2008年11月28日
当方背番号について、日々のろのろと書いているものであります。
現在何度目かの資料収集の詰めをやっておりまして。一例が以下のものです。
54W杯におけるおもな国のGKナンバー
ドイツ ※1テュレク 21クブシュ ※22クビャトコブスキー
イングランド ※1メリック 12バーギン
イタリア ※1ゲッツィ ※12ビオラ
フランス ※1レミテール 2ルミンスキ 3アベ
ブラジル ※1カスティーリョ 21ベルド 22カベソン
ウルグアイ ※1マスポーリ 12マセイラ
※の選手は出場機会があったということです。ソースはこちらから。
これがはたしていつ役にたつのか、それはわたしにもよくわかりませんが…。
まあ背番号がすきですきでしょうがない人間だと思ってください。
(たんなる“しょうがない人間”ではないことを祈ります。)
さて今回Jリーグにエントリーしたのはほかでもない。質問があるからなのです。
どうもGKの背番号ばかり見ていたら、むくむくと疑問がふくれてきましてね。
Jリーグに21番GKが多いのはなぜですか?
当所のお客さまがががさん提供の、J1今季の21番が以下のとおり。
鹿島:曽ヶ端★
浦和:梅崎
名古屋:西村★
大分:松橋
川崎:吉原★
FC東京:阿部★
G大阪:加地
神戸:茂木
清水:西部★
柏:南★
京都:水谷★
横浜:高桑★
大宮:江角★
新潟:野澤★
磐田:松井★
千葉:中牧★
東京V:高木★
札幌:平岡
★の選手がGKですね。総勢18人中なんと13人!
これだけの数になれば、日本の21番はGKナンバーといっても過言ではありますまい。
で、これが代表となると…W杯本大会のGKがこうなります。
98W杯 1小島伸幸 ※20川口能活 21楢崎正剛
02 1川口能活 ※12楢崎正剛 23曽ヶ端準
06 1楢崎正剛 12土肥洋一 ※23川口能活
02W杯以降はオーソドックスですね(正GKにフランスとおなじにおいが…)。
とくに21番をGKにあたえているようではありません。
これをみればわかるとおり、12番がカギなのではないかと思います。
浦和の堤選手のような例外をのぞけば、Jリーグに12番はほとんどいませんから。
とはいえ12がつかえないとしても、なぜ21番になるのか…わかりません。
Jリーグ通にとっては常識なのでしょうか? それともたまたま?
21番GKの謎。既知のかたはぜひ当所にお知らせください。
<お礼>
がががさん、先日はどうもありがとうございました。
お礼になりますか。こちらをどうぞ。
posted by shousetsu |19:27 |
何番? |
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2008年11月25日
ロナウドに9番をゆずる際、サモラーノが選んだ1+8。
18番について述べるときかならずあげられる、あまりにも人口に膾炙したエピソードです。
もちろん18番はFWに限定される背番号ではありません。
あるいはたとえばクリンスマンのように、あえてこの18をつけるCFもいます。
だけどやっぱり18はFWの代用ナンバーですよね。
ユベントス時代のコバチェビッチなんかが典型でしょうか?
まさしくジョーカーというあつかいでした。むろん本人は不満だったでしょうけど。
今回はそんな18番にふさわしく、なんともしっくりこないFWをご用意しました。
まあ彼らがしっくりこないのは、それぞれ理由がちがうんですけどね。
まずはバイエルンの18番から。ミロスラフ・クローゼその人です。
彼は02W杯で一気に名を売った選手ですね。例のサウジアラビア戦。
背筋のバネを感じさせるヘディングだけで、彼はハットトリックを達成したのでした。
おかげでしばらくは「高いけど、ただそれだけ」なるレッテルを貼られることに…。
しかしまあ、それもずいぶんむかしの話になりました。
近年はすっかり、うまいことはなんでもできる選手になってますからね。
バイエルンにおいてもかかせない前線の駒クローゼ…なのですが。
さて彼のなにがしっくりこないのか? それはもちろん背番号18が、です。
なにせクローゼは11番でおなじみの選手ですからね。
カイザースラウテルン在籍当初は25番でしたが、その後まもなく11番を獲得。
04-05に移籍したブレーメンでも当然のように11をつけていました。
ドイツ代表でももちろん11番。
そんなクローゼお気にいりの11番。バイエルンではポドルスキーがつけています。
ポドルスキーにしてみれば、11なんかよりスタメンの座がほしいのでしょうが…。
リバプールのカイトも18番をつけたFWです。
彼はもともとフェイエノールトの点とり屋として注目をあつめました。
フェイエ在籍3シーズンは、常に年20ゴールを奪っていましたからね。
その実績をひっさげて、06-07リバプールに参上!
