2009年04月15日
次々と挑戦者を跳ね除けてきた男:金子誠(日)
日本ハムのベテラン・金子誠選手の打率がえらいことになっています。 現在、打率.531でパリーグの首位打者なのですが、 セの首位打者・金本知憲の.528を上回るというのですからすごい! しかも、ここ6戦連続で二塁打を放っていて、 今日(4/15)二塁打を打てば日本記録の更新となるそうなのです。 金子選手はご存知の通り96年の新人王で、昨年まで日本ハムの選手会長を務めていた チームの顔とも呼べる存在なのですが、正直、打撃はもうひとつとみなされており これほど打撃好調にもかかわらず相変わらず定位置の「9番」に座り続けているのですね。 そして、近年の日本ハムは毎年のようにショートを守れる選手を補強しています。 チームとしては「金子もいるけど、もう少し打てる遊撃手が欲しいなあ~」 というところなのでしょう。 03年には報徳学園で選抜Vを果たした大型遊撃手の尾崎匡哉をドラフト1位で指名。 しかし、尾崎は金子に挑戦する域までには達せず、今季から捕手に転向。 04年は社会人から稲田直人が入団。現在のファイターズでは「なごみ系キャラ」の スーパーサブのようになっていますが、広陵高-駒澤大とエリートコースを歩んだ選手で 駒大の太田誠監督をして「天才」と言わしめたほどの選手だったのです。 続く05年は元ヤンキースのエリック・アルモンテ (02年に巨人に在籍したへクター・アルモンテの実弟)が入団し、 シーズン当初は金子を二軍に追いやってショートを守りますが 結局17安打(打率.193)3本塁打8打点のみで1年で帰国。 06年は陽仲壽、高口隆行が入団。昨年は金子が96試合、陽が25試合、高口が26試合 ショートを守りましたが、いまだ金子の牙城を崩せないでいます。 そして、今季、超難敵の二岡智宏が巨人からトレードされてきましたが、 ご存知の通り、同選手は体調が万全ではなく、開幕からDHで出場しており、 調子ももうひとつ上がっていません。 ■金子誠選手の通算成績■ 年度 試合 安打 本塁打 打点 盗塁 犠打 打率(順位) 1995年 4 2 0 0 0 0 .333 1996年 117 103 4 33 15 38 .261(19) 1997年 134 142 12 53 13 36 .277(23) 1998年 127 100 4 26 11 20 .263(22) 1999年 135 114 3 29 4 18 .274(15) 2000年 113 93 3 31 12 15 .231(30) 2001年 140 127 8 56 9 10 .253(31) 2002年 104 112 6 29 9 17 .285(13) 2003年 117 91 3 33 8 6 .244 2004年 109 85 3 39 5 6 .256(30) 2005年 79 50 4 24 2 8 .240 2006年 126 100 6 40 7 15 .254(28) 2007年 132 102 4 53 9 20 .243(32) 2008年 96 63 2 29 0 13 .216 通算 1533 1284 62 475 104 222 .256 このように、レギュラー選手であるにもかかわらず、 毎年毎年ライバルが入団してくるという例では 巨人の森昌彦(現・祇晶)捕手の例が有名ですね。 1959年にレギュラーを獲得しながら、やはり打力がもうひとつとみなされ 63年 慶応から大橋勲 65年 市立神港高から吉田孝司 67年 東京六大学の三冠王・槌田誠(立大) 中京商高の矢沢正 70年 東京六大学の首位打者・阿野鉱二(早大) と容赦なく強力なライバルが入団しますが、それらをことごとく 打ち破って森は現役生活をまっとうします。 金子誠の打棒はこのまま好調を維持してまたしてもライバルを葬り去るのでしょうか? 二岡も黙っていないはずですし、二軍では圧倒的な数字を残す陽がいよいよブレイクを 果たすかもしれません。今季のファイターズも楽しみですね。
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posted by shrimp |13:03 |
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