2007年03月12日

新人開幕投手

昨日のオープン戦で楽天の田中将大が打ち込まれ
「野村監督も田中の開幕投手はあきらめた様子」と報じられていて驚きました。
実力的にも、人気的にも、田中をローテーションに入れてくるだろうとは思っていましたが
まさか、開幕投手を狙っていたとは…。

僕ら世代で、新人の開幕投手というと、84年、ヤクルトの高野光を思い出します。
この時期のヤクルトは武上四郎監督の下、2年連続で最下位と低迷しており、
当時のスワローズの投手陣は、70年代のエースだった松岡弘が最晩年で、
尾花高夫、梶間健一、宮本賢治らが中心でした。
同投手は前年秋のドラフトでヤクルト・大洋・阪急・西武の4球団が競合した
超大物選手だったのですが、新人選手の開幕投手への大抜擢には大変驚きましたね。

あと、前にもこのブログで触れたことのある城之内邦雄が、
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/shrimp/article/17
62年に、やはり新人で開幕投手を務めています。
調べてみると、高野は、この城之内以来22年ぶりの新人開幕投手だったようです。

この62年の巨人は、やはりエースだった藤田元司が晩年で
中村稔、伊藤芳明、堀本律雄らが投手陣の中心でしたが
ちょうど戦力の端境期で、当時の川上哲治監督の
「オープン戦で一番調子の良い者を開幕投手にする」という方針に則って
新人の城之内が抜擢されたそうです。

開幕投手を務めた新人選手がどのぐらいいるのかは追究しきれなかったのですが
プロ野球のレベルがアマチュアに比べて、それほど高くなかった時代には
けっこうあった例だと思います。

昨年亡くなられた梶本隆夫(阪急)が54年、高卒新人で開幕投手に起用され、この年、
20勝を挙げながら、新人王は26勝の宅和本司(南海。やはり高卒新人)にさらわれた、
というのも有名なエピソードです。

その後、パ・リーグでは58年の杉浦忠(南海)を最後に新人の開幕投手は出ていないそうで、
セでも、先に述べた高野以来、20余年も出ておらず、
1年目から活躍した松坂大輔や上原浩治も、開幕投手ではなかったのですから
今後も新人選手の開幕投手は難しそうですね。

ちなみに、「新人開幕投手」と検索サイトに入力すると
早稲田の斎藤佑樹が東京六大学で77年ぶりとなる新人開幕投手なるか?
という記事がいっぱい出てきます。
じゃあ、77年前のそれは誰だったの? というのを探して行ったら
こんな記事(↓)に行きあたりました。詳しくは参照元をご覧ください。
http://www.sanspo.com/baseball/university/saito/news/bt2007031010.html
こちらは、こちらで楽しみですね。
20070312-00.jpg
20070312-01.jpg


2007BBMベースボールカード ルーキーエディションより
http://www.sportsclick.jp/sportscard/card/2007_rookie/index.html
田中将大の印刷サインパラレルカード。

と思っていたら、ベースボールマガジンの春季号(開幕展望号)
http://www.sportsclick.jp/magazine/baseball-q/0704/index.html
の千葉功さんの記事で、新人開幕投手について書かれていました。
詳しくは同誌をご覧ください!

posted by しゅりんぷ池田 |13:46 | 野球 | トラックバック(0)
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