2007年09月28日

オリックス・迎祐一郎、二軍で三冠王に

今季の二軍の日程は既に終了したのですが、オリックスの高卒8年目、
迎祐一郎選手がウエスタンリーグで三冠王を獲得したそうです。
しかし、これは喜んでいい記録なのか、そうではないのか…。

ファームの三冠王は過去に77年の庄司智久(巨人)、97年のボニチ(オリックス)、
00、01年2年連続でポール(西武)の例がありますが、
現在のファンの方がその名前を記憶に留めているかというと疑問です。
※庄司さんは下記でも触れていますがロッテに移籍後、ブレイク。
81年にはオールスターにも出場しましたが通算532安打44本塁打に終わります。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/shrimp/article/69

第1号の庄司さんは打撃三冠に加えて盗塁王も獲得し、四冠王も獲得したのですが
同年は一軍試合出場なし。翌年は44試合に出場しましたが、打席は10打席のみ
(わずか1安打)で、代走要員がもっぱらで、翌年にはロッテにトレード。
当時の巨人一軍の外野陣は張本勲・柴田勲・柳田眞宏がレギュラーで
控えにも淡口憲治、山本功児、二宮至らがいて、
二軍の四冠王ですら食い込む余地がなかったのです。

97年のボニチも同年の一軍出場は3試合のみ(無安打)。
一軍ではニール、ドネルス(C・D)が活躍していてボニチは第3の外国人だったのです。
しかし、オリックスは二軍の三冠王、ボニチの活躍に期待して、
高額年俸のニールを解雇したものの、翌98年、ボニチが開幕から
11打席連続無安打(結局無安打のまま帰国)だと、慌ててニールを呼び戻し、
ボニチはシーズン途中に帰国することに…。

2年連続三冠王のポールは99年途中に入団して12本塁打を放つ活躍を見せながら
翌00年にトニー・フェルナンデス(MLB2158試合2276安打92本塁打)、
レジー・ジェファーソン(MLB680試合637安打72本塁打)という大物が来日して
第3の外国人に追いやられ、01年はカブレラ&マクレーンのツインバズーカが好調で
一軍試合はないまま、ファームで2年連続三冠王を獲得しながらリリース…。

二軍で三冠王を獲ろうとするなら1シーズンほぼフルに出場する必要があるのですが
好調でも一軍に呼ばれないというのは、上の同じポジションに磐石なレギュラー選手が
存在するという証左でもあります。

今回、ファームの三冠王を確認すべく、過去のイースタン・リーグ、ウエスタン・リーグの
受賞者一覧を見てみたのですが、二軍のタイトルを取って一軍のスターに
駆け上がった選手よりも、結局、「二軍の四番」で終わってしまった選手の方が目につきました。
二軍でタイトルが獲れるほど長期滞留してはいけないということなのでしょうかね。

今季、迎選手の一軍出場は10試合のみで25打数3安打で打率.120。
9月18日に出場登録され、22日の日本ハム戦は一番・センターで先発出場も果たしました。
今季のオリックスの外野は村松、下山、大西らが務めていましたが、
来季はまた新外国人外野手も入ってくるでしょう。
ファームの三冠王・迎選手がここに割って入れるでしょうか? 期待しています。
20070928-00.jpg


BBMオリックス・バファローズ2007より
http://www.sportsclick.jp/sportscard/card/2007_orix/index.html
迎選手もなかなかの珍名選手ですが、「ムカエ」と読みます
http://www.sportsclick.jp/sportscard/column01/index33.html

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posted by しゅりんぷ池田 |11:25 | 野球 | トラックバック(1)
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