2008年05月22日
昨日、西武の岡村隆則コーチについて
「思いのほか、数字を残していないので驚いた」と書きましたが、
この時期の西武の準レギュラークラスの選手には、
活躍したイメージと実際の数字に差がある選手が多いですね。
西岡良洋 636試合293安打39本塁打
広橋公寿 536試合251安打13本塁打
安部 理 646試合365安打35本塁打
岡村隆則 493試合149安打10本塁打
笘篠誠治 884試合381安打90盗塁
吉竹春樹 544試合282安打15本塁打
森 博幸 374試合155安打15本塁打
(数字は西武在籍時の通算成績)
といった感じなのですが、常勝期のチームというのは、
レギュラーが固定しているので、控え選手の登場機会がごくごく限られています。
常勝チームといえばV9期の巨人なわけですが、この時期もレギュラー選手は固定されており
「一番センター柴田、二番セカンド土井、三番ファースト王、四番サード長嶋…」という
スターティングメンバーを今でもそらんじることができるオールドファンの方も多いと思います。
それだけに、控え選手の出番は本当に少なかったのですが、
そうした巨人の控え選手たちの通算成績がいかほどのものだったのか
興味がわいてきたので、調べてみました。そうすると…
滝 安治(64~73) 456試合126安打15本塁打
上田武司(67~78) 616試合215安打15本塁打
槌田 誠(67~76) 440試合104安打14本塁打
阿野鉱二(70~76) 89試合33安打5本塁打
萩原康弘(70~75) 272試合65安打6本塁打
富田 勝(73~75) 269試合109安打10本塁打
原田治明(73~80) 342試合74安打4本塁打
(数字は巨人在籍時の通算成績)
とまあ、ある程度予想はしていましたが、やはり数字はあまり残せていません。
しかし、当時は巨人戦のナイターが毎日テレビのゴールデンタイムで放映されていたので
上記の選手たちも相当の知名度を有しておりました。
「パ・リーグのチームの主力選手よりも、巨人の控え選手の方が有名」などと言われたものです。
そんな調べ物をしていたら、最近出たばかりの「ベースボールマガジン」7月号に
http://www.sportsclick.jp/magazine/baseball-q/0807/index.html
原田治明さんのインタビューが掲載されておりました。
原田さんは荏原高-コロムビア-三菱自動車川崎-巨人という履歴ですが、
荏原高(※)でやはり上記で登場している萩原康弘さんと同期だったとか、
社会人でプレーする以前に大学に進学もケガで挫折、等々
これまで知らなかった事実も数多く載っていて興味深かったですね。
(※)荏原高は現在の日体荏原高。プロレスラーのヒロ・マツダ、元大洋の桑田武、
プロゴルフの丸山茂樹、体操のお兄さん・佐藤弘道の母校としても有名です
今号の「ベースボールマガジン」は200勝、2000安打にまつわる選手の特集号なのですが、
そうした号の巻末近くにV9巨人のバイプレーヤーのインタビューが載っているというのも
組み合わせの妙を感じます。他のインタビューも読み応え十分ですので、
ご一読をおすすめしておきます。

posted by しゅりんぷ池田 |12:52 |
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2008年05月21日
渡辺久信新監督率いる西武ライオンズが、下馬評を覆して快進撃を見せています。
自分は、渡辺監督と同じ、昭和40年組ということもあって、そういう意味では、
もう無条件にナベQ監督を応援しておりますが、この結果には驚いております。
今季のライオンズの選手名鑑の監督・コーチのページを見ると、
名前の前に「□」が付いている人がすごく多いのですよ。
選手名鑑に記されている「○=新入団」、「△=移籍」、「□=復帰」という記号は
誰が考案したのか、それはそれで、すごく興味があるのですが、その件は置いておきまして、
今季の西武はしばらくユニフォームを着ていなかった方の復帰が目立ちます。
黒江透修ヘッドコーチ 解説者から6年ぶりに復帰
大久保博元打撃コーチ 解説者から13年ぶりに復帰
熊沢とおる打撃コーチ補佐 球団職員~松井稼頭央の個人トレーナーから10年ぶりに復帰
岡村隆則守備走塁コーチ スカウトから20年ぶりに復帰
片平晋作二軍監督 編成部長から11年ぶりに復帰
大井久士二軍バッテリーコーチ チームスタッフから3年ぶりに復帰
と、18名の首脳陣中6名が復帰組。
これを目にした際には、「組閣に苦労したのかなあ~」と思ったものですが、
フタを開けてみれば、この結果ですからね。面白いものです。
黒江コーチの69歳にしての復帰、デーブ大久保コーチの13年ぶり、
片平二軍監督の11年ぶりの復帰も驚きますが、岡村コーチの20年ぶりは飛びぬけていますね。
岡村コーチは88年に34歳で引退して以降は、ずうーっと、スカウトひと筋で来られた方で
一度もコーチ経験がなかったので、特に目を引いたのですね。
これだけの空白期間を開けての復帰というのは史上最長記録ではないでしょうか?
自分は別に、岡村コーチの大ファンだったとか、いうわけではないのですが、
やはり生来マイナー好きなのか、バリバリのスーパースターよりも、
主役になり切れなかった選手の方が気になってしまう性分なのです。
岡村コーチは80年秋のドラフトで2位指名で入団。同年の1位が石毛宏典、3位が杉本正、
4位が安部理で、ドラフト外では小野和幸、広橋公寿、秋山幸二といた中での2位ですよ!
さらに、そのルーキーイヤーの81年に早速、カルビーカードにも登場しているのですから、
その期待の高さがうかがわれます。
岡村選手の現役時代の活躍で思い出すのは、「西武球団初のサイクルヒット」
「1イニング2本塁打(過去19例)」「日本シリーズでの決勝ホームラン」などですが、
実はこの3件はすべて1985年シーズンの出来事だったのですね。
このシーズンは自己最多の119試合に出場して54安打4本塁打38打点9盗塁で打率.241
という好成績を収めましたが、定位置を確保するまでに至らず、
実働8年で493試合149安打10本塁打80打点28盗塁、打率.223の成績に終わります。
思いのほか、数字を残していないことに驚きますね。
この時期の西武の脇役陣には、イメージと実際の数字にギャップのある選手が多いのですが、
そういう内容で今週の「週刊ベースボール」のカードのコラムでも書いているので、
そちらの方もご参照ください↓
http://www.sportsclick.jp/magazine/baseball/080602/index.html
岡村選手は、結局カルビーカードに登場したのも、81年のしょっぱなの1枚のみで
88年に引退されたのでBBMカードに登場することもなかった(BBMカードのスタートは91年から)
のですが、今季、西武球団が誕生して30年ということで、
「西武ライオンズ30周年記念カード」というカードが作られることになり、
岡村コーチも66人のOBのうちの1人として収録されることになったのです!
常勝時代の西武は、秋山・清原のような主力メンバー以外にも
個性的な脇役がいっぱいいましたし、それがまた強さの源泉でもあったのでしょう。
カードの内容は下記の通りですが、
なつかしいOBの方たちがサインなども寄せてくれています。
http://www.sportsclick.jp/sportscard/card/2008_lions30/index.html
そして、今週末24日(土)には西武ドームで先行販売も予定されていますので、お楽しみに!
http://www.sportsclick.jp/sportscard/card/2008_lions30/index02.html
(いやあ~、このコラムも思い起こせば久々の「復帰」ですね。更新がんばります!)

posted by しゅりんぷ池田 |11:47 |
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