銀猫の女子ソフトボール観戦記

【2015/2016シーズンの引退・移籍・新加入選手~1部リーグ・その1(BC高崎、トヨタ、織機、Honda、デンソー、日立)】

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【ビックカメラ高崎】 退団選手:1人 (OF/28)イビネディオン・絵里香シャディー(1年) 新人選手:2人 (IF/17)中西舞衣(高松南) (IF/22)北口美海(神戸野田) ※退団選手  今年は主力選手は全員残って引退者は1年目のイビちゃんことイビネディオン・絵里香シャディー一人。3試合に代打で出場して3打数0安打だった。結局どういう特徴の選手かわからずじまい。気になっていた選手だっただけに、もう一二年見て見たかった。 ※新人選手  新人選手は2人の高校生のみ。ということで今年のビックはほぼ昨年と変わらないスタメン選手起用になる。



【トヨタ自動車】 退団選手:5人 (LF/10)小野真希(10年) ( C/25)渡邊華月(8年) (2B/ 4)鈴木美加(8年) ( P/15)細野了華(6年) (IF/ 6)町田ひかる(2年) 新人選手:2人 ( P/13)田内愛絵里(創志学園) (SS/ 6)黒澤花菜(秩父農工科学→東京富士大) ※退団選手  各チーム今年は選手の入れ替えが少なかったのだが、戸田中と並んでトヨタ自動車に大きな動きがあった。  とにかく小野真希が抜けたのが大きい。昨年はキャプテンまで務めた選手で、内外野どこでも守れて長打も打てて小技も得意、なんでもできる選手だったが、それ以上にベンチで一番大きな声を出してチームを引っ張ってくれる選手だった。元東海理化の川戸道友紀さんほどでもないが、あの人間が聞き取れるギリギリの高音で「さぁーいこーっ!!」という声はとにかく一番グランドに響いていた。この小野がいなくなったことが一番の原因だが、春先のトヨタの試合を見ているととにかくトヨタのベンチが静かなのが気になった。渡邊も抜けて元気な選手が減ったこともあるが、おとなしいクールな選手ばかりになってなんかベンチが暗い。これが成績に結びつかないと良いのだが。  【追記】ちょっと書き忘れていたが、実は小野は試合中は声が高いが普段は結構低音ボイス。そして私服でおしゃれすると結構可愛い。ソフトボール関係なかったか(笑)  渡邊華月も日本リーグに一時代を築いた選手。アボットの女房役としての存在感は抜群だったし、打つ方でも実業団入りしてからの成長が著しく首位打者まで獲得した。そして何よりあの決勝トーナメントでの奇跡の優勝決定逆転サヨナラツーラン。あの時の球場を揺るがす地鳴りのような歓声は今まで経験した中では最高の場面だった。  一時代を築いたと言えば鈴木美加も同様。高卒1年目の前半からすでにリーグ戦で活躍し、2年目が始まる時には4番としての育成が始まっていたような逸材で、その期待に応えるように順調に一流選手に成長した。2年目2009年の決勝トーナメントで上野から放った逆転二塁打がもしトヨタの優勝に繋がっていたらもう少し違う結果になっていたとは思うが、それでもその後歴代最高打率を記録するなど実力は存分に発揮してくれた。実は意外と気づいてない人が多いと思うが、よく見ると結構可愛い選手。それに最初のころは平凡なフライを落としたりして、豪快な打撃と裏腹にどことなく愛嬌もあった。やっぱりトヨタのベンチに鈴木美加がいないのは少し寂しい。  実は小野、渡邊、鈴木美が引退したことは、ただ単に戦力的にダウンという以上に大きな意味を持っている。アボットが来日したのが2009年、それ以降の昨年までの7年間は常に決勝トーナメントに進出しているので、10年目の小野と、8年目の鈴木美、渡邊はトヨタにおける「決勝トーナメントに行けなかった時代を知る貴重な世代」ということになる。これが意味するものは実はかなり大きいと思うが、それは別稿で改めて。  細野了華は岐阜女子高時代に日立の山中しほと同期。当時は細野がエースで山中が控えだったが、実業団に来て立場は逆転してしまった。一時は打撃センスを買われて打者転向しかけたこともあったが、それでも6年間、最後まで投手として在籍を貫いた。最後の年のリーグ最終戦が雨天中止の予備節に回った日立戦で、なんとそこで山中と先発で投げ合う最高の機会があった。結果は負け投手で、リーグ戦未勝利に終わってしまったのは残念だったが、頑張ったご褒美に最後にソフトボールの神様が粋なプレゼントをしてくれたように思う。  町田ひかるは守備位置や使われ方的にも早稲田の先輩馬渕朝子の後継者的な選手。1年目に2本塁打を放つなど意外性もある打者で、噂によると今年はどこかに移籍すると聞いたのだが一旦は引退したようだ。 ※新人選手  新人で気になっていたのが黒澤花菜。昨年の全日本総合で7回1死まで1-3とトヨタを追い詰めた東京富士大の4番で、山根から逆転の2点タイムリーを放ったのがまさにこの選手。その実力や実績ももちろん、秩父農工科学高というソフト界では無名の高校出身なのが気に入った。とにかく今のソフトボール界は選手の進路を握った名門高校、名門大学の指導者がやりたい放題。特にソフト名門と言われる高校の指導者にまともな人間は一人もいない。たまに「名将」なんて書かれているが、笑止千万。そんな中でこうやって無名高から大学を経てでも実業団に上がってくる選手が出てくるのは非常に喜ばしいこと。彼女の成功には大げさだがソフト界の未来もかかっている。

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