2008年07月01日
背番号よもやまばなし~南米迷宮探検隊
11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 シンプルですねえ。前回とまったく同じ書きだしですが…。 どうも、背番号語りでございます。今宵もまたまたむかしばなし。 例によってお茶でもいれておかきをぼりぼりやりながら聞いてください。 リキを入れないと読めんようなものにはいたしませんので。 前回はヨーロッパについてでしたが本日は南米の背番号。 その南米においても背番号誕生当初は、冒頭のようなものだったといわれています。 ところがこのあとの展開がヨーロッパとはちょいとちがう。 ヨーロッパの場合5番がDFラインに下がってWMシステム、3バックになります。 このことについては前回おはなししました。 これに対し南米は、2バックからいきなり4バックに移行したとされるのです。 具体的には、ハーフの6番と4番がバックス二枚をかかえるように下がりました。 そして8番がハーフを補完します。このへんはヨーロッパといっしょですね。 つまりはこういうことです。 5 8 6 3 2 4 前線については省きました。やはりボランチ5番がヨーロッパとのいちばんの違いですね。 これで今回の説明はほぼおわりです。 「まだ全然説明になってないじゃないか!」とおおせのむきもあるでしょう。 ええ、そのとおりです。現行の背番号に至ってすらいませんからね。 いやここからが南米の背番号のややこしいところなんですよ。 ハッキリいってわたしにもよくわかりません。更新がおくれたのはそのためです。 そこで今回は、みなさんにもいっしょになやんでもらおうと思ったワケでありまして。 現行の背番号さえわかればよいというかたとはココでおわかれです。以下のとおり。 5 8 5 8 5 8 6 3 4 2 3 6 2 4 6 3 2 4 〈ブラジル〉 〈アルゼンチン〉 〈ウルグアイ〉 さて、現在の背番号のならびを紹介しました。 先ほどお見せした南米原型とのちがいは明らかですね? そう、問題はアルゼンチンのLBとブラジルのRBなのです。 比較的やりやすいブラジルのDFラインから見ていきましょう。 58 12ニウトン・サントス 15オルランド 2ベッリーニ 14デソルジ 62 6ニウトン・サントス 5ゾジモ 3マウロ 2ジャウマ・サントス 66 8エンリキ 6アルタイール 4ベッリーニ 2ジャウマ・サントス 70 16エベラウド 3ピアザ 2ブリトー 4カルロス・アウベルト 74 6マリーニョ・シャガス 3マリーニョ・ペレス 2ペレイラ 14ネリーニョ 78 6エジーニョ 3オスカル 2トニーニョ 4アマラウ 82 6ジュニオール 4ルイジーニョ 3オスカル 2レアンドロ 86 17ブランコ 4エジーニョ 14ジュリオ・セーザル 2エジソン 90 6ブランコ 13モゼル 3リカルド・ゴメス 2ジョルジーニョ 94 16レオナルド 15マルシオ・サントス 3リカルド・ロッシャ 2ジョルジーニョ 98 6ロベルト・カルロス 4ジュニオール・バイヤーノ 3アウダイール 2カフー 上に挙げたのは、W杯初戦のブラジルDFラインのメンバーです。 なにはともあれ初戦のメンツが、当初予定されていたレギュラーでしょうからね。 こうして見てみると左の6に比べ、右が2と4のあいだでゆれ動いているのがわかります。 6と4が下りてきて4バックになったというのも、そう単純にはいかないようで。 60年代は5番や6番がCBにウロチョロしてたりするし。 58年の正GKジウマールなんて背番号3番ですからね。いったい何故…。 まあそれはともかく。 “南米原型”が忠実に再現されたのが70年代でしょう。 74年のRBも当初はネリーニョでしたが、二次リーグ以降は4番ゼマリアにかわっています。 ところが82年以降、RBは2番ということになっていくんですよねえ。 理由?さあ、わかりません。ですからみなさんにもなやんでもらおうというワケでして…。 アルゼンチンのLBは古い時代に根がありそうです。 そもそも66年以降、この国の背番号は機械的な割りふりになるのでよくわかりません。 74年から86年にかけてのアルファベット順は有名ですからみなさんご存知でしょう。 そんなわけで古い時代を探るしか手だてはないのですが…。 アルゼンチンの場合、そもそも“南米原型”を経ていないという説があります。 つまり4バック化の際、6番が3と2のあいだに下りて早くも現行に至ったのだとか。 うーん、これが真実なのであればすべてはムダな議論となりますが…。 ところで気になるウワサがあります。 