2007年12月10日

セ・リーグ新人王投票、飯原(ヤ)1票かよ!

前回のカムバック賞に続いて、新人王の選定についての疑問です。
前回のネタ同様に、本当はもっと早くに書こうと思っていたことなのですが、
バタバタしていて、こんな時期になってしまいました。

今季の新人王はご存知の通り、パ・リーグが楽天の田中将大投手、
セ・リーグは阪神の上園啓史投手が受賞しました。
セ・リーグの方の得票結果と成績は下記の通り。

上園啓史(神)	104票	17試合8勝5敗	85回2/3	防御率2.42
金刃憲人(巨)	57票	22試合7勝6敗	121回2/3	防御率3.55
渡辺 亮(神)	3票	53試合1勝1敗	58回1/3	防御率2.47
青木高広(広)	1票	29試合5勝11敗	128回1/3	防御率4.77
飯原誉士(ヤ)	1票	136試合103安打8本塁打32打点23盗塁、打率.246(31位)
(該当者なし)	38票

個人的には入団2年目ながら、1年間フルに出場して規定打席にも到達した
飯原が受賞するだろうと思っていたのですが、
その飯原にわずか1票しか入っていなかったので驚きました。

実は、昨年の新人王の投票で26本塁打を放って華々しく登場した
(ただし、高卒4年目で規定打席には惜しくも届かず)横浜の吉村裕基を抑えて
地味ながらも1年間フル出場して、チームに貢献した梵英心が倍近い得票を得て新人王となったため、
「最近は個人の技量よりも、チームへの貢献を優先するんだなあ~」
(という内容を下記でも書きました)
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/shrimp/article/85
との思いを再度強くしていたんですけどねえ~。
(2人の新人王争いについては下記のBBMのHPのコラムでも触れています)
http://www.sportsclick.jp/sportscard/column01/index13.html

梵 英心(広)	110票	123試合130安打8本塁打36打点13盗塁、打率.289(15位)
吉村裕基(横)	53票	111試合123安打26本塁打66打点5盗塁、打率.311

こういう例は92年にもあって、同年、優勝争いに演じてファンを大いに喜ばせた
阪神の久慈照嘉と新庄剛志が新人王の投票で接戦を演じました
(これをご記憶の方は意外に少ないのでは?)。

久慈照嘉(神)	85票	131試合140安打4本塁打28打点、打率.287(24位)
新庄剛志(神)	80票	95試合98安打11本塁打46打点、打率.278

この際も、盟友・亀山努との“カメ新コンビ”で華々しく売り出した
ニューヒーロー、新庄(この年、高卒3年目)を制して、
1年間フルに出場した久慈が僅差で新人王を受賞したのでした。
こういう事例もあるので、2年目とはいえ、巷間新人王候補として名が挙がっていた
8勝の上園や7勝の金刃よりも飯原が有利と思っていたのですが…。

飯原に不利があるとすれば、2年目ということと、
今季サードで18失策(飯原のもともとのポジションは外野)した不安定な守備なのでしょうが、
それらを割り引いたとしても、新人王に値する活躍だったと思うんですけどねえ~。

今季、チームが低迷していて、ヤクルトが注目されていなかったので、
飯原がレギュラーとして起用されていることが知られていなかった、
飯原が新人年の昨年、フレッシュオールスターでMVPを受賞するなど、
少し活躍していたため、新人王の資格を残している
(打者の場合、5年目までで60打席未満。飯原の昨年は40打席)
とは思われていなかった、なんてところが得票わずか「1」の原因だと思うのですが、
いかがでしょうか?
20071210-00.jpg


「BBM東京ヤクルトスワローズ 2007」より
http://www.sportsclick.jp/sportscard/card/2007_swallows/index.html

posted by しゅりんぷ池田 |14:22 | 野球 | トラックバック(0)
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