2007年06月18日
プロ野球同姓同名列伝
先日、元巨人の山本功児さんについて書いたところ http://www.plus-blog.sportsnavi.com/shrimp/article/69 友人のかとうけんそう(加藤賢崇)くんから http://www.manuera.com/kenso/ 「そういえば山本功児さんって、昔、ニセコージ! とかヤジられてたよね。 こういう例は他にもあるのかな?」という突っ込みがあったので 調べてみたらなかなか面白かったので、ここで発表したいと思います。 山本浩二(69~86=広島)と山本功児(76~83=巨人、84~88=ロッテ)というと 昔、作家の小林信彦さんがW・C・フラナガン名で「素晴らしい日本野球」という パロディ野球批評を書いて「日本の野球は選手層が薄いので球団を掛け持ちする 選手がしばしば存在しており、広島の主砲、ヤマモト・コージは巨人の野手も務め、 巨人のスミ投手はヤクルトの野手も兼任する」なんてことを書いたら 慶応大学の池井優教授(先日の西武の裏金問題の追及委員会で委員長を 務められた方です)がそれをパロディだと気付かず 真剣に批判してしまうなんていう珍事もありました。 山本浩二と山本功児はそれぞれなかなかの有名選手だと思いますが さらにもう一人、同時期に山本幸二(82~91=巨人)という捕手もおりました。 名電高で工藤公康とバッテリーを組んだ選手ですが、 あれれ、山本功児さんと2年間在籍期間がダブってるんですね。 なにしろ、同一球団に漢字まで同じ、まったくの同姓同名選手が存在した という例が過去に2例あるぐらいですからね。 有名なのは先に2000本安打を達成した田中幸雄選手。 田中幸雄(投手。82~89=日本ハム、90~91=中日)と 田中幸雄(内野手/外野手。86~=日本ハム)ですが この際には年上の田中幸雄投手を「田中幸」、 年下の田中幸雄内野手を「田中雄」と表記して区別したのですね。 同姓同名のもう1例は71~72年、西鉄の高橋明。 高橋明(投手。61~70=巨人、71~72=西鉄。通算71勝) 高橋明(外野手。69~72=西鉄。通算3試合1安打) この際には高橋明投手が実績のある選手で、 高橋明外野手がほとんど実績のない選手だったため、 投手の高橋明を「高橋明」、野手の高橋明を「高橋外」と表記したそうです。 最近では吉本亮の例もあります。読みはどちらも「ヨシモト・リョウ」。 吉本亮(捕手。93~96=広島、96=近鉄、97=広島、98~04=阪神) 吉本亮(内野手。99=ダイエー・ソフトバンク) これは後者の吉本亮が松坂世代で高校時代(九州学院)に けっこう話題になった選手なので、混同することはないと思います。 あと、外国人選手でも同姓同名選手が来日しておりルイス・ロペス選手がそれ。 ルイス・ロペス(96~97=広島、98=ダイエー、00~02=広島) ルイス・ロペス(05=楽天)ですが、 前者のロペスが打点王を2回獲った有名選手なのに対して 後者は1年のみの在籍なので、この例に気付いている方は多くないのでは? さらに、今やロッテの看板選手となった西岡剛ですが、これも先例があり、 87年に近大からドラフト1位でヤクルトに入団した投手が、 西岡剛(87~92=ヤクルト、93~94=オリックス。通算0勝)だったのですね。 これも投手と野手で、在籍期間もズレているので、混同されることはないでしょう。 一方で、混同が心配されるのが、藤本博史のケース。 藤本博史(内野手。82~98=南海・ダイエー、98=オリックス。通算105本塁打) 藤本博史(捕手。02~03=オリックス。一軍試合出場なし) ダイエーの初期に勝負強いバッティングで渋い活躍を見せていた巨漢内野手、 藤本博史のことを覚えている方は多いと思いますが、 捕手の方の藤本博史は一軍の試合に出場したことがないので ご記憶の方はほとんどいないはずです。 藤本捕手はその後、欽ちゃん球団に所属して(現在は退団し台湾で現役続行) 「元オリックスの藤本博史」と紹介されることが多かったのですが、 ちょっとプロ野球に詳しい方なら、元ホークスの藤本博史が最後の最後に オリックスに移籍したことをご記憶のはず。 そうなると、「ああ~、あの藤本博史はまだ野球を続けているんだ。頑張るなあ~」 と誤解されてしまう危険性が大ありです。 元ホークスの藤本博史さんは現在は福岡のテレビ局で解説の仕事をされていて 往時の口ヒゲもそのままに人気を博しています。どうか、誤解なきよう!
posted by しゅりんぷ池田 |12:06 |
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