2007年04月16日

カードショーのゲストは大島康徳さん

4月22日(日)に東京ドーム・プリズムホールで大規模なカードショーが行なわれるのですが、
http://www.sportsclick.jp/sportscard/card/2007_bbm-cardshow/index.html
ゲストは元日本ハム監督の大島康徳さんと
やはり日本ハムのピッチャーだった岩本勉さんです。

大島さんは以前、「スポーツカード・マガジン」でもインタビューを
させていただいたことがあるのですが、
本格的に野球を始めたのが高校からというのですから
プロ野球選手としては異色の経歴です。

大島さんのデビューは華々しく、入団3年目に初めて一軍に上がって
その最初の試合で特大のホームランを放って注目され
4年目の72年にはレギュラーとなって規定打席にも到達。
しかし、そこからは年ごとの打席が437→368→294→183と
ドンドン減って控えに甘んじます。

ところが、大島さんはこの雌伏の期間に代打として活躍、
76年にはシーズン最多代打本塁打の記録となる7ホーマーを放ちます。
代打で出てきては快打を放つ大島選手を見て
「与那嶺監督はなんで40番(当時の大島さんの背番号)をレギュラーで
使わないんだろう?」と不思議に思っていたのですが、
大島さんに訊いてみたところ、「そのころは遊びが楽しくてねえ~。
1日4打席立つと集中力が続かなかったんだよ。もったいないことしたなあ~」と
驚きの告白をしてくれました。つまり、“リアルあぶさん”だったんですね。

そんな大島さんが一念発起して野球に集中するきっかけとなったのが
お兄さんの死だったそうなのです。その77年に5年ぶりに規定打席に到達して
打率.333を打ってベストテンの4位、27本塁打、71打点と
いずれも自己最高の数字をマークします。

以後の活躍はご存知の通りですが、大島さんの転機となったのが
87年オフの日本ハムへのトレード。

実はこの年から星野仙一さんが中日の監督に就任したのですが、
星野さんと大島さんは69年の同期入団。
とはいうものの、大卒と高卒の違いがあって星野さんが4年年長で、
大島さんは若いころから随分、星野さんにかわいがってもらっていたそうなのです。

星野さんがすごいのは前年の着任時に、看板選手だった谷沢健一選手に
「あと3年できないんだったら辞めてくれ」と勧告、
実際、谷沢さんは引退してしまったのです。
最後のシーズンの谷沢さんは39歳ながら94試合に出場して、
60安打13本塁打35打点、打率.273の成績ですから、
まだまだ現役を続けられたはずなのですが…。

そして、チームの若返りを図るために大島さんも日本ハムへトレード。
星野さんから直接説明を受けて大島さんはこのトレードを受け入れたそうです。
大島さんもトレードの際にはもう37歳でしたから
「引退」という選択肢もあったと思うのですが
前年に結婚されたばかりだった(1)大島さんは
「新婚生活を東京でというのもいいな」ぐらいの気楽な考えで東京に来られたそうなのです。

1)36歳での結婚は当時にしても現在にしても異例に遅い結婚で、
現役時代の大島さんは「球界最後の独身貴族」の称号もありました。

ところが、このトレードが大成功。
五番・ファーストに定着して移籍した88年から2年連続で130試合にフル出場、
そこから7年も現役を続けられ、90年には当時最高齢(のちに新井宏昌が更新)の
39歳11ヶ月で2000本安打に到達しました。

中日にそのまま在籍していたら出場機会に恵まれず
とても2000本には到達していなかったでしょうから
まったく何が幸いするか分かりません。

15歳で野球を始め、ちゃんと野球に打ち込み始めたのが27歳からと
とんでもなく遅咲きの選手だった(2)わけですが、それがかえって良かったのか
実に44歳まで現役を続けられたのですから、すごいですよね。

2)26歳までの通算成績が388安打60本塁打、
27歳以降が1816安打322本塁打ですから、若いころの遊びすぎがなかったら
とんでもない成績を残していたかも?

そんな異色の経歴の大島さんですから、きっと面白いお話を聞かせてくれると思います。
また、4月22日(日)は東京ドームで日本ハムvsソフトバンクの試合も行なわれており、
そのチケットがあればカードショーへの入場は無料だそうですので、
日本ハムファンの方は是非、重点的にご来場ください! よろしくお願いしま~す。
20070416-00.jpg


2005年版の日本ハムカードより。
OB戦で現在の日本ハムのユニフォームを着た大島さんの珍しい写真。

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posted by しゅりんぷ池田 |15:42 | 野球 | トラックバック(1)
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