2008年02月05日

大場翔太(ソ)のニュースがもうひとつ聞こえてこないが…

いよいよ球春到来のキャンプインですが、この春の話題を独占しているのが
日本ハムの高卒ルーキー、中田翔で、
パウエルの二重契約問題も大きく取り上げられているのですが、
今季のナンバーワン大卒ルーキーの大場翔太について報じられることが
あまり多くないので驚いています。

大場は東洋大の出身で、4年春に9勝(リーグタイ記録)、115奪三振(リーグ新記録)、
同年秋も8勝、101奪三振で2季連続でMVP、最優秀投手、ベストナインの3冠を達成し、
昨年秋の明治神宮野球大会では3日連続の完投(準決勝、決勝は完封!)。
決勝で早稲田を下して東洋大を初優勝に導いた立役者です。

同年秋のドラフトで6球団競合で、ソフトバンク入りとなりましたが、
6球団以上が競合したケースというのは野茂英雄、小池秀郎の8球団、福留孝介の
7球団、岡田彰布、清原和博、そしてこの大場翔太の6球団の6ケースしかありません。
(ちなみに今季の楽天の1位、長谷部康平、ヤクルトの1位、由規は5球団が競合)

こういうデータは、現在発売中の「2008ドラフト候補逸材図鑑」の巻末の
データ集の中に載っていますよ!
http://www.sportsclick.jp/magazine/baseball/mook532/index.html

一番数字を残していない、小池投手にしても、実働12年で51勝47敗2S、
97年には最多勝(15勝)のタイトルも獲得していますから
(同投手は8球団競合の末、交渉権を獲得したロッテへの入団を拒否し、
松下電器を経て93年に近鉄に入団しますが、大卒時にプロ入りしていれば
もっと活躍できたはずという声も、よく聞かれます)
6球団以上が競合した選手はほぼ成功を約束されているといっても過言ではありません。

そんなスーパールーキーが、今ひとつ話題になっていないのはどうしてか?
他に話題の選手やニュースがあるということなんでしょうが、
やはり、昨年のナンバーワン大卒投手と目され、
ソフトバンクに希望枠で入団した大隣憲司投手の不振が影響しているような気がします。

覚えていますか、大隣! 「江夏2世」の異名を取った近畿大のドクターK。
しかし、昨年は開幕前に腰を痛めて出遅れ、
結局、8試合に登板して2勝4敗の成績に終わります。
06年秋のドラフトの時点では、昨年11勝した西武の岸、7勝した巨人の金刃よりも
上の評価を得ていたのですから、これは残念な結果です。

ソフトバンクの投手陣はご存知のように、斉藤和巳・新垣渚・和田毅・杉内俊哉が
4本柱を形成。今季は斉藤が右肩の手術のため復帰がかなり遅くなりそうですが、
昨年途中入団ながら7勝を挙げたスタンドリッジ、日本で実績があるガトームソンがいて
さらにマイナーリーグ通算54勝のホールトンを緊急補強し、
さらに、NPB通算67勝のパウエルも獲得の方向と、補強に余念がありません。
2ケタ勝利2度で通算50勝の星野順治、06年に6勝した神内靖、
大隣同様に鳴り物入りで入団した山村路直、山田秋親なども入り込む余地がないほど。

なのに、また大学ナンバーワン投手の大場が、ソフトバンクに行ってしまうのかと、
残念に思ったぐらいなのですが、今季の大場はどうでしょうか?
現在の低い評価(注目度が低いだけで、評価は相変わらず高いのかもしれませんが…)
を覆すような大場投手の活躍を期待していますし、
2年目の大隣投手にも注目したいと思います。がんばれ!
20080205-00.jpg


posted by しゅりんぷ池田 |15:20 | 野球 | トラックバック(0)
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