2008年04月25日
毎度のお話をさせていただきます。ノンキな背番号語りでございます。
時事問題をシャープに斬るエントリー群のなかで完全に浮世ばなれした当方の雑文でありますが、なぜかわたしにも日々の生活というものがありまして。
先日テレビを見ていましたら、なにかのCMで岡江久美子さんが出ていました。
そのときうっかり「かわいいなぁ…」とつぶやいて以来、友人たちとのあいだに大きな距離をつくってしまったわけなのであります。
まあわたしはガキに“かわいい”とは言いません。子どもが幼いのはあたりまえです。
それより立派なおとながふとした瞬間に見せる愛嬌のあるしぐさ。
それにこそわたしは“かわいい”という感情を覚えます。
おや、みなさんとのあいだにも距離ができましたかな?
まあ好き嫌いというのは人それぞれなのでしかたありませんが…。
そんでもって本日は77番です。パルマ時代のブッフォンの背番号ですね。
そしてこれまた好き嫌いがハッキリ分かれる番号かと思います。
先日いただいたご返答でも、こういう大きな番号に不満をもたれていた方がおられました。
実をいえばわたしも好きじゃありません。
ルカレッリの99やアネルカの39のように見慣れてしまえばとも思うのですが…。
ところでこの77は、1977年生まれの選手がつけることが多いようです。
アタランタ出身で1977年4月23日生まれの双子、ゼノーニ兄弟の例を見てみましょう。
クリスティアン ダミアーノ
00-01 アタランタ 26 アタランタ 19
01-02 ユベントス 14 アタランタ 19
02-03 ユベントス 14 アタランタ 77
03-04 サンプドリア 77 アタランタ 77
04-05 サンプドリア 77 アタランタ 19/ウディネーゼ 7
05-06 サンプドリア 77 ウディネーゼ 7
06-07 サンプドリア 77 ウディネーゼ 3
07-08 サンプドリア 77 パルマ 2
兄貴のクリスティアンには77がほぼ定着。弟のダミアーノも一時期つけてますね。
ダミアーノの場合はどうもとりあえず77番をつけたような雰囲気ですが…。
というのは彼が77に変更したこの年は期待の新戦力ガウティエーリが19をつけ、ガウティエーリが移籍するやいなや彼は19番に戻してますからね。
そして同じようなニオイがするのが今季のトリノの77番、ステッローネです。
昨季はほぼレギュラーだった彼ですが、今季トリノは前線に大型補強を敢行しました。
レコバを筆頭に、ディ・ミケーレ、ベントラ、ブエラノビッチ…。
経験豊富な面々がそろえられたのであります。…大黒選手、完全に無視されとるなぁ。
ステッローネも立場は同様。昨季までの11番は玉突きのように奪われ、77番をつけることになったのです。彼も77年生まれですからね。
当然序盤は出場機会がほとんどなかったのですが、1月以降レギュラーを奪還。
現在はクラブを降格から救うべく、トリノの前線を走りまわっています。
彼は来季も77番なんですかねえ。わたしが彼ならクラブに9番を要求しますが。
今季好調のジェノアで中盤の舵取りをしているオマール・ミラネット。彼も77番です。
ミラネットの仕事ぶりはすばらしくてよいのですが、じつは彼の生年は1975年。
こういうのは年齢詐称というのでしょうか?
もっともミラネットの場合は単純に7が好きなだけのようです。
以前所属していたモデナ、ブレシアでも7番でした。ボランチのくせに。
ところが06-07に加入したジェノアでは、右サイドのマルコ・ロッシがレギュラーで7番。
どうみてもロッシのほうが適正ですからね、ミラネットは77で妥協したもようです。
うーん、7にこだわりがあるのはわかるのですが…インスタント感がただよいますねえ。
CLでの冒険は終了したフェネルバフチェ。今後はリーグのタイトル防衛に挑みます。
このクラブはジーコを敬うブラジル人たちで有名ですが、その一方でジーコに認められたトルコ人の若手もまた存在します。
そんななかの一人がギョクハン・ギョニュル。85年生まれのRBで、77番をつけてます。
開幕時点ではレギュラーではありませんでしたが徐々にジーコの信頼を勝ち取り、CLでも7試合で先発出場を飾りました。
ジーコの彼に対する評価はかなりのものです。
「能力・性質ではカフーと同等。経験を積めばカフーになれる」とのこと。
ジーコといえば鹿島ですが、あそこにも若い優秀なRBがいますね。
彼を今ジーコが見たらなんというのかな?ちょっと興味があります。
ただし背番号に限れば内田選手の完勝です。
2番はルガーノがつけてるから無理としても、もうちょっとなんとかならんかなぁ。
ギョクハンもかりにもレギュラーなら、来季は77つけてたらダメだろう…。
やっぱり好き嫌いはどうにもなりません。わたしは77番にはなじめないようです。
若いおネエちゃんは顔も名前もわからんしなぁ…。こちらもやっぱりダメなようで。
なおついでながら…。
若い女の子との接し方なら当所唯一のリンク先へどうぞ。
彼はなにかとお詳しいようですので。
アーセナルに目覚めたり、マリノス党になったりしても当方責任はもてませんが。
(いいのかなぁ、こんなオススメのしかたで…。)
posted by shousetsu |16:21 |
ナンバー |
コメント(4) |
トラックバック(0)
2008年04月22日
ピーター・ミルワード著、松本たま訳『ザビエルの見た日本』に、ザビエルのこんな手紙が紹介されています。1549年11月5日付、マラッカの司令官にあてたものですね。
「大坂は海港で、日本の商業の中心地で、ミヤコから船で二日の距離です。…そこに何軒か倉庫を建て、日本の貴重な金属と、中でも銀や金と交換するためにインドとヨーロッパから来る商品を保管しておくことができます。銀や金などはこの島々のほぼ全域からこの国ではいちばん大きなこの港へ大量に運ばれてきます。」
うーん、商売のハナシですか。宣教師サンにもいろんな仕事がありますなぁ。
まあ遠い異国の地で生活するには、スポンサーさんのゴキゲンはとっておかないとねえ。
それでは20番です。この番号はなんといってもレコバでしょうね。
もっとも今季はトリノで4番なんてヘンテコな背番号つけてますが。
ところで今季のセリエAでがんばってるクラブといえば、どこが浮かびますか?