ここでもクラウチらとの競争に勝ち、コンスタントに年10ゴール超えを達成しています。
いわずとしれたリバプールの中心選手…なのですが。
まあカイトに対する違和感は、みなさんいわずともおわかりでしょう。
いまや彼は完全に右サイドの選手。FWという肩書をわすれてしまいそうですから。
いやまったく予想だにしませんでした。フェイエ時代の彼からは考えられぬ転身です。
エゴイスティックとはいいませんが、フェイエのときは得点に専念している印象でした。
たしかにフェイエにはカルーやカステレンといったすぐれたウイングがいました。
彼はゴール前の仕事に没頭していればよかったのやもしれません。
それにしてもリバプール加入一年目にしてはやくも利便性を発揮し、F・トーレスがやってくるや右サイドもお手のものとは。ペナントの立つ瀬がないじゃないか…。
うーん、こんなに器用な選手だとは思わなかったなぁ。
さてそのカイト。フェイエノールトでの彼の背番号は7でした。
7番といえばサッカー界では右サイドをさすナンバー。
おお、まさかこんなにはやくから彼の未来が示されていようとは!
いやもちろんそんなワケはありません。だけど無視するにはおしい偶然なのであります。
さて有名どころの選手がふたり続きましたね。ここらでとんでもなくシブい18番を。
その名もエミリアーノ・ボナッツォーリ。サンプドリアの長身CFです。
とはいえ彼は18番でとおった選手ではありません。今季もたまたまつけただけでしょう。
なんせ彼はかつて紹介したダンナ同様、まあ背番号には節操のない男なのです。
サンプでは今季から順に18・13・20・18。前所属レッジーナでは21と8。
その前のパルマでは11番でした。ちなみに同時期、パルマには11だいすきジラルディーノが。
当時はただのヒヨッ子でしたけどね。ジラルディーノはその際18番をつけていました。
ホント代用FWには便利なナンバーです、18番。
まあ彼の場合18に違和感はありません。知名度には相当のひらきがあるでしょうけど。
「じゃあなんで選んだんだ!」と問われれば…それは気になるからとしかいえません。
一挙手一投足に注目しているというワケではありませんけどね。
一年に一二回、プレーしているすがたをみるとホッとする。そんなトコロです。
なんか身近というか、等身大の選手なんですよね。いやデカイんですけど。
中村選手のおかげでレッジーナのころから見ていることもあり、なじみという印象でして。
正直得点のニオイがする男ではありません。得意のヘッドも枠に飛んだイメージは…。
ですがそんなところも「あいかわらずやっとるな」と思える人なのです。
みなさんにもいませんか? 同級生のように身近に感じられる選手というのが。
わたしにとってはボナッツォーリが、そんな等身大の男なのです。
<おまけ>
たまにはこんな曲を。
彼女は等身大の感覚を表現されるかたです。
posted by shousetsu |16:09 |
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2008年11月21日
臨時稿です。ガラにもなく分析なんぞしてみました。
ふだん当所をご覧のかたは静観なさるか、いっそスルーしていただければさいわいです。
先日わたしがおせわになっているブログが、たてつづけに土足で踏み荒らされました。
それを俯瞰でながめていたところ、なにやらパターンが見えてきたんですね。
今回はその法則を分析したものなのであります。
アラシのみなさんも参考になりますか、ぜひご覧あれ。
まずは初期段階。たいていの場合、かんたんなののしりの言葉からはじまります。
たとえば今回のエントリーに対してなら
「うわキモチワルイ。なにコイツ」とか
「しろーとなんだよねえ、こういうゴタクならべるのって」とか
「まあココの管理人は、ふだんから背番号とかいってるイタイやつだから」とか
「つーかさ、そもそもサッカー関係ねえじゃん」なんて言葉が予想されます。
もっとも、最後についてはあたっているような気もしますけど。
なんせ当方こんな記事すら書いているくらいですから。
にもかかわらず心やさしきスポナビ事務局さまから、故障を申したてられることもなし。
ならばこれまた有用なことではないかと、筆をとったしだいなのであります。
話が横道にそれました。シンプルなののしりが来たところでしたね。
このテのコメントというのは、一件出てくると堰をきったように後追いがくるんですよ。
なんでしょう? なにか安心でもするのでしょうか?
