銀猫の女子ソフトボール観戦記

【2015年・ソフトボール日本リーグ1部~新人投手成績】

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【日本リーグ投手の新人賞について】  投手の新人賞に関しても、もともとは打者と同じように1年目の選手に対象が限られていた。ただ試合数の少ない日本リーグでは1年目からすぐに活躍できる機会が限られ、「新人賞投手部門該当者なし」の年も多く、2005年と2006年には2年連続で「該当者なし」というのが続いた。それを受けて翌2007年からは投手に限っては2年目の選手まで新人賞のチャンスが与えるように規約が改定された。薄い記憶をたどると当初は1年目の投球回数が20回未満?とかの投手に2年目の新人賞のチャンスが与えられていたように思うが(これは何かの記憶と混乱した不確かな記憶かも知れないので眉唾で)、現在のところは新人賞の選考対象は「高卒選手は2年目まで、大卒、専門学校卒の選手は1年目まで」ということになっているようだ。変に1年目の投球回数や出場試合数などにこだわららないシンプルな基準で、個人的には非常にわかりやすくていいと思っている。ちなみに専門学校までOKと言うことで、2部を経た甲賀医専や日本ウェルネスの選手にも新人賞のチャンスがあるのと、外国人選手でも日本国内の学校を出た選手にはチャンスがあるのも良いことだと思う。  ちなみにその規約が改定された2007年度の新人賞には、高卒1年目からチームのエースとして活躍し、日立戦完投を含む4勝をあげた靜甲の鈴木麻美と、織機戦完封を含む5勝をあげて防御率0.625だった2年目の日立ソフトウェアの瀬川絵美の二人が選ばれている。  参考として、新人賞制定以降の受賞投手を成績とともに列挙した  1994年~石川多映子 (6勝3敗、防御率0.54)-日立  1995年~該当者なし  1996年~勢理客仁美 (3勝1敗、防御率0.54)-豊田自動織機  1997年~山崎あゆみ (5勝1敗、防御率0.15)-シオノギ製薬  1998年~該当者なし  1999年~高山樹里 (5勝1敗、防御率0.83)-豊田自動織機  2000年~遠藤有子 (5勝7敗、防御率1.45)-大徳  2001年~上野由岐子 (79.3回、10勝3敗、防御率0.79)-ルネサス高崎  2002年~増淵真理子 (128回、10勝7敗、防御率1.26)-デンソー  2003年~山崎 萌 (53.3回、4勝3敗、防御率0.79)-日立  2004年~江本奈穂 (54.3回、5勝1敗、防御率0.64)-ミキハウス  2005年~該当者なし  2006年~該当者なし    ※2年目の選手まで選考対象に規約改正※  2007年~鈴木麻美 (70.3回、3勝6敗、防御率2.79)-靜甲  2007年~瀬川絵美 (64.3回、5勝3敗、防御率0.63、※2年目)-日立  2008年~山根佐由里 (50.0回、5勝3敗、防御率1.55)-レオパレス21  2009年~該当者なし (新人および2年目の投手に勝利投手なし)  2010年~井俣茉莉 (27.3回、3勝0敗、防御率0.51)-大鵬薬品  2011年~森真里奈 (70.0回、6勝2敗、防御率1.10、※2年目)-太陽誘電  2012年~中野花菜 (18.0回、2勝0敗、防御率0.38)-ルネサス高崎  2013年~小薗美希 (52.3回、5勝2敗、防御率2.01)-日立  2014年~泉 礼花 (79.0回、6勝4敗、防御率1.95)-日立  2015年~濱村ゆかり (36.3回、6勝1敗、防御率2.70、※2年目)-ビックカメラ高崎  過去19人の新人賞の中で日立が最も多い5人。MLBで言えば一時期のドジャースみたいな感じでどんどん良い投手が出てくるのは、外国人投手をチームに補強しないというのも大きな理由だろう。それと同じ理由でビックカメラ高崎(ルネサス高崎)が3人で次ぐ。ただ後述もするがここ最近の中野花菜と濱村ゆかりに関しては成績的には見劣りする若干棚ぼた的な新人賞ではあった。以下、織機、レオパレス(大徳)が2人で続き、シオノギ、ミキハウス、デンソー、太陽誘電、大鵬薬品、靜甲が一人ずつ排出している。  ちなみに規約改定で2年目の選手にもチャンスが出来て以降も2009年は新人賞該当投手がいなかった。この年は今や日本代表中心選手の藤田倭が1年目だったがチームのエースに坂井寛子が君臨していたこともあり防御率は0.84ながら投球回数はわずか8回で未勝利。同じく防御率0.91と良かった日立の山口憲子も投球回数7.6回で未勝利。新人選手全員合わせても35.6回で0勝0敗で終わっている。この年は2年目だった主な投手としてはトヨタの森田千晶、織機の江本侑香、Hondaの稲元沙貴などもいたが、全員投球回数5回以下で0勝0敗で、結局1,2年目の選手が0勝ではこの年の「該当者なし」は致し方なかった。ただ同じように、2012年も該当者なしでも良かったように思う。さすがに中野の「18回」は少なすぎないかと。

 さて、ちょっと前置きが長くなりすぎたので今年の新人選手の成績に移ろう。上述のように、新人賞の対象が2年目の高卒選手にまで広がっているのでそれらの選手の成績も合わせてみていきたい。

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