2010年02月05日

【アーカイブス2006年決勝トーナメント~“史上初”の裏側】

【“史上初”の裏側】

【決勝】
ソフトウェア	001 0000…1
豊田織機	010 0003…4
ソフトウェア:遠藤-鈴木由
織機:スミス-リベラ
(本)リベラ、前川(織)
(二)杉山、西山、森下(ソ)

~代打前川・“史上初”の裏側~
 この年の日本リーグは前川仁美の「代打サヨナラ優勝決定ホームラン」という史上初の劇的な幕切れであった。しかもかつてベストナインも獲得したことがある強打者前川の、これが現役最後の打席だったというのがすごい。
 その最後の打席が「優勝決定ホームラン」とは。「終わりよければ」というが、これ以上最高の終わり方の選手は、今までもそして今後も出てこないのではないか。
 さてそんな“史上初”であるが今回はその裏側についてである。とにかくこの当時も多くのファンが感心し恐れ入ったのが前川を代打に送ったルーシー・カサレス監督の采配。押し気味に試合を進めながらも点が入らず、延長タイブレイカー突入直前の7回に巡ってきた絶好のサヨナラのチャンスに、なんと内藤恵美に代えて前川を代打に送っているのである。
 前川がいくら良い打者とはいえ打順は内藤。頼り甲斐では日本一でしかも特に調子が悪いわけではなかった内藤に、敢えて代打を送ったルーシー。相性や前川の調子も考え決断したのだろうが、しかしあの場面で内藤に代打を送れる監督はルーシーしかいない。

<“史上初”の代打優勝決定サヨナラホームランを放ち客席に手を振る前川>
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<歓喜の織機ベンチ、胴上げされるミッシェル・スミス>
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~歓喜の裏側~
 さてそんな代打に関する裏側に対して今度は劇的な勝利を挙げた“織機の歓喜”の裏側である。なぜかこの年は負けた側のソフトウェアの選手の写真が特に多く残っていた。
 2000年以降優勝から遠ざかっていたソフトウェア、この年は遠藤が最多勝記録を樹立するなど絶好のチャンスだったが、その遠藤が最後の最後に力尽きてしまった。
 打たれてベンチからダッグアウトに戻る遠藤の写真があった。この時はこみ上げる悔しさを帽子の下に隠し、無言のまま足早に立ち去ったのだ。
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 悔しさ、という意味では山田も相当なものだっただろう。前川のホームランはセンターへ真っ直ぐ一直線。素早くフェンスについた山田が精一杯ジャンプするも、本人の感覚としてはほんのわずかだけタイミングがズレたようだ。グラブをかすってフェンスを越えた打球を見送りながら、しばらく動くことができなかったのを覚えている。閉会式に並ぶ杉山も目は真っ赤だ。
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 馬渕も、この時は若手で売り出し中だった溝江も濱本も田中も、悔しさを通り越して呆然といった感じだろう。
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~織機応援席の裏(反対)側~
 ところで、そもそもなぜソフトウェア側にいるかというと理由は遠藤投手。とにかくイニングの合間にベンチに戻ると、試合展開など目もくれずにすぐに上からのキャッチボールや下からの投球練習で黙々と肩を温める。その遠藤投手の一部始終を間近で見たくて三塁側に移動したのだ。とにかく「投手」としてやるべき役割だけに没頭している遠藤投手の職人的な雰囲気にはいつも引き込まれてしまう(露久保投手にも同じ匂いを感じていた)。
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【1日目第1試合】
レオパレス21	000 0000 03…3
ルネサス高崎	000 0000 01…1
レオパレス:ローチ-スコット
ルネサス:上野-乾
(二)藤本(レ)

 史上初の劇的な幕切れで終わった2006年であるが、この年は毎年の主役であるルネサスは初日であっさりと姿を消してしまっていた。ユニフォームの色が今と比べるとかなり濃くて鮮やかだ。
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【1日目第2試合】
織機  	000 3003…6
ソフトウェア	000 0000…0
織機:スミス-リベラ
ソフトウェア:遠藤、鈴木真、瀬川…鈴木由
(本)リベラ(織)
(二)田中、スミス(織)
 
 この年の1位、2位対決はあっさりと織機の大差勝ち。しかしここから遠藤投手が踏ん張り、結果的には劇的な決勝戦を演出した。


【準決勝】
レオパレス	000 0010…1
ソフトウェア	000 1600…7
レオパレス:ローチ、秋元-スコット
ソフトウェア:'''遠藤、瀬川-鈴木由
(本)藤本(レ)、山田(ソ)
(二)山田、杉山(ソ)

