2010年01月14日

思い出の猛牛軍団 近鉄バファローズ・メモリアルカード 1950~2004

昨年末に2004年限りでその歴史に幕を閉じた近鉄球団のメモリアルカードを作りました。
昨年2009年が球団の創立(1949年11月)60周年に当たる年ということで
立案した企画だったのですが、多くのOBの方にサインカードを寄せていただき
旧近鉄ファンの方にも大変喜んでいただけました。

思い出の猛牛軍団 近鉄バファローズ・メモリアルカード 1950~2004
http://www.sportsclick.jp/sportscard/card/2009_buffaloes1950-2004/index.html

しかし、残念だったのは何人かのOBの方と連絡が取れず
カード化を断念せざるを得なかったことです。

球団1年目の50年に18勝を挙げてエース格だった沢藤光郎さん
(実働8年で68勝90敗。引退後はコーチ、スコアラーとして長くチームに貢献)

51年に71盗塁して盗塁王となった鈴木武さん
(60年途中に大洋に移籍して正遊撃手として同球団の初優勝に貢献。
三原脩監督が「超二流選手」と評した異能選手)

実働20年で球団歴代2位の579試合に投げて通算79勝98敗の成績を残した板東里視さん
(板東といえば現在はタレントとして活躍されている板東英二さんが有名ですが、
この2人の板東は同郷で同じ中学の野球部の先輩・後輩=英二が1学年上
=だったのだとか。当時は英二が投げるまでもなく、里視がほとんどの対戦相手を
抑えていたと板東英二さんの自伝に書かれていました)

高卒1年目に15勝24敗(リーグ最多敗戦)を挙げて
近鉄初の新人王を受賞した徳久利明さん。

70年に完全試合を達成し、近鉄在籍の12年間に球団歴代2位の
113勝(※)を挙げた佐々木宏一郎さん。

(※)球団歴代1位はご存知鈴木啓示さんの311勝。2位と差がありすぎでしょう!
ちなみに歴代3位は武智文雄さんの100勝ぴったり。
歴代で100勝以上した投手が3人しかいないことからも、近鉄の長い低迷ぶりがうかがえます。

72年春のセンバツの優勝投手(日大桜ヶ丘)で
“ジャンボ仲根”(身長193cm)の異名を取った仲根政裕さん。

これらの方たちとは連絡が取れず、カードが作れなかったのです。
これらのみなさんの共通点はというと、7人とも物故者であるということ。

球界から縁が切れた方であっても、ご存命であればOB会などで連絡先が分かったりするのですが
亡くなられてご遺族の方も引っ越されたりしてしまうと、消息がつかめなくなってしまうのですね。

今回は球団創立60周年の節目ということで、このカードを制作することができたのですが、
10年後の70周年の年に再びメモリアルカードを編むことができるでしょうか?
10年経過すれば物故者も増えてさらに連絡先不明者が増える可能性が高いですし、
近鉄球団はすでにないので、新たに入団してくる選手もいません。
球団がなくなってしまった影響はやはり計り知れないものがありますね。

とりあえず、今回はこういう記念カードが作れてよかったと思います。
OBのみなさま、どうもありがとうございました。
shrimp-135678.jpg


posted by shrimp |13:11 | 野球 | トラックバック(0)
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