…まあひとりの地道な作業という可能性もあるでしょうが。
いずれにせよこの段階でおさまるのであれば、さしたる問題にはなりません。
こういうコメントに対し、筆者あるいは別のかたが対応されたとします。
するとここから次の段階に発展する可能性がでてくるんですね。
今度は一転、長文攻勢。
具体的には記事本文、または筆者その他のコメントを執拗に追いまわすやりくちです。
このタイプはまともに返せばまた長文。時間があけば「無視するな!」と言ってくる。
なかには「わたしの質問に答えられていません」なんてのたもう強敵も。
これは翻訳すれば「だれもボクのいうこと聞いてくれない」ですかね? うわ青くさい。
そうはいってもねえ。つまらん文章には反応しづらいものですから…。
とはいえ彼らが書くのは長文。言葉のはしばしを切りとるのだから時間もかかります。
このスペースをうめるのが「職業的アラシ」とでも呼ぶべき存在でして。
このタイプは本文なんか読みやしません。直近のコメントを目で追うだけ。
そして混乱だけを目的に、手あたりしだいチャチャをいれてくるワケです。
その場の破壊だけがねらいなのですから、とうぜん手段をえらびません。
いいがかり、名なし投稿。あるいは他者の名をよそおう“カタリ”。なんでもありですね。
これがワラワラわいてくると、もう収拾がつかなくなってきます。
しかし実際よくできたシステムです。すばらしい!
本文やコメントをきっちり追うなんざめんどくさい(あるいは、できない)ですからね。
自分にやれぬことはひとに任せる。そして自分は自分の仕事を黙々とこなす。
すなわち時間とスペースをつぶして、懸命にかきまわすというワケ。
サッカーでいうなればこのポジションは…と、これはあまりに無礼ですね。やめときましょう。
まあだいたいにおいてこんな具合に、語り場の破壊は行われるのです。
よくきたえられてますよ。連絡もなしにこんなことやってのけるのですから。
(めいめい連絡をとってたとしたら、それはそれで大笑いですけど。)
しかしまあすぐれているとはいえ、裏をかえせばあきれかえったワンパターン。
攻撃のからくりさえ見やぶれば、対応を考えるゆとりも生まれてきます。
まず初期段階。
これは各管理人さんに一任するほかないでしょう。他人がとやかくいってもしかたない。
まさかこの程度でへこたれるかたがいるとも思えませんからね。
もしいたとしたら…それは移籍をオススメします。
スポナビは当たりの激しいリーグ。その緊張感もまた魅力なワケですから。
そしてこれは事務局さまへの提案なのですが…。
この段階でのコメント削除は危険です。彼らはだれが削除したのか知らないのですから。
おそらく最もたちの悪いプロ連中は、この段階で対象にチェックをいれてるでしょう。
理由はどうあれ削除となれば、彼らはそれを“逃げ”ととらえるにちがいない。
サッカーにかぎらず勝負事なら同じですね。背を向けた者を狙い撃ちしてきます。
もっとも、こんな不公平なルールで“勝負”と解釈する連中もどうかと思いますが…。
まあいってもしかたのないことですから。
さてこの初期段階を経て、運悪く次のステージへ発展したとします。
事実当所にののしりがきたら、わたしなんぞ皮肉でからかうにちがいない。
絶対悪化させちゃうタイプですね。こんなエントリー書いてるくらいですし。
まああたたかいかたがたが支えてくれるので、今のところそんな心配はいりませんけど。
おっとまたまた横道にいってしまった。次の段階にすすみます。
しつこい長文と、場合によってはプロがやってくるパターンですね。
まず長文についてですが、これは無視してかまわんでしょう。
あるいは読んだそぶりをみせずに返信してみるとか。
発言する自由は当然ありますが、それを聞く義務などだれにも存在しませんから。
これは双方向にいえます。ブログでなに書こうと勝手だが、読むのはむろん読者しだい。