 初日にルネサスを撃破し2日目に進んできたレオパレスも、この試合はソフトウェアの強打の前に完敗。藤本索子が遠藤投手からライトにソロホームランを放ち1点返すのがやっとであった。
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~“劇的な最後”の裏側~
 この年の決勝トーナメント、劇的な幕切れだった前川と同様に、代打として“日本リーグ人生最後の打席”に立ったもう一人の選手がいた。レオパレスの好選手・古渡美奈である。結果はしかし裏腹であった。
 かなり若くしての惜しまれながらの引退であったが、その後中学の先生としてソフトボール部を顧問し、自らも千葉クラブの3番打者として国体予選にも出場と、その後の人生を自ら切り開いている彼女。
 しかしこの最後の打席だけはどうにもならなかった。
 ベンチみんなの声援に後押しされて人生最後の打席に入るも、4球連続のボールでストレートの四球…。とにかく相手が悪すぎたのだ。そうそこの方正解。この時の投手は遠藤投手をリリーフした瀬川絵美投手だったのだ(笑)

<古渡選手、最後の打席に入るも、一度もバットを振れず>
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<試合後インタビューを受ける河野選手と、悔しそうなレオパ時代の白井沙織選手>
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~““歓喜の裏側”の悔しさ”の裏側~
 さて最後に。
 喜びの織機、無念のソフトウェアであったが、その織機の中でもこの選手だけは釈然としないはずだったのが代打を出された内藤恵美選手だろう。そして2日目に残ったものの大敗でシーズンの幕を閉じたレオパレスの選手も悔しいはず。
 しかし試合後はまるで裏側。あっけらかんと明るく振る舞うのが織機とレオパの選手のチームカラーではあるが、表彰式前にみんなで楽しく記念撮影大会だ(笑)

<しかし内藤選手はやっぱ若い選手に人気ありますわ>
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 以上、最後は少々強引な感じの「裏側」シリーズ。
 これにておしまい。


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2010年02月01日

【アーカイブス2007年~第5節山形大会】

【アーカイブス2007年~第5節山形大会(レオパレス、戸田中、トヨタ、ルネサス】
 レオパレスの話題が出たこともありますし、最近過去の記録をまとめていることもありまして今年の2月は昔の写真の蔵出し、印象に残っている過去の試合の紹介をしたいと思います。といっても写真を本格的に撮りだしたのはここ3年ですが。
 どこまで続くかはわかりませんができるだけ。しかし書き散らかした試合のメモを発掘する作業が進むかどうか…。




第1回目は、一つの節のドラマとしては今までで一二を争うくらい印象に残っている
「2007年6月9、10日(山形大会)」
です。


【2日目第2試合:レオパレスv.s.ルネサス~雨の中のドラマ】

 第1試合のトヨタ対戸田中戦、戸田中の堤、稲垣が乱調で試合が押しに押す。10時に試合が始まるが、初回7失点で1回終わって10時32分。12時を過ぎた時点でまだ5回表で点差は16-0。結局17-2となり最後のセンターフライを小野真希がキャッチしたのが12時46分。
 大急ぎで第2試合を始めるも開始時間が13時23分。予定の12時30分より53分遅れてのスタートだったが、この53分が絶妙の時間となる。

<1回~5回>
 曇り空の中試合が始まる。レオパレス・ローチ、ルネサス・上野両エースが好投。上野はまるで危なげのない投球で貫禄の5回無失点。ローチも好投し、小野奈津子のランニングキャッチなど好プレーにも助けられつつも上野に負けじと無失点。1時間で5回が終わるような見事な投手戦で、タイブレイカーにでもならない限りは点が入らないのではないかと思い始めた6回表、突然急展開する。この時点で14時35分。

