会、地方予選、オープン戦、カップ戦など |
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