2007年02月02日

血液型に思う

女子プロレス団体のJWPのブログを読んでいたら
日向あずみ選手が面白い日記を書いていました。
http://blog.livedoor.jp/jwppro/archives/50790563.html

同選手の血液型はこれまでA型と発表されていたのですが
血液検査を受けたところ、実はAB型だということが判明したそうなのです。

3月に発売になる女子プロレスカードには生年月日や身長・体重に加えて
血液型も載せているのですが、日向選手の血液型はもちろんA型のまま。
もう印刷し終わっちゃいましたよ。

しかし、こういう例はときどき聞きますよね。
日向選手も、長年「わたしはA型だから、こういう性格」と思い込んでいたでしょうし、
雑誌の血液型の記事を読んで
「そうそう、これA型のわたしにあてはまる」とうなづいていたんでしょうね。
結局、血液型による性格判断なんかは誰にでも適当に当てはまるように
作られているということなのでしょう。

選手名鑑とかの項目に血液型はつきものなのですが、
日本人は血液型好きですよね。
自分の血液型を知っているのは世界的見ても日本・中国・韓国・台湾
ぐらいだそうで、
欧米出身の外国人選手の場合は大抵、血液型の欄は空欄になっていますよね。
外国人選手からしてみれば「なんで、そんなこと知ってるの?」と
怪訝に思っていることでしょう。

わたしは04年から3年連続で巨人・阪神・中日の70周年記念カードを
作ったのですが、過去の名選手のプロフィールを調べていても
昭和30年代以前の選手たちの血液型は分かりませんでした。
血液型のブームは昭和46年に出された能見正比古の
『血液型でわかる相性』に始まるそうなので、それ以降、
各人が人の血液型を意識するようになって
やがて選手名鑑の項目の定番となったのでしょうね。

以後、定期的に流行が繰り返し、わたしの学生時代にも流行っていましたねえ~。
元週刊プロレス編集長で、現在週刊ベースボールの佐藤正行次長が
この血液型相性診断が大好きで、いっしょに飲んでいると
「△型の男性と▲型の女性の相性は~」とか、やたら言うので
「学生時代のコンパのときの話題から全然成長しとらんやん」
(佐藤氏はわたしより学年が1コ上)とよく茶化していたのですが
そうこうするうちにまた流行が巡ってきて驚きました。
しかし、その流行も「特定の血液型の子がイジメられる」ということで沈静化したのですね。

そして、最近では出生時に血液型を告知しない病院も増えてきたようで
ときどき日本人選手にもかかわらず、外国人選手のように
「血液型不明」となっている選手が出てきています。

科学的根拠に乏しい血液型信仰に対する医学界からのアンチテーゼとして、
そういうスタイルが広がりつつあるのかな? とも思ったりしますが、
実際のところはどうなんでしょうかね?

個人的には、血液型による性格判断などはまったく信じていませんし、
「差別」を誘発するようなファクターは除くべきだと思っているのですが、
「○○選手とわたしの相性を知りたい」というニーズがある限り、
選手名鑑に「血液型」の項目は残り続けるんでしょうねえ~。
20070214-03.jpg


(追記)
医療関係者の知人から教えてもらったのですが、
生まれたばかりの時にはまだ十分に血液型が現れていない場合があり、
反応が弱いため正しく判定されないことがあるため、 
最近は告知(検査)しない病院も増えているのでは? とのことでした。

(画像追加)
血液型を間違って記憶していた日向あずみ選手。
ロケ地は板橋グリーンホール。雨の日の撮影は辛い…。
http://www.sportsclick.jp/sportscard/column01/index20.html

posted by しゅりんぷ池田 |12:47 | 女子プロレス | トラックバック(0)
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