2007年07月04日
オールスターへの興味が減じている自分がいる
オールスターの投票で楽天の選手が大量に選出されて話題となっています。 これに対して、「ネットを駆使した組織票か?」なんて観測もありますが、 元データを見ればそんなことはないのは明らか。 親会社の楽天がIT企業だから出てきた邪推でしょう。 ファン投票の結果を見ると… http://www.gulliver-allstar.com/final_result.html インターネット 545,992(11.6%) 携帯電話 1,308,314(27.8%) ハガキ 2,856,823(60.6%) 合計 4,711,129 と圧倒的にハガキが多いのです。 このIT時代にまだまだハガキが多数というのは不思議な気もします。 プロ野球ファンはアナログ派が主流で、 ネットを使う層はプロ野球には関心が薄いのかなあ~、とも思えます。 こういう組織票の問題は先にも取り上げた太田幸司さんの件から始まって http://www.plus-blog.sportsnavi.com/shrimp/article/73 78年の日本ハムの組織票事件、 最近でも03年の川崎憲次郎への投票集中事件など度々問題となってきました。 しかし、太田さんのころは投票数が20万通ほどだったので、 組織票が効力を発揮したのも理解できるのですが、 投票数が470万通にも上る現在でもそれが有効とは驚きです。 1970年 得票数20万票 太田投手得票4万票 最多得票:長嶋13万票 2007年 得票数470万票 田中投手得票57万票 最多得票:山崎109万票 ハガキでの投票といっても、わざわざ郵便料金をかけてまで投票する人は そんなに多くないと思うので、料金がかからない、球場での投票が多かったと思うのですが、 なんでも、今年、オールスターが開催されるフルキャスト宮城での投票は 投票用紙がなくなってしまうほど、盛り上がったのだとか…。 その結果、地元・楽天の選手が大量に受かってしまったようなのですが 一地域の盛り上がりが全体に影響を与えてしまうというのは 全体の投票数が少ないということなんでしょうね。 MLBでは投票数が膨大なので、ちょっとやそっと組織票を投じても 全体に影響を及ぼすことはできないと言われていますが、 MLBの応募総数は約1850万通だそうなので、驚くほどの差ではありません。 http://mlb.yahoo.co.jp/feature/2007_7/vote03.html 一体、どこまで、投票数が伸びれば、こういう事態が避けられるのか…。 そして、ここからが本題。 今回の騒動はオールスターの権威にも関わる大問題だとも思うのですが、 正直、わたしは関心が薄いのですよ。 「オールスターの権威に関わる由々しき事態」とか義憤を感じたりはしないのです。 オールスターゲームに対して、もうあまり興味を感じていない自分がいて、 それがまた不思議なのです。 子供の頃、オールスターゲームといったら、 TVの前で正座して見るぐらい熱中したものでした。 日頃、あまり見れないパ・リーグの選手なんかも一挙に見れるわけで、 「へえ~、太平洋のユニフォームって、こんなデザインなんだ」と まばたきをするのがもったいないぐらい、食い入るように見ていたものです。 それはやはり、当時はプロ野球の情報が少なく、スター選手を一挙に見れる オールスターは絶好の機会だったのですが、 時代は下って、パ・リーグの選手の姿もテレビで見れるようになり、 さらに05年からは交流戦も始まって「夢の顔合わせ」も新鮮味を失ってしまいました。 民放による妙な演出も、オールスターの権威が失墜した一因だったような気もします。 そんなわけで、わたしの中でのオールスターゲームのマインドシェアは 随分低下してしまいました。同様の感を持つプロ野球ファンの方も多いのでは? ありていに言えば、「歴史的使命を終えた」感があるのですが、 みなさんは、どう思われますか? オールスターゲームが再び輝きを取り戻す日は来るのでしょうか?
BBMベースボールカード1995より オールスター前の練習中の新庄&松井。
posted by しゅりんぷ池田 |15:35 |
野球 |
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