ローマ、フィオ、サンプ、ウディネ、ジェノア、ナポリ…候補はいろいろありますね。
しかしわたしはシエナを推したいと思います。もっともほとんど見てないんですけど。
それにしても残り4試合で降格ラインとは8ポイント差の13位。ほぼ残留決定です。
毎年ギリギリまで降格争いしてた身には望外の成績でしょう。
そんなシエナの20番がトマス・ロカテッリ。
この人はボローニャの印象が強いんですよねえ。その頃からやはり20番でした。
とはいえロカテッリにも10番への想いがあったようです。
永遠のアイドル、シニョーリが去った04-05に10をつけてますからね。
ところがそのシーズンボローニャは降格。翌05-06にシエナに移籍したのです。
ここでもキエーザ大先生が10番にデンとすわっていたので、やはり20になったワケです。
そんなロカテッリですが来季は転機かもしれません。インテル移籍がささやかれてます。
まあどうせベンチ(あるいはベンチ外…)が指定席になるでしょうが、せめて背番号はお気に入りの20か夢の10番にしたいところ…と、おお!
奇遇にもレンタル中の超大物二人の背番号ですね、10も20も。
ロカテッリの運命は彼らの動向しだいかもしれませんなぁ。
シエナの充実に比べ、今季も消化不良に終わりそうなクラブがブレーメンです。
CL、UEFA杯、DFB杯…ブンデスリーガも含めすべて中途半端に敗退しました。
CLのR・マドリー戦なんかは見事だったんですけどねえ…。
すくなくともわたしは、シャルケよりはホメてあげたいクラブです。
そのブレーメンの中盤を支えてるのがダニエル・イェンセン。彼も20番ですね。
彼が輝いたのが前述のCLグループリーグR・マドリー戦。
ジエゴ不在のブレーメンの中盤を取り仕切り、見事な活躍をしてみせました。
ジエゴの動向しだいでは、彼が10番を襲名するのかな?
わたしはジエゴにはブレーメンを牽引してもらいたいんですけどねえ。
イェンセンも10よりは20のほうが似合う気がするのですが…。
今季セビージャから古巣アスレティック・ビルバオに復帰したアイトール・オシオ。
セビージャ時代からつけていた20番をビルバオでも背負うことになりました。
彼はリーガでも屈指の色男で、頼れるベテランCBです。
こういう名物男が20番を継いでくれたのはビルバオにとってもありがたいでしょう。
それはもちろんなんといっても、アノお方の印象が強かったですから…。
ついにビルバオを離れたベテランストライカー、イスマエル・ウルサイス。
長くビルバオの最前線に腰をすえていた20番です。
ウルサイスがこんな番号つけてたおかげで、かわりに9番をもらってた若手CFジョレンテは今やすっかり伸び悩んでしまいました。
今季は一時期覚醒したものの、トータルではやはり期待はずれ。
来季は同姓のホセバ・ジョレンテがバジャドリーからやってくるようです。
ウルサイスのような偉大な先輩がいると、後継者はたいへんですねえ…。
さてそのウルサイスですが、引退するのかと思いきやアヤックスに移籍しました。
背番号は8番。うわあ、似合わねえだろうなぁ。
まあしかたありません。お気に入りの20はルーマニア人RBオガラルがつけてましたから。
ストライカーの9番は当然フンテラールのものですし。
そもそも彼を獲得する際アヤックスのフロントが、
「ウルサイスにはフンテラールの控えをやってもらう」とハッキリおっしゃってます。
そのフンテラールはあいもかわらず絶好調で、ほぼ出番のなかったウルサイス。
まあ我慢しなくちゃなりません。ここはビルバオではありません。
言葉も習慣も何もかも違う、勝手のきかない異国の地なのです。
もっともそんなことはウルサイスもちゃんと理解していたことでしょう。
故郷バスクはナバーラの大先輩ザビエルも、異国日本での生活はなにかと気苦労が多かったんですからね。
posted by shousetsu |14:24 |
ナンバー |
コメント(4) |
トラックバック(0)
2008年04月18日
夏目漱石の「満韓ところどころ」は明治42年『朝日新聞』に連載された紀行文です。
学生時代からの旧友で現満鉄総裁の中村是公に招かれ、見聞したものを書いたんですね。
そのなかにこんな一説があります。大連に到着し、親友是公と再会するところ。
「湯を立ててもらって、久しぶりに塩気のない真水の中に長くなって寝ている最中に、湯殿の戸をこつこつ叩くものがある。…まさか赤裸で飛び出して、室の錠を明ける訳にも行かないから、風呂の中から大きな声で、おい何だと用事を聞いて見た。すると摺硝子の向側で、ちょっと明けなさいと云う声がする。この声なら明けても差支えないと思って、身体全体から雫を垂らしながら、素裸でボールトを外すと、はたして是公が杖を突いて戸口に立っていた。」
漱石と是公の仲のよさがうかがえるエピソードです。
お互いエラくなっても、古いなじみとは裸のつきあいができるんですね。
さて16番です。わたしはいまだにこの番号、ロイ・キーンのイメージなんですよね。
しかしそんな固い頭を打ち砕くような16が出てきています。
それがスパーズのウェールズ代表LBギャレス・ベイル。
1989年生まれの18歳。若い!オジサンは頭がクラクラしそうです。
12月に負傷した影響で今季はアウトの彼ですが、なあにいくらでも取り戻すことでしょう。
誕生日が7月16日で、ウェールズ代表デビューが16歳のベイル。
彼には16が根付く選手になってもらいたいものであります。
ところでトッテナムの16番についてなのですが…。
昨季06-07シーズンの16はスイス代表のツィークラーでした。
その前の05-06は韓国のイ・ヨンピョが16番。
おわかりでしょうか?