読ませる魅力のないものは切り捨てられてしかるべきでしょう。
誠実な対応ではない? そういうムキもありますかね。
実際現場にもそんなバランスをとろうとしたコメントがきそうです。
でもまあ心配ご無用。そんなことは当事者どうしが判断することじゃない。
静観している読み手こそが判断すべきことですから。
真摯な言葉をすげなく処理していれば、ほうっておいても読み手は離れていきます。
どうしてもひとこといいたい場合は、コメント欄ではなくメールのほうがよいでしょう。
さてさて最後にわたしのいう「職業的アラシ」ですが…。
これもうっちゃっておきましょう。中身のあることはどうせしゃべらないんだし。
地道で孤独な作業をやってる人はほったらかすにかぎります。
そのうち飽きるでしょう。彼らがウサギだったらエライことになるやもしれませんが。
…なかには自作自演でやりとりを展開するやからもいますけどね。
なに? 勝手にカン違いするな?
フフ。名前もない、そして“カタリ”をやるキミらの行為をいったいどうやって証明する?
やれるもんなら証拠をみせてください。いずれにせよわたしはそうとらえます。
「犯罪のない社会を」と唱えたところで現実には不可能。アラシもまた同じ。
ならば対策は練れぬかと考えたのですが…捨てておくという平凡な結論にいたることに。
なにも実を結ばぬエントリーになってしまいましたね。
まあどんな放置のしかたをするのか。そこに各管理人さんのウデが試されるのでしょう。
さてここまで言ったからには、アラシのかたもパターンを変えてくるでしょう。
わたしの知らぬ新作が見られるのでしょうか? せいぜいたのしみにしておきます。
<おまけ>
この曲は自戒のために。
いつも地に足をつけていたいものですね。
posted by shousetsu |17:38 |
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2008年11月18日
前回の21番はせいいっぱい感傷的に書きました。
あれでもかなりガマンしたんですけどね。まあ感慨深いポジションだったワケです。
さて前回の対象にはしばりがありましたから、書きもらした21番がわらわら勢ぞろい!
今回はよりどりみどりなんですよね。うーん、だれにしよう?
デュガリーがいいかな? テュラムもつかえるな。あるいはヌーノ・ゴメス…。
おっと、いかんいかん。今を見すえた人選をしないと。
…って、ヌーノ・ゴメスはまだまだ現役なんですよね。老けこむには早いんだけどなぁ。
R・マドリーの21番はドイツ人CBクリストフ・メッツェルダーです。
この人はドルトムントでのイメージが強いですね。00-01から六年間在籍しました。
若くして能力を買われた彼は、21番をたいへん好みます。
…というより、彼が21以外のナンバーをつけている記憶。わたしにはありません。
ドルトムント、R・マドリー。そしてドイツ代表でも21番でプレーしていますから。
ただしR・マドリーでは“プレーしている”とはいいがたい状況ですね。
ケガや調整不良もあって、今季もほとんど試合に出てませんから。
そもそも彼はケガの多い選手なんです。ドルトムントでも出場はかぎられてましたし。
アキレス腱をやった03-04は全休。当然ながら04ユーロには召集されませんでした。
(ちなみに04ユーロの21番はラーム。彼も21がすきな選手ですね。)
その後もひざのケガなどに苦しみ、フルシーズンたたかった記憶がほとんどありません。
どちらかというとW杯やユーロに向けて調整している。そんなイメージです。
いやもちろんそんなハズはありませんけど…。
わたしは彼のことを揶揄したいのではありません。むしろ気になるのはR・マドリーです。
R・マドリーのCB戦略はいったいどうなっているのでしょうか?
