2008年01月27日
必要不可欠な朝青龍という毒
白鵬が3連覇=朝青龍、復活V成らず-大相撲初場所 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/etc/20080127-00000064-jij-spo.html 勧善懲悪に酔う時もあれば。 常識を逸脱した不条理に酔う事もある。 常に、我々が「HAPPY END」を望むとは限らない。 朝青龍を叩きつつ、 朝青龍がいなくなると感じる虚無感。 我々の正義感なんて、その程度。 その自分自身の正義という尺度ですら、確かなものとも思えない。 世間から植えつけられた洗脳に近いかもしれない。 ストレス社会に生きる我々にとっての捌け口。 それが、朝青龍であり秋山成勲。 もっと言えば、船場吉兆等の不祥事を起こした企業も。 世間のバッシングを浴びる全て。 特に被害もないのに、ストレス発散の対象として叩く。 対象がいなくなると、寂しがる。 「突出した何か」の場合は、特に。 「赤福」の販売再開を心待ちにし、「白い恋人」には長蛇の列。 対立概念を好むのが、人の性。 朝青龍は、世間によって追い出され。 世間によって帰ってきた。 そして。 復帰直後。 ベストではない中で、彼はその場に立っていた。 我々の常識など通用しない、非凡な才。 ブランク。 練習量。 関係が無い。 つまり、別格。 その先には、白鵬。 相撲に無知な人間でも感じる色気。 双方、相当な覚悟を有した英雄。 名勝負と呼ぶに相応しい内容で、白鵬が勝つ。 負ければ、立場が無かったであろう白鵬。 キレイな「勧善懲悪」劇。 「白鵬=善」「朝青龍=悪」という短絡的な見方もいかがかと思う。 しかし、今回は単純にそう観た方が楽しめた。 大晦日の様な、不必要なマイクも無くキレイに幕は閉じた。 白鵬は、大一番の後でも空気が読めるらしい。 彼の勝利を素直に喜びつつ、悪があるから善が映える事を再認識。 朝青龍は相撲界にとって、必要不可欠。 代わりがいない、唯一無二の存在。 極論、白鵬の代わりはいるかもしれない。 三崎の代わりが見つかりそうなのと同様。 「相撲道」と呼ばれる高い倫理観。 そんな精神性は、元々求められていなかったらしい。 闘牛等と同じで、「強さが全て」だった様だ。 柔道や空手の様な、門戸を広く開けた武道。 そこには、教育的側面として「道」が必要。 だが、非凡な人間のみが集う特殊な世界。 歌舞伎や相撲の様な世界の人々。 神が与えた彼等の卓越した才。 それを愛でるだけで、良いのではないか。 彼等の人間性や素行を、我々の価値観で測るべきなのだろうか。 結局、我々は「突出した何か」を求めるのだから。 思考遊戯 http://blog.livedoor.jp/siko_yugi/ 上記のBLOGで、日記や格闘技、プロレス。 その他、音楽や興味のある対象全てについて書いていました。 ですが、非常にまとまりが無かったので、 格闘技とプロレスについてスポーツナビに移転させます。 今後とも、宜しくお願い致します。
posted by siko_yugi |21:21 |
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