2008年07月08日

魔裟斗物語 K-1 WORLD MAX Tournament FINAL8

●佐藤VSブアカーオ
佐藤がKOでブアカーオに勝った事。
これは、今後の佐藤にとって非常に大きな財産。
これからの彼の煽りVで毎回この光景は映し出されるだろう。
長年、運営側が頑張って作ろうとしても出来なかった魔裟斗に対抗出来る日本人。
ようやくその位置にまで、佐藤は登ってきた(小比類巻とは違い)。
 
試合運びは磐石ではなく、穴はチラホラ。
2年前のブアカーオなら確実に仕留められていただろうシーンが、中盤ちらほら。
右のアッパーが連続して入る光景は、見ていて複雑な心境だった。
(全盛期のブアカーオなら1発入れられたら、ムキになってガンガンに攻め返しただろう)
煽りVで「そんなに魔裟斗と試合がしたいなら、俺を乗り越えてからにしろ」みたいな発言をしていたけれど、
それはそれで「魔裟斗>自分(ブアカーオ)」のようにも聞こえて「らしくない」というか、淋しいものがある。
十分なファイトマネーも稼いでいるし、連戦も続いてモチベーションを上げるのも大変だろうけど。
魔裟斗物語は、もう終盤戦。
今更、若手の現役バリバリのムエタイ選手を引っ張ってこられても、(色々な意味で)辛いものがある。
日本での知名度、人気もある訳で、なんとか盛り返してもらいたい。
 
こんな風に書くと佐藤のKO勝利を腐しているみたいだけど、相手がどんな状態であれ
「ブアカーオというK1ルールに対応した一流のムエタイ選手にKOで勝つ事」は、やはりとんでもない事。
 
攻め疲れて、いきなり動きが止まるブアカーオ。
そのブアカーオに膝、そして棒立ち。
棒立ちのブアカーオにパンチ。
崩れ落ちるブアカーオ。
 
あの衝撃的なシーン。
コマ送りに見えて、ほんとスゴかった。
魔裟斗も出来なかったKO決着。
試合に対する姿勢も、倒しにいく姿が見えて素晴らしかった。
 
もう、小比類巻に居場所はないなあ。
最後のマイクも、偉業の後だけに何を言っても好印象。
 
 
●魔裟斗VSドラゴ
谷川Pの解説通り、魔裟斗のガードは終始下がり気味。
気がはやり過ぎていて、顔にもらってしまいそうで少し怖い。
番狂わせを起こせる破壊力をドラゴは持っているし。
1Rまでは、最悪の結末が頭をよぎるぐらい怖かった。
(魔裟斗のいない決勝大会なんて、厳しすぎるでしょ)
そして2R。緊張感のある展開の中で、ローが入る。
少し2R後半から動きが落ちてきたドラゴ。
3Rは魔裟斗も落ち着いていて、磐石。
最後はKOに固執していなかったし。
 
魔裟斗のパンチの連打は、本当にスゴい。
髪型以外、魔裟斗は完璧に思える。
次戦、魔裟斗対佐藤。
佐藤の様な身長が高くて手足長い選手と魔裟斗は噛み合うのだろうか。
サワーとの試合を見る限り、相性悪そうに思える。
サワーと魔裟斗なら、魔裟斗が勝つ可能性が少しはあると思う。
(10回やって、2回ぐらい?)
サワーと佐藤なら、100回やっても100回サワー。
噛み合わずに、佐藤が判定とかサムいなあ。
 
 
●キシェンコVS城戸
キシェンコは若いのに、強い。
あの圧力に、城戸もよく対抗したと思う。
最後まで試合を投げずにKO負け覚悟で攻めるプロらしい試合で、
魔裟斗以外は駄目駄目な日本人だった数年前と比べると
非常に状況は良くなっている(魔裟斗の年齢、引退の時期が迫っているという問題以外)。
それにしても城戸の膝蹴りは、華があって魅力的。
その城戸を確実に仕留めていく、キシェンコのパンチ。
あのボディーは、エグい。
あのキシェンコに打ち勝った魔裟斗って、やっぱスゴいね。
そりゃキシェンコの方が格下なんだけど、あの試合はシビれた。 

 
●上松VSユアザパビュチス
まだまだ色物としか、思えないなあ。
魔裟斗はキックボクサーがたまたま男前だったから雑誌に取り上げられた訳で。
「キックボクサー→人気→タレント業」という流れ。
上松は魔裟斗と逆の流れで、「モデル業→キックボクサー」という印象。
テレビ的には待てないんだろうけど、
もう少し痛い目見てからじゃないと色物から抜け出せないだろう。
魔裟斗はブームが来る前に強くなっていたから、良かったのかもしれない。
時代に流されず、踊らされず、自分を高めるって難しい。

ってか、対戦相手イジメられっ子みたいなルックス。
 
 
●サワーVSスティーブルマンズ
スティーブルマンズ、回転の速い打撃。
思い切りもよくて、破壊力もかなりある感じ。
これは、いい選手。
ザンビディスと比較されていたけど、本当に似た印象を受ける。
サワーとシュルトを同じ風に語れないけど、何となくあの圧倒的な強さを崩すには
(マイティ・モーみたいに)この手の選手の様に飛び込んでのパンチしかない様に思える。
でも、サワーそんなに慌てる様子もなく。鉄壁。強過ぎる。

話は変わるが、絶品バーガーやBEAMSに営業をかけたのは、誰なんだろう。
相変わらず気になるサワーのタイツ。
ちゃっかり小銭稼ぎしていて、抜け目ないなあ。
 

●その他(大月、ジダ)
大月のダイジェストは理解が出来る。
最後、対戦相手がウダウダだったし、ダイジェストにした方が大月の爆腕ぶりが光るだろうし。
ただ、ジダの試合流すぐらいの時間はあっただろ。
これが判定ならカットも理解出来るが、1RKOだぜ。
見たいと思うだろ、普通。

dailymotionで見たら見たで、カットした理由も何となく。
分かるような分からないような。
キックの試合ではないよね、あれは。


●大渡(電通社員)
ネットでは賛否両論みたいだけど、俺は普通に良かった。
ってか、少し感動した(反省した)。
電通に入社するってのは、スゴく大変な事な訳で。
ある意味、サラリーマンの頂点的な側面もある。
しかも、付き合い多そうで誘惑の多そうな仕事。
超1流企業に勤めているだけでも、僕にとってある意味「裏山鹿」。
そんな男が、正道会館全日本大会の体重別で優勝している。
その上、試験を受けてK-1のリングにあがる。
しかも、きっちり仕事にも繋げている。
ある意味、この中で最強の男かもしれない。
いや~、スゴい。
こういう人を見てると、忙しいとか言い訳出来ないね。


マンネリを指摘している人も多いんだけど、僕はMAX断固支持。
競技としてみたら問題なんだけど、魔裟斗の為のイベントがMAX。
これは、「魔裟斗物語」なのだ。
今、ルンピニーとかラジャのバリバリ若いトップクラスが出てきたら。
ファンは名前覚えられないだろうし、ムエタイの代表はこのままブアカーオでいい。
魔裟斗の年齢から考えて、もう物語は終盤戦。
いつ連載打ち切りかも分からない中、新キャラはいらない。
新キャラは、魔裟斗がいなくなってからでいい。

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posted by siko_yugi |22:16 |
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