彼らには04-05にも、コンディションのよくないウッドゲイトを獲得した過去があります。
正直にいいますよ? わたしはベッカムの話相手を呼んだのかと思いました。
実際ウッドゲイトはR・マドリーでほとんどプレーしませんでしたしね。
(その後彼はミドルスブラで調子を取りもどし、スパーズに引きぬかれるまでに回復。)
そのくせ03-04にはG・ミリート獲得をどたんばで破談にしたりしています。
理由はヒザの古傷が発覚したからとのこと…。
いやいや、ここまでわらえないジョークというのもめずらしいですな。
イングランドの21番は新進気鋭の若者に多いですね。
チェルシーのカルーにリバプールのルーカス。アーセナルの控えGKファビアンスキーやユナイテッドのブラジル人RBラファエウなどなど。
(双子のLBファビオは、いったいどうしてるんでしょう?)
彼らをならべて気づくのは、そろいもそろって外国人だということ。
さすがはプレミアビッグ4。国際色豊かな陣容ですねえ。
そんななかわたしが挙げる21番がレオン・オズマン。エバートンのMFです。
名前をみればわかるとおり彼はトルコ系です。生まれも育ちもイングランドですけどね。
ユースはえぬきである彼は04-05からずっと21をつけている選手…なのですが。
まあ正直いって彼本人というより、エバートンというクラブのほうに興味がわきます。
数年前までの典型的なプレミアのチーム。そんな感じなんですよね。
監督がスコットランド人で、主力選手には英国系がのきをつらねる。
外国人選手もオーストラリアやナイジェリア。その他英語圏出身者がハバをきかせる。
攻撃の軸アルテタはスペイン人ですが、彼もレンジャーズで名をあげた男ですしね。
…別にビッグクラブの補強方針を批判しているワケではありませんよ?
彼らがつれてくる選手たちがいなければ、プレミアは味気ないリーグになることでしょう。
ようは比較対象としての存在意義です。似たものどうしだけではつまらないですから。
今季の彼らがCL圏内に食いこむようであれば…うーん、やっぱむずかしいかな?
さてもうひとり21番がすきな選手を。トマシュ・ウィファルシその人です。
彼はチェコ代表のCBですね。ハンブルクとフィオレンティーナでおなじみでしょう。
もっともフィオではRBもやりましたけど…わたしの印象は安定をもたらすCBですね。
あれ、なぜでしょう? どういうわけか目の前にテュラムがよぎったような…。
まあそれはともかく、彼も21番に執着する選手として著名です(わたしにとっては)。
HSVにフィオレンティーナ。前記両クラブでも代表でもいつも21番。
もちろん今季移籍したアトレティコでも…って、ああ!
なんとウィファルシが21番じゃない! コロンビア人ペレアが21を継続している!
ウィファルシの背番号は…17? そ、そんな番号ルイス・ガルシアにでもつけさせんかい!
だいたいサイドのキミが9番とは納得いかない…と、いけね。取り乱すトコでした。
いやいや背番号のことになると当方、てんでみさかいがなくなるものですから。
あらためて見てみると、おそろしくつかみどころのないラインナップですねえ。
これはおそらく、前回の21番がトップ下に固執したからにちがいない。
まあしかたないさ。当所の宿命だよ、しゅくめい…。
<おまけ>
そういえば今夜は、ビリー・ジョエルが東京ドームでコンサートを開くんでした。
うーん、あの曲もやるんだろうなぁ…。
というわけで、今回はコレいってみましょう!
posted by shousetsu |16:43 |
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2008年11月14日
このナンバー、当所でとりあげた最初の背番号なんです。
そのときの反応でおしえられたのは、マイケル・ジョーダンは偉大! ということでして。
(先日もとあるかたから、彼の23番と45番について熱心におしえていただきました。)
そんな印象があったのですが、はて前回はなにを書いたのかな?
…と、あらためて前回の23番をふりかえってみたのですが。うーん、ヒドイなぁ。
ノチェリーノにサルバトーレ・ランナか…。マイナー志向にもホドがある。
23といえば有名な選手がいくらでもいるんですけどね。
かつてはベロンやアルベルダも背負った23番。さてビッグネームはだせるのでしょうか?
