2009年07月01日

「無冠の帝王」清原が獲得したタイトル:ライオンズ歴代最高出塁率打者

今年のライオンズのカードの中の企画カード「タイトルホルダーの系譜」を紹介する
5回目は歴代最高出塁率打者。最高出塁率のタイトルはパ・リーグで62年に設けられ
セ・リーグでは67年から「最多出塁数」が表彰項目となったものの
85年になってパ・リーグ同様に「最高出塁率」を表彰するようになりました。

出塁率は(安打+四球+死球)÷(打数+四球+死球+犠飛)で求められます。
打率の高さに加えて、四球の多さが決め手となるタイトルですね。
ライオンズの歴代最高出塁率打者はこんな感じ。

<ライオンズ歴代最高出塁率打者>
1958年	中西 太(西鉄)	.407
1959年	豊田泰光(西鉄)	.406
1961年	豊田泰光(西鉄)	.426
1983年	スティーブ(西武)	.423
1984年	スティーブ(西武)	.443
1990年	清原和博(西武)	.454
1992年	清原和博(西武)	.401
1993年	辻 発彦(西武)	.395
1997年	鈴木 健(西武)	.431
2002年	カブレラ(西武)	.467
2008年	中島裕之(西武)	.410

ライオンズ最初の最高出塁率は中西太なのですが、
同選手はこの年、打率.314で首位打者で60四球もリーグ最多でした。
実はこの60四球というには2リーグ分立後では最少の「最多四球打者」でもあるのですが
この時代は四球の数もそんなに多くなかったのですね。
昨今では「最多四球打者」が100四球以上というのもザラなんですがね。

次いで最高出塁率打者となるのが豊田泰光。
59年から3年連続で「最多四球打者」でもあったのです。
豊田さんというと、何か豪快な印象がありますが、
意外やボールをよく見るタイプの打者だったようです。
通算1699安打が歴代65位なのに対して、四球の通算数934は歴代17位なのですよ。
http://bis.npb.or.jp/history/ltb_bb.html

その後、チームの低迷もあって最高出塁率打者も長らく出なかったのですが、
久々に同タイトルに輝いたのが広岡・西武時代に活躍したスティーブ。
83年に打率2位、84年に打率3位で最高出塁率のタイトルを獲得します。

続いて登場するのが清原和博。首位打者・本塁打・打点のタイトルを獲得することはできず
「無冠の帝王」とも呼ばれた同選手ですが、
タイトルとしては最高出塁率を2回と最多勝利打点を1回受賞しています。
ちなみに、ベストナインとゴールデングラブ賞は厳密な意味では「タイトル」ではありません。
日本では混同されがちですが、投票で選ばれるものは
「アワード(表彰)」であって「タイトル」ではないのですね。

しかし、「無冠の帝王」といえば清原の入団時の師匠・土井正博のニックネームだったはず。
師匠の方は結局、プロ入り15年目に本塁打王となって「無冠の帝王」を返上したわけですが、
弟子の清原の方は主要タイトルの獲得までには至りませんでした。
彼は四球(歴代3位)も死球(歴代1位)も多かったので最高出塁率のタイトルも納得です。
http://bis.npb.or.jp/history/ltb_hp.html

その後、ライオンズでは辻、鈴木健、カブレラと最高出塁率打者を輩出し、
昨年は首位打者を争った中島裕之が受賞しました。彼は四球はあまり多くないものの
死球は多いですね(レギュラーとなった04年以降毎年死球は2ケタ)。
ちなみに昨年まで四球は多くなかった(04年以降では年平均37.4個)中島選手ですが
今季は現時点でリーグトップの四球を選んでいます。何か心境の変化があったのでしょうか?

埼玉西武ライオンズのカードは7月24日の発売予定! お楽しみに!
http://www.sportsclick.jp/sportscard/card/2009_lions/index.html
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posted by shrimp |17:37 | 野球 | トラックバック(0)
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