今季のベイルも含め、いずれもLBが16番を背負っているのです。
どうやらスパーズは16番をLBの背番号にしたもようです。
(あくまでも最近ですよ?昔はイベルセンが16つけたりしてましたから。)
こういうこだわりは嫌いじゃないんだなぁ…。スパーズ地味にやるじゃないか。
ま、当分はベイルの16番を見ていたいんですけど。
ベイルと比べると、すでに風格があるのがローマの16番ダニエレ・デ・ロッシです。
なんせ彼は24歳にしてすでに経験豊富ですからね。
ドイツW杯では4試合も出場停止を食らいながら決勝で復帰。栄光を手にしました。
CLでも去年はリヨン、今年はR・マドリーと下馬評を覆しての勝利をもぎ取っています。
その一方ユナイテッド戦では2年連続で不幸な目にあっていますが…。
若くして酸いも甘いも噛み分けたデ・ロッシですが、背番号の変遷もまたユニークです。
02-03に27番でデビューした彼は、04-05にレギュラーナンバーの4番を獲得します。
ところが翌05-06、なぜか16番に変更してしまったのです。
なんでもローマの下部組織責任者、ブルーノ・コンティの勧めなんだとか。
82年W杯で自分がつけてた番号ですからね、栄光の16番というワケです。
インテルの16番ブルディッソもレギュラーナンバーから16に変更した選手です。
ただしこちらはデ・ロッシの変更とは意味が全然違いましてね。
というのが彼のつけてた3番が、急遽インテルの永久欠番になってしまいましたもので。
2006年9月4日。当時会長だったファケッティが死去し、インテルは彼を追悼して3番を欠番にすることに決めたのです。それであおりを食ったブルディッソは突如16に変更。
現役時代はグランデ・インテルの攻撃的LBだったようなので、ファケッティに3番の印象があったのはわかるのですが、それにしても死んでから欠番にするというのは…。
どうも我々とは永久欠番に対する考え方が少し違うようです。
今季もっとも印象に残らない16番。そんな選手がビジャレアルにいました。
彼の名前はファン・ロマン・リケルメ。ご存知クラシックな“王様”です。
そしてピッチ内外での王様なふるまいゆえに、しばしばクラブと衝突する選手なのです。
02-03にはバルセロナで問題児扱いされ、翌03-04ビジャレアルに放出されました。
そういえばそのとき獲ったクラッキを、バルサはまた放り捨てるようですね。
まあ別れ方なんて人それぞれですから、とくに責めるつもりもないですけど。
ビジャレアルでは王様になれたリケルメですが、06-07にはクラブとの関係が破綻しました。
今季は背番号8も剥奪。形だけ16番を与えられ一度もピッチには立ちませんでした。
そんなゴタゴタにようやく終止符がうたれたのが去年の11月30日。
古巣ボカへの完全移籍が成立したのです。
ここには古くからのなじみがいます。点取り屋のパレルモがいます。
リケルメのために走るイバーラ、バタグリアがいます。
彼に敬意をはらうパラシオ、レデスマ、カルドーソがいます。
彼らに囲まれて10番を背負えば、リケルメも気持ちよくプレーできることでしょう。
偏屈なオッサンとして評判だった漱石が、学生時代からのなじみの是公とは素っ裸で談笑できたんですから。
posted by shousetsu |16:25 |
ナンバー |
コメント(2) |
トラックバック(0)
2008年04月15日
(注)今回はコラムではありません。わたしからみなさまへの質問状なのであります。
当方背番号について、日々えっちらおっちら書いている者であります。
当然毎日なにか使えるネタはないかと聞き耳をたてているわけでして。
先日J-SPORTSのプレミアリーグ情報番組「E.N.G」を見ていましたら、以下のような話題を取り上げていました。
Un-lucky 7 チェルシーの7番は成功しない?
06-08 シェフチェンコ
06 マニシェ
03-05 ムトゥ
00-03 ボハルデ
99-00 デシャン
シェフチェンコを筆頭に、以上のようなリストが挙げられていたのであります。
…実はこれ、わたしにとっては痛恨の出来事でした。
というのも来たる“7番”の際、この話題に触れようと思っておりましたもので。
もっともわたしはデシャンの存在はうっかり忘れていましたし、レギュラーナンバーについて書くのはまだ先のつもりでしたからしかたないのですが。
ただそれにしても、これがボツになってしまったのは実におしい!
無名かつ気の毒なボハルデには、史上有数の給料ドロボーとしてぜひネタになってもらおうとひそかにたくらんでいたのに…。
まあ日常こんなことはよくあります。悔やんでいてもしょうがない。
今日もトボしい知識をおぎなうべく、アンテナを張って情報収集に努めよう!
そう決意した際、ふとよからぬことを思いついたのです。
…自分はのらくらコラムを書いて、いつもみなさまからあたたかいコメントを頂いている。
このさいみなさんからネタを頂戴すれば、オレはずいぶんラクになるんじゃねえか?
さすがにこれは即座に否定しました。それじゃわたしが書く必要がないですからね。
ただみなさんから意見をうかがうというアイデアは悪くないのではないか?
そう思って今回筆を取ったわけであります。
ここまで読んでくださった方、長い前置きご静聴ありがとうございました。
…で、さっそく質問なのですが。
みなさんのキラいな背番号ってなんですか?
わたしの背番号に対する好き嫌いについては当コラムでもちょくちょく触れていますが、それについてみなさんにもうかがおうというワケです。
これは単純にその数字が嫌いだというのもあるでしょうし、あるいはそのポジションにその背番号はどうよ?という場合もあるやもしれません。
わたしがどうにもこうにも気に入らないのがRBの3番なのです。
これの古参組はリバプールのフィナンなのですが、今季はさらにアーセナルのサニャとローマのシシーニョが加わりました。
もちろん背番号のつけかたなんて国によってさまざまなんですよ?
ただそれにしても3番がRBという例は聞かないですし、わたしはなじめません。
やっぱり3番はLBかCBだろ!と思っていたら、ある日シシーニョがなんとLBで先発出場していたのです。
まあこれで背番号は適正になったワケですが、シシーニョのLBってのはどうかなぁ…。
こういう背番号の好き嫌いというのは誰にでもあるかと思います。
そこらへんのみなさまのコダワリを聞かせていただこうというワケでして。
特にシバリはもうけません。なんでもいいので教えてください。
あるいは「オマエにその番号は荷が重い!」なんて過激な意見もお待ちしております。
いつでも何回でもかまいません。
思いついたらその都度、コメントをいれてくださいませ。
それでは。
posted by shousetsu |17:08 |
何番? |
コメント(10) |
トラックバック(0)
2008年04月11日
さておそるべき単なる思いつきで始めたこのシリーズも最終回とあいなりました。
はたして全部読んでいただいた、ありがたくも奇特な方はいたのでしょうか?
最終回はイングランド。プレミアリーグなのであります。
今をときめくプレミアリーグが後回しになったのにはワケがありまして。
だいたい想像がつくかと思いますが、まあブラジル人がいないんです。
いやもちろん、数年前に比べれば確実に増えているんですよ。
それでも他のリーグと比べると、その少なさは一目瞭然。
今季開幕時点で12人。外国人全体の5%にもなりません。
あまりの数字なもので二の足をふんでいたワケであります。
なお些事ではありますがひとつ。
この外国人にはスコットランド・ウェールズ・北アイルランド・アイルランド国籍の選手たちは含まれておりません。
伝統的にプレミアリーグは“英国系”の選手を外国人扱いしておりませんので。
それはともかくさすがにこれでは心もとないですから、今回は禁を破り冬に加入した選手についても取り上げてみようかと思います。
それにしたところで、さあどうなることやら…。
<FW>アタッカンチ
アフォンソ・アウベス(ミドルスブラ)
冬にヘーレンフェーンから加入した彼ただひとり!
