no title

【ARC】4連勝で優勝はしたけれど……

このエントリーをはてなブックマークに追加

なんともすっきりとしない、モヤっとした形でARCが終了しましたね。 5月13日、香港にてARCの最終戦・香港戦が行われました。 前週ホームの秩父宮で29−17と想像以上に接戦となった香港を相手に、 若手中心の日本代表がどのように修正をしてくるか。 さらには6月のルーマニア・アイルランドとのテスツマッチスコッドに生き残るために、 ARC組の若手選手がどれだけアピールできるかに注目が集まる試合となりました。

結果からすると、大雨の降る厳しいコンディションの中、 最終的に相手を0点にシャットアウトして勝ちきった、 という点は評価していいのかもしれませんが…。 それくらいしか褒められる点はなかったかな、 というのが正直な感想でしょうか。

そのDFもきっちりと止めきった、と言うよりは、 厳しいコンディションの中でなんとか粘って相手のミスに助けられた、 と言うところも多かったですからね…。

FWはスクラムについては前週かなり押し込まれていたところを修正したかな、という面はありました。 一方でラインアウトはお粗末、としか言えないですね。 特にキャッチ→球出しのデリバリー部分であれだけミスが出てしまってはリズムに乗れません。

特に感じるのは、タイトファイブ(1〜5番)のフィールドプレーのワークレートの低さ。 特にアタック時のプレーですね。 ボールキャリーも少なく、ブレイクダウンにもあまり入っていない印象で、 ブレイクダウンでクリーンなボールが出ずフラストレーションが溜まったのもこの辺りが原因ではないでしょうか? いずれにせよ、サンウルブズ組との仕事量の差が歴然で、残念ながら今回のメンバーから6月に選べるレベルの選手はいない、 と感じてしまいました。 強いて言うならば交代で入った大戸がその中では少し目立つプレーをしているかな、という印象でした。

バックローについては前週から比べると改善とは感じますが、まだまだ物足りないですね。 DF面では両FLのタックル、ジャッカルなどしっかりと働きが見えました。 運動量でも8番松橋はさすが、というところもあったかと思います。 ただ、ゲームプランとの兼ね合いもあるかもしれませんが、やはりアタック面でのボールキャリーが圧倒的に少ないですよね。 サンウルブズ組のブリッツや布巻、さらにはツイやマフィー、リーチなどを押しのけて代表入りを目指すのであれば、 一段のアタック面でのボールキャリーが必要ではないでしょうか。

HB団は、今回初先発の山沢に注目が集まりました。 僕もここでどのようなアピールをしてくれるか、期待をしていましたが…。 目を見張るようなプレーは正直見られなかったな、と言う印象です。 HB団のレビューをするには代表全体のゲームプランについても触れる必要があるかと思うのですが、 昨日の試合についてはどうしても「蹴りすぎでは?」と思ってしまいます。 サンウルブズも代表もキックを効果的に使っていくラグビーを目指していて、 サンウルブズでは徐々にその戦術が浸透し始めてきており、その方向性は理解しています。

ただ今日の日本代表についてはあまりにもキックが多すぎて、ポゼッションが圧倒的に低かった。 また、キックの使い方も 「エリアを取りに行くキック」 「DFラインの裏に落とすキック」 「相手に取らせてプレッシャーをかけるキック」 など、いくつかあると思います。 その意図が不明なものも多く、チーム全体としてもその意図が共有しきれていなかったのではないでしょうか? ということで、HB団については流も山沢もまだまだ経験が足りないか、という印象でした。

さて、BK陣。 試合を通して奪ったトライは一つと、非常に寂しい結果でした。 中村ー鹿尾ーロトアヘアと繋いだ後半5分のこのトライはいいトライだったと思いますし、 その前後に中村がしっかりとボールキャリーをしていたからこそ、香港のDFラインに穴が空いたのだと思います。 ただ、それ以外試合全体を通してボールキャリーがほとんどない状態、 キックばかり蹴っていては、DFも守りやすく、相手を崩すことはできません。 また、ch2あたりですぐに蹴ってしまうため、WTBの山田にボールが回ることがほぼなかったのではないでしょうか? 山田についてはほぼ見所なく試合が終わってしまった印象です。

2ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
タグ:
#RWC2019
#jrfu_jpn
#japanrugby
#rugbyjp
ARC
ラグビー日本代表
ラグビー

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

この記事にはまだコメントがありません

こんな記事も読みたい

楽しみのひとつ【グラウンドから愛を込めて】

名古屋市総体ベスト8【グラウンドから愛を込めて】

首都大学東京ラグビー部2017-10【Dream Rider  西山淳哉】

ブロガープロフィール

profile-iconshuji108

ラグビーを中心に野球、ウィンタースポーツ、テニスなど幅広く球技・スポーツを観戦しています。
北海道出身で4歳からアイスホッケーを始め、アイスホッケーは社会人まで続ける。
小・中学生時代はアイスホッケーとともに野球部に入部。
高校3年間は北海道の片田舎の弱小ラグビー部に身を注ぎました。
身の程知らずで日本有数のトップ大学の体育会ラグビー部の門をたたくも2週間で挫折。
以降はラグビーは観戦専門に。
2003年、大学の卒業旅行で3週間近く滞在したオーストラリアで初めてラグビーワールドカップを観戦。
「ブレイブブロッサムズ」と称された日本代表の活躍と、オーストラリアのホスト国としての他国サポーターへの温かい受け入れ態勢に感動し、
以降フランス大会・ニュージーランド大会、イングランド大会と4大会連続で現地観戦。
ラグビーについては応援している特定のチームはありません。
  • 昨日のページビュー:0
  • 累計のページビュー:5719

(06月11日現在)

関連サイト:S字カーブ

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 【ARC】4連勝で優勝はしたけれど……
  2. 【初投稿、よろしくお願いします!】ラグビーW杯2019組み合わせ決定!
  3. 過去データから2019の開幕戦カードを予想してみる
  4. 勝手に今後の日本代表のテストマッチメイクを考える

月別アーカイブ

2017
06
05
カテゴリー

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年06月11日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss