2008年04月09日

各国リーグにみるブラジル人選手の傾向 【ドイツの場合】

今回はブンデスリーガのブラジル人について。
来季からは3部が創設されて規模も拡大するブンデスですが、どうも頂上からはスター選手が流出する傾向にあるリーグです。
そんなもの悲しいブンデスリーガに所属するブラジル人は、今季開幕時点で29人。
外国人全体の約12%にあたります。
これだけなら今まで見てきたリーグと大差ないように見えますが、ブンデスの特徴はブラジル以外の南米選手が少ないことです。
スペインやイタリアの場合南米選手がそれぞれ80人以上いるのですが、ドイツでプレーする南米の選手は合計44人。ブラジル人以外は15人ということになりますね。
このブラジル人の突出した状況は、Jリーグにやや近いのではないでしょうか。
こうして無理やり親近感を抱かせて、今日もブラジル人を追っていくのであります。
前回・前々回にも言った理由で、冬の加入選手は原則除外します。

<FW>アタッカンチ
カカウ(シュツットガルト)、グラフィッチ(ボルフスブルク)、アンドレ・リマ(ヘルタ)、アイウトン(デュイスブルク)…
あ、あれ?こんだけですか。想像以上に貧相ですね。
カカウとグラフィッチはともかくA・リマは交代要員ですし、アイウトンに至ってはもはや完全に昔の名前。ろくすっぽコンディションも整いません。
うーん…原則除外といったけど、冬にヘルタに加入したラファエウを入れたいなぁ…。

<MF>メイヤー
ダ・シウバ(シュツットガルト)、ジエゴ(ブレーメン)、ジウベルト(ヘルタ)、マルセリーニョ(ボルフスブルク)…
やっぱりココは人がいるなぁ。他にもまだまだ候補がいますしね。
ボールがおさまる、チームを前に押し上げることができるブラジル人は、どの国においても重宝されるもようです。

<MF>ボランチ
ゼ・ロベルト(バイエルン)、チンガ(ドルトムント)、ミネイロ(ヘルタ)、ジョズエ(ボルフスブルク)…
数は格別多くありませんが、かなりいい選手がそろってます。
なんせゼ・ロベルト以外の3人は、いずれもリベルタドーレスを獲ってるんです。
ミネイロとジョズエはサンパウロで、チンガはインテル時代ですね。
ちなみにこのミネイロ、こんなアダ名なのに実はポルトアレグレ出身。
ミナス生まれでもないのになぜなんでしょうね?

<DF>ラテラル
ラフィーニャ(シャルケ)、デデ(ドルトムント)、ルシオ(ヘルタ)、ブラジェル・ダ・シウバ(コットブス)…
他のリーグに比べるとややトボしいですかね。
このポジションは先程やや少ないといった南米のそのほかの国、アルゼンチンのソリンやピノラ、チリのビダルにウルグアイのバレラなんかがけっこうがんばっています。
え?バレラはがんばってない?

<DF>ザゲイロ
ボルドン(シャルケ)、ナウド(ブレーメン)、ルシオ(バイエルン)、ビニシウス(ハノーファー)、オレステス(ロストック)、フェルナンド(デュイスブルク)…
ここですね、ドイツ最大の特徴は。
ブンデスリーガは実に多くのブラジル人CBを有しているのです。
しかもそれが強豪ばかりじゃない、弱小クラブにもゴロゴロいるからスゴい。
もちろんドイツの屈強なFWと対峙するわけですから、いずれも190cmに届こうかという巨人です。ナウドに至っては2mに近い。
小柄なテクニシャンや点取り屋が世界中に散ってるうえに、ドイツにはこんなに強靭な猛者どもを送っているのですから、ブラジルという国が強いわけですねえ。

<GK>ゴレイロ
なし
いません。そもそも外国人GKなるものがあまり見当たらないんです。
まあそういうポジションなんですよね、当然ですが。
特にドイツではGKは花形ですから、強豪になると控えにもなかなか外国人はいませんね。

クラブ別の在籍人数も見てみましょうか。
4人 シュツットガルト、ヘルタ
3人 ブレーメン、ボルフスブルク、デュイスブルク
2人 シャルケ、バイエルン、ドルトムント、ロストック