のっけから不安だなぁ…。メイヤーと組ませるしかないか。
<MF>メイヤー
アンデルソン(マンチェスター・U)、ジウベルト(トッテナム)、エラーノ(マンチェスター・C)、ジェオバンニ(マンチェスター・C)
アンデルソンは反則かもしれません。
もともとのポジションはここなんですが、イングランドのフラットな4-4-2だとセンターハーフになっちゃうんですよねえ。
スパーズのジウベルトは冬にヘルタから加入しました。
ドイツ編でも取り上げたのでカブってしまいましたね。スミマセン。
この移籍話はメディカルでひっかかって破談になったと聞いていたのですが…。
<MF>ボランチ
ルーカス(リバプール)、ジウベルト・シウバ(アーセナル)、デニウソン(アーセナル)、ファビオ・ロッケンバッキ(ミドルスブラ)
まずまず人はいますね。
若いのもいればゴツいのも。アブないのもちゃんといるな。
<DF>ラテラル
ベレッチ(チェルシー)、ファビオ・アウレリオ(リバプール)
ものの見事に左右に一枚ずつ。
ベテラン・中堅といった年頃ですが、二人そろってやや安定感に欠けるかな?
<DF>ザゲイロ
アレックス(チェルシー)、クラウジオ・カサッパ(ニューカッスル)、ラファエウ・シュミッツ(バーミンガム)
これまたそろいもそろって、スピード対応に難ありのメンバーですね。
まあ優勝候補チェルシーのアレックスはともかく、下位のクラブのCBはからだのぶつけ合いに勝てればいいのかもしれませんが。
<GK>ゴレイロ
なし
やっぱりプレミアにもブラジル人GKはいません。
もっともドイツやフランスとは違って、ココは外国人GK花盛りなのですが。
ひょっとしたら来シーズン、プレミアリーグにブラジル人GKが誕生するかもしれません。
チャンピオンシップで2位につけてるブリストルシティに、アドリアーノ・バッソというブラジル人GKがいるようですから。
…で、クラブ別在籍人数なんですが、今回は全部紹介できそうです。
2人 チェルシー、リバプール、アーセナル、ミドルスブラ、マンチェスター・C
1人 マンチェスター・U、トッテナム、ニューカッスル、バーミンガム
1人や2人で多い少ないを論じてもしかたないのですが、プレミアにブラジル人が進出してきたルートはつかめるようです。
まずは近年CL枠を独占してるきらいのあるビッグ4。
こちらのほうは世界的に展開するスカウト網で若手を、CLで対戦したクラブから即戦力を獲得しているのがよくわかります。
CLに出てるクラブならあたりまえのことで、特にイングランドらしさはありません。
もうひとつはリーグアン経由ルートです。
プレミアにフランス人が多いのはよくご存知でしょうが、実際数えてみるとなんと33人。
プレミアのクラブはブラジル人ではなくフランス人に頼っているのです。
そしてこのフランス人たちが、まんべんなくどのクラブにもだいたいいるんですね。
彼らはいずれかのクラブの引きで、大陸からドーバーを渡ったことになります。
そしてこの流れに沿って、フランスで活躍したブラジル人がやってくるんです。
この例に該当するのがカサッパとシュミッツ。
両者それぞれリヨン・リールとの契約満了のもと、プレミアのクラブに移籍しています。
こちらのほうはイングランドらしい加入のしかたと呼べるかもしれませんね。
<おまけ>
前回できなかったチームづくりです。大量補強が予想されます。
11エラーノ 9A・アウベス
(マンチェスター・C) (ミドルスブラ)
10アンデルソン 7ジェオバンニ
(マンチェスター・U) (マンチェスター・C)
8F・ロッケンバッキ 5ルーカス
(ミドルスブラ) (リバプール)
6F・アウレリオ 3カサッパ 4アレックス 2ベレッチ
(リバプール) (ニューカッスル) (チェルシー) (チェルシー)
※1A・バッソ
(ブリストル)
※12ルビーニョ(ジェノア)
13R・シュミッツ(バーミンガム)
※14アウシデス(PSV)
15デニウソン(アーセナル)
16G・シウバ(アーセナル)
17ジウベルト(トッテナム)
※18デイビッジ(フェネルバフチェ)
ふぅ…終わりました。五連投はしんどいです。誰に命令されたわけでもないのですが。
毎日更新されている方というのはもう怪物ですね。わたしはちょっとお休みします。
またそのうち週2ぐらいで、ノンキな背番号のお話をさせていただきます。
…なんせ手元に原稿がひとつも残っておりませんので。
posted by shousetsu |16:24 |
何番? |
コメント(6) |
トラックバック(0)
2008年04月10日
今日のお題はリーグアンのブラジル人。
こちらはブンデスどころじゃない、トップスターはおろか中堅どころから将来有望な若手まで、我れもわれもとヨソの国を目指すリーグであります。
そんな踊り場リーグアンのブラジル人は33人。
外国人全体の約17%にあたります。ちなみに外国人は全部で195人。
ステップアップのためのリーグにしては外国人が多いですよね。
この点についてはあとで触れます。
例によって例のごとく、冬の移籍を無視したデータであります。
<FW>アタッカンチ
フレッジ(リヨン)、イラン(サンテティエンヌ)、デ・メロ(ルマン)、アウバロ・サントス(ストラスブール)…
まずまずのメンツといったところでしょうか。
ちょっと前までなら、レンヌにあのエメルソンがいたんですがねえ。
<MF>メイヤー
ジュニーニョ(リヨン)、ウェンデウ(ボルドー)、ミシェウ・バストス(リール)、ネネ(モナコ)、キム(ナンシー)、エデルソン(ニース)…
どこのリーグをみても、このポジションには必ずブラジル人がいます。
もはや説明不要ですね。
<MF>ボランチ
ファビーニョ(トゥールーズ)、フェルナンド・メネガッソ(ボルドー)、ロドリゴ(ストラスブール)…
ここは薄いなぁ…。ウェンデウはここでもプレー可能なんだけど。
中盤の守備は運動量豊富なアフリカンが担当することが多いようです。
<DF>ラテラル
パウロ・セーザル(トゥールーズ)、エメルソン(リール)、アドリアーノ(モナコ)、セアラ(パリSG)…
人数はまずまずいますが、どうも左が少ないですね。
リールでロクに試合にも出てないエメルソンだけじゃなぁ。
…そういえばウェンデウはLBもできるんですよね。うーん、器用なヤツだ。
<DF>ザゲイロ
クリス(リヨン)、イウトン(ランス)、ボリバル(モナコ)、ニバウド(サンテティエンヌ)、アンドレ・ルイス(ナンシー)…
