2007年01月30日
昨日、星野ジャパンのコーチの発表があり、
星野・田淵・山本浩の還暦の同級生トリオが注目を集めていますが
そのニュース映像を見ながら、このトリオの組み合わせは
本来、田淵・山本浩・富田勝の法大三羽烏だったんだよなあ~
と思い出しました。
史上空前の豊作年として知られる1968年秋のドラフトで
最大の目玉だったのが東京六大学の通算本塁打記録を塗り替えた
法政の大型捕手・田淵幸一でした。
その田淵は巨人以外なら拒否の姿勢を示していたのですが
その年の巨人のクジ順が8番目だと
3番クジの阪神が果敢に田淵を指名。
大阪の興国高出身で、阪神の指名が確実視されていた
同じ法政の富田は4番目の南海が獲得。
そして、8番目の巨人は武相高の島野修を指名して
「田淵のハズレ1位」を約されていたと言われる
明治の星野仙一は10番クジの中日が指名することになり、
ここに星野の壮大な復讐劇がスタートすることになったのです。
いやあ、すごいドラマの展開です。
で、南海入りした富田は2年目には130試合にフル出場して
145安打、23本塁打、81打点(結局、この成績がキャリアハイとなる)
という好成績を残し、ホークスのレギュラー三塁手に定着します。
しかし、73年のキャンプイン直前に松原(福士)明夫、
山内新一とのトレードで急遽、巨人入り。
山内はその年20勝を挙げ優勝に貢献、
松原も長くローテーション投手として活躍したので、
南海的には大成功のトレードだったのですが
富田には気の毒な結果となってしまいます。
ポスト長嶋を見越しての補強だったのかもしれませんが
移籍1年目の富田はわずか44試合の出場で12安打しただけ。
長嶋が翌74年限りで引退していよいよ富田の出番かと思われたのですが、
75年には外国人選手のジョンソンがサードを守り、
76年からはレフトの高田繁がサードにコンバートされることになり、
75年末に張本勲との交換で高橋一三とともに日本ハムに移籍。
富田はファイターズに入団した76年から4年連続で100安打以上し、
77年は.307でベストテンの6位、78年も.307で同8位と
なかなかの活躍を見せました。
わたしは香川県の出身なのですが、
日本ハムの大社オーナーが高松出身ということもあって
当時のファイターズは徳島県鳴門市でキャンプを張っていて
地元新聞に日本ハムの記事や広告もよく載っていたのですが
その中心に写っているのが元巨人の高橋一三と富田だったというのが、
なんだか当時のパ・リーグのマイナー感を漂わせていました。
富田はその後、中日に移籍して引退。実働13年で1303試合に出場して
通算1087安打、107本塁打、451打点、打率.270という数字を残しました。
一番、脂がのる時期の20代後半の3年間を控えとして過ごしたのに
1000安打、100本塁打を記録しているのはある意味、すごいですよね。
1球団でじっくりプレーしていたとしたら
大学時代の盟友である田淵・山本浩に劣らない成績を残していたかもしれません。
富田さんは今どうされているんでしょうかね?
そんな懐かしい選手のことを思い出しました。
posted by しゅ |13:43 |
野球 |
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2007年01月22日
今年の「格闘家カラー名鑑」は選手が「あいうえお」順に並んでいるのが特徴なのですが、
わたしはそのレイアウト表と索引の部分を作っています。
で、ここで重要になってくるのが、選手の名前の「読み」なんですね。
日本の戸籍法では、どの漢字をどう読むかについては一切制限がないので、
「この名前はこう読むのだろう」と思っていたら、
全然違う読み方だったなんてことがままあって、
その確認作業がなかなか面倒なのです。
特に門外漢のわたしにとっては。
プロレスの方の例ですが、ZERO1 MAXの高岩竜一選手の名前は
「りゅういち」ではなく「たつひと」、
NOAHの丸藤正道選手の名前は「まさみち」ではなく「なおみち」なんていうのが、
簡単な漢字なのに、意外な読みをする例ですね。
よくある「秀司」なんて名前も、
「しゅうじ」と読む場合が多いと思うのですが、「ひでじ」とも読めますし、
濁らずに「しゅうし」「ひでし」と読むこともあるので過信は禁物です。
わたしが漢字を習い始めた小学校低学年のころ、
父の運転する車に乗っていて街中の看板を指差しては、
「この漢字はなんて読むの?」「この漢字はこう読むんでしょ?」なんて、
うるさいぐらいに訊いていたのですが、
例えば「松谷内科」なんて看板が出ていた場合、
この「松谷」は「まつたに」とも、「まつがや」とも、「まつや」とも読めるので、
その読み方はどうやって判別するの? という趣旨の質問をしたのですが、
父の答えは、「なんとなく分かるねん」という超テキトーなものでした。
しかし、漢字の読みに何か規則性があるのかというと、まったくないわけで、
父のような答え方になってしまうのも仕方なかったわけですね。