リヨンの23番はコートジボワール人、カデル・ケイタがつけています。
この人は右サイドのドリブラーですね。リール時代にCLで知られた選手でした。
移籍一年目の昨季はやや微妙な仕事ぶりでしたが、今季は追い風が吹いています。
今季のボスはクロード・ピュエル。リール時代からケイタとはなじみの監督ですからね。
ケガもいえ戦線にも復帰したケイタ。
ここ何年かCLでくすぶっているリヨンを、彼が高みに導くことになるのでしょうか。
さてそのケイタ。彼はリールでもリヨンでも23番でとおしています。
その前歴の背番号についてはわからないのですが…。なんせ彼のキャリアはこうです。
アフリカスポーツ(コートジボワール)→エトワール・サヘル(チュニジア)→アル・アイン(UAE)→アル・サード(カタール)→リール→リヨン
現在27歳のケイタですが、ここにたどりつくまでには紆余曲折があったワケです。
当方の調査が追いつかないくらいの…。
ま、まあそんなわけで、おそらくは23番を気にいっているであろうケイタ。
ところが彼、コートジボワール代表ではちがう背番号をつけているんですよね。
06W杯、08アフリカネイションズ杯。ケイタが背負ったのは18番でした。
なにやらこのあたり、謎のフランス代表を思わせるものがありますが…。
もっともこれには理由があります。コートジボワールの23番は毎度GKのものですから。
ドンジリナンバーをGKに与えるのは日本代表でもおなじみで…。
ん? 代表の23番?
02W杯以来、主要大会の登録メンバーは23人に増やされました。
これってけっこうすごい改革だったんですよね。
22人という登録ルールは、かれこれ半世紀ちかくつづいていたワケですから。
そしてこの新設23番の使い道に各国代表の色がうかがえるのです。
たとえばドイツ代表の23は控えGKナンバーになりました。
「ドンジリナンバーは控えGK」の伝統を踏襲したんですね。
フランスやスペインもこのパターンに該当します(フランスは正GKだったりしますが)。
これに対しイタリアは、23番だいすきマテラッツィが独占。
控えGKは基本的に22のままです。(オッドがつけたりもしましたが)。
イングランドもGK22番を継続。23は最後の一枠にすべりこんだ選手がつけます。
02W杯ではダイアー、04ユーロのときはバッセル、06W杯の際はウォルコット。
はたして10W杯のときは、だれが23番をつけているのでしょうか?
今季ブラックバーンで23つけてるあの選手だったら…ウォルコット以上の衝撃だろうなぁ。
バレンシアの23番はポルトガル人RBミゲウです。
昨季のバレンシアはフロントも現場も大混乱。当然のことながら成績もさっぱりだったわけで。
ミゲウのほうもまったく意気あがらず。あやうくクラブから放出されるところでした。
今季はクラブの復調にともない彼も復活。バレンシア不動のRBとして活躍しています。
うーん、あまりクラブと調子をシンクロさせるのも考えものですねえ…。
ところでこのバレンシアの23番。これがまたなかなかに因縁のある背番号でして。
これを語るにはミゲウの先代RBで、やはり先代の23番だったクーロ・トーレスにご登場ねがわねばなりません。
クーロ・トーレスがポジションを獲得したのは01-02のこと。背番号は23でした。
ところがその後、彼はたびたびケガになやまされることに…。
05-06、クラブは新たなRBとしてミゲウを獲得したのです。背番号はRBらしく2番。
ところがこのミゲウも23がすきだったんですね。ベンフィカ時代も23番でした。
07-08にクーロがムルシアに去るやいなや、2番をほうり捨てて23に乗りかえたのです。
そんなこんなでバレンシアの2番は、えらく軽い背番号になってしまいました。
今季はほぼ構想外ながらクーロが復帰(移籍先が見つからなかったのでしょう…)。
そんな立場の彼が2番を与えられているのですから。
かつては長身CBペジェグリーノが背負った2番(ベニテスのとなりにすわってる人です)。
あまりレギュラーナンバーを軽くあつかうのも問題だなぁ。
けっきょく出てきたのはケイタにミゲウ…。もっと有名な選手いますよね?