ブンデスほどではありませんが、リーグアンでもブラジル人CBは重宝されてます。
どうしても少々地味なメンツになってしまうのですが。
ちなみにボリバルは先ほど挙げたセアラともども、インテル時代にコパ・リベルタドーレスを獲得しています。
ボリバルのほうは来日する前に移籍しちゃいましたけどね。
<GK>ゴレイロ
なし
やっぱりいませんね。外国人GKの少なさでいえばブンデス以上かもしれません。
まあフランスもGK大国ですからね。
クラブ別のブラジル人も確認しておきましょう。
5人 リヨン
4人 ボルドー
3人 モナコ、ナンシー
リヨンはミランやローマと同様、もはやブラジル人のコミュニティが形成されてます。
ボルドーとモナコにブラジル人が多いのには理由がありまして。
この両クラブ、リカルド・ゴメスというブラジル人監督が指揮をとってたんです。
昨季までがボルドー、今季からはモナコですね。
それで監督の好みに合う補強をした結果こうなったワケです。ベニテスと同じですね。
今後どうなるかわかりませんが、ひょっとしたらブラジル人監督が次々と欧州上陸を果たす時代が来るのやもしれません。
…ただわたしはこのゴメスという監督、さしていい監督だとは思ってません。
ブラジル人監督ならよほどシャムスカのほうを推します。
いかがですか?トリニータのファンの方々。
さて先ほどリーグアンの外国人は195人ともうしました。
このなかで多数を占めるのがアフリカ人選手。95人にのぼります。
これはみなさま容易に想像がつくことでしょう。
ところでわたしは、彼らを「外国人」と呼んでいいものか悩んでおりまして。
例えばマルセイユのタイウォのようにナイジェリアで10代後半まで成長して、サッカー選手として渡仏したのなら、それは外国人でいいと思います。
ところが現在アフリカ諸国の代表として活躍している多くの選手はそうではない。
例えばマリ代表のカヌーテやシソコ。
彼らはいわゆる移民2世で、親のルーツをたどってマリ代表でプレーしています。
現在フランスがA´代表なるものをもうけて若手を大量召集しているのも、変人監督がクラブにケンカ売ってるのではなく、こうした才能の流出を避けるためなのでしょう。
では彼らはフランス人ではないのか?無論そうではありません。
フランス国籍を保持しているし…いや、国籍うんぬん言うのはナンセンスですね。
彼らはフランスで生まれ、フランスで育ち、フランス語で物事を考えているんですから。
これはドイツに多いトルコやクロアチアの移民についても同様です。
ブルダリッチとコバチ兄弟をドイツ人・外国人と線引きできるのか?
柏の李忠成選手は日本人で、川崎の鄭大世選手は外国人助っ人なのか?
そんなワケはありません。ナンセンスという所以です。
では生まれた場所で決めればよいのか?そうもいかないのは周知の事実でしょう。
セネガル生まれのビエラや旧ザイール出身のマケレレは、フランスを代表してプレーすることにたいへんな誇りを抱いています。
やはりセネガル生まれでサンテティエンヌ所属のゴミは、セネガル協会から代表に召集されたにもかかわらず辞退しています。将来フランスの青いユニホームを着ることを夢見て。
彼らをフランス人と呼べないとしたら、そんなバカなことはないでしょう。
先ほどリーグアンのアフリカ人は95人ともうしました。
そのなかにはセネガル人としてゴミも含まれています。
実際ムチャだと思ったのですが、今のところこうするよりしかたありません。
彼の気が変わってセネガルでプレーする可能性もまたあるわけですから。
逆にいえばフランス人としていた選手が、突如ルーツの祖国に変更になるかもしれません。
カヌーテなんかはまさにそうです。
先ほどの95人というのは、そんな乱暴な線引きの所産だと理解していただけたら幸いです。
<おわび>
長々と妙なことを書いていたら紙幅が尽き、<おまけ>のスペースがなくなりました。
続き物にあるまじき失態です。もうしわけありませんでした。
みなさんでお好みのチームをつくってみてください。
posted by shousetsu |17:40 |
何番? |
コメント(2) |
トラックバック(0)
2008年04月09日
今回はブンデスリーガのブラジル人について。
来季からは3部が創設されて規模も拡大するブンデスですが、どうも頂上からはスター選手が流出する傾向にあるリーグです。
そんなもの悲しいブンデスリーガに所属するブラジル人は、今季開幕時点で29人。
外国人全体の約12%にあたります。
これだけなら今まで見てきたリーグと大差ないように見えますが、ブンデスの特徴はブラジル以外の南米選手が少ないことです。
スペインやイタリアの場合南米選手がそれぞれ80人以上いるのですが、ドイツでプレーする南米の選手は合計44人。ブラジル人以外は15人ということになりますね。
このブラジル人の突出した状況は、Jリーグにやや近いのではないでしょうか。
こうして無理やり親近感を抱かせて、今日もブラジル人を追っていくのであります。
前回・前々回にも言った理由で、冬の加入選手は原則除外します。
<FW>アタッカンチ
カカウ(シュツットガルト)、グラフィッチ(ボルフスブルク)、アンドレ・リマ(ヘルタ)、アイウトン(デュイスブルク)…
あ、あれ?こんだけですか。想像以上に貧相ですね。
カカウとグラフィッチはともかくA・リマは交代要員ですし、アイウトンに至ってはもはや完全に昔の名前。ろくすっぽコンディションも整いません。
うーん…原則除外といったけど、冬にヘルタに加入したラファエウを入れたいなぁ…。
<MF>メイヤー
ダ・シウバ(シュツットガルト)、ジエゴ(ブレーメン)、ジウベルト(ヘルタ)、マルセリーニョ(ボルフスブルク)…
やっぱりココは人がいるなぁ。他にもまだまだ候補がいますしね。
ボールがおさまる、チームを前に押し上げることができるブラジル人は、どの国においても重宝されるもようです。
<MF>ボランチ
ゼ・ロベルト(バイエルン)、チンガ(ドルトムント)、ミネイロ(ヘルタ)、ジョズエ(ボルフスブルク)…
数は格別多くありませんが、かなりいい選手がそろってます。
なんせゼ・ロベルト以外の3人は、いずれもリベルタドーレスを獲ってるんです。
ミネイロとジョズエはサンパウロで、チンガはインテル時代ですね。
ちなみにこのミネイロ、こんなアダ名なのに実はポルトアレグレ出身。
ミナス生まれでもないのになぜなんでしょうね?