それはヨーロッパに流行していたWMが、ブラジルにも上陸したというハナシ。 そしてアルゼンチンの50年代にも3バックくさいフシが見られるんですよねえ。 まあヨーロッパで流行るモノというのは気になりますからね。 そういう感情は、われわれ日本人にはよくわかるのではないでしょうか? 4バック化が進行していた南米で3バックにするとなると、当然一枚がハーフに上がることに。 それを仮にいちばん左の6番とする。 そして58年以降の4バック隆盛の時代に、6番がDFラインの真ん中に落ちてくると? まあこんなのは憶測につぐ憶測にすぎませんけどね。 ただ参考にした例はあります。それが02W杯、ビエルサひきいる3バックのアルゼンチン。 このときのDFのメンツは左から6サムエル、2アジャラ、4ポチェッティーノ。 アジャラは直前のケガで出場なしでしたが、当初の予定ではこうでした。 そしてアウトサイドは左が3番ソリンで、右が8番のサネッティ。 サネッティはインテルですらアルゼンチンのRBナンバー4番をつけているというのに。 となるとアルゼンチンでは3バックの際、左の番号が上がるという伝統でもあるのかなと。 わたしの戯れ言はここまでです。あとはどうぞご自由に。 「バカなこと言ってら」とあきれるもよし。 「そんなワケねえだろ!」とツッコむもよし。 「イタイなこいつ、ゴタクならべて釣ってるよ」とののしるのもアリでしょう。 世界じゅうの背番号の理由に通じるためには、各国の言語とサッカー事情を完璧にマスターする必要があるのではないですかねえ。 それには世界史をマクロにとらえる構想と、ミクロをていねいにつぶす作業が求められる。 そんなの到底できない当方は、今日もノンキな想像をふくらませているのであります。 背番号は不思議なラビリンス。そうかたいコトいわず、いっしょにあそんでみませんか? さあて、いよいよレギュラーナンバーといきますかね!
<追記> 当初唯一のリンク先が、先月いっぱいをもってしばらくお休みされるそうです。 とはいえとりあえず退会されたわけではないようですのでひと安心。 いずれにせよリンクは残しておきます。しるしですね。 彼の復帰がどのようなかたちになるのか、今はそれをたのしみにしております。
posted by shousetsu |16:16 |
何番? |
コメント(6) |
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背番号よもやまばなし~南米迷宮探検隊
こんにちわ。正直申しましてわたしには「およびでない」テーマなのですが無理やり参加させてください。
外国の選手の名前を覚えるのが苦手です。いえ、3文字くらいなら大丈夫なんです。ルーニーとかテベスとかギグスとか。ロシツキーはあんまり素敵だったので1回で覚えました(笑)長い名前の人はあだ名をつけたりしますが、あだ名が思い浮かばない人は背番号で覚えます。それからメルアド・暗証番号・パスワードなどもれなく好きな選手の背番号をつなげています。いちいち違うのではじかれたりすることはしょっちゅうです。一度キャッシュカードが使用不可能になってしまって窓口まで手続きに行ったこともありました(涙)ところで、倉敷さんにはもうお会いできたのでしょうか?倉敷さんの実況する試合はカードに興味がなくても見てしまうほど好きです!!ますます話がずれてごめんなさい・・・・・。
posted by アネモネ | 2008-07-02 03:05
背番号よもやまばなし~南米迷宮探検隊
コメントありがとうございます
>アネモネさん
選手のキラリ・キラキラに至上の価値をみとめるアネモネさんには見当ちがいのエントリーでしたね。ご足労おかけしました。
どうしてもコレをやらずにレギュラーナンバーへ行くのは気がひけまして…。
選手の名前はキツイですよね。特にドイツに敵が多そうだなぁ。
シュバインシュタイガー、ヒツルスペルガー、ヒルデブラント…(笑)
わたしは多すぎる名前にしばしば混乱します。
英語のテイラーやブラウン、スペイン語のロペスにロドリゲス、ちとちがいますがセルヒオ。
あるいはアフリカ系のカマラやトラオレなんかがしんどいですね。
忘れられてしまったかわいそうな背番号が気になりますが、暗証番号ではうかがうわけにはいきませんねえ(笑)
そういえばわたしのアドレス。
vicentegiggs@yahoo.co.jp
…誰のファンかバレバレです。かっこわり(笑)
アネモネさんも倉敷さんお好きでしたか!観戦してきましたよ。
J-SPORTSの番組「Foot!」の公開収録だったのですが、もう間近の倉敷さんに大興奮!