三つ子の魂なんとやら。始めたころから発想がちいともかわらんとは…。
みなさん、23番と聞いて巨人の上田がうかぶような大人にはならないでくださいね。
<おまけ>
わたしの初期エントリーだけ読まれるのもアレなので、スポナビでお世話になったかたのも載せときます。
急にボールは来ないで。
リフティングができなくて
紅きダニューブ
人に歴史あり、文章もまたしかり。
…オレもちっとはかわらんとイカンなぁ。
posted by shousetsu |16:24 |
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2008年11月03日
「舞台は再び一九九〇年七月三日のナポリへ。午後八時、イタリア対アルゼンチン戦の試合が始まった。試合前に両国の国歌が流れたときには、おずおずと控えめな拍手をしていた観衆も、試合が始まるとイタリア代表を応援する姿勢を明確にした。しかし、その一方で、マラドーナのプレーに対しても惜しみない声援を送り、決してマラドーナへの愛を裏切っていないことを示した。」
第五章「再び、イタリア対アルゼンチン」の冒頭です。
やれやれ、ようやくマラドーナに帰ってまいりました。長かったなぁ…。
そんなわけでこの試合についてはもういいですよね? みなさんご存じでしょうし。
結果だけいえばアルゼンチンがイタリアを下しました。
ナポリ市民のこの試合に対する反応について、北村さんはこう書きます。
「スタジアムの観衆がともあれイタリア代表を応援したことによって、…イタリアの北・中部の人々がナポリ市民に抱いた疑惑、疑念も、ひとまずは解消された。もっとも、ナポリが「イタリア」を裏切るかもしれないという予想自体が、この町に対する無理解から生まれたものにすぎない。ナポリは第二次世界大戦後もネオファシズムの運動が根強く存在し、イタリアのなかでもナショナリズムへの傾斜が強い町なのだ。」
まあたいていの場合、疑いをもつがわにはうしろめたさがありますからね。
北が考えるほど南は単細胞ではなかったということなのでしょう。よくも悪くも。
このあとイタリアはきもちよく憎悪をマラドーナに集中し、決勝の地ローマで彼を葬ることになります。北村さんいわく「凡庸で退屈な試合」の結果に狂喜しながら。
さてここにいたって北村さん、ようやくマラドーナについて述べはじめる…のですが。
ところでみなさん、マラドーナをひとことで形容すると何になります?
スーパーな彼を知っていれば“すごい”の一語でじゅうぶんかもしれない。
彼の引き起こしたさまざまなトラブルの印象が強ければ“愚か”かもしれない。
いやいやそんなトコもふくめて“にくめない”ってかたもいることでしょう。
わたしはマラドーナ、“コワイ”んですよ。
「唐突になにをいいだす?」 おおせのむきごもっとも。
そうですね。ともかくも北村さんにとってのマラドーナを見てみましょうか。
北村さんはこのW杯期間中のマラドーナのコメントをいくつか拾っています。
「ナポリの人たちがイタリアを応援するのは間違いないさ。僕たちのアルゼンチン代表にも、敬意を払ってくれるだろうけどね。ただ一つ残念なのは、ナポリの人たちがイタリア人として振舞うように周りの人たちから強要されていることだね。」
「みんなで寄ってたかって、僕とナポリの人たちとを敵対させようとしているんだ。イタリアがワールドカップで勝つためにね。でも、そんなこと、できるかね?」
「ナポリ人(partenopei)に対するひどい人種差別(razzismo)があるって、いまさら言わなきゃいけないのは情けないよね。ナポリはイタリアに決まっているのにね。」
「リーグ戦で優勝したことで、マラドーナに対する反感が一気に高まっちゃったね。そのツケを払うのが、アルゼンチンというわけさ。排外的愛国主義(ショーヴィニズム)は嫌いだね。僕はだれに対しても敬意を払っているよ。」(注 最後のカッコ内はふりがな)
『ナポリのマラドーナ』を読み進めてここにいたると、背筋がゾッとするのを覚えます。
まるで今までのおさらいをするかのような彼のコトバに。
イタリアの南北によこたわる矛盾。そのただなかにいるアルゼンチン人としての自身。
