2008年04月22日

20 神行太保戴宗

ピーター・ミルワード著、松本たま訳『ザビエルの見た日本』に、ザビエルのこんな手紙が紹介されています。1549年11月5日付、マラッカの司令官にあてたものですね。
「大坂は海港で、日本の商業の中心地で、ミヤコから船で二日の距離です。…そこに何軒か倉庫を建て、日本の貴重な金属と、中でも銀や金と交換するためにインドとヨーロッパから来る商品を保管しておくことができます。銀や金などはこの島々のほぼ全域からこの国ではいちばん大きなこの港へ大量に運ばれてきます。」

うーん、商売のハナシですか。宣教師サンにもいろんな仕事がありますなぁ。
まあ遠い異国の地で生活するには、スポンサーさんのゴキゲンはとっておかないとねえ。

それでは20番です。この番号はなんといってもレコバでしょうね。
もっとも今季はトリノで4番なんてヘンテコな背番号つけてますが。
ところで今季のセリエAでがんばってるクラブといえば、どこが浮かびますか?
ローマ、フィオ、サンプ、ウディネ、ジェノア、ナポリ…候補はいろいろありますね。
しかしわたしはシエナを推したいと思います。もっともほとんど見てないんですけど。
それにしても残り4試合で降格ラインとは8ポイント差の13位。ほぼ残留決定です。
毎年ギリギリまで降格争いしてた身には望外の成績でしょう。

そんなシエナの20番がトマス・ロカテッリ。
この人はボローニャの印象が強いんですよねえ。その頃からやはり20番でした。
とはいえロカテッリにも10番への想いがあったようです。
永遠のアイドル、シニョーリが去った04-05に10をつけてますからね。
ところがそのシーズンボローニャは降格。翌05-06にシエナに移籍したのです。
ここでもキエーザ大先生が10番にデンとすわっていたので、やはり20になったワケです。
そんなロカテッリですが来季は転機かもしれません。インテル移籍がささやかれてます。
まあどうせベンチ(あるいはベンチ外…)が指定席になるでしょうが、せめて背番号はお気に入りの20か夢の10番にしたいところ…と、おお!
奇遇にもレンタル中の超大物二人の背番号ですね、10も20も。
ロカテッリの運命は彼らの動向しだいかもしれませんなぁ。

シエナの充実に比べ、今季も消化不良に終わりそうなクラブがブレーメンです。
CL、UEFA杯、DFB杯…ブンデスリーガも含めすべて中途半端に敗退しました。
CLのR・マドリー戦なんかは見事だったんですけどねえ…。
すくなくともわたしは、シャルケよりはホメてあげたいクラブです。
そのブレーメンの中盤を支えてるのがダニエル・イェンセン。彼も20番ですね。
彼が輝いたのが前述のCLグループリーグR・マドリー戦。
ジエゴ不在のブレーメンの中盤を取り仕切り、見事な活躍をしてみせました。
ジエゴの動向しだいでは、彼が10番を襲名するのかな?
わたしはジエゴにはブレーメンを牽引してもらいたいんですけどねえ。
イェンセンも10よりは20のほうが似合う気がするのですが…。

今季セビージャから古巣アスレティック・ビルバオに復帰したアイトール・オシオ。
セビージャ時代からつけていた20番をビルバオでも背負うことになりました。
彼はリーガでも屈指の色男で、頼れるベテランCBです。
こういう名物男が20番を継いでくれたのはビルバオにとってもありがたいでしょう。
それはもちろんなんといっても、アノお方の印象が強かったですから…。

ついにビルバオを離れたベテランストライカー、イスマエル・ウルサイス。
長くビルバオの最前線に腰をすえていた20番です。
ウルサイスがこんな番号つけてたおかげで、かわりに9番をもらってた若手CFジョレンテは今やすっかり伸び悩んでしまいました。
今季は一時期覚醒したものの、トータルではやはり期待はずれ。
来季は同姓のホセバ・ジョレンテがバジャドリーからやってくるようです。
ウルサイスのような偉大な先輩がいると、後継者はたいへんですねえ…。

さてそのウルサイスですが、引退するのかと思いきやアヤックスに移籍しました。
背番号は8番。うわあ、似合わねえだろうなぁ。
まあしかたありません。お気に入りの20はルーマニア人RBオガラルがつけてましたから。
ストライカーの9番は当然フンテラールのものですし。
そもそも彼を獲得する際アヤックスのフロントが、
「ウルサイスにはフンテラールの控えをやってもらう」とハッキリおっしゃってます。
そのフンテラールはあいもかわらず絶好調で、ほぼ出番のなかったウルサイス。
まあ我慢しなくちゃなりません。ここはビルバオではありません。
言葉も習慣も何もかも違う、勝手のきかない異国の地なのです。
もっともそんなことはウルサイスもちゃんと理解していたことでしょう。
故郷バスクはナバーラの大先輩ザビエルも、異国日本での生活はなにかと気苦労が多かったんですからね。

posted by shousetsu |14:24 | ナンバー | コメント(4) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
20 神行太保戴宗

10の倍は20なのに、何故かこれといったイメージはありませんねぇ。
9の倍数の18がやはりFWのイメージなのと比べると、あまり人気が無い番号なのでしょう。
浦和ではストッパーが背負っています。
しかもあまり展開力には期待できない選手です。(苦笑)
せめてレコバの半分でいいから、キック精度を上げて欲しい、、、。

posted by 埼スタは2002じゃなく2○○2 | 2008-04-22 22:52

20 神行太保戴宗

記念すべき20本目の記事に、コメントありがとうございます。
まあさっき管理画面でたまたま気づいたんですけど(笑)

>埼スタは2002じゃなく2○○2さん
そうなんですよね。あまり人気がないんです。
ミランのセードルフなんかも、10へのこだわりをもって20番つけてたんですが。
日本だと苔口選手なんかはこのタイプに近いでしょうか(わたしが千葉好きだからかな?)。
ウルサイス型なら、清水の西沢選手ですかねえ。

堀之内選手はたしかに…いやいや、彼は頼れるCBですから(笑)
レッズでは堤選手にわたしは注目してます。
彼はJではめったにお目にかかれない12番ですからね。
他には…鳥栖のGKにいたかな?

posted by shousetsu | 2008-04-23 06:15

20 神行太保戴宗

『ザビエルの見た日本』は、近くの紀伊国屋では、
みつかりませんでした。
最近、そういう本を読んでいないので反省。

さて、20番ですが、将来花咲くであろう2人がいます。
まずは、アーセナルの20番ジュルー。
センデロスよりも、使い勝手と潜在能力には
定評があるのですが、まだ悩み中です。
バーミンガムへ半年行きましたが…。まだ若いので!

そして、横浜の鷹こと、水沼Jrの宏太が
現在では20番です。彼もまだ若いので…

若いながらも現鹿島のうっちーは
奈良橋の2番を襲名しましたが、前は20らしいですね。

羽ばたけ、若手!! 失礼しました。

posted by gunnershigh | 2008-04-24 10:11

20 神行太保戴宗

>gunnershighさん
『ザビエルの見た日本』は講談社学術文庫から出ています。
長ったらしい冒頭の引用は記事表示の際のネタバレを防ぐ意味もあるのですが、まあどこまで意味があるのかはわかりません。試行錯誤中です。
わたしが読んでおもしろかった本しかのせませんけどね。

なあるほど、期待の若手がつけることが多いのですか。
若手の番号…なんかそのあたりへの不満について書くことになりそうです。

posted by shousetsu | 2008-04-25 00:42

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