2008年05月02日

25 挿翅虎雷横

CL決勝カードも決まりましたね。
各国リーグもほぼ趨勢は決まり。優勝争いが楽しめそうなのはプレミアくらいでしょうか。
わずかにCLおよびUEFA杯出場権、あるいは残留争いに注目があつまるぐらいです。
祭りのあとを予感させるこの時期に、背番号のことなんか書いてるのはどうよ?
そんなささやきがチラリと頭をよぎりますが、まあ深く考えないことにします。
…うっかり考えてしまうとココの存在意義が危ぶまれそうですので。

そんなわけで今回は25番なのであります。
今季の状況を考えると、やはりプレミアの話題を避けては通れませんね。
アデバヨールを筆頭に、レノンやジョー・ハートのようなイキのいい選手が25番にいます。
そんななかわたしが注目するのがホセ・マヌエル・レイナ。
つい先頃CLを去ったリバプールの正守護神です。みなさんおなじみの選手ですね。
なぜ彼の25番が気になるのか?それは25はスペインではGKナンバーだからなのです。
バルサのカンテラ育ちの彼が本格的にキャリアを積んだのが、02-03のビジャレアル移籍から。
このときバルサ時代の13番から25番になっています。
この変更が功を奏したのかわかりませんが、彼はビジャレアルで安定したプレーを披露。
05-06のリバプール移籍へとこぎつけることになります。
その際彼は相性のよかった25をイングランドに“輸入”したのでありました。
…もっとも当初の理由はデュデクが1番をつけてたからかもしれませんが。
ともあれデュデク移籍後もレイナは25番を守り、現在に至っているのであります。
ちなみにスペインのGKナンバーが1・13・25なら、フランスでは1・16・30がGK。
これはリバプールの控えGK、フランス人のイタンジュが30番をつけているのにも当てはまりますね。
うーん…キミたち祖国を大事にするのはけっこうだが、1番をつける気はないのかね?

スペインの25はGKといいましたが、実のところ25番は絶対GKとも限りません。
ここはややこしいので少々説明を。
リーガではプロ契約選手は原則25番までの番号をつけることになっています。
しかし第3GKともなるとクラブによっては非プロ選手、カンテラ上がりの若手などに任せる例も少なくありません。
(たとえばバジャドリーの26番セルヒオ。いまやレギュラーGKですけどね。)
そういう場合にかぎり、25番をフィールドプレイヤーがつけることがあるのです。

そんな選手のひとりなのがセビージャのイタリア人、エンツォ・マレスカです。
彼のパスは長くユーベがもっていたのですが、その間あちこちにローンで出ていました。
ボローニャ、ピアチェンツァ、フィオレンティーナ…中堅クラブの地図ができそうです。
そんなわけで背番号もコロコロ変わってますね。
7番つけてたり、24になったり、14番もらったり…で、現在は25番です。
じつに波乱万丈のキャリアですね。サッカー選手の縮図を見る気がします。
まあ彼は技術は高いが素行も悪いという選手なので、そのへんの影響もあるのかも?
今季もアグエロに一発かまして、4試合も出場停止をくらってましたからね。
(実はそういう選手、キライではないのですが…。)

中堅どころのマレスカに対し、もはや大ベテランといっていいのがシュナイダー。
レバークーゼンで長きにわたり25番を背負ってる右サイドの職人ですね。
今季はUEFA杯でベスト8に進出したレバークーゼン。
リーグ戦も順調で現在4位。CL圏内とは6ポイント差です。
まあ往時の成績を考えれば現在の状況で順調というのはややさびしいですが、レバークーゼンは小さな街ですししかたないのやもしれません。
レバークーゼンの栄光、CL決勝を戦ったあのシーズンを知る選手ももはや彼ひとり。
今季はケガもあってやや不調ですが、まだまだ若手に道をゆずる気などないでしょう。
先頃ヘルニアの手術をしましたが、ユーロ出場はあきらめていないようですから。

…実をいうとこのシュナイダー、わたしがはじめて失望した選手でして。
いや、彼の右サイドからのクロスはとても美しいんですよ?
ただそれにしても“ファイヤーショット”も打てないくせにシュナイダーなのかよ!
何度もそう叫んだ記憶があります。
いろんな意味でムチャクチャなのは、わかってはいるんですけどね。
それでもシュナイダーが徐々に歳を重ねいぶし銀のシブさを見せられると、さすが!とうなる反面どこかせつなさを感じてしまうんですよねえ。
近頃はようじをくわえた彼のほうに似てきてる気すらするのですが…。

うーん、こんな話題で終わってしまった。
いくらなんでもこれはマズいなぁ。どうしたものでしょうか?
世界がCLの行方に息をのんでるってときに、キャプテン翼のノスタルジーに浸るとは。
…世間ズレにもほどがありますねえ。

posted by shousetsu |16:22 | ナンバー | コメント(5) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
25 挿翅虎雷横

>>アデバヨールを筆頭に

なんだか我が子の事のように嬉しいフレーズです。
彼の25番の選択は、
かつてのアフリカのアイドル集団スーパーイーグルスの
象徴、カヌに憧れてです。
代表で4をつけていたのも、まさにそれ。
ポーツマス戦で、アンリにあの人が僕の憧れ!って、
ベンチではしゃいでいたのは去年の話。でした。。。

私の中では、今期のCLは終了しました。
でも、スコールズのシュートは見なかったことには出来ませんでした。

posted by gunnershigh | 2008-05-02 18:30

25 挿翅虎雷横

時事ネタはたくさんありますが、
背番号を知れるのはここだけ。

マイペースで続けてください!

posted by イニエスタ | 2008-05-03 01:43

25 挿翅虎雷横

コメントありがとうございます。

> gunnershigh さん
実はアデバヨールでいこうかとも思ってたんですけどね。
リーガへの流れを考えて、レイナになっちゃいました(笑)

モナコにいた頃にはプルショやノンダの控えだったアデバヨール…。
時代を感じますねえ。

>イニエスタさん
ひさびさの来場ありがとうございます。
前回も激励していただきましたね。
おっしゃるとおりマイペースでやらしていただくことにします。
これからも見守ってやってください。

posted by shousetsu | 2008-05-03 22:16

25 挿翅虎雷横

モナコにいた時はなおかつ問題児だったとか…
そこらへんは文字でしか存じ上げないのです。

昨年までは、アデバヨールいらない派が随分と占めていたのですが、少なくともアーセナルファンの心は捥ぎ取ったようで、安心しました。

彼は生で見た数少ない選手なのですが、
空中で浮いているようで、
花道を見た安西先生の様に鳥肌が立ちました。

ここは再来月まで、殊更に重宝しそうです。

posted by gunnershigh | 2008-05-04 19:38

25 挿翅虎雷横

アデバヨールがモナコでブレイクしたのは04-05だったでしょうか。
その彼をアーセナルが獲得したのが05-06冬。
このあたりの経緯はそちらのほうがわたしよりお詳しいでしょう。

…実をいうと、彼を獲った当初わたしはベンゲル監督を疑っておりました。
はたしてベンゲルにアデバヨールを使いこなせるのかな?
そんなふうに思っておりました。ずいぶんエラそうですが(笑)
しかしさすがですね、時間をかけて完全にフィットさせました。当方、自身のボンクラな目を反省しているところであります。

そんなわけでフラミニ移籍も痛恨ではないのではないかと。
一枚は獲得するのでしょうが、来季はデニウソンを絶対フィットさせてくるハズです。
長期計画を立てられる監督。それがベンゲルでしょうから。

そっかぁ、アデバヨールは生で見ると谷沢以上の才能だったんですねえ。

posted by shousetsu | 2008-05-06 12:29

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