イタリアやスペインのリーグにおいて顕著だった、リーグ内のヒエラルキーがブラジル人の人数に表れるという傾向はあまり見られません。
資金面では2トップのバイエルンとシャルケが2人だけですからね。
またハンブルクやレバークーゼンがブラジル人ゼロなのに対し、昇格組のデュイスブルクには3人もいたりします。
どうもドイツにおけるブラジル人の多いクラブというのは、あくまでそのクラブの色であって資本力とはあまり関係ないもようです。
やはりCBや守備者に選手が多い影響ですかね。
攻撃の選手と比べるとおカネがかかりませんからね。シャツもあんまり売れないけど。

<おまけ>
そんでもってまたチームつくってみます。まあ補強が不可欠なんですが。

       11カカウ        9グラフィッチ
    (シュツットガルト)     (ボルフスブルク)
     7マルセリーニョ           10ジエゴ
    (ボルフスブルク)          (ブレーメン)
        8ミネイロ        5ジョズエ
        (ヘルタ)      (ボルフスブルク)
  6デデ      3ルシオ      4ナウド     2ラフィーニャ
(ドルトムント)  (バイエルン)   (ブレーメン)   (シャルケ)
               ※1ゴメス
               (PSV)
※12モレット(AEKアテネ)
 13ボルドン(シャルケ)
 14ダ・シウバ(シュツットガルト)
 15ルシオ(ヘルタ)
 16チンガ(ドルトムント)
 17ジウベルト(ヘルタ)
 18A・リマ(ヘルタ)

…どう考えても右が薄い。
RBの控えはチンガがやるしかないかな?
こうも左がそろうということは、やはりどこでも左利きの選手は不足がちなんですかねえ。

posted by shousetsu |14:47 | 何番? | コメント(5) | トラックバック(0)
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各国リーグにみるブラジル人選手の傾向 【ドイツの場合】

ブンデス2部になりますが1899HoffenheimにいるMFカルロス・エドゥアルドも入れて下さい。去年8月に破格の14.4億円で Grêmio Porto Alegreから移籍してきました。1部でも通じる力を持っており例外と言うことで。

posted by akiri | 2008-04-10 21:06

各国リーグにみるブラジル人選手の傾向 【ドイツの場合】

コメントありがとうございます

>akiriさん
ホッフェンハイム…ああ!あの村おこしクラブですね。
「Tor Tor Tor」さんのところでわたしは拝見しました。
どうやら昇格濃厚のようですし、エドゥアルド選手の来季の活躍にも期待ですね。
グレミオかぁ…、ロナウジーニョの出身と同じだなぁ。

posted by shouse | 2008-04-11 00:53

各国リーグにみるブラジル人選手の傾向 【ドイツの場合】

シャルケにいるもう一人のゼ・ロベルトも入れてやってください。昔、柏レイソルでプレーしていた選手です。

posted by schalke00 | 2008-04-13 14:38

各国リーグにみるブラジル人選手の傾向 【ドイツの場合】

ブンデスは他の5大リーグに比べても
中欧・東欧・アラブ圏の選手が多めな気がするので
南米の選手も量より質って感じですよね。

個人的にはブレーメンのジエゴ&ナウドが好きです。
レンタル放出中のカルロスアルベルトは・・・このまま戻ってこない気が・・・

posted by ジョナサン | 2008-04-14 03:26

各国リーグにみるブラジル人選手の傾向 【ドイツの場合】

> schalke00 さん
いましたねゼ・ロベルト。
元柏の選手でいえばドゥドゥもシャフタールで元気にやってますし、ヨーロッパで活躍できる選手をフロントが獲ってきますね。すばらしいです。
…Jで活躍した印象が薄いのはわたしの独断でしょうか?

>ジョナサンさん
最高ですよね。ジエゴ&ナウド。
なんか札束で持っていかれそうなのがコワイんですけど…。
カルロスはブラジルでも破天荒にやってるみたいですよ。
ドイツで彼のプレーを見たいんですけどねえ。

posted by shousetsu | 2008-04-14 05:38

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