2008年04月13日
●澤屋敷 純一VS武 蔵
それが好きな選手であれ、嫌いな選手であれ。
ある程度の年齢を経てくると、馴染みの選手が消えていくのは寂しいかもしれない。
そんな事を、ふと思った。
プロデューサーの視点に立てば、武蔵の勝利は空気を読めていない勝利。
谷川氏としては、新陳代謝を一気に進めたかったはず。
だが、「バカ高いチケット」でもないが、バカ安い訳ではないチケット。
それを買って会場に足を運んだ観客。
多くは、それなりの年齢のはず。
K-1がメジャーになってから観始めたとしても、
佐竹から武蔵に世代交代される頃を直撃している人が多いのではないか。
そんな馴染みの武蔵が引退する。
不甲斐無い試合を観ると叩きたくなっても。
消えていくのは、寂しいという心理。
それは老いていく自分を感じるから。
35歳の武蔵がおっさんパワーという言葉を発し、喝采を浴びる。
31歳の筆者としては、複雑な心境だ。
あと、澤屋敷について。
彼が弱くないのはバンナ戦で証明されているが、華がない。
当初はそれでも良かったが、テレビ放送においてのメイン。
それにしては、あまりに垢抜けない印象。
それだけ格闘技に打ち込んでいるんだろうし、素晴らしい事ではある。
ただ、プロ興行として考えた場合、フジのこの時間を背負うのなら。
もう少し垢抜けた方がいいだろう。
武蔵の首に巻いたチェーンが良いという訳ではないけれども。
●セーム・シュルトVSマーク・ハント
強いから人気が出る訳ではなく。
3連覇もしているのだから、いい加減考えてもらいたい。
あの体格で後ろ回し蹴りをされたら、お手上げ。
仮に彼が誰かに負けても、たまたまレベル。
マイクを握って何か話していたが、訳す人もおらず。
相変わらずなんとも不思議な位置に、シュルトはいる。
●エヴェルトン・テイシェイラVS藤本 祐介
テイシェイラに関しては、
YOU TUBEで極真の試合を簡単に観たのみ。
フィリオ程の衝撃はなかったが、強い印象。
僕のトレーニングしているジムに、よく藤本が練習に来る。
真面目にトレーニングする姿には好感が持てる。
そしてフクラハギが、非常に太い。
だが、相変わらずスタミナがない。
そして武蔵に勝っても噛ませ犬にさせられてしまう悲しい立ち位置。
ルックスの問題なのか、年齢の問題なのか。
そして、極真の絶対王者。
煽りは最高だったが、実力が伴わない。
そして、藤本の意地が交差し、結果ウダウダな展開。
今後強くなる可能性はある訳で、
編集段階で、延長から流せば良かったのに。
第一印象を覆すのは、非常に難しい。
幻想は早くも壊れてしまった。
本当に勿体無い。
思ったよりも一回り身体も小さく感じられ、
今後K-1で通用するかは若干疑問。
だが、期待したい。
マンネリを打破するには、新しい血が入るしかない。
それにしても、繰り返すが煽りは良かった。
極真の試合を観ていない層にも、確実に伝わる煽り方。
佐藤Dが抜けても、流石フジテレビ。
極真のロゴの出し方が絶妙だった。
それだけに残念。
●バダ・ハリVSレイ・セフォー
バダ・ハリ強し。
打撃のスピードが速く、連打も打てる。
踏み込みもいいし、KO狙いのファイトスタイルはプロとしても申し分無し。
それにしても、成長したなという印象。
セフォーが落ちた事を割り引いて考えても、強い。
華もあるし、バダ・ハリをエースにして組み立てた方が、K-1的に良い気がする。
●グラウベ・フェイトーザVSアレックス・ロバーツ
何故に2Rからなのか。
枠の問題なら、無意味な入場シーンを削ればいいはずで。
3分ぐらい生み出せただろうに。
ブラジリアン・キック。
まさに、戦慄。
格下相手だと、フェイトーザの場合、本当に強さが引き立つ。
全体として、KO率も高く成功だったのでは。
極真ブランドに今後の展開を谷川氏は期待しただろう。
その部分は残念だろうが、バダ・ハリを推せば当面マンネリ打開出来るのでは。
posted by siko_yugi |22:24 |