2009年12月22日

9 ふたたびの花栄

最後は9番で決まり。これがナインボールとサッカーの共通点です。
小さな数の玉から順々に落としてゆき、最後に9番をコン! 
これが玉突きゲームたるビリヤード。ナインボールの基本ルールであります。
小さなナンバーからめいめい選手を経由し、最後に9番がドン!
これが球転がしゲームたるア式蹴球。サッカーの基本ルール…なわきゃありませんけど。

とはいえどんなチームでも垂涎モノでしょう。「アイツに渡せば…」なんて9番は。
なにせ他のどのスポーツよりも点が入りませんからね。一点の価値がハンパなく高い。
ゆえに各クラブはおのが運命をゆだねるに足る、優秀なハンターを追いもとめるのです。
そんなヒットマンの背番号9! …うーん、殺しのナンバーは007なんだけどなぁ。

ささいなことはおいといて…。
9番博覧会は今もそこらで開催中でしょうが、それぞれの思う9番とは誰でしょうか?
エトー、イブラヒモビッチ、ベルバトフ。それともジェコ、はたまたクレスポ…。
あるいはロナウド、インザーギ、モリエンテス、コレル…彼らはまだまだ現役です。
さらに前ならバティ、シアラー、ソニー・アンデルソン。さらにさらにダエイ、武田…。
コレはそれぞれ主観が全面に顔をだしますね。いや、すなおに好みというべきか。
筆者をよぎったのはモンテッラにコバチェビッチでした。はたしてみなさんの9番は?

さて…彼もこの面々に加わることになるんですかね? 例のC・ロナウドくんです。
いわずと知れた現代の花形ですが、彼が移籍した際「あれ?」と思いませんでした?
アイツ9番つけるの、マドリーで? わたしはしばらく違和感がありました。
まあとはいえヤツも今やたんなるウイングではなし、もとまれるのは得点だし…。
などとウンウンうなりながら翻意しました。まだ9番が似合うとまでは思えませんが。
近年のR・マドリーにおける9番たちを見るといたしかたなし。あきらめがつきまして。

ロナウド去りし後、R・マドリーのCFはファンニステルローイのものとなりました。
そして彼が17盤を継続した結果、不遇なナンバー9が生まれることとなったのです。
ソルダード、そしてサビオラ。彼らとてみすみすサブに甘んじる気はなかったでしょう。
されど結局ベンチが定位置に。こういうあつかいの背番号9は見たくありません。
もっともこれはマドリーのみの話でもなし。たとえばチェルシーにフィオレンティーナ。
エースFWが9番以外をえらんだ場合、どんなチームにも起こることではあります。
ならば9番を空席にしておけばいいのです。事実今季のチェルシーに9番はいません。
ところがそうは問屋がおろさない。それがスペインに存在する25番までルールなのです。

何度もいったこのルールについてはくりかえしません。コチラをご覧ください。
この規則、おおむねわたしは賛成です。大の男がトボけたナンバー背負うべきじゃない。
ですがコレにも致命的な弱点がありまして…。あまりにも枠に余裕がないんですよ。
移籍選手が余剰ナンバーから消去法で選択すると、トンデモナイ背番号が誕生するのです。

たとえばA・ビルバオのトケーロ。トップの一角を占める彼のナンバーはなんと2番!
あるいはマラガのルケ。デポル時代が印象的な男の背中にはなぜか5番が…。
このような例は過去にいくらでもあります。細かいのまであげてたらキリがない。
せめて30番まで枠があればとも思うのですが…あまり変わらぬやもしれませんね。

ところで…今まであたりまえのようにストライカーとしてきたこの背番号9。
ですがそうともかぎらぬパターンもあることは、前回の9番に書いたとおりです。
当時はスウェーデンのみを例にあげましたが、どうもこの現象は北欧全体に及ぶようです。
まあデンマークの9番がトマソンであるように、はなはだフラついた傾向ではありますが。