<6回~>
 この回レオパレスは先頭河野からという絶好の打順。しかしこの日の上野にはまるで手が出ず簡単に討ち取られて1アウト。この回もダメかと思った矢先、ぽつりぽつりと急に雨が降り始める。ここで打席に入ったのが好打者の藤本。この時点では手先が滑るような雨ではまだなかったが、やはり「早く終わらせたい」というような心理が少しでも働いたのかも知れない。しかしそんな心の隙を見逃してくれるような藤本ではなかった。
 上野の投球を捉えると打球は左中間を抜けるスリーベースとなり、1球で上野を追い詰める。この時14時35分。迎える打者はキャプテンの佐藤。徐々に強くなる雨の中、上野の剛球を真芯で捉え、パチーンと球場に響き渡るような綺麗な金属音を残した打球はあっという間に上野の足下を抜けセンターに達する先制のクリーンヒットとなる。そしてとどめは井上。気落ちした上野が投げたまっすぐを、まるでピンポン球のようなカーンと弾き返しあっという間にバックスクリーンを越えるような特大の駄目押しツーラン。この時が14時40分でこの回が終わったのが44分。そして次の回、ローチがマウンドに上がるとともに雨が小やみになりすぐにあがった。
 藤本索子、佐藤理恵、井上絵里奈という、今考えても興奮するようなすごい2~4番が見事に上野を攻略した改心の攻撃であった。が、それはほんの10分程度雨が降った間のできごと。その10分の間にこの3人に回り、うち5分であっという間に3点を取るという実にドラマティックな展開だったのだ。そしてそれには前の試合での堤の大乱調が響いているというのがおもしろい。1節で2試合続けてやるというシステムが生み出したドラマでもあった。
 
 ちなみに上野のこの年の自責点は7点。そのうちの3点がこの雨の5分間での失点だったのだ。ただこの試合上野を攻略したレオパレス打線、この年の決勝トーナメントでも再び上野を攻略し、渡邊の三塁打などまたしても3-0で快勝。打線が本物であったことを改めて証明した。

<この日のレオパレスとルネサスのスタメン>
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<好プレーの小野、小野と喜びのタッチをする河野>
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<三塁打で上野攻略のきっかけを作った藤本>
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<決勝点となる先制打を放ちガッツポーズの佐藤>
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<とどめは井上。上野から見事なツーラン>
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<3点を奪ったこの回、にわかに降り出した雨に観客も困惑>
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<優秀選手賞を獲得し大喜びの佐藤。この勝利の喜びの大きさが表れている>
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レオパレス	000 0030…3
ルネササス	000 0000…0
○ローチ-ティッカム
●上野-峰
(本)井上
(三)藤本



【1日目第1試合:ルネサスv.s.戸田中】

ルネサス	000 0020…2
戸田中	000 0000…0
○黒川-乾
●堤-吉田
(二)中野(ル)

※この年戸田中は第2節で初1部の靜甲にサヨナラ負けし、そのままズルズルと9連敗。昨年までエースで前年136回を投げ大車輪の活躍だったエースの清水麻琴投手がシーズン直前(?)に引退し、1部では2006年の9投球回しか実績のない3年目の堤千佳子と、同じく2006年に1回しか投げてない2年目の稲垣絵莉子に任せざるをえないという非常事態のシーズンだった。その堤がこのルネサス戦で目の覚めるような好投。負けはしたものの5回まで0-0という緊迫した試合を展開させた。このまま前半戦を全敗で終えたが、後半戦は成長した堤が好投。刈谷大会ではミッシェル・スミスに投げ勝った。

<戸田中の堤、5回までルネサス打線を0点に>
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<ひたすらに黙々と投げ続ける堤>
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<戸田中時代から異彩を放っていた坂元令奈>
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【1日目第2試合:レオパレスv.s.トヨタ】

レオパ	010 0100…2
トヨタ	000 1000…1
○秋元、ローチ-ティッカム
ケイラ、●田中、露久保-エミリー
(本)ティッカム(レ)

※トヨタは売り出し中の前薗がシーズン前の怪我でやや出遅れたが、メンバー的にはこの年既に、2009年に好成績をあげたメンバーがほぼ顔を揃えていた。加えて神田、中西という好選手もいて、露久保も規定投球回以上を投げ防御率1.71。外国人投手次第では決勝トーナメントに進んでもおかしくはない戦力だった。しかしこの試合も点差以上に差があるような試合展開で1点差負け。いい選手がいながらの「勝負弱さ」「負け癖」みたいなものが印象に残った。

<この日のトヨタの先発メンバー>
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<この年初めて規定投球回を超え好成績を残した露久保>
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【2日目第1試合:トヨタv.s.戸田中】

トヨタ	702 2600…17
戸田中	000 0002…2

○露久保、田中、大野-エミリー
●堤、稲垣、堤-吉田、高橋
(本)神田(ト)
(二)神田、中西、五十嵐(ト)

