2008年04月11日
各国リーグにみるブラジル人選手の傾向 【イングランドの場合】
さておそるべき単なる思いつきで始めたこのシリーズも最終回とあいなりました。 はたして全部読んでいただいた、ありがたくも奇特な方はいたのでしょうか? 最終回はイングランド。プレミアリーグなのであります。 今をときめくプレミアリーグが後回しになったのにはワケがありまして。 だいたい想像がつくかと思いますが、まあブラジル人がいないんです。 いやもちろん、数年前に比べれば確実に増えているんですよ。 それでも他のリーグと比べると、その少なさは一目瞭然。 今季開幕時点で12人。外国人全体の5%にもなりません。 あまりの数字なもので二の足をふんでいたワケであります。 なお些事ではありますがひとつ。 この外国人にはスコットランド・ウェールズ・北アイルランド・アイルランド国籍の選手たちは含まれておりません。 伝統的にプレミアリーグは“英国系”の選手を外国人扱いしておりませんので。 それはともかくさすがにこれでは心もとないですから、今回は禁を破り冬に加入した選手についても取り上げてみようかと思います。 それにしたところで、さあどうなることやら…。 <FW>アタッカンチ アフォンソ・アウベス(ミドルスブラ) 冬にヘーレンフェーンから加入した彼ただひとり! のっけから不安だなぁ…。メイヤーと組ませるしかないか。 <MF>メイヤー アンデルソン(マンチェスター・U)、ジウベルト(トッテナム)、エラーノ(マンチェスター・C)、ジェオバンニ(マンチェスター・C) アンデルソンは反則かもしれません。 もともとのポジションはここなんですが、イングランドのフラットな4-4-2だとセンターハーフになっちゃうんですよねえ。 スパーズのジウベルトは冬にヘルタから加入しました。 ドイツ編でも取り上げたのでカブってしまいましたね。スミマセン。 この移籍話はメディカルでひっかかって破談になったと聞いていたのですが…。 <MF>ボランチ ルーカス(リバプール)、ジウベルト・シウバ(アーセナル)、デニウソン(アーセナル)、ファビオ・ロッケンバッキ(ミドルスブラ) まずまず人はいますね。 若いのもいればゴツいのも。アブないのもちゃんといるな。 <DF>ラテラル ベレッチ(チェルシー)、ファビオ・アウレリオ(リバプール) ものの見事に左右に一枚ずつ。 ベテラン・中堅といった年頃ですが、二人そろってやや安定感に欠けるかな? <DF>ザゲイロ アレックス(チェルシー)、クラウジオ・カサッパ(ニューカッスル)、ラファエウ・シュミッツ(バーミンガム) これまたそろいもそろって、スピード対応に難ありのメンバーですね。 まあ優勝候補チェルシーのアレックスはともかく、下位のクラブのCBはからだのぶつけ合いに勝てればいいのかもしれませんが。 <GK>ゴレイロ なし やっぱりプレミアにもブラジル人GKはいません。 もっともドイツやフランスとは違って、ココは外国人GK花盛りなのですが。 ひょっとしたら来シーズン、プレミアリーグにブラジル人GKが誕生するかもしれません。 チャンピオンシップで2位につけてるブリストルシティに、アドリアーノ・バッソというブラジル人GKがいるようですから。 …で、クラブ別在籍人数なんですが、今回は全部紹介できそうです。 2人 チェルシー、リバプール、アーセナル、ミドルスブラ、マンチェスター・C 1人 マンチェスター・U、トッテナム、ニューカッスル、バーミンガム 1人や2人で多い少ないを論じてもしかたないのですが、プレミアにブラジル人が進出してきたルートはつかめるようです。 まずは近年CL枠を独占してるきらいのあるビッグ4。 こちらのほうは世界的に展開するスカウト網で若手を、CLで対戦したクラブから即戦力を獲得しているのがよくわかります。 CLに出てるクラブならあたりまえのことで、特にイングランドらしさはありません。 もうひとつはリーグアン経由ルートです。 プレミアにフランス人が多いのはよくご存知でしょうが、実際数えてみるとなんと33人。 プレミアのクラブはブラジル人ではなくフランス人に頼っているのです。 そしてこのフランス人たちが、まんべんなくどのクラブにもだいたいいるんですね。 彼らはいずれかのクラブの引きで、大陸からドーバーを渡ったことになります。 そしてこの流れに沿って、フランスで活躍したブラジル人がやってくるんです。 この例に該当するのがカサッパとシュミッツ。 両者それぞれリヨン・リールとの契約満了のもと、プレミアのクラブに移籍しています。 こちらのほうはイングランドらしい加入のしかたと呼べるかもしれませんね。 <おまけ> 前回できなかったチームづくりです。大量補強が予想されます。 11エラーノ 9A・アウベス (マンチェスター・C) (ミドルスブラ) 10アンデルソン 7ジェオバンニ (マンチェスター・U) (マンチェスター・C) 8F・ロッケンバッキ 5ルーカス (ミドルスブラ) (リバプール) 6F・アウレリオ 3カサッパ 4アレックス 2ベレッチ (リバプール) (ニューカッスル) (チェルシー) (チェルシー) ※1A・バッソ (ブリストル) ※12ルビーニョ(ジェノア) 13R・シュミッツ(バーミンガム) ※14アウシデス(PSV) 15デニウソン(アーセナル) 16G・シウバ(アーセナル) 17ジウベルト(トッテナム) ※18デイビッジ(フェネルバフチェ) ふぅ…終わりました。五連投はしんどいです。誰に命令されたわけでもないのですが。 毎日更新されている方というのはもう怪物ですね。わたしはちょっとお休みします。 またそのうち週2ぐらいで、ノンキな背番号のお話をさせていただきます。 …なんせ手元に原稿がひとつも残っておりませんので。
posted by shousetsu |16:24 |
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