そうですね。まずはアウグスティヌセンを出しましょうか。
去年はCLに出場したオールボリの主将。彼は9番をつけたセンターハーフだったんです。
今季はザルツブルクへと移籍して、ものわかりのいい8番になりましたけど。
そして今度はノルウェーのスターベク。小林大悟選手が所属する例のクラブ。
このチームの9番ケラーもまたMF登録のようです。…まあ実のトコロは知りませんが。
どうも北欧という地域では、9番をハーフに導く力がはたらくみたいです。
…もっとも9番FWもまた存在しますがね。デンマークの9番はトマソンなんですから。
でもたぶんコレは…日本人ならわかりません? グローバルなんとかってヤツでしょう。

ためしに歴代デンマーク代表の背番号を、いくらかながめてみました。
9番に関していえば…まちまちですね。中盤だったり、あるいはFWみたいだったり。
順に下から敷きつめたようにも見えます。…だけど中盤のポウルセンが2番なのよね。
どうもこの件のカギはヘルベグのようですが。個人の好みが代表に定着したのかしら?
これは掘り下げる価値がありますな。春を待って「サッカーマガジン」めぐりふたたび!
…って、オレがやっていいものだろうか? 文字どおり手にあまる仕事なんだけれど。

おなじ玉突き競技なら、わたしはスヌーカーのほうを好みます。
わりと単純なナインボールより、複雑きわまるセーフティ合戦に興奮するんですよ。
てんで理解できちゃいませんけどね。突かれた二秒後に「おお!」と叫んでるワケですから。
身のほど知らぬずうずうしさ。これぞ筆者を背番号のナゾへといざなう悪魔なのです。



<おまけ>
ありゃりゃ。途中から9番がどこか飛んでいっちゃいましたね。
9、九、キュー…。うん、ダジャレにしとこう。

posted by 由比彰紀 |16:13 | ナンバー | コメント(6) | トラックバック(0)
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9 ふたたびの花栄

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こんにちは、しばらく夜の玉突きしてませんね。
ビリヤードは、夜中から朝までってのが、
10年前の夏休みでした。
合コンの2次会でもよく行ったなぁ…

ナインボールってシンプルでいいですよね。
やる事が決まっている。
後は、そこにどんなアプローチをするか。
ついでに相手の邪魔をするか。
フットボールの9番も一緒です。
ゴールを決めればいい。個性は後からついてくる。
ファンタジー?なんだそれ?
それくらいのストイックなストライカー欲しいなぁ…

そんない行きませんけど、今はダーツの方がいいですね。
やっぱり射止めないと、ね。

posted by がー。 | 2009-12-23 11:08

9 ふたたびの花栄

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コメントありがとうございます。

>がー。さん
ありゃ、プレイもたのしまれるんですか!
こちとら視聴オンリーです。そのくせプロにケチつけたりして。
何度か酔っぱらって行ったかなぁ。ロクすっぽ玉が突けませんでした(笑)

そうそう。ハンターには仕留める感覚が必須条件ですよね。
…で、今宵どなたか狩られました?

posted by 由比彰紀 | 2009-12-25 05:14

9 ふたたびの花栄

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9といえば、
誤差90度シュートのカボレですな。

絶好の得点の機会を失職しまくる先生が
FC東京の名物でした。

中東移籍後、ハットトリックを決めていたことは
ヒミツ、ヒミツ…

posted by まー。 | 2009-12-25 16:39

9 ふたたびの花栄

コメント投稿者ID :

ナインボールは親友がとてもうまくて、大学時代はよく行きました。

もちろん、ヤツの方が格段うまいのですが、
「勝った方が酒1杯」
という勝負では負けたことがありません。
(1番ボールから8番ボールまでヤツで、9番だけよーかいという「ごっつあんゴールも多数あり」)

そういうのだけ日を替えても10連勝以上してしまったので、もうヤツは、よーかいとはどんな勝負にも応じてくれません。。(笑)


