2008年08月11日

最下位チームからの最高勝率投手なるか:岩隈久志(楽天)

8月10日の対ソフトバンク戦で今季15勝目を挙げた岩隈投手。
昨日は7回を自責点0に抑えて防御率も2.04となり、
ライバル、ダルビッシュの防御率2.07を上回り、
勝ち星、防御率、勝率の3部門でトップとなりました。
シーズンはまだ1か月半以上残っているので、久々に20勝投手が誕生しそうですね。

とまあ、素晴らしい成績なわけですが、中でもすごいと思うのが
チームが最下位(8月10日現在。以下同)なのに、勝率が1位というところ。
最下位というのは「最低勝率チーム」なわけで、そのチームから「最高勝率投手」が
出るというのはすごく珍しいケースだと思うのですね。過去にそういう事例があったのか?
「最下位チームからの最高勝率」というキーワードで検索してみたら出てきました。
なんと、自分のブログですよ。

「日本プロ野球史上最初に全12球団から勝ち星を挙げた投手、野村収の軌跡」
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/shrimp/article/92

最下位チームから最高勝率投手が出たのは
上記、75年の野村収投手(日本ハム)が11勝3敗の勝率.786、
98年、黒木知宏(ロッテ)が13勝9敗の勝率.591(これは史上唯一の5割台の勝率1位)
の2例しかないんですね。ちなみに、パ・リーグでは86年からこのタイトルの条件として
「13勝以上」という制限が設けられているので、
75年の野村投手のケースは、現在なら対象外となっているところです。
この前2例に比べても岩隈投手の15勝3敗、勝率.833という数字は突出しています。

同投手はこのタイトルを既に1回獲ったことがあり、
それは近鉄最終年の2004年で15勝2敗の勝率.882でしたが、
同年の近鉄は5位(6位のオリックスには12ゲーム差あった)だったんですね。

今回は史上3例目の「最下位チームからの最高勝率投手」が誕生となるのか、
それとも、楽天が最下位を脱出してこの珍記録を阻止するのか? 
静かに見守りたいと思います。
shrimp-42321.jpg


「2008BBMベースボールカード 2ndバージョン」より
http://www.sportsclick.jp/sportscard/card/2008_baseball-2nd/index.html

posted by しゅりんぷ池田 |12:30 | 野球 | トラックバック(0)
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