<DF>ラテラル
ラフィーニャ(シャルケ)、デデ(ドルトムント)、ルシオ(ヘルタ)、ブラジェル・ダ・シウバ(コットブス)…
他のリーグに比べるとややトボしいですかね。
このポジションは先程やや少ないといった南米のそのほかの国、アルゼンチンのソリンやピノラ、チリのビダルにウルグアイのバレラなんかがけっこうがんばっています。
え?バレラはがんばってない?
<DF>ザゲイロ
ボルドン(シャルケ)、ナウド(ブレーメン)、ルシオ(バイエルン)、ビニシウス(ハノーファー)、オレステス(ロストック)、フェルナンド(デュイスブルク)…
ここですね、ドイツ最大の特徴は。
ブンデスリーガは実に多くのブラジル人CBを有しているのです。
しかもそれが強豪ばかりじゃない、弱小クラブにもゴロゴロいるからスゴい。
もちろんドイツの屈強なFWと対峙するわけですから、いずれも190cmに届こうかという巨人です。ナウドに至っては2mに近い。
小柄なテクニシャンや点取り屋が世界中に散ってるうえに、ドイツにはこんなに強靭な猛者どもを送っているのですから、ブラジルという国が強いわけですねえ。
<GK>ゴレイロ
なし
いません。そもそも外国人GKなるものがあまり見当たらないんです。
まあそういうポジションなんですよね、当然ですが。
特にドイツではGKは花形ですから、強豪になると控えにもなかなか外国人はいませんね。
クラブ別の在籍人数も見てみましょうか。
4人 シュツットガルト、ヘルタ
3人 ブレーメン、ボルフスブルク、デュイスブルク
2人 シャルケ、バイエルン、ドルトムント、ロストック
イタリアやスペインのリーグにおいて顕著だった、リーグ内のヒエラルキーがブラジル人の人数に表れるという傾向はあまり見られません。
資金面では2トップのバイエルンとシャルケが2人だけですからね。
またハンブルクやレバークーゼンがブラジル人ゼロなのに対し、昇格組のデュイスブルクには3人もいたりします。
どうもドイツにおけるブラジル人の多いクラブというのは、あくまでそのクラブの色であって資本力とはあまり関係ないもようです。
やはりCBや守備者に選手が多い影響ですかね。
攻撃の選手と比べるとおカネがかかりませんからね。シャツもあんまり売れないけど。
<おまけ>
そんでもってまたチームつくってみます。まあ補強が不可欠なんですが。
11カカウ 9グラフィッチ
(シュツットガルト) (ボルフスブルク)
7マルセリーニョ 10ジエゴ
(ボルフスブルク) (ブレーメン)
8ミネイロ 5ジョズエ
(ヘルタ) (ボルフスブルク)
6デデ 3ルシオ 4ナウド 2ラフィーニャ
(ドルトムント) (バイエルン) (ブレーメン) (シャルケ)
※1ゴメス
(PSV)
※12モレット(AEKアテネ)
13ボルドン(シャルケ)
14ダ・シウバ(シュツットガルト)
15ルシオ(ヘルタ)
16チンガ(ドルトムント)
17ジウベルト(ヘルタ)
18A・リマ(ヘルタ)
…どう考えても右が薄い。
RBの控えはチンガがやるしかないかな?
こうも左がそろうということは、やはりどこでも左利きの選手は不足がちなんですかねえ。
posted by shousetsu |14:47 |
何番? |
コメント(5) |
トラックバック(0)
2008年04月08日
今回はセリエAのブラジル人について。
この国はホントたくさんブラジル人がいますねえ。
わたしの手元の資料で36人、外国人全体の約19%。
ボスマンルール以来これだけ選手の国籍が多様化しているにもかかわらず、外国人選手の5人に1人がブラジル人なのであります。
なお前回同様、冬の移籍によるリーグ加入は原則のぞいて考えます。
<FW>アタッカンチ
アレッシャンドレ・パト(ミラン)、アマウリ(パレルモ)、レジナウド(パルマ)、ジョエルソン(レッジーナ)…
後ろのほうに少々ズルい面々を加えさせてもらいました。
なんせ想像以上にメンツがたりませんでしたので。
偉大なストライカーが二枚いなくなりましたからねえ…。
<MF>メイヤー
セーザル(インテル)、マンシーニ(ローマ)、タデイ(ローマ)、カカ(ミラン)、フェレイラ・ピント(アタランタ)、ダニーロ(ジェノア)…
人数はそろってますが、どうも知名度にひどくムラがありますね。
ジェノアの8番なんて、鹿島の彼より無名なんじゃないかな?世界的にみても。
CLに出場するチームがビッグクラブといわれる所以かなぁ…。
<MF>ボランチ
エメルソン(ミラン)、ファビオ・シンプリシオ(パレルモ)、アウベルト(シエナ)…
あれ?ここはずいぶん貧相ですね。
中盤の守備者としてはブラジル人は信用がないんでしょうか。
ざっと見ても、ここはどのクラブもイタリア人レギュラーが多いです。
<DF>ラテラル
マイコン(インテル)、マクスウェル(インテル)、シシーニョ(ローマ)、カフー(ミラン)、セルジーニョ(ミラン)、ファビアーノ(ジェノア)…
スペイン同様、このポジションにはやはり人材がいます。
とはいえ強豪が独占してるきらいは否めませんね。
ディフェンスに重きをおくイタリアでは、サイドバックに攻撃の選手をおけるクラブは限られてくるのやもしれません。
その強豪であるローマですら、ブラジル時代はラテラルだったマンシーニが左サイドのインナーになってますから。
<DF>ザゲイロ
フアン(ローマ)、クリバリ(ラツィオ)、フェリピ(ウディネーゼ)…
思ったよりは人がいますね。
現役セレソン、シブい中堅どころ、成長著しい若者とバランスよくそろってます。
<GK>ゴレイロ
ジュリオ・セーザル(インテル)、ドーニ(ローマ)、ジーダ(ミラン)、ルビーニョ(ジェノア)…
ここはスゴいなぁ。
他の有力リーグを見ても、GKにここまでブラジル人はいないですよ。
これだけ優秀なブラジル人GKが出てくると、他のリーグも指をくわえてはいられません。
いずれ各リーグのゴールマウスにブラジル人がそびえることになるのでしょう。
それにしても、あの守備哲学の権化のようなイタリアでブラジル人がねえ…。
最近のイタリアでは体格のいい、運動神経のすぐれた男の子はサッカーなんかやらないんですかね?CBもなかなかいいのが出てこないし。
キブの見返りでローマにやってきたアンドレオッリにしても、大器なんていわれてた割にロクロク使われないままビチェンツァに出されちゃったしなぁ…。
クラブ別のブラジル人についても見てみましょう。
まあ上位はみなさんだいたいお察しのことと思いますが…。
8人 ミラン
6人 ローマ
4人 ジェノア
3人 インテル、シエナ
上位2チームは予想どおり。
ジェノアとシエナが少々意外ですが、おそらく独自のパイプをもっているのでしょう。
特にシエナはサン・ベント、イバチンガというブラジルのマイナークラブから直接選手を獲得してます。緊縮財政の折り、かぼそいツテで獲ったと思われます。
もっともロクロク使ってないトコみると、代理人にだまされたのかな?