9番といえば、まずは日向小次郎でしょうか。
ちなみに、フェルナンドトーレスは若林君がお好きで日向小次郎はあまりお好きではなかったようです。
http://supportista.jp/2009/12/news23050315.html

しかし、
「日向小次郎」がなぜに向こうでは「マーク・レンダース」になるのか…( ̄ω ̄;)
アニメ版の色の黒さだと、きっと彼はブラックアフリカンの血を引いているか、ヒスパニック系だと思われていたことでしょう。


次に、やはり9番といえば中山隊長。
来期は試合数が激減するJ2では、石崎ハイプレス戦術のコンサが昇格1番候補だとよーかいは思っていましたが、若いチームの中でいい先輩としてチームを引っ張っていってまだまだ勇姿を見せて貰いたいものです。
できれば再来年もう一度J1で!


そして、絶対に忘れてはならない9番といったら「師匠」です!!!ヾ(。`Д´。)ノ

代表では11番のイメージが強く、鹿島では30番のイメージがある人も多いと思いますが、鹿島で98-99シーズンの2季、マリノスで07シーズンの1季、栄光の9番をつけています。

ただし、材木軍でも30番を付けているということは、彼は30番が好きなプレイヤーなんだろうなぁ…。

posted by よーかい | 2009-12-25 23:43

9 ふたたびの花栄

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こんばんは、ユフィさん!
私は94年のアッズーリのユニフォームが色・デザインで大好きで(最近のは水色すぎ!)、
その時の9番タソッティをあげときます。
バレージ、マルディーニ、えっとあと一人失念、
この4人でのカテナチオが今まで見たアズーリでも最強だと思っております。
他に9番といえば、サイボーグ009が浮かびますな。
001~008が昔見た白黒時代の放送ではめったに揃わず、全員揃えば万国博、世界親善、
♪こんにちは~、こんにちは~、世界の国から~
そんな脳内刷り込みが復活です!
速く走れるだけの009がなぜ最強なのか?
う??サッカーなら確かに最強かも?
何の話なんでしょう、訳わからんので、本日これまで~(NHK新八犬伝風締めw)
では!

posted by weed | 2009-12-26 22:01

9 ふたたびの花栄

コメント投稿者ID :

>まー。さん
かもね、カーモネ、そうかもね(笑)
彼のチャントはおそろしくツボでした。最高のセンスですよ、あれ。
「今夜決めなきゃ!」って言ってるのにさ。…ま、それがイイんでしょうけど。

>よーかいさん
おやおやまたプレイヤーが。ナインボールは人気あるようで。
まあわたしは観戦専門ですからスヌーカーです。最近J-SPORTSやってくれないね。
知らぬ間にポール・ハンター死んだなぁ。27歳だったのになぁ…。

お、キャプ翼ネタだ(笑) へえ、スペイン語だと「ツバサとゴンゾー」になるんですか。
そして「タンスにゴン!」と。そうですよね、中山選手は9番ですよね。
日韓W杯のときは似合わなかったなぁ。シュンスケ選外でまわされた10番…。

師匠は30番でいいんです。たびがらすにはどこ吹く風の背中が似合う。
ビエリにしろアネルカにしろ、流れ者の背番号は風変わりなほうがキマリますから。
一宿一飯の恩義に報いる渡世人は、顔も背中もハッキリしてたほうがよろしい。
京都にいるときゃしのぶで、神戸じゃなぎさと呼ばれてもこまりますから(笑)

>weedさん
もうひとりはベナリーボかコスタクルタですかね。根拠はうすいですが(笑)
コチラのほうは解決済みでして。シニョーリやカジラギの背番号が大きいワケです。
…まあキライなんですけど。守備をつかさどる9番なんて。

お、009できましたか。
あのそれぞれに特殊能力ひとつというのは、最近のアメリカドラマにもあるそうですね。
まあリバイバルりばいばるでしょう。あるいはリスペクトって言うのかしら(笑)
そもそも馬琴の八犬伝だって水滸伝の焼きなおしなんですから。では。

posted by 由比彰紀 | 2009-12-27 16:14

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