彼はそれらのことをおそろしく客観的に見つめながら、コトの本質を見せつけたのです。
「もちろん、彼が社会問題を暴露するためにサッカーをしていたはずがない」と北村さん。
「だが、彼がプレーをするだけで、…社会の問題点や矛盾があらわになってしまうのである。」
そんなマラドーナに、北村さんは“トリックスター”なる称号をあたえます。
トリックスターとは「神話や民話にしばしば登場する、策略を用いて狡猾に立ち回るかと思えば、いたずら好きが高じて失敗を繰り返す道化的な英雄のこと」なんだそうで。
なんとなくわかる気もしますが、とりあえず説明を聞きましょう。
トリックスター・マラドーナについて北村さんは次のように述べます。
「マラドーナはきわめて理知的であり、自分の周囲の状況がよく見えている。サッカー選手としての栄達も、理性や見識がなければ得られなかったであろう。その一方で、麻薬や賭博におぼれて、サッカー選手として得た栄誉や富を簡単に失っていく。こうした矛盾に満ち、一貫性を欠いた振舞いは、トリックスターとしての要素の重要な一部をなしている。
けれども、マラドーナがトリックスターと呼ぶにふさわしいのは、彼がサッカーという「いたずら」をしているにすぎないときに、その「いたずら」が既存の秩序の抱える矛盾を暴露し、秩序を転倒させるかのような状況を生み出してしまうからである。」
前半については説明不要ですね。気になるのは後半部分です。
マラドーナのプレーによって、イタリアやアルゼンチンがかかえる問題がさらけだされた。
そしてそれは国家イタリアの解体すら想像させる事態に発展した。
北村さんはそんな現象をまざまざと見せつけられたワケです。
アルゼンチンにマラドーナがいなかったら。あるいはナポリにいたのが彼ではなかったら。
イタリア対アルゼンチン戦は第一章のような事態をひきおこしたでしょうか?
わたしもそうは思わないんですよね。
マラドーナにはサッカー選手というワクをこえたふしぎな能力があるのです。
好感も憎悪も一手に引き受けて世間の興味をひく、なんともアヤしげな力が。
「マラドーナのもっている特異な資質が、ワールドカップの試合をサッカーとは異次元の政治的・社会的空間に導いていったように思えるのだ。」
北村さんのこのコトバ、わたしも同感です。
北村さんにとってマラドーナを評するコトバは“トリックスター”でした。
ところでマラドーナは、みずからの力をどう推し量っているのでしょうか?
もっといえば彼の意思をその力にのせたらば、どんなことが巻き起こるのでしょうか?
…わたしがマラドーナを“コワイ”と感じるのはそんな疑問を呈したときです。
マラドーナには21世紀の独裁者になれる可能性がある。わたしはそう思ってますから。
もっともそれは、代表監督として成功するより低い確率かもしれませんけど。
北村さんはあとがきで次のようなエピソードを紹介しています。
「サッカー・ワールドカップ、南部問題、アルゼンチンのイタリア移民。こうしたトピックを絡めて一冊の本を書こうとしている、とイタリア人の友人に話したところ、「お前は百科全書でも書くつもりか」とあきれられたことがある。」
まったくもって友人氏のいうとおり。
たかだか二百ページ。しかもこの文字の大きさでコレをまとめようというのですから。
おそらく北村さん、用意した資料や反証の多くをボツにせねばならなかったことでしょう。
学者としては泣く思いだったハズです。事実自身の仕事を無謀とも評していますから。
だけど北村さん、こういうんです。
「それでも、日本では馴染みの薄いトピックを提示する際には、本書のようなスタイルが有効であるはずだという自負もある。」
かっこいいぞ北村! すばらしい知的娯楽を提供していただいたことに感謝します。
ところで…。
この第五章には南イタリアのその後、および今後の展望についても書かれています。
ですが今回それについては割愛しました。
なぜ? それはもちろん『ナポリのマラドーナ』を読んでもらわにゃなりませんから。
posted by shousetsu |16:45 |
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