一度「あとでね」とたしなめられたのが記念です(笑)
もしかして、ここはもうご存知ですかな?
http://www.koalanet.ne.jp/~jawa/soccer/kurakura.html
posted by shousetsu | 2008-07-03 00:58
背番号よもやまばなし~南米迷宮探検隊
あっごめんなさい。shousetsuさんの書かれたテーマに対して「私が」お呼びでないんです。見当違いなのは私の方です。失礼な言い回しをしてしまいました。
教えてくださってありがとうございます!さっそく訪問してきました。入会はまだしていませんが(笑)私は長靴びいきなのですが5年位前「時代はリーガ」の風にちょっと浮気心を起こしJスポの放送を見てみたのが出会いです。
あのエレガントさとユーモアは衝撃でした。05-06CLベスト4のバルサVSミラン。2ndカンプノウ。ウオーミングアップの風景が流れているときに「彼らは今日ついている日でありたい、と思っているでしょうね」この言葉が私にとってのベスト・オブ倉敷語録です。ビッグゲームを見るたびに思い出します。間近の倉敷さんにたしなめられる!!なんて素敵な体験でしょう・・・・うらやましいです。
なるほど(笑)筋の通ったお好みですね!むしろ渋くてかっこいいと思います。後の人は私も好きですよ。
肉じゃが君のチームにはときめく人が多くて困ります(笑)
リンク先。私も読んでいたので残念ですが気長に復活を待つことにします。
posted by アネモネ | 2008-07-04 22:44
背番号よもやまばなし~南米迷宮探検隊
お茶菓子とお茶を用意するのに手間取りました。
こんな時間にカールとコーラです(笑)
ソースは闇の彼方ですが、ブラジルってみんなFWを目指して、諦めた奴からポジションは下がっていくと言う風習があったとか。
FW出来ないならサッカー辞めるとか言う人もいたとかいないとか。
なので、そんなどうでもいいポジションは、
数字なんて、飾り程度だったのかもしれません(適当推測)
>02W杯
傷心気味のバティご一行に電車で遭遇しました。
カバジェロの握手を断ってしまった、最低な日本人です。
リンクはすみません。甘えます。
そうなんです。由比さんが、私の人生史上初相互リンクを
してくださった方なんですよ。
縁は大事にしないと、ですね。帰る場所があるのはいいです。ありがとうございます。
>>アネモネ さん
横から失礼します。
ご贔屓のチームに敵対的なチームですけど、
3文字のオススメの選手がいます。
セスク。
ダンスと服のセンスを全てサッカーに持ってかれた彼(笑
まだまだ楽しめる選手です。
posted by gunnershigh | 2008-07-06 01:48
背番号よもやまばなし~南米迷宮探検隊
>アネモネさん
そういえば…紹介しておきながら、わたしもいまだ入会していません(笑)
ベスト・オブ倉敷語録、しみじみひびきます。
拮抗した両チームの勝敗をわけるのは、ときとして“運”だったりするんですよね。
テリーが足をすべらせなければ、バラックもシルバーコレクターといわれなかったでしょう。
さんざん冗談いって笑わせておきながら、ときにぎくりとするセリフを放つ。さすがです。
そんな倉敷さんが苦手なのがギリシャの名前だそうで。
スタディオ・ゲオルギオス・カライスカキス。わたしは三回連続でいえません(笑)
なんか気をつかわせちゃいましたね、すみません。
今回の原稿は書きながら「アネモネさんの趣味とはちがうよなぁ」
なんて思ってまして。
反応していただいたのは望外のよろこびでした。
コメントいただけるかたは神様なんです。いえホントに。
>gunnershighさん
うわあ、夜中にそれは太りますよ(笑)
たしかに、さして関心がないというのはあると思います。
ただそれにしちゃ、きれいに背番号がそろってるんですよ。
たとえば日本プロ野球界において、34や47は左投手がつけることが多いですよね?
これは金田さんや工藤投手にならったのでしょうが、はっきりそれを明記することはあまりないのではないでしょうか。
同じようなことが、そのむかしの南米にもあったのかなと。
それで外部のわれわれにはよくわからないのかなと。
今はそんなふうに想像しております。
相互はリフできさんより先だったんですか!それは光栄だなぁ。
ご自分の納得がいくまで、どうぞゆっくりしてください。
そのときには「おかえりなさい」といいますから。
…中島みゆきさんのアルバムが聴きたいなぁ。
posted by shousetsu | 2008-07-06 08:43
背番号よもやまばなし~南米迷宮探検隊
gunnershighさんへ
(笑)(笑)そうなんですか。あの才能は尊い犠牲の上に成り立ってるんですね(笑)新シーズン、セスクを見るたびに思い出し笑いしてしまいそうです!そういえばピルロとかピッポが変なポロシャツ着て観戦していて衝撃を受けたことあります。イタリア男子=お洒落と信じていたので。
posted by アネモネ | 2008-07-06 10:11