※さて堤の本格的な魅力に気づいたのは前日のルネサス戦の好投以上に実はこのめった打ちされた試合(笑)
 前日の好投とはまるで別人で、先頭の神田に本塁打を打たれるとそのまま初回7失点。しかし堤の本領発揮はむしろここからだった。堤の後を受け2回から登板した稲垣がいつもの大乱調。ジュニア代表にも選ばれた好投手だがストライクがまるで入らず試合にならない。するとすぐさま堤がマウンドに上がり、疲労と不調から打たれに打たれるも黙々と投げ続けて7回17失点(うち稲垣が2失点くらいだったか?)ながらもほぼ完投。
 基本的に自分は選手に話しかける勇気のない性格ながらも、この時だけはあまりにも感動して思わずサインをもらってしまった。


<5回までで16失点(結局もう1点取られ17失点)というとんでもない試合。しかしそれが次の試合に影響する>
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<決勝Tでの藤本索子に次いでようやく二人目にサインをもらった堤。横は鈴木里枝選手、坂元選手>
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<レオパレスの“神様”、渡邊潤子選手。一番好きだった選手>
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<あの山根佐由里の膝の黒いサポーターこそ、レオパレスの神様・渡邊潤子さんの正当な後継者の証(と勝手に思っていた)>


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2010年01月29日

【レオパレス21・廃部決定前後の流れ】

 長年応援してきたチームの一つであるレオパレス21が昨年の暮れ、突然廃部になった。

 廃部自体は珍しくないことだが、これほど強豪で代表選手を多く抱えたチームの廃部は初めてではないだろうか。2004年のミキハウスも同じような状況であったが、今回はそれ以上の衝撃を関係者に与えたはずだ。
 内部情報を知るのはあくまで当事者である関係者だけであり、選手ですら詳細が知らされることはほとんどないのではないか。それゆえ全くの部外者である自分が知り得る情報などは皆無に等しいわけであるが、マスコミを通じたりして伝わってきた情報や一連の流れをひとまずまとめておくことにした。

 この件に関してはすべての選手の身の振り方が明らかになってからと思ったのだが、すでに移籍先で元気に活躍する姿がそこかしこから伝わってくるので、むしろこれからの彼女たちに期待を込める意味でもまとめることにした。
 とにかく言いたいことは一つ。
 「大矢留美さん、若い選手達をお願いしましたよ!」
 (でも靜甲戦だけは手加減してね、ハート)
 ということである(笑)

【10月】
 外見的にはチームには全く変化は見られず、まさかこの明るいチームが今季限りで消滅するなどとは夢にも思わなかった。
 (ただ後から思い返すに、早すぎると思われる若手選手の引退の噂が聞こえてきたり、あるチームの首脳陣がレオパの主力選手について「○○は本当にいい選手だ。うちに欲しい」というような冗談とも何ともいえないような会話をしているのを球場での地獄耳情報でキャッチはしていた。ただしそれとてその時点で「廃部が決まっていた」ことと関連づけて考える理由としてはかなり弱いであろうが)。


【11月初旬】
・11月8日
 決勝トーナメント2日目のトヨタ自動車戦で敗戦。これが事実上最後の試合となる。
最後の打者:小野奈津子(7回裏、アボット相手に豪快な空振り三振)
最後のマウンド:山根佐由里(7回表、満塁から伊藤幸子に投げた1球)
最後のプレー:永吉理恵(その伊藤の打球をライト線で超ファインプレー)
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【11月中旬】
 会社の経営状態の悪化からチーム存続を危ぶむ噂がネット上で流れる(あるいはこの頃すでに情報を知っていた人が噂を流したか?)。

・11月19日
 ネット上に“関係者からの話し”として「レオパレスが今季限りで廃部」という書き込みがなされる。個人的には半信半疑であったが、とにかく最悪の事態だけは覚悟した。

【11月下旬】
・11月24日
 井上選手のブログにおいて「レオパレスの歴史」というタイトルの記事がアップされる。
 この時までには確実に選手にはすでに通達されていたのであろう。

・11月25日
 最終的に廃部が確実となった日と思われる。

・11月26日
 この日の(会社の)役員会で、今季限りでの廃部が正式に決まる。

・11月26日
 各選手の個人ブログの内容に廃部に関する内容が増える。
(正式な決定を待っていたのではないだろうか)。

・11月27日未明
 日付がかわるとほぼ同じ頃、毎日新聞その他のインターネット配信記事で今シーズン限りでのレオパレス21ソフトボール部の廃部が報じられる。

・11月28日
 この日のスポニチに詳しく掲載される。
内容としては正式に廃部が決まったことに加え、12月15日までに受け入れ先が見つかれば来年も1部からの参戦が可能であることが明記される。

