2007年05月11日
ローズ、外国人選手の最多出場記録を更新:出戻り外国人は活躍できない?
オリックスのローズが昨日の試合で1354試合目の出場となり、 元阪急のバルボンが持っていた外国人選手の最多出場記録を更新したそうです。 ローズは今季、外国人選手として初の1000打点にも到達しましたし、 NPBにおける外国人選手の打撃記録では、ほとんどの部門で1位となっています。 (下記記録は5月10日現在) 試合 1位 ローズ 1354 2位 バルボン 1353 得点 1位 ローズ 922 2位 リー 786 安打 1位 リー 1529 2位 ローズ 1462 二塁打 1位 ローズ 252 2位 ローズ(横) 238 本塁打 1位 ローズ 371 2位 リー 283 打点 1位 ローズ 1017 2位 リー 912 三振 1位 ローズ 1321 2位 ブライアント 1186 しかし、今季、NPBに復帰したローズがここまで活躍することを 予想していた人は少なかったのではないでしょうか? 熱心なプロ野球ファンの方なら 「出戻り外国人は活躍しない」というジンクスをご存知のことでしょう。 このジンクスの元になったのは、 おそらく元阪急のスペンサーと元西武のデストラーデのケースだと思います。 1964年に来日して、日本野球に革命をもたらしたと言われたスペンサーは 64~68年の5年間で568安打、142本塁打をマークしましたが 中2年のブランク(この間はまったくの引退状態だった模様)を経て 71年に再来日したものの2年間で47安打、10本塁打という惨憺たる成績で 晩節を汚した形となりました。 また、89年途中に来日して4年間に436安打、154安打をマーク (本塁打王3回、打点王2回)して、西武の3年連続日本一にも貢献したデストラーデは 93年にはMLBの新設球団フロリダ・マーリンズの四番バッターに迎えられますが、 翌年途中に解雇され、95年に西武に復帰も、 出場わずか46試合で40安打、6本塁打の成績に終わります。 さらに時代を遡ると、54年の首位打者、レインズは翌55年から再び米国に戻り 57~58年にはMLBでもプレーしましたが、62年に8年ぶりに阪急に復帰 (この年32歳)したものの、73試合の出場のみで1年で帰国という例もありました。 このように、夢よもう一度とブランクを挟んで再来日を果たしてもうまくいかなかった例が 強烈に印象に残っているために、そんなジンクスが囁かれるようになったと思うのですが、 最近ではそれを覆すケースも出てきました。 今季も日本ハムの主軸を務めるセギノールは02年にオリックスに在籍、 89試合の出場で23本塁打したものの、.204の低打率で1年限りで解雇。 ヤンキースを経て04年に日本球界に復帰して44本塁打でホームラン王に輝きます。 また、その前には96、97年のセの打点王、ロペスが98年にダイエーに移籍後、 1年のブランク(米独立リーグでプレー)を経て、 00年途中から広島に復帰(この年36歳)。 00年に20本塁打、88打点、01年は32本塁打、100打点と活躍しますが 02年は同僚の前田智徳が自分のヒットで生還しなかったと激怒して 殴打という事件を起こして、その年限りで退団してしまいます。 さらに、現在もMLBで現役を継続しているフリオ・フランコは 忘れられているかもしれませんが、やはり出戻り経験者で 95年にロッテで145安打、10本塁打、58打点、打率.306、 中2年を経て98年、37歳(?)で141安打、18本塁打、77打点、打率.290の 好成績を収めます。フランコの場合は3度目の来日も期待してしまいますね。 しかし、これらのケースは日本球界を離れている間もプレーは続けていたわけですが ローズの場合は昨年まったく引退状態にあったわけで、今回のビッグカムバックは驚きです。 NPBのレベルが低下したのか? と心配になってしまいますが、 まあ、見事な活躍だと思います。ローズがこのまま好調を維持していけば、 外国人選手として史上初のカムバック賞受賞も現実味を帯びてきそうですね。
BBMオリックス・バファローズ2007は来週末発売開始!
posted by しゅりんぷ池田 |17:07 |
野球 |
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