それでは他のクラブはどんな選手構成になっているのでしょう。
トリノやサンプドリアはイタリア人中心型。
ナポリとカリアリはアルゼンチン・ウルグアイ連合。
こういうところもありますが、多くのクラブで目立つのは東欧出身の選手たちです。
EUの拡大や情報量の違いなどいくつか理由は考えられますが、とどのつまりやはりお金のやりくりの問題ですかねえ。
ブラジル人選手の価値は年々上昇しているように思われます。
<おまけ>
今回もチームを組んでみました。
7A・パト 9アマウリ
(ミラン) (パレルモ)
11マンシーニ 10カカ
(ローマ) (ミラン)
8F・シンプリシオ 5エメルソン
(パレルモ) (ミラン)
6マクスウェル 3フェリピ 4フアン 2マイコン
(インテル) (ウディネーゼ) (ローマ) (インテル)
1J・セーザル
(インテル)
12ドーニ(ローマ)
13クリバリ(ラツィオ)
14タデイ(ローマ)
15シシーニョ(ローマ)
16アウベルト(シエナ)
17セーザル(インテル)
18レジナウド(パルマ)
どう見ても中盤と前線の層が薄いですねえ。
ここはブラジル人に頼らずとも自給できるということなのでしょうか。
…逆にいえば、イタリアの若手はここにしかいないのかな?
育成の名門ローマも出てくるのは中盤だけ。
粗製乱造のGKはまるで信用がないみたいだし。
エンポリやアタランタも最近はあまり聞かないしなぁ…。
posted by shousetsu |17:26 |
何番? |
コメント(4) |
トラックバック(0)
2008年04月07日
CLを見ても各国リーグをのぞいても、もはや選手の国籍多様化はとどまるところをしりません。
世界中のさまざまな国からこぞってヨーロッパにやってきますが、それでもやはりいちばん多いのは老舗であるブラジル人です。
最近ではついに南米選手不毛の地、プレミアリーグにも進出し始めました。
そこで各リーグに所属するブラジル人に、ポジション別にどのような特徴が見られるか考えてみようと思い立ったワケであります。今回はリーガ・エスパニョーラです。
リーガの外国人といえばまずアルゼンチン人が浮かぶのですが、どうしてどうしてブラジル人もなかなかいます。わたしの手元の資料で26人、外国人全体の約14%を占めます。
なお冬に他リーグから移籍してきた選手もいるでしょうが、これは原則のぞきます。
まだリーグになじんでないでしょうし、他にも有力な選手はいくらもいそうですからね。
まあどうしても当該選手がいない場合は採用するやもしれませんが…。
以上のようなルールで、ポジション別に選手をひろってみます。
まずは<FW>アタッカンチ
ロビーニョ(R・マドリー)、ルイス・ファビアーノ(セビージャ)、リカルド・オリベイラ(サラゴサ)、ラファエル・ソビス(ベティス)…
こんなところですかね。
意外なことに純粋な点取り屋はあまりいません。
ロビーニョも今や完全にサイドの人、チャンスメーカーですからねえ。
続いて<MF>メイヤー
ジュリオ・バチスタ(R・マドリー)、ロナウジーニョ(バルセロナ)、マツザレム(サラゴサ)、
エドゥ(ベティス)、サビオ(レバンテ)…
こちらは多士済々ですねえ。スーパースターから経験豊富なベテランまでさまざまです。
ジュリオ・バチスタやロナウジーニョをここに入れることには異論もあるでしょうが、まあキリがないのでご容赦ください。
<MF>ボランチ
エジミウソン(バルセロナ)、レナト(セビージャ)、モッタ(A・マドリー)、ジョナタス(エスパニョール)、フェリペ・メロ(アルメリア)…
あたりまえですが、シブイ守備者がズラリそろってます。
その中にあってフェリペ・メロはパスのさばき役ですね。
もっとも来季はフィオレンティーナ移籍が確実ともいわれてますが…。
<DF>ラテラル
マルセロ(R・マドリー)、シウビーニョ(バルセロナ)、ダニエウ・アウベス(セビージャ)、アドリアーノ(セビージャ)…
スゲエなあ…。やはりサイドには人材がいますね、ブラジルは。
特に充実してるのが左サイド。
マルセロ、シウビーニョ、アドリアーノ。
左サイドをブラジル人に頼るのは、なにも日本だけではないようです。
アドリアーノなんかメイヤーにされかけてましたから。
<DF>ザゲイロ
ファビアーノ・エレル(A・マドリー)、アルバロ(レバンテ)
一気に地味なメンツになりました。まあエジミウソンをこちらに入れればよいのですが。
ここがスペインのブラジル人の特徴ですかね。
アルゼンチンのCBならアジャラ、G・ミリート、コロッチーニ、ガライと有名どころがゴロゴロしてます。対するブラジルはこれですからね。
…ま、ぺぺはブラジル出身のCBなんですけど。
<GK>ゴレイロ
ジエゴ・アウベス(アルメリア)
はい、これしかおりません。彼の評判はいいですけどね。
リーガのD・アウベスは二人とも出世しそうだなぁ。
とはいえさすがにこれではアルゼンチンはおろか、カリーニ、リエラを擁するウルグアイにもひけをとる陣容であります。
ところで…。
ブラジル人について見てきましたが、リーガといえばやはりアルゼンチン。
だいたいのクラブに満遍なく3、4人のアルゼンチン人選手が在籍しています。
(なかにはムルシアのようにウルグアイ人で代用する例もありますが。)
これに対しブラジル人はというと…
4人 セビージャ
3人 R・マドリー、バルセロナ、A・マドリー、ベティス
リーガの予算三大クラブに、アンダルシアの両雄が顔をそろえてます。
セビージャの4人が際立ちますが、こちらは補強担当のモンチSDの評価が高いようです。
まあそれでも流出は避けられそうにないですし、選手のパスの保有権が半分以下であるなどカラクリもわれてきてはいるのですが。
