2009年02月20日
1975年10月10日の広島市民球場
本業が忙しくて長らくブログが更新できていませんでしたが、 少し時間ができたので、更新しておきます。 もう既に完売してしまったカードのことを書くのもなんなのですが 昨年末に出した「さようなら、広島市民球場」カードセット http://www.sportsclick.jp/sportscard/card/2008_hiroshima/index.html のBOXの中面に使っていたこの写真(カードの方にも使用しています)について、 どうしても書きたかったので、遅ればせながら紹介させてください。 この写真は1975(昭和50)年10月10日の 広島vsヤクルト24回戦のゲームセットの瞬間です。 この写真はいかにも同年の優勝決定シーンのように見えますが、 ご記憶のいい方なら、カープの初優勝が決まった試合は後楽園球場での 巨人との夕方の試合(10月15日)で、 胴上げ投手は金城基泰だったことを覚えておられるはずです。 その直前の地元の試合に勝利して、初優勝がいよいよ迫ってきたということで 観客席から大量の紙テープが投じられたのでしょう。 マウンド上にいる背番号14の投手はこの年、20勝を挙げて最多勝に輝いた外木場義郎。 生涯で3度ノーヒットノーランを達成したカープの大エースですが、 この日の試合も2安打完封という完璧なピッチングを見せます。 一塁から外木場のもとにかけよっている背番号32は、この年33本塁打91打点と活躍して 初優勝に貢献した外国人選手、ホプキンスの守備固めに入った久保俊巳。 一塁コーチャーズボックスから引き上げてくるヤクルトの背番号71のコーチは 後に監督に昇格して同球団を初優勝に導いた広岡達朗コーチ。 一塁ベンチに引き上げるヤクルトの背番号5の選手は、 空振り三振でこの試合のラストバッターとなったロジャーと懐かしい顔ぶれが並んでいます。 しかし、10月10日の試合にしてはえらく写真が明るいと思いませんか? 調べてみると、この日の試合は、13時31分にスタートしており 両軍の先発・外木場、安田猛がともに好調だったため (敗戦投手の安田も被安打5のみ。また、もともと投球間隔がかなり短い投手でもありました) 試合は2時間5分で終了しており、終了時間は15時36分だったのです! 13時半というのは、現在から考えれば、えらい早い試合開始時間ですが、しかも! しかも! この日、10月10日は土曜日でも、日曜日でもなく平日の金曜日なのですよ! 写真をご覧になってお分かりのように、スタンドは超満員。 発表では観衆26,500人ということですから、 この時期の広島市民球場のキャパいっぱいのお客さんがつめかけたわけです。 平日の昼間の試合に。こんな写真からも当時の広島のファンの高揚感がうかがえますね。 カードの制作にあたり、この写真の日時を特定したいと思い 調べた結果がこれだったのです。 こんな熱狂をまた見たいですね。今季も開幕が待ち遠しいです。
posted by しゅりんぷ池田 |14:04 |
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