子供のころに「なんとなく分かる」などと言われて、
これから数限りなくたくさんの漢字を習うのに、
その読み方を規則性もないままに、いちいち覚えなきゃいけないのか、
と途方に暮れたものですが、
30余年を経て、いまだ同じ悩みを抱えているのですねえ~。
posted by しゅりんぷ池田 |18:07 |
格闘技 |
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2007年01月20日
いつもは野球とプロレスを中心にカードを作っているわったしですが、
昨日は格闘技の写真を見ていて、他ジャンルに触れてみるのも
新鮮な発見があって面白いなと思いました。
他ジャンルの写真を見ていて、これはすごいなと
一番ショックを受けたのは、ボクシングですね。
使う写真はこれと、これと、これだな、と門外漢のわたしでも
簡単にピックアップできてしまうぐらい選択の余地がありません。
プロレスのように、相手の技を互いに受け合うようなことがなく
お互いの良さを封じ合うような動きを見せるので
使える写真が圧倒的に少ないのです。
そして、一番いい場面は突然訪れ、また急に終わってしまうのです。
そう、KOシーンがそれなのですが、その瞬間を撮れるかどうかというのは
カメラマンの技術云々よりも運に左右される部分が大きいと思います。
KOシーンを真横から獲れればいいのでしょうが、
間の悪いことに、たまたま選手の真裏に位置してしまった場合には
まったくなんだか分からない写真になっていまいます。
これが10ラウンドとかの長い試合で、長時間緊張を持続させていたのに、
最後の最後に、クライマックスの瞬間を撮り逃したとしたら
カメラマンのショックと疲労は計り知れないだろうなと思いました。
それと比較すると、お客さんにもしっかり分かるように
攻防を見せ合うプロレスというジャンルが、
いかに特殊なのか、と改めて思う次第であります。
※コメントをお寄せいただいたみなさまには、申し訳なかったのですが、
会社の方針に従って、先日よりコメント欄をはずさせていただきました。
謹んでお詫び申し上げます。
posted by しゅりんぷ池田 |14:06 |
ボクシング |
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2007年01月11日
オリックスの中村紀洋選手の問題が紛糾しています。
他球団への移籍も取り沙汰されていますが、
中村選手にトラブルメーカーのイメージがあるのか
獲得に名乗りを上げる球団がない(ようやく西武が名乗りを上げましたが)
のは意外でした。正三塁手が流出したヤクルト、巨人など
サードに人材を得ないチームが多いのに、不思議ですね。
それにしても、三塁手が不足しているというのは、
僕なんかの世代の人間には不思議に思えます。
というのも、僕の子供のころは巨人のV9期で三塁を守る長嶋茂雄さんが
絶大な人気を誇っていたため、もっとも人気のあるポジションがサードだったのです。
一番うまい子が守るポジションが三塁だったんですね。
かなり手前の方に守って強烈なライナーを捕らえ、
ほとんどショートに守備をさせることなく内野の左半分を守っていたものです。
今の野球常識なら一番うまい子はショートを守っていると思うのですが
どうなんでしょうかね? 少年野球に詳しい方、教えてください。
このサードの人気低落の原因になったとは言いませんが、
そのターニングポイント的な出来事が86年の
ドカベン・香川選手の三塁挑戦だったと思います。
年毎に増える体重もあってキャッチャーの守備が難しくなってきた
香川ですが、その強打は捨てがたく、南海首脳陣は香川をサードに
コンバートすることにしたのです。
その当時の杉浦監督が「三塁は左右の動きが少ないから
前に出る勇気と反射神経さえあればやっていける」とコメントしていて
「えっ! そうなの?」と驚きましたが、そう言われればその通り。
サードの右手はファールゾーンですから左側だけ守っていればよく
左に飛んで送球先も左側の一塁・二塁ですから右利きなら
自然な動作で難しくはありません。
以降、サードには守備はそこそこの強打者が入るポジションとなり
外国人選手が守ることも多くなりました。
V9のころは、観客席に近い一塁・三塁はチームの顔となる
看板選手が務めるものというコンセンサスがあったと思うのですが
これもONのイメージについて語っていたに過ぎなかったのですね。
いやあ、自分が生きているうちに人気のあるポジションが変遷するさまを
目のあたりにするなんて、ある意味、貴重ですね。
(サードの人気が下がったのとは逆に、ライトはイメージアップしましたね!
これはイチロー効果か?)
また、そういう現象を起こさせた長嶋さんの偉大さも改めて痛感した次第です。
posted by shrimp |12:54 |
野球 |
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