いずれにせよリーガのブラジル人は、資金力のあるクラブに多く在籍するようです。
<おまけ>
当方背番号について語ることをもっぱらにしている者です。
そこで今回取り上げたメンツでチームを組み、背番号をふってみました。
なお※マークの選手は他リーグからの助っ人です。
7ロビーニョ 9L・ファビアーノ
(R・マドリー) (セビージャ)
10ロナウジーニョ 11エドゥ
(バルセロナ) (ベティス)
8J・バチスタ 5レナト
(R・マドリー) (セビージャ)
6マルセロ 3エジミウソン 4F・エレル 2D・アウベス
(R・マドリー) (バルセロナ) (A・マドリー) (セビージャ)
1D・アウベス
(アルメリア)
※12エウトン(ポルト)
13アルバロ(レバンテ)
14R・ソビス(ベティス)
15モッタ(A・マドリー)
16F・メロ(アルメリア)
17アドリアーノ(セビージャ)
18R・オリベイラ(サラゴサ)
posted by shousetsu |17:09 |
何番? |
コメント(4) |
トラックバック(0)
2008年04月03日
ユリウス・カエサルの『ガリア戦記』は、カエサルがガリアの大反乱を征したところで締めくくられています。
以下はカエサルによる、ガリアの戦後処理について述べたものです。
「カエサルはこうしてからハエドゥイー族に進んで、その部族を受け容れることにした。アルウェルニー族からも使節が送られて命令の実行を約束した。…ティトゥス・ラビエーヌスは二箇軍団と騎兵をつれてセークァニー族へ向わせ、これにマルクス・センプローニウス・ルティルスを加えた。副将のガーイウス・ファビウスとルーキウス・ミーヌキウス・バシルスは二箇軍団とともにレーミー族へ配置し…」
どうです、頭がクラクラしてきません?
わたしにはこの部分、ほとんどイジメに感じられました。
カエサルもなにもそんなにワケのわからんカタカナを並べんでもねえ…。
この『ガリア戦記』はもともと元老院への報告書なのですが、お偉いさんは苦痛じゃなかったのかなぁ。彼らもガリア語に親しんでいたとは思えないのですが…。
さてさて26番です。
今季の26といえばインテルのキブでしょうか、はたまたチェルシーのテリーでしょうか。
いずれにせよ彼らには脇にいてもらいましょう。
まずはラツィオのベルギー人ムディンガイ。
中盤を献身的に走り回るチームの汚れ役であります。
彼やチームメイトのベーラミのような汗かき屋はチームには欠かせません。
CL挑戦は失敗に終わり、セリエでも不本意な成績のラツィオではありますが、彼らを含め個性的な面々がそろってます。来季こそ期待したいチームですね。
ところでムディンガイには悪いのですが…。
ラツィオの26といえばルーカス・カストロマン。わたしにはそんな印象があります。
現在ではFWのようですが、当時は長髪をなびかせて右サイドを疾走する選手でした。
(あんまカッコよくはなかったですけどね、カストロマンの長髪は。)
彼はどういうわけか、26と7を交互につける選手です。
まずプロデビューしたアルゼンチンのベレスでは26でした。
ヨーロッパ初登場となったラツィオでも26番(まあ移籍当初は35でしたけど)。
その後レンタルに出されたウディネーゼでは7。
やがてベレスに復帰し、ここでFWとして覚醒したようです。
それに目をつけたメキシコのアメリカが彼を獲得。背番号は7番。
しかし結局海外生活は長く続かず、現在は母国のボカに。今季からはまた26です。
カストロマンのこだわりが理解いただけたでしょうか。
それにしても26はともかく、7番は彼にはどうかなぁ。
わたしはアルゼンチンの7番は、小柄で左利きのFWにつけてほしいのです。
なんせクラウディオ・ロペスのファンなものですから。
ボルトンのオマーン人GKアルハブシも今季から26番です。
昨季までは1番でしたが、第2GKゆえ気おくれしたのでしょう。ヤースケライネンも罪なことをしますねえ。
そのヤースケライネンですが、どうやら来季は移籍するもようです。
ノルウェーのリンからやってきて3年。ついに彼の未来は開けたか!などと思っていたのですが、ご存知のとおりボルトンは現在降格ゾーン真っ只中。
アルハブシの未来はなかなかバラ色とはいかないなぁ…。
今年1月にめでたくプロ契約を結んだセビージャのDFクレスポ。彼も26番です。
この選手、わたしは大注目しておりまして。
といっても注目しているのはプレーではありません。彼の来季の背番号です。
何度かいいましたが、スペインではプロ選手は25番までの背番号をつけます。
今季途中にプロ契約を勝ち取ったクレスポも、普通にいけば26から変更するはずなのです。
が、ここで問題になるのがセビージャの16番。
例のプエルタの不幸によって、少なくとも来季もセビージャに16は存在しないハズです。
すると気になるのは25人の選手登録枠。
セビージャが枠いっぱいに選手を登録すれば、プロ契約選手のだれかが26以降の背番号をつけることになってしまいます。
その最有力候補とわたしが見込んだのが、今季26番の若いクレスポというわけでして。
もっともセビージャがプロ登録選手を25人未満にすればムダな議論となるのですが…。
今回もつれづれなるままに送ってきたのですが、はたして読んでる人いるんですかね。
まあ魅力あるものを書けてないのだからしょうがありません。
どこの馬の骨ともしれないカタカナを並べてるだけですからねえ…。
ん?オレもカエサルと同じ穴のムジナかな?
posted by shousetsu |00:05 |
ナンバー |
コメント(0) |
トラックバック(0)