2007年04月12日

横浜、12球団初の4000敗

何かネタがないかネット上を徘徊していたら、
「横浜、12球団初の4000敗」(※)という記事を発見しました。
http://www.sanspo.com/sokuho/0404sokuho068.html
僕らぐらいの世代だと「12球団最弱は広島」というイメージがあったので、ちょっと意外でした。

(※)これは1950年の2リーグ分立後の記録。
1935年創立の阪神は昨シーズン終了時点で4108敗、
36年創立の中日も4088敗を喫している。
   34年創立の巨人はまだ4000敗に達していない(3503敗)

カープは75年に優勝するまでは3位になったのが1回あるのみという
東京六大学の東大のように番外地的に弱いチームだったのですが、
昭和50年代に古葉竹識の下、4度優勝するという黄金時代を築き、
一気に形勢を逆転させました。

ちなみに、昨シーズン終了時点での勝率順に12球団を並べると、こんな風になります

1位	巨人	.587
2位	西武	.534
3位	オリックス	.522
4位	ソフトバンク	.5205
5位	阪神	.51738
6位	中日	.51735
7位	ロッテ	.506
8位	広島	.478
9位	日本ハム	.471
(近鉄	.4671)
10位	ヤクルト	.4669
11位	横浜	.451
12位	楽天	.381

これは、なかなか意外な結果ではないでしょうか?
黒い霧事件後に低迷期もあったライオンズが西武になってからの快進撃で2位。
南海末期から低迷していたホークスが過去の貯金が効いたのか4位。
それとは逆に過去の貯金を90年代の大スランプで吐き出してしまった5位の阪神と
なかなか面白い様相を呈しています。楽天はまだ2シーズンのみですから
仕方ないにしても、横浜、こんなに弱かったのか! と思ってしまいます。
まあ、確かにペナントレースの優勝が2回しかないというのは楽天を除けば最下位ですからね。

横浜(大洋)と広島、それからパで弱かった近鉄の敗戦ペースを比較すると、こんな感じです。

63年終了時点	大洋1046敗	広島1025敗	近鉄1106敗
78年終了時点	大洋2045敗	広島2020敗	近鉄2117敗
93年終了時点	横浜3063敗	広島2858敗	近鉄2975敗

とまあ、意外なことに敗戦ペースでは常に横浜(大洋)が広島を上回っています。
カープファンのみなさん、失礼いたしました!
さらに87年には近鉄に抜かれて12球団中最多敗戦チームとなってしまったのです。

ご存知のように大洋は1960(昭和35)年、三原脩監督の下で初優勝を遂げ
62年、64年にも阪神と優勝を争うのですが、このとき2度目の優勝をしていれば
その後のホエールズの歴史も変わったのではないでしょうか?

ところで、一方の雄(?)、近鉄も創立当初はすさまじい勢いで負けていたんですね。
50年にスタートして4年連続で7位! 
近鉄もまた前期の三原脩監督が着任して成績が向上するのですが、
それ以前の18シーズンで14回も最下位になったのですからただごとではありません。

特に61年には千葉茂監督の下、前代見聞の103敗!
同監督在任時の3シーズンの通算勝率がわずか.284で
千葉さんの生涯打率と同じだったという…。

しかし、そういうセ・パのお荷物球団を浮揚させたのですから、
三原さんの手腕はすごいですね。僕の高校の大先輩(香川・高松高)なんですが。

大洋・横浜は、実はそんなに最下位になったことはないのですが、
地味にコツコツと黒星を重ねてきたわけですね。

広島が弱かったというのはある意味、理解できるのです。
広島というスモールマーケットの町で、大きな後ろ盾もなく、
補強もままならなかったわけですから。

しかし、神奈川県をフランチャイズにする横浜球団が弱いのは理解に苦しみます。
神奈川県は今や大阪府を抜いて日本で2番目に人口の多い都道府県なのに…。

今後、12球団の強弱マップというのはどう変わっていくんですかね?
20070412-00.jpg


横浜カードは5月下旬の発売予定。
http://www.sportsclick.jp/sportscard/card/2007_baystars/index.html

posted by しゅりんぷ池田 |12:33 | 野球 | トラックバック(1)
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