 (注)2001年の大徳廃部のあと規定が改正され、廃部したチームから10人以上の選手をそのまま受け入れ、新会社が12月15日までに登録を済ませればチームが存続したと見なされて来季も1部参戦が認められるようになったようだ(ただし個人的には未確定情報)。
※ただしそれも内々ですでに譲渡先が決まっており、一部参戦の意思表明が早々となされた場合に限られるのではないだろうか?この時点から探し出しての1部残留は事実上不可能だったのだろう。


・11月29日
 日本ソフトボール協会の理事会が開かれ、レオパレス関連以外にも以下のことが正式決定された。

(1)レオパレス21の今季限りでの廃部
(2)パナソニック電工津の今季限りでの休部(昨年の時点から休部は決まっていたようで、事実上の廃部だろう)
(3)TOETECKの2部リーグ脱退(これは廃・休部ではなく、チームとしては存続し実業団大会などには出場するようだ)
(4)今季クラブ選手権で優勝した「ペヤング」の来季2部リーグ加盟
(5)レオパレスの廃部に伴い、1部12チームを維持するため、降格の決まっていた伊予銀行が来季も1部に残留する(2000年の松下電工廃部に伴うデンソーの残留と同じ立場)

(※スポニチの記事には12月15日が1部残留の期限と書かれていたが、実際には廃部の報から三日後にはすでに1部12位の伊予銀の残留が決定した。これは残る伊予銀のチーム編成や1部参戦への体制を整えるためにもできるだけ早めの決定が不可欠であること、レオパレスの譲渡先探しが難航していたことなどを考慮したものではないだろうか?)


<スポニチ>
http://www.sponichi.co.jp/sports/flash/KFullFlash20091129081.html
 「日本ソフトボール協会は29日の理事会で、即席めん製造・販売の「まるか食品」(本社・群馬県伊勢崎市)が今春設立したチーム「ペヤング」の日本リーグ女子2部加盟を承認した。同チームは全日本総合選手権出場や地元協会の推薦など、2部加入条件を満たした。
 一方、景気低迷や五輪の実施競技から外れた影響を受け、女子1部のレオパレス21の廃部や同2部のパナソニック電工、TOETECKの休部も報告された。来季1部のチーム数は12を維持する方針。」

<時事通信:>
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2009112900087
 「日本ソフトボール協会は29日、東京都内で理事会を開き、女子日本リーグのレオパレス21が今季限りで廃部することを受け、今季最下位で2部降格が決まっていた伊予銀行を1部に残留させ、12チームを維持することを決めた。レオパレス21はチームの受け入れ先を探しているが、これが決まった場合は2部からのスタートとなる。
 また、まるか食品(本社・群馬県伊勢崎市)が商品ブランド名をチーム名にして今年創設したペヤングの日本リーグ2部加入を承認。同リーグ2部のパナソニック電工、TOETECKが今季限りでリーグから撤退することが報告された。」

<毎日新聞>
http://mainichi.jp/enta/sports/general/news/20091130k0000m050065000c.html
 「日本ソフトボール協会:ペヤング2部昇格など承認日本ソフトボール協会は29日、東京都内で理事会を開き、まるか食品(本社・群馬県伊勢崎市)が今春創設した女子チーム「ペヤング」の日本リーグ2部昇格を承認した。9月の全日本総合選手権に出場しており、継続的な活動も見込めるなど昇格の条件を満たした。
また、今季限りで1部のレオパレス21が廃部するため、今季1部最下位で2部降格が決定していた伊予銀行の1部残留を決定。レオパレス21はチームの受け入れ先を探しているが、譲渡が成立しても来季は2部からのスタートとなる。また2部のパナソニック電工津、TOETECK、加えて男子西日本リーグの大阪ツヅキグローバルが来季はリーグから撤退することが報告された。」


【12月初旬】
 表面上は主だった動きはなし。

【12月中旬】
・12月15日
 「ドリーム・ワールドにレオパレス21ソフトボール部を譲渡」という報道がなされる。
 この記事の中で「21人中11人が移籍し、日本代表の伊藤綾香が含まれている」ことが明記される。他の選手に関しては言及なし。 

<ニッカンスポーツ>
http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20091215-576287.html
 「日本ソフトボール協会は15日、今季限りで廃部となった日本リーグ女子のレオパレス21の受け入れ先として、静岡県磐田市で園芸緑化事業などを展開する「ドリーム・ワールド」にチーム譲渡が決まったと発表した。日本代表候補の伊藤綾香ら11人が移籍する形となり、来季は規定によりリーグ2部への加盟となる。
 レオパレス21は日本リーグ決勝トーナメントで3位に入るなど、近年は強豪チームの一角に成長していたが、厳しい経済情勢などで廃部した。」
 [2009年12月15日18時28分]


【12月下旬】
・12月26日
 ベテランの藤本索子が岐阜国体のためのチーム「ミナモ・ソフトボールクラブ」に増淵まり子や伊藤良恵とともに入団することが報じられる。

<岐阜新聞>
http://www.gifu-np.co.jp/news/sports/20091226/200912260857_2338.shtml
 「清流国体に向け、大垣に女子ソフトチーム発足へ 」
 (2009年12月26日08:57)
 「2012年のぎふ清流国体に向け、元五輪選手らを軸とした女子ソフトボールのクラブチームが来年2月、大垣市に発足する。
 発足するチームは「大垣ミナモソフトボールクラブ」で、監督は、県ソフトボール協会副理事長で揖斐高校教師の栗山利宏氏が務める。活動拠点は同市の浅中公園ソフトボール場を予定する。
 メンバーは、北京五輪金メダルの藤本索子(元レオパレス21)やアテネ五輪銅メダルの伊藤良恵(デンソー)、シドニー五輪銀メダルでエースを務めた増淵まり子(デンソーコーチ)ら。日本リーグ1部の佐川急便と伊予銀行からも3人が移籍するほか、来春に大学を卒業する選手も合わせ15人で活動を始める。
 県A級リーグに参加するほか、日本リーグ1部のチームとの練習試合で強化を図る。」


【2010年1月】
 年があけて1月、譲渡先であるドリームワールドでソフトボールのチームブログが開設され、レオパレスから移った11人の詳細が明かされる(現在、公式ブログにて個々の選手紹介が行われている)。
 またソフトボールマガジンにおいても詳しく紹介される。
 “ドリームワールド公式ブログ”

 その他、いろいろなチームのブログや記事の中の写真の後ろの方で見切れていたり、風の便りを耳にしたりして、徐々に21人の選手の移籍先が明らかになる。
 ただし、全選手の行き先や身の振り方がわかるのはもっとずっと先、シーズンに入ってからになるか、あるいは永遠にわからないこともあるかもしれない(笑)


 廃部前後に関する情報はほぼ以上のようなものである。
 最後に、あくまで「個人的な推測」の域を出ないことを重々承知してもらった上で、現時点での選手の移籍先をあげてみた。

河野美里(外野)	→	太陽誘電(と思われる)
E・ティンチャー(投手)	→	不明
N・ティッカム(捕手)	→	不明
辻井晴名(内野)	→	ドリーム・ワールド(確定)
谷口敏子(捕手)	→	ドリーム・ワールド(確定)
永吉理恵(外野)	→	デンソー(ほぼ確定)
藤本索子(内や)	→	岐阜ミナモ・ソフトボールクラブ(確定)
川上恵莉子(外野)	→	ドリーム・ワールド(確定)
山下美奈子外野)	→	ドリーム・ワールド(確定)
熊澤怜子(投手)	→	ドリーム・ワールド(確定)
古宇田佳愛(内野)	→	ドリーム・ワールド(確定)
田中梢子(内野)	→	不明(引退か?とするとこんなに悲しい出来事はない…)
宮野祐子(内野)	→	ドリーム・ワールド(確定)
小野奈津子(外野)	→	ドリーム・ワールド(確定)
小西つどい(内野)	→	ドリーム・ワールド(確定)
松村綾菜(投手)	→	ドリーム・ワールド(確定)
伊藤綾香(捕手)	→	ドリーム・ワールド(確定)
山根佐由里(投手)	→	トヨタ自動車(ほぼ確定)
井上絵里奈(内野)	→	不明(引退か?)
蔭山遥香(内野)	→	ルネサス高崎(ほぼ確定)
林舞乃(内野)	→	不明(引退か?)

(順不同)


とにかく、今後のレオパ戦士達に幸あれ…

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【追記】
 内部の詳細はなかなか伝わってこないのであるが、やはり11月27日に廃部の報が流れてからドリームワールドに譲渡先が決まるまでの前後関係を知りたい。いつの時点で話が持ちかけられ、決定したのか。
 水面下ではいろいろと打診があったのかあるいは直前だったのか。
 なかなか表には出ない情報だろうが…。


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2010年01月25日

【2009年1部リーグ投手の記録を解析する~その2:投手のタイプ分析】

 さて少し間が空いたが投手のデータ分析の続きを。
 前回の解析で、やはり上野とアボットは群を抜いているというのが改めてわかった。
 その続きとして昨年同様に主成分分析を用いて投手のタイプ分けををするのだが、この飛び抜けて凄い2投手が入ると突出したデータが邪魔をして他の選手の違いがほとんどわからなくなる。
 それで今年はこの2投手を除いて他の投手を分析してみた。


(1)解析に用いたデータと解析方法
 用いたデータも方法も昨年と同じで、投手の五つのデータを用いた主成分分析で、結果としてタイプ的に似た投手がグラフ上の近くに位置するように図示される。
 個々のデータについては以下にまとめた。
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(2)5つのデータを用いた分析結果
 主成分分析の結果は以下の通りである(ちなみにややこしい説明や結果は省略するが、この下の図でおよそデータの90%近くを説明できるまあまあの結果であった)。
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 分析結果から、横の軸は防御率の善し悪し、縦の軸は球数の多さに強く相関していることがわかった。
 繰り返すとつまり、この図では、
 「左に行くほど好投手」「下に行くほど球数の少ない投手」
 ということがわかった。

 ※なんかややこしいこと書いてますが、要は
 「近くに位置している投手はタイプや実力的に似ている」
 ということにつきます(3)もっとタイプの違いが出るよう、データを3つに減らした分析結果
 上記の結果でもなんとなくわかるのだが、もっと分かり易くならないかと思い切って防御率と球数のデータを削ってみた。
 つまり使用したデータは「奪三振率」「与四死球率」「被打率」である。
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 この図を少々詳しく見て、それぞれの特徴を考えてみたい。

 <特徴1>
 真ん中に位置するのは堤、松村、オークス、坂井といったそれぞれの所属チームのエースであり、2009年のリーグでは中堅から下位チームに位置したチームのエースである。三振の数や被打率、四死球から見てほぼ全体の平均的な投手と言えるのではないか。

 <特徴2>
 右上の赤丸のグループである。このグループからやや離れたところに位置するローチ、染谷も同じようなタイプであるが、やや奪三振が多いことで特徴づけられる。
 もう一つの赤丸で囲んだグループと合わせ、これら二つの赤丸グループは平均的な投手からかなり離れて位置する特徴的な投手である。
 まず一番右に位置するグループにはギブソン、ティンチャー、バークハートという外国人選手に加えて瀬川が入る。瀬川は昨年も外国人(大黒人て誰やねんw)選手のグループに入ったが、特に四球を出しても三振も奪うという特徴がある。

 <特徴3>
 一方、真ん中下に位置するグループに山根、藤原、宮本が集まっているのもおもしろい。この3人は特に三振や四死球での特徴はない平均的なタイプであるが、被打率が低いことから他のグループから区別できる。
 そのさらに下に位置するのが露久保。同じように奪三振は平均的だが、ことに被打率が低いことから一人離れて位置している。2009年の露久保の好成績を表しているだろう。

 <特徴4>
 最後に左上のグループ。三振が少なく被打率も高いというやや残念な結果から特徴づけられるグループである。
 ただ今年かなり打たれ点を取られた感のある武井、末次、清水に比べ、外山は比較的抑える場面もあったのではないだろうか。特に末次と並んで与四死球が少ないのは褒められる。
 外山の一番の売りはとことんスピードを殺したチェンジアップである。そのチェンジアップを駆使して、時には強豪チームの打線を抑え込んだこともあったように記憶している。
 清水や武井などにとっては、同じように三振を取れるスピードもなくヒットも打たれるが抑えることもできる外山のピッチングは何かのヒントになるのかも知れない。


posted by silvercats |01:16 | 日本リーグの記録と解析 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2010年01月15日

【2009年1部リーグ投手の記録を解析する~その1:野手に負担をかけない投手は?】

 正月明けから始まったパソコンの分解再構築にWindows7への移行もようやく完了。今年も熊野オープンが始まるまでは昨年のデータをいじくったり、2010年シーズンの展望を眺めながらオフシーズンを乗り切ろうと思います。

 まずは昨年と同様の解析、「投手の記録を解析する」から。


【解析に用いたデータ・条件】
 2008年度について行ったのと同じ解析方法で2009年データも解析した。
 なお解析条件は「投球回数20回以上の投手」であるが、8回と1/3の瀬川絵美のみ例外的にこれに加えた。
使用したデータは以下の通り。

(1)防御率~1試合(7回)当たりの自責点(一般的なデータ)
(2)被打率~被安打/打数(ヒットを打たれた確率)
(3)与四死球率~与四死球数/打席数(対戦打者一人当たりに四死球を与える確率)
(4)奪三振率~奪三振数/打席数(対戦打者一人に対して三振を奪う確率)
(5)投球数率~投球数/投球回数(1回を抑えるのに要した球数)

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(1)防御率~上野、バークハート、アボットの順。伊予銀としては清水の8.6が誤算。もう少し抑えて欲しかったか。
(2)被打率~アボットがトップで、上野、バークハートと続く。露久保の0.163もトップクラス。
(3)与四死球率~アボット、上野は四死球も少ない。3位に誘電の伊藤。瀬川はほぼ3人に一人を四死球で出す。
(4)奪三振率~三振率もアボットがトップで2位が上野。
(5)投球数/回~球数が最も少なかったのが露久保。豪腕上野に投球術で張り合う。ベテラン帰山が3位


【その1:野手に負担をかけない投手は?】
 今年も上記のデータのうち、「ヒットを打たれないこと」「四死球を与えないこと」「三振を奪うこと」の3つに着目して解析した。

silvercats-136577.jpg

★★★モニカアボット(トヨタ自動車)
 記録から見る2009年の日本リーグのNo.1投手。被打率も奪三振も上野を上回った「世界一」の投手(オスターマンも日本リーグにこんかね)。

★★上野由岐子(ルネサス高崎)
 その世界一アボットと匹敵はやはり世界の上野。アボットと二人で他を圧倒的に引き離す。

露久保望美(トヨタ自動車)
 被打率の低さはリーグ屈指。三振は少ないが与四死球も少ない。

ケイティ・バークハート(豊田自動織機)
 バークハートも他を引き離している。この4人は2009年シーズンにおいては頭一つ(アボットと上野は3つくらい)抜けていた投手だ。

その他の投手
 昨年コントロール面で顕著な数字を残した山根、今年も被打率の低さと四死球の少なさでやはり他の一群の投手からは半歩リードしている。
 瀬川が評価不能なのは今年も同じ。奪三振の多さと四死球の異常な多さが相殺され、且つそれでいても被打率が低い。コントロールが何割かでも改善されればかなり変わるのだろうが。
 ティンチャー、ローチ、ギブソンの外国人3人が同じような成績なのも面白い。被打率はそれほど低くはないが、三振の多さで特徴付けられる。
 


【被打率と四死球/三振・比の関係】
 さて昨年もこの二つのデータの相関関係を見たわけであるが、今年はもう少しまじめに解析してみた。
 「被打率(安打/打数)」も「四死球/三振」もともに比率である。こういうデータの場合は数値を対数置換すれば直線関係に置き換えられる。
 今回は2008年と2009年の2年間のデータについて、両対数グラフで表してみた。

silvercats-136578.jpg

 一目瞭然、この二つの数値には明らかに相関関係が認められる。
(Ln(三振/四死球)=-4.09xLn(被打率)-5.40,相関係数=0.691,危険率1%未満で有意な相関あり)。
 つまり、これらの2つのデータには相関があり、四死球の割りに三振を多く取れる投手というのは比例して被打率も低く、つまり「好投手」といえるだろう。
 一つの簡単な数値で能力を表すことには懐疑的ではあるが(OPSとか)、日本リーグの投手にいてはこの「三振/四死球・比」というのは比較的有効な数値なのかもしれない。
 多くの投手は投手としての能力を高めるよう、相手を抑えるよう努力することで、この回帰直線に収斂されるような方向に技術革新していくのであろうが、それでもここから離れて位置する投手もやはり存在する。
 その典型が藤原麻起子で露久保望美であろう。彼女たちは三振を取るボールを持てないながらも、コントロールと変化球を磨いてある境地にまで達したような投手でる。

 今回も「野手に負担をかけない」という点に絞ってみたが上記の藤原や露久保、山根といった技巧派の好投手はやはり違った評価が必要だ。
 それで次回は昨年と同様に、これらのデータを使って各投手のタイプについての解析してみたいと思う。


posted by silvercats |21:37 | 日本リーグの記録と解析 | コメント(